いのちと放射能

いのちと放射能

ビジネス・実用
605円 (税込)

3pt

4.1

私たちは原子力に頼っていて本当によいのか。なぜ放射性物質による汚染は恐ろしいのか。放射能によって癌や突然変異が引き起こされる仕組み、大人より子どもに影響が大きい理由を、生命科学者がわかりやすく解説します。それでも核燃料サイクルへの道を突き進む行政のありかたと、命を受け継ぐ私たちの自覚を問う。

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いのちと放射能 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    柳澤桂子さん・・・私がまだ学部生そして修士だった頃、著書を読みとても共感をしてました。でも、数年前に読んだ「生きて死ぬ智慧」の著者と同一人物だと知ったのはつい最近のことでした。

    卒論と修士論文は遺伝子工学に関するものでしたので、放射能・放射線についての遺伝子・DNAの影響は知っているつもりでいました。

    著作のはじめにの項で、いま私がすべきであると思うことにすべてをかけてみるしかありません。「いまからでもおそくない」と信じて。

    今読んでも放射能の怖さを知るためにとても分かりやすい書籍だと思います。是非ご一読を!

    0
    2011年10月02日

    Posted by ブクログ

    本書は1988年、1986年4月のチェルノブイリ原発事故の後書かれ、2007年に文庫本として出版された。

    原子力問題で一番の悪者は誰でしょうか?
    原子力を発見した科学者でしょうか、
    原子力発電を考案した人でしょうか、
    それを使おうとした電力会社でしょうか、
    それを許可した国でしょうか、
    その恐ろしさに気づかなかった国民でしょうか、

    私が一番悪かったのではないかと気づき、慄然とした。

    福島原発の惨状を毎日のニュースで見ながら、自分に問いかけながら読み進んだ…

    0
    2011年05月15日

    Posted by ブクログ

    放射能が何故こわいか、わずかな放射線が生命にもたらす影響など、生命科学者によるわかりやすい言葉で綴られている。

    すぐには症状が出なくても遺伝子が傷つき将来子孫に影響する可能性もあるという放射能。

    架空の安全性の上に国の原子力計画は進められているという。

    そして、放射性廃棄物処理の術を持たぬ人類。

    さらに、私たちの心の問題まで言及し、地球と生命を守るのは我々庶民だと一人一人の自覚をうながしている。

    今こそ必読書。

    0
    2011年04月24日

    Posted by ブクログ

    放射能に対して、漠然とした恐れがある中で、
    どうせ恐れるなら正しく恐れたいと言う思いから、読んでみました。

    放射能は、DNAを傷つけ、傷ついたまま子孫に受け継がれ、この傷が何代も蓄積していくと言います。

    どんなに科学が進歩しても、人間のすることに完全と言うことはないのに、こんな恐ろしい原子力政策が安全だとうたわれてきたことに、疑問を感じました。

    生命科学者であり、母でもある著者の
    「私たちは浮かれ過ぎてはいないでしょうか。おごりすぎてはいないでしょうか。欲望は際限なくふくらむことに気付いているでしょうか。」
    と言う言葉に、自分の生き方も、考えさせられました。

    電気を使うと言うことは、原子力発電もたくさん使うと言うこと。。
    まずは、自分の生活から見直して、少しでも節電を心がけて行きたいと思いました。

    0
    2011年11月29日

    Posted by ブクログ

    分子生物学の研究者の立場から、放射能の怖さをわかりやすく解説。イメージではなく科学的に放射線が人体にどのような影響を及ぼすかをわかりやすく解説している。

    0
    2011年06月12日

    Posted by ブクログ

    読むべき。
    の一言に尽きる。って言っちゃうと感想ぽくないけれども。

    チェルノブイリの事故を。
    日本で起こった原発事故を。
    忘れないために。同じ過ちを繰り返さぬために。

    なぜ原発が恐ろしいのかをわかりやすく説明されている本。

    0
    2010年12月24日

    Posted by ブクログ

    遺伝子は体内でどのような働きをしているのか、胎児の発生はどのように進むのか、放射線の電離作用とは何か。このような根本的なところから、放射能がなぜ生命にとって危険なものなのかを平易なことばで簡潔に解説してくれています。

    放射能汚染の時代に暮らす私たちに対してのみならず、将来の世代にまで生命の危険をもたらしてしまう原子力や放射能の利用に警鐘を鳴らしている本書は、生命科学者の書いた一般読者向けの著作としては大変貴重なものだと思います。

    0
    2013年04月11日

    Posted by ブクログ

    チェルノブイリの事故を受けて生命科学者が書いた本。地震による原発事故の可能性にも言及している。
    記憶している以上に原発事故が多いこと、危機一髪な状況を何度も繰り返してきたこと…そして、いま。わたしたちは、なぜ学ばないのか、変わろうとしないのか。代替案を提示しない感情的な文体に疑問を感じるところもあったけど、放射性物質が生命に与えるメカニズムの解説は平易で分かりやすい。

    0
    2011年04月13日

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