加藤文元の一覧
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2020/09/11更新
ユーザーレビュー
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今話題のIUT理論およびABC予想の解説本である。
この理論の創始者である望月先生と昔から親交のある加藤文元先生の著書であることから理論の
発展が発展していく歴史をも垣間見ることができる。
と言うのは加藤先生と望月先生は2005年から2011年まで望月理論についてのセミナーで
色々語り合...続きを読むKKenNakamura -
自分は一応数学で学士の学位を持っているが,望月教授が発表した論文は正直Abstructの1行目からちんぷんかんぷんであった.
本書は望月教授と親交深い加藤教授が,数学の専門的な知識をほとんど使わずに,IUT理論の概念について解説している.
本書を読むことで,一般の読者でも望月教授の理論が現代数学...続きを読むPosted by ブクログ -
数学に苦手意識があったため、学生時代はとにかく数学の概念や操作を言葉にして噛み砕く努力をしていた。一般的に「わかりやすい」と称される数学教師というのは、そのような「翻訳」作業を巧みに行うことができる人だと思う。
ほんの入口に過ぎない高校数学と同列にするのは大変恐縮だが、著者の加藤氏の語り口はすぐれた...続きを読むPosted by ブクログ -
到底内容を理解することはできないものの、IUT理論の基本思想のようなところに触れられたのは、よい経験でした。
二つの数学的宇宙をつなげる、というと、「何でもあり」になってしまいそうですが、そこはそうはならないとのこと。
ここが、IUT理論の味噌であり、難しいところでもあるのでしょう。Posted by ブクログ -
縦書きの啓蒙書なのでスイスイと読めた。いろいろとインスパイアされる良書。
忘れないように覚書。
1) inter-universeという意味は2つの世界、従来の数学世界と今一つ加算と乗算の関係性(正則)が崩れる世界を構築する。
2) 2つの世界は並行宇宙的なものより「入れ子」的になっている。
3) ...続きを読むPosted by ブクログ