物語 数学の歴史 正しさへの挑戦

物語 数学の歴史 正しさへの挑戦

ビジネス・実用
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古代バビロニアで粘土板に二次方程式の解法が刻まれてから四千年、多くの人々の情熱と天才、努力と葛藤によって、人類は壮大な数学の世界を見出した。通約不可能性、円周率、微積分、非ユークリッド幾何、集合論-それぞれの発見やパラダイムシフトは、数学史全体の中でどのような意味を持ち、どのような発展をもたらしたのか。歴史の大きなうねりを一望しつつ、和算の成果や19世紀以降の展開についても充実させた数学史決定版。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    物語 数学の歴史 正しさへの挑戦
  • タイトルID
    :
    235003
  • ページ数
    :
    323ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年12月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    81MB

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物語 数学の歴史 正しさへの挑戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大半のページについて、平易な言葉で書かれていたし、数学を専門としていない者にとって聞き馴染みのない言葉を、説明の為に使用する他ない場面でも、必ずその後に言い換えて説明されていたため、大変理解のために助かった。
    1周目に理解できなかったところも、所々あるため、折りを見つけて再読したい。

    0
    2025年04月05日

    Posted by ブクログ

    数学するということが、そもそも、どういうものであるかというところから始めているのが素晴らしかった。

    割り算が、文明によって、異なる処理のされかたをしているのが興味深い。特に、ユークリッドの互除法が割り算と強い関係にあったことに気づかされた。

    ニュートンやライプニッツが微分積分学を発見したとは言い切れないというところに面白さを感じた。

    和算がどういうものか気になってきた。ただし、西洋の数学は内に矛盾を貯めているのが特徴のようである。

    射影幾何学は長さや角度を無視する幾何学であるということを知り、ためになった。

    素人でも理解できるのは、19世紀くらいまでだと思った。20世紀以降は、層や多様体、作用素環やスキーム、トポスは理解しにくいかもしれない。

    主軸として、計算する数学と計算しない数学(見る数学)をもとにしているので、読みやすかった。

    主題があるので、歴史の順序が右往左往するが、それは、最後の年表をみれば済むことなので、気にすることはないと思う。

    0
    2019年02月19日

    Posted by ブクログ

    古代から現代に至るまでの数学の通史を一気に読み通しました。数や図形から始まった数学の始まりから、現代までの捉え方とその間にあった出来事などが簡潔にまとめられていると思います。より詳しいことを知ろうと思えば、個別の数学的事象について学び続けることが必要ですね。それと同時に、この物語を読むと、普段使っている数学が数世紀前の数学だなということを実感します。今の数学を知り、使えるようになればできることも増えてくるのだろうと思います。やはりいろいろなことを知り、手を動かすことは大切だなと考えます。

    0
    2023年02月19日

    Posted by ブクログ

    第一章「数学の芽」、第二章「数学の始まり」、第三章「西洋数学らしさ」、第四章「古代から中世へ」、第五章「カメに追いつくとき」、第六章「計算する魂」、第七章「曲がった彫刻」、第八章「見えない対称性」、第九章「形に対する悦び」、第十章「感性の統合」、第十一章「フェルマーの最終定理」、第十二章「空間と構造」。西洋、東洋を含めて、数学の歴史を物語る。現代に近づくほど、説明される数学の内容が難しい。より抽象度が高くなるからか。

    0
    2020年03月06日

    Posted by ブクログ

    古代からの東西の数学の歴史を、「体型構築」や「感性」の観点で解説する。非ユークリッド幾何学の意義に関する理解が深まったし、リーマンのことを学びたくなる。日本の数学のことも少し知れた。もっと勉強すればさらに意味がわかると思う。

    0
    2019年08月07日

    Posted by ブクログ

    途中から分からない専門用語が多くなり、終始置いておかれないように食いついていくのがやっとだったが、へー、そういうことだったのかという部分は多々あった。

    ・ユークリッドの互除法
    ・中国と日本の数学
    ・ピタゴラスの三つ組
    ・ニュートンとライプニッツの微分積分のアプローチの違い
    ・不足角、ユークリッドの第5公準
    ・プラトンの三つ組と正多面体
    ・ガロア理論と対称性と表現論
    ・射影幾何学
    ・レム二スケート曲線は楕円関数の一つ
    ・素数の性質の二段階
    ・理想数からイデアルヘ

    0
    2015年01月26日

    Posted by ブクログ

    東洋数学についても論じられているのが新鮮。著者が言うように確かにガロアは群論とか、フィボナッチは数列、とか薄ぼんやりと西洋数学者については知っているけど関孝和については何も知らないな…。和算の本も読もうかなぁ。

    0
    2011年02月23日

    Posted by ブクログ

    紀元前のユークリッド「原論」やアルキメデスからフェルマーや現代の研究者までの数学の歴史について記したもの。簡潔にまとめられているが、素人には内容が難しい。特に近代の数学の理論は理解できなかった。印象的な記述を記す。
    「ユークリッド「原論」」
    「アルキメデス」
    「フィボナッチ数列(ウサギの繁殖行動)
     1,1,2,3,5,8,13,21,34,55..
     隣り合うフィボナッチ数の比
     Φ=1+1/ 1+1/ 1+1/1+...=1+1/Φ
      =1+√5/2
      =1.618033989...(黄金比)」
    「オイラーのゼータ関数
     1/1※2 +1/2※2 +1/3※2 +1/4※2 +...+1/n※2 =π※2/6」

    0
    2018年11月26日

    Posted by ブクログ

     「古代ギリシャ世界から始まり、中世アラビア世界を経由して、その後ヨーロッパ世界に流入」(p.i)する「西洋数学」の流れ、そして「古代中国に起源を発し、近世以降の日本に和算という独特の数学の伝統をもたらした」(同)「東洋数学」の流れについて概説し、その2つが統合されていきつつある「現代の数学」について述べられている。
     数学の門外漢が読むと、ほとんど理解不能な部分もあったが、そのエッセンスというか、ある枠組みが取っ払われてもう1つの枠組みが構築されていく様子が、まるでミステリーのどんでん返しのような感じがして、面白いと思った。
     まず数学には「『計算する』という数学の形式的側面と、図形を『見る』という直観的側面」(pp.15-6)の2つの側面があって、いわば縦糸と横糸のような2本がどう織り合わされていくのか、といった面があるということに気付かされた。これに符号するように、本書のサブタイトルである「正しさへの挑戦」に示されている「正しさ」というのが「知性的な精神活動であるという側面と、感性による受け入れという側面」(p.34)があり、長い引用になってしまうが、「数学するという行為においては、直観の重要性はいくら強調しても強調しすぎることはない。数学の進化とは、正しさの直観能力の進化である。それは人間の悟性が、より抽象的な世界の中に新たな正しさを見出すことである。そして数学における抽象化とは、対象やパターンに対する意図的な健忘を通して、人間の感性を洗練することに他ならない。」(pp.34-5)という部分は、おそらく数学を研究する上で心得ておくべき大事な部分、というか数学の持つ「美しさ」を発見する上で必要な認識なんだろうなと思った。数学に限らずすべての自然科学、あるいはそれをモデルとした諸分野で、こういった感性を研ぎ澄ます必要があるのではないかと思った。逆に緻密な演繹的作業が行われていても、感覚的に違うと思うような理論は、全人類的な学問にはならないんじゃないかとも思った。
     議論からは逸れてしまうが、なぜ古代ギリシャ人が色んなことを思いついたのか、というあたりの説明が面白い(pp.76-8)。要するにヒマだったから、とか計算が苦手だったから、と説明されている。ヒマな人たちがいないと哲学に帰結されるような学問は発展しないのかな、と思ってみたり。
     具体的な数学の話としては、やっぱり微分の話が面白い。微分というと、単にグラフ書いて接線の式を求めるとか、そういう作業的なものという意識がおれには強いが、要するに「運動の瞬間速度を求めることと、函数のグラフの接線を求めることは、同じ数学的現象を二通りに言い表したものに過ぎない。どちらも『変化率』、つまり変化の割合が問題となっているからだ。」(p.129)のあたりが、面白い。どんな曲線もある1点から極めて微細な距離を持った点までは直線なんじゃないか、という。そもそも点という概念の難しさや、極めて微細な、というあたりの、限りなくゼロ、無限、という概念が数学の中の大きなトピックになっているように思えた。
     また、やっぱり非ユークリッド幾何学の発見、というのはよく分からないけどすごいと思った。平行線は交わる、という考えを積極的に認めようとする理論なんて、凡人には思いが至らない。
     というように、よくは分からないけど、数学の発展の歴史を概観しながら、数学とはどういうことをどういう風に考えるものなのかということをそれなりに知ることはできる有益な本だった。よく言うことではあるけど、こういうことを理解していれば高校の数学はもっと面白いと思ったかもしれない、という月並みな感想を持った。(15/01/2-)

    0
    2015年01月27日

    Posted by ブクログ

    19世紀以降の数学については理論の名前だけ挙げて「難しいから詳細を知りたい人は自分で調べてね」というスタンス。
    西洋数学と東洋数学という対比もお題目として挙げただけで尻切れトンボ。
    現代数学につながる大まかな流れはわかるにはわかったが構成については疑問を感じずにいられなかった。

    0
    2011年04月16日

物語 数学の歴史 正しさへの挑戦 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    物語 数学の歴史 正しさへの挑戦
  • タイトルID
    :
    235003
  • ページ数
    :
    323ページ
  • 電子版発売日
    :
    2013年12月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    81MB

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