ビジネス・実用 - 中央公論新社の検索結果

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  • 継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    継体天皇 六世紀に現れた世襲王権の「始祖王」

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    5世紀以前、複数の王族集団から適格者が即位していた大王。だが6世紀初頭、北陸からヤマト王権の有力豪族の招聘によって、王権との血縁が不確かな継体天皇が即位する。彼はどのような背景を持ち、なぜ即位できたのか。あるいは新王朝だったのか――。 王位継承後、朝鮮半島の新羅、九州の国造磐井など敵対勢力と向き合い、反乱を収め権威を確立していく。血統重視の世襲による天皇家を創った「始祖王」継体天皇と、6世紀の倭の実態を描く。
  • 完訳 フロイス日本史(全12巻合本)

    完訳 フロイス日本史(全12巻合本)

    ビジネス・実用
    -
    1巻13,200円 (税込)
    信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史。全12巻合本版。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。 【全巻構成】 1 将軍義輝の最期および自由都市堺(織田信長篇Ⅰ) 2 信長とフロイス(織田信長篇Ⅱ) 3 安土城と本能寺の変(織田信長篇Ⅲ) 4 秀吉の天下統一と高山右近の追放(豊臣秀吉篇Ⅰ) 5 「暴君」秀吉の野望 (豊臣秀吉篇Ⅱ) 6 ザビエルの来日と初期の布教活動(大友宗麟篇Ⅰ) 7 宗麟の改宗と島津侵攻(大友宗麟篇Ⅱ) 8 宗麟の死と嫡子吉統の背教(大友宗麟篇Ⅲ) 9 島原・五島・天草・長崎布教の苦難   (大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ) 10 大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗   (大村純忠・有馬晴信篇Ⅱ) 11 黒田官兵衛の改宗と少年使節の帰国   (大村純忠・有馬晴信篇Ⅲ) 12 キリシタン弾圧と信仰の決意   (大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ )
  • 台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム

    台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    近年、危惧される「台湾有事」。 中国の軍事力増強は目覚ましく、台湾周辺での演習も常態化している。1950年以来、中台双方の軍事行動を封じてきた米国の関与も揺らぐ。危機は本当に避けられないのか。 本書は「侵攻か否か」という単純な議論を超え、中台の軍事・防衛力を検証し、歴史とともに作り上げられた複雑な抑止と危機管理のメカニズムを解き明かす。 安定と平和のために国際社会、そして日本は何ができるか。 ■目 次■ はじめに 序 章 「台湾有事」とは何か 第1章 歴史の影――海峡を隔てた内戦の継続と冷戦 1 日本による台湾の割譲と返還 1895~1945 2 台湾海峡で睨み合う蔣介石と毛沢東 1945~1960 3 大陸反攻と外交闘争 1960~1969 4 狭まる国際空間と対米断交 1969~1979 5 民主化の波と蔣経国の決断 1979~1987 コラム① 日本の戦後処理で「放棄」された台湾 コラム② 米中「三つの共同コミュニケ」と「一つの中国」をめぐる相違 コラム③ 米国の台湾関係法と「現状維持」の戦略 第2章 冷戦後の台湾――統一圧力下の危機管理と現状維持 1 李登輝の政治改革と危機の再燃 1988~2000 2 陳水扁政権への「独立」阻止の圧力 2000~2008 3 馬英九の対中融和路線と統一への懸念 2008~2016 4 民主主義国の蔡英文への支持 2016~2024 5 内外の制約と頼清徳政権 2024~ 第3章 中 国の台湾侵攻は可能か?――決断を縛る三つのハードル 1 台湾侵攻の決断条件 2 中国人民解放軍の実力 3 想定される侵攻シナリオ 第4章 台湾はいかに守るか?――台湾防衛の実像 1 専守防衛への転換と戦略の調整 2 台湾を防衛する「中華民国」の軍隊 3 国家総動員体制 4 米国依存の軍事力整備からの脱却 5 中国の侵攻シナリオに対する軍事力 第5章 軍 事侵攻か? 平和統一か?――台湾統一への道筋 1 侵攻を決断する「好機」と「最後の機会 2 平和統一路線と台湾をめぐる正統性 3 戦わずして統一するアプローチ 4 武力が選ばれるとすれば――条件付きの将来戦 第6章 「台湾有事」は回避できるか?――抑止と危機管理のメカニズム 1 米中の思惑が交叉する台湾海峡 2 米台関係の実務と基盤 3 危機回避を支える国際関与 4 「台湾有事」と日本 終 章 台湾海峡の平和と安定 おわりに 主要参考文献 関連年表
  • 銭湯図解

    銭湯図解

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小杉湯番頭兼イラストレーターで設計事務所出身の著者が、建築の図法(アイソメトリック)を用い、銭湯の建物内部を精密な俯瞰図で描く「銭湯図解」。Twitter上で発表されて話題となり、新聞、テレビ、ラジオなどでも取り上げられたシリーズが待望の書籍化。銭湯初心者から上級者まで楽しめ、心もほかほかになるイラストエッセイ集。 ◇本書掲載の銭湯◇ 00 小杉湯(東京・高円寺)…ホーム銭湯 01 大黒湯(東京・北千住)…銭湯の原風景 02 梅の湯(東京・荒川)…女友達を連れて行く銭湯 03 斉藤湯(東京・日暮里)…まっすぐ真面目な銭湯 04 萩の湯(東京・鶯谷)…銭湯のテーマパーク 05 戸越銀座温泉(東京・戸越銀座)…ご飯がおいしくなる銭湯 06 大黒湯(東京・押上)…露天の王様 07 喜楽湯(埼玉・川口)…古くて新しい銭湯 08 大蔵湯(東京・町田)…現代銭湯建築の傑作 09 久松湯(東京・練馬)…銭湯建築のニューウェーブ 10 桜館(東京・蒲田)…春に行く銭湯 11 湯どんぶり栄湯(東京・日本堤)…贅沢な銭湯 12 吉の湯(東京・成田東)…遠足したくなる銭湯 13 サウナの梅湯(京都)…京都に浸る銭湯 14 一乃湯(三重・伊賀)…マニアが焦がれる銭湯 15 薬師湯(東京・墨田区)…お風呂のエンタメ 16 蒲田温泉(東京・蒲田)…昭和を味わう銭湯 17 境南浴場(東京・武蔵境)…泣きに行く銭湯 18 大黒湯(東京・代々木上原)…代々木上原の異世界 19 クアパレス(千葉・習志野)…銭湯界のエデン 20 平田温泉(名古屋)…愛情につかる銭湯 21 昭和湯(徳島)…会いに行きたくなる銭湯 22 金春湯(東京・大崎)…実家みたいな銭湯 23 寿湯(東京・東上野)…はじめての銭湯図解
  • 軍都を歩く 基地と住民の地域生活史

    軍都を歩く 基地と住民の地域生活史

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻1,265円 (税込)
    帝国日本の軍事施設が置かれていた街・軍都。 東京から郊外、地方へと徐々に拡散した軍隊は、地域に被害と利益をもたらした。 本書は身近に基地がある日常の実相を生活者の目線から描く。 下宿先との親交、料亭での大騒ぎ、弾丸を拾う子ども……戦前・戦中の記憶は、戦後のまちづくりや自衛隊誘致につながる。 藤沢、新宿、霞ヶ浦から呉、江田島、南西諸島まで。 学術研究に現地取材を加え、現代の課題に接続する歴史まちあるき。 ■目次■ はじめに―列島津々浦々に軍都あり 序章 軍用地の分散化の近現代素描 旧城郭の軍都/郊外に拡大する多様な軍用地/「新型軍都」の建設/地方軍用地の戦中戦後の連続性/自衛隊のアウトリーチ/経済成長と補償型政治/分散化の帰結/基地を受容する文化/まちかどの地域生活史 第一章 湘南海岸に眠る海軍と米軍の記憶〈神奈川県藤沢市辻堂〉 地図に見出す旧軍用地/横須賀海軍砲術学校の演習場/民家への分宿/利益を伴う交流/藤沢の軍都化/幻の東京侵攻作戦/SFCで米軍を迎撃/旧軍用地の開拓/米軍演習場チガサキ・ビーチへ/大惨事となった駅の爆発事故/冷戦下の上陸訓練/不発弾暴発による子どもの犠牲/高まる返還運動/背景としての住宅地化/湘南はマイアミに、米軍基地は沖縄に/基地県としての神奈川 コラム・歴史の歩き方1 街の歴史調査インフラを活用する 第二章 公園化する演習場〈軍都東京・新宿戸山ヶ原〉 軍都新宿の群像劇/皇居周辺から西への分散/演習場は遊び場/屋内射撃場/怪人二十面相の隠れ家/子どもたちにとっての戸山ヶ原/不気味な科学研究所/軍人の街/東京名所/軍用地が自然を残す逆説/文人が愛した戸山ヶ原/空襲から逃げる/避難場所としての演習場/現在の戸山を歩く/演奏場から演劇場へ/戦後も遊び場に/まちかどに残る痕跡 コラム・歴史の歩き方2 生の声と文字の声を聴く 第三章 「空都」と自衛隊のスペクタクル〈茨城県・霞ヶ浦〉 土浦市の飲食店に残る歴史/飛行場建設業者/飛行機と花火のスペクタクル/国際交流さかんな「空の港」/航空隊は観光地/歓楽街の今昔/「海軍さん」の「芋掘り」/「空都」の英雄礼讃/戦争下の花火大会/軍隊による水害救援/屏風に描かれた等身大の心情/占領期の秘話/「空都」から学都へ/自衛隊誘致による復興への期待/御用商人と軍艦マーチ/自衛隊のパレード/埋没する経済効果/戦後も水害救援 コラム・歴史の歩き方3 自転車で土地の歴史をつかむ 第四章 旧軍都の平和都市と海軍・自衛隊の街〈広島・呉・江田島〉 歴史の最先端としての現在/広島の隣町には自衛隊/軍都広島の郷土部隊/ヒロシマの自衛隊パレード/軍港観光地・呉/市・商工会議所・自衛隊の三位一体/「平和産業港湾都市」か「軍港」か/製鉄所跡地を防衛拠点に/南西シフトとの関連/海軍・海自の町を歩く/江田島の海軍兵学校生徒/倶楽部とは何か/家につまった思い出/蜜柑と子馬/「下宿あります」―戦後も続く交流/軍人と御用商人の娘の結婚 コラム・歴史の歩き方4 軍用地をつなぐ道―国道一六号線・国道五八号線 第五章 過疎化のなかの自衛隊誘致〈沖縄県八重山・与那国島〉 南西シフトの現場/台湾が見える日本最西端の島/巨大墓/空襲/マラリア被害/各集落の真新しい官舎/密貿易の繁栄から過疎化へ/国際交流と自衛隊誘致/自衛隊=企業論/住民投票/賛否の背後にある声/配備後の細やかな配慮/コミュニティ活動の担い手/移住者としての自衛隊員/日米共同訓練/ミサイル配備計画の衝撃/島外避難計画 コラム・歴史の歩き方5 碑を読み解く 終章 歴史のフィールドワーク ギャップに驚く/日常の空気感に分け入る/軍事化と都市化/見慣れたものと不気味なもの/身体知としての歴史/街を歩いて歴史に浸る
  • 身体の美学入門 感性から捉えなおす人間の本質

    身体の美学入門 感性から捉えなおす人間の本質

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    「目の綺麗な人だな」「あの人は怖そうだから」。 私たちは、人の見た目の違いを美で判断する生き物である。 顔つき、しゃべり方、匂い、肌の色、肥満・痩せ、障害。 本書では人の身体をめぐる美的判断を探究し、いかに美しさ・醜さが歴史的に創られてきたかの軌跡を追う。 そこから人が心に抱くエロス、愛の真価を突きとめる。 違いをうまく扱う知恵を手に入れ、ルッキズムや多様性の限界をこえる。 心に美をまとうための美学入門。 【目 次】 はじめに 違いについての学問  バラバラになる社会  身体を介して他者に出会う  本書の構成 第1章 美学、「私の中の他者」との出会い 下位の認識能力  眼を閉じ、耳をふさぐデカルト  ライプニッツによる認識の分類  識別できるが説明できない  日常は「渾然」「曖昧」だらけ  過去の経験と「傾き」  私の中の他者  より良く/善く感じるための学問  ソマティック・マーカー仮説将来のシナリオの評価  生物学的次元と社会的次元のからまりあい 第2章 感性、このやっかいであなどれないもの 無関心性(没関心性)  関心まみれの出会い  身体の評価=人物の評価?  サイズ、形、動き、色、匂い、服装  口笛でヴィヴァルディ   自分の身体にくつろげない  感性の保守性  鏡としての感性  法律の限界  権利ではなく魅力で  ふくらはぎに見惚れる  感性の逸脱  差別化と他者化  自然化される趣味 第3章 醜による他者化 科学と哲学  ルネサンスの豊満な女神  「人種」の創造  ホッテントット・ヴィーナス  見世物小屋=他者化の装置  プロテスタント的禁欲主義  「健康リスク」と「私らしさ」のあいだ歴史のレンズを通して見ている  醜とは何か 第4章 美による差別化 遅れてやってきた運動  彼らとは違う「私たち」  トニ・モリスン『青い眼がほしい』  醜さのマント  ディックとジェーン「二重のまなざし」に殺されないために  アフリコブラの輝き 象徴としてのアフロヘア  画面を埋め尽くす文字  黒人の美学日本語の「美学」のニュアンス 第5章 逸脱する感性 規範的感性と逸脱的感性  再認=既知への取り込み  知覚=未知の発見  個別性との出会い  知覚は自由に展開していく  対象に降伏(surrender)  慣習にあらがう能動性  見方が市民権を得るまで 山の「醜さ」  つるつるでゆがみのない球  天文学の衝撃無秩序で複雑で無限の世界  崇高さの発見  グランド・ツアー  日誌や手紙のライブ感  正義のプロセス/エロス的プロセス 第6章 エロスから愛への進化 きよしさんの指隠し撮影  「感染」の倫理性  スタイルとは何か  自然にはスタイルはない  表出ではなくパターン  選択なぜこのやり方なのか?  基準のゆらぎをうけとめる  愛への進化  アイデンティティ・ポリティクスを降りる おわりに 参考文献
  • 富士日記(上中下合本) 新版

    富士日記(上中下合本) 新版

    ビジネス・実用
    -
    1巻3,124円 (税込)
    夫、武田泰淳と過ごした富士山麓での十三年間を、澄明な目と無垢な心で克明にとらえ、天衣無縫の文体で映し出す日記文学の白眉。愛犬の死、湖上花火、大岡昇平夫妻や土地の人々との交流……。執筆に加え講演、選考会など多忙をきわめる夫、季節のうつろい、そして夫の病。「忙しくくたびれて」日記を付けられなかった二年間をはさんで、ふたたび丹念に綴られた最後の一年。昭和三十九年七月から五十一年九月までの日記を収録。田村俊子賞受賞作。巻末に関連エッセイを収録。
  • カラー版 皇室のお宝

    カラー版 皇室のお宝

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,540円 (税込)
    伊藤若冲「動植綵絵」、狩野永徳「唐獅子図屏風」、横山大観「日出処日本」……。 長い時間をかけて大切に受け継がれてきた名宝には日本人の感性が息づいている。 豪華絢爛な作品の背景にある歴史的事実とは……? 2026年リニューアルオープンの皇居三の丸尚蔵館を中心として、皇室にゆかりのある絵画作品や工芸品を、「日本史王」の著者が一挙紹介。 歴史家の「目」をもって作品の背景を読みとけば、日本人の自然観や宗教、政治的思惑が浮かび上がる。 皇居三の丸尚蔵館グランドオープン記念刊行! 図版30点、全頁オールカラー。 由緒正しき超一級品、ずらり集結! 伊藤若冲「動植綵絵」/高階隆兼「春日権現験記絵」/「蒙古襲来絵詞」/豊臣秀吉「豊臣秀吉朱印状(八条宮宛)」/藤原定信筆「金沢本万葉集」/葛飾北斎「西瓜図」/邨田丹陵「大政奉還」/和田英作「憲法発布式」/海野勝珉「蘭陵王置物」/横山大観「日出処日本」/伝狩野永徳「源氏物語図屏風」……など 【 目次 】 第1章 貴族と寺社のお宝 ――伊藤若冲《動植綵絵》・藤原定家《更級日記》・高階隆兼《春日権現験記絵》など 第2章 武家のお宝 ――《蒙古襲来絵詞》・狩野永徳《唐獅子図屏風》・《豊臣秀吉朱印状》・葛飾北斎《西瓜図》など 第3章 明治と昭和のお宝 ――邨田丹陵《大政奉還》・和田英作《憲法発布式》・横山大観《日出処日本》など 第4章 天皇家に伝わったお宝 ――《聖徳太子二王子像》・王羲之《喪乱帖》・伝狩野永徳《源氏物語図屏風》など
  • 意志と表象としての世界ⅠⅡⅢ(合本)

    意志と表象としての世界ⅠⅡⅢ(合本)

    ショーペンハウアーの魅力は、ドイツ神秘主義と18世紀啓蒙思想という相反する二要素を一身に合流させていたその矛盾と二重性にある。原書全4巻(認識論・自然哲学・芸術哲学・倫理学)を収める。
  • 地球の歴史 上 水惑星の誕生

    地球の歴史

    ビジネス・実用
    4.5
    1~3巻924~968円 (税込)
    地球は太陽系の数ある惑星のなかで唯一環境が安定した「水惑星」である。生命が生まれ、進化を遂げることができたのはなぜか。上巻では一三八億年前の宇宙誕生=ビッグバンから説き起こし、銀河系や太陽系、そして地球が分化する過程を追う。灼熱のマグマの海だった地球は、マグマの冷却や大陸の分裂・合体を繰り返しながら、厚い大気の層と穏やかな海を持つに至った。全三巻でたどる地球四六億年の旅がここに始まる。
  • ヤマトタケルの日本史 女になった英雄たち

    ヤマトタケルの日本史 女になった英雄たち

    ビジネス・実用
    -
    1巻2,420円 (税込)
    英雄は勇ましく猛々しい・・ってホンマ? 本書は、日本の歴史、文化史をつらぬく「女になった英雄像」へ迫るものである。大日本帝国海軍にまで、女装の文化は伝えられていたという。著者のまなざしは現代の性別越境者にも向けられる。なぜ英雄は「美女」でないと困るのか? 文献史料や風俗画、古写真を博捜した著者が、日本人の隠れた精神性を描き出す。私たちのあこがれの正体をつきとめたいと本書に熱い気持ちを込める井上氏。優雅な文章に図版を収め、見て楽しい読んで学べる一冊にする。
  • コーランⅠⅡ(合本版)

    コーランⅠⅡ(合本版)

    預言者ムハンマドに下された神の言葉、イスラム教の根本聖典。1923年に刊行された「標準エジプト版」に準拠。
  • スパイス、爆薬、医薬品 世界史を変えた17の化学物質

    スパイス、爆薬、医薬品 世界史を変えた17の化学物質

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻2,860円 (税込)
    小さな分子が社会を変えた! 化学構造式の読み方も身につくユニークな世界史 砂糖、綿、抗菌剤、ゴム、ニコチン、PCB…身近な物質の化学的な働きが、 東西交易や植民地支配、産業革命、公衆衛生、戦争と平和、法律など 人類の発展に与えた影響を、エピソード豊富に分りやすく解説。 文明の発達を理解するための独創的なアプローチ。 こんなあなたにお勧めします。(「訳者あとがき」より) 1 化学を学び損ねた人(本日が再スタートのチャンスです) 2 化学が嫌いだった人(分かれば好きになるものです) 3 知識を増やしたいビジネスマン(すぐには役立たない知識にこそ価値がある) 4 国立大学めざす受験生(一冊で世界史と化学の二科目はお得です) 5 大学に入ってこれから化学を学ぶ人(スタートダッシュが大事です) 6 化学を専門にするが人文科学も好きな人(私でした) 7 授業用に雑学ネタが欲しい化学科の教授(ネットで簡単に深く掘れます) 8 偶然これを手に取ったあなた(家に帰って構造式を実際に書いてみましょう) <目次より> 一章 胡椒、ナツメグ、クローブ――大航海時代を開いた分子 二章 アスコルビン酸――オーストラリアがポルトガル語にならなかったわけ 三章 グルコース――アメリカ奴隷制を生んだ甘い味 四章 セルロース――産業革命を起こした綿繊維 五章 ニトロ化合物――国を破壊し山を動かす爆薬 六章 シルクとナイロン――無上の交易品とその合成代用品 七章 フェノール――医療現場の革命とプラスチックの時代 八章 イソプレン――社会を根底から変えた奇妙な物質 九章 染料――近代化学工業を生んだ華やかな分子 十章 医学の革命――アスピリン、サルファ剤、ペニシリン 十一章 避妊薬――女性の社会進出を後押しした錠剤 十二章 魔術の分子――幻想と悲劇を生んだ天然毒 十三章 モルヒネ、ニコチン、カフェイン――阿片戦争と三つの快楽分子 十四章 オレイン酸――黄金の液体は西欧文明の神話的日常品 十五章 塩――社会の仕組みを形作った人類の必須サプリメント 十六章 有機塩素化合物――便利と快適を求めた代償 十七章 マラリアvs.人類――キニーネ、DDT、変異ヘモグロビン
  • 戦国日本の資源戦略 秀吉・家康が求めた鉛、硫黄、硝石

    戦国日本の資源戦略 秀吉・家康が求めた鉛、硫黄、硝石

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,210円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 鉄砲伝来後、日本ではほとんど採れない黒色火薬の原料である硝石の確保が戦国大名たちの死活問題となった。戦略物資である鉛や大砲、戦艦、水銀についてもイエズス会などと交渉が繰り広げられる。一方で国内で豊富に産する硫黄や銀をめぐって利権確保の駆け引きが続く。大名どうし、さらにはポルトガルやスペイン、中国などとの間で資源争奪戦はどう展開したのか。そして家康はいかに「平和なアジアの海」を実現したのか。 ■□■目次■□■ はじめに 序章 ポルトガル船の東アジアへの出現  明との国交回復ならず/福建貿易の活気/ポルトガル船の跋扈 第一章 ポルトガルの大砲と硝石、硫黄 必須の軍需物質、鉛  大友宗麟の大砲/長篠の合戦での鉛銃弾/銀精錬、灰吹法は鉛を 用いる 黒色火薬の主成分、硝石  国産では足りない硝石/キリシタン大名と硝石/大友宗麟の受洗/有馬晴信の受洗/イエズス会による硝石提供/信長と硝石/家康と鉛、硝石/睦平鉱山をめぐる信玄との攻防/小牧・長久手合戦の補給線/伊勢の安濃津は日本三津の一つ 硫黄は輸出品  大友氏の硫黄輸出/土木の変/伊勢神宮と水銀 東海道と伊勢湾  東海道の繁栄と金/伊勢湾ルートの重要性/倭寇の密貿易と『日本一鑑』/『日本一鑑』の示す日本貿易路/「中道」ルート/「右道」ルート/日本海ルートの可能性 小牧・長久手と富士金山  家康には硝石を輸入できる港がなかった/家康の金山/家康の関東経営/秀吉の能力主義/関ヶ原へ――硫黄戦争としての関ヶ原 第二章 九州の硫黄をめぐる攻防 御蔵入地と石田三成  秀吉の蔵入地/石田三成の辣腕/島津領内の取り仕切り 豊後の硫黄問題  大友義統の改易/臼杵城と杵築城の城主/三成による硝石、鉛、硫黄の統制 薩摩の硫黄輸出港  硫黄生産地・鬼界ヶ島/藤原惺窩の鬼界ヶ島行き/硫黄を求める南蛮船 加藤清正弾薬飢饉  弾薬は自弁/加藤清正のルソン貿易/豊後の分割/太田一吉の豊後領と阿蘇火山 第三章 文禄・慶長の役と三成、長政、そして家康 石田三成と浅野長政の争い  太閤渡海と浅野長政/姜沆『看羊録』/福原長尭の「讒言」/なぜ戦線縮小か?/関白秀次厭戦気分/再び硫黄、そして家康 鉄装甲船、太閤御渡海  秀吉御座船の「威容」/一時停戦/御座船は危うい/家康の兵船建造/兵船用の木材調達/秀次弁護/細川忠興の借金/「なんの働きもない」三成/石垣原の戦い 第四章 御座船と「ふすた船」――海軍力の問題 「ノアの箱舟」――鉄製浮かぶ砲台  巨大艦とその武装/慶長の役の日本艦隊の海軍力/山田長政の「がれうた船」 名護屋に来航した明使節と密偵  和平か継戦か/関白秀次の「謀反」/密偵が見た秀次/秀次処刑 博多の「ふすた船」  秀吉の来訪目的/ポルトガル沈没船、フッガー商会の銅/フスタ船の購入交渉/伴天連追放令/名護屋への各国船の到来/名護屋来航のカンボジア船 第五章 大戦争で、硫黄が最大の利権に 川中島の硫黄  森忠政を川中島に封じる/上杉から川中島を奪った三成/なぜ森忠政は川中島を得たのか 上杉謙信と川中島の硫黄  謙信、秘伝書を授けられる/川中島の硫黄はどこに運ばれたか/リーフデ号漂着と関ヶ原の合戦 改易、領地召し上げ、小早川秀秋の場合  漢城進撃と稷山の戦い/明軍の唐津到着/蔚山の戦いと秀吉の激怒/小早川秀秋の減封事件/博多町衆の進物/戦績報告の再吟味 水銀入手の問題  銀精錬法の革新/水銀は誰が運んできたか/戦争は終わったが 第六章 平和の海の構築へ 家康の全方位貿易戦略  朝鮮との和議/御朱印貿易の精神 スペインとの国交  家康の平和/サン・フェリペ号漂着 家康のスペイン外交模索とウィリアム・アダムズ  イギリスによるマニラ・ガレオン襲撃/カルヴァリン砲の入手 第七章 家康のフィリピン外交 関東寄港の要求  ジェズスの書簡/造船技術者の招聘依頼/メキシコとの交易/カンボジアの硝石 水銀、鉱山技術者、メキシコ  大久保長安と水銀輸入/浦賀―アカプルコ貿易路 三浦按針の活躍  エスピリット・サント号の漂着/小サンティアゴ号の来航/アダムズが案内/アダムズ、マニラへ 水銀は、運ばれたか?  イエズス会への補償/オランダvs.ポルトガル/総督の来日/水銀輸入の合意/貿易で繁栄を/バラストとして積載?/サン・ブエナ・ベントゥーラ号の建造/鉱山技術の問題 終章 家康の平和 本書関連年表
  • 占い師の正体 人はなぜ占いに惹かれるのか
    NEW

    占い師の正体 人はなぜ占いに惹かれるのか

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,155円 (税込)
    一兆円産業といわれるほどの巨大なマーケットを持っている占い。「占いなんか信じない」と多くの人が思いながら、その需要が尽きないのはなぜなのか。「占いが当たる」とはいったいどういうことなのか? 占いは、科学や統計学なのか? 病か、それとも救いか? 稀代の占い師「鏡リュウジ」の数奇な運命を一種の狂言回しにして、人間にとって占いとはなにかを正面から問い、占いという謎めいた営みの魅力、魔力、その本質に迫る。 東畑開人氏 絶賛! 「高度成長、バブル、オウム、コロナ。 不安な僕らは、いつだって鏡さんに占ってもらってきた。 そう、鏡さんは時代を映す〈鏡〉なのだ。 だから、鏡さんが自分を語ると、社会的な占い論の傑作ができあがる。 本書は類を見ない戦後日本論だ」 (目次より) ◇占星術とはなにか ◇なぜ占いブームは起きたのか ◇西洋占星術は学問なのか ◇国家を動かした星 ◇日本の芸術はなぜ星を描かないのか ◇正統派の科学が占いを引き寄せる ◇淋しい占い師 ◇占いは人心を惑わしている? ◇占いは当たるのか ◇ホロスコープを吐き出し続ける部屋 ◇星のいたずら ◇運命は変えられるか ◇AIの登場は占いをどう変えるのか ◇占い師の日常 ◇占いの当たり方 ◇「占いが当たる」という感覚の正体 ◇人間は占いをする動物である ◇崩れつつあるバッファーゾーン ◇星空と孤独
  • 「モディ化」するインド―大国幻想が生み出した権威主義

    「モディ化」するインド―大国幻想が生み出した権威主義

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    世界一の人口、急成長する経済、世界最大の民主主義、グローバルサウスの盟主……国際舞台で存在感を増す「大国インド」。だが、足元では権威主義化が急速に進む。2014年にナレンドラ・モディが首相に就任して以降、権力維持・拡大のために、実態と離れた「大国幻想」を振りまき、一強体制を推進しているからだ。本書は、政治・経済・社会・外交に至るまで「モディ化」が進行するインドの実像と問題を冷徹な視点から描き出す。
  • リベラル疲れ 農村自治会長、分断解消に挑む
    NEW

    リベラル疲れ 農村自治会長、分断解消に挑む

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,100円 (税込)
    一貫してリベラルの立場で執筆を続けてきた著者は、なぜ「リベラル」に疲れてしまったのか。 農村の自治会長を務めて従来とは違う「保守」のあり方を知った著者は、 思想信条ゆえに交流が途絶えていた旧友たちとの対話再開を試みる。 なぜ日本人は他者の話に耳を傾けることができなくなってしまったのか。 様々な反響を引き起こした『ネット右翼になった父』の続編として、分断を憎み、新たなリベラルの形を模索する著者の内省と実践の記録。 【目次】 第一章 農村自治会長として、保守を知る 第二章 ネット右翼との対話再開 第三章 リベラルの言い分 第四章 思考を停止するリベラル 第五章 対話の可能性はあるのか 終 章 分断と喪失を避けるために
  • 台湾の歴史と文化 六つの時代が織りなす「美麗島」

    台湾の歴史と文化 六つの時代が織りなす「美麗島」

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻990円 (税込)
    街路に残る古跡や廟、人びとに愛される名物料理、信仰と祭り――。「美麗島」とも称される台湾に、今も息づく独自の文化。その伝統は一六二四年のオランダ統治以来、鄭氏、清朝、日本、国民党に至るまで、各時代の外来政権との関係によって形作られてきた。本書では、激動の台湾を生きた人びとの視点から、四百年におよぶ歴史をたどる。台湾をより深く知るための案内を豊富にまじえて、多様な文化の魅力を活写する。
  • 漢字と音読みの謎を解く 呉音・漢音・唐音の奥深い世界

    漢字と音読みの謎を解く 呉音・漢音・唐音の奥深い世界

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,012円 (税込)
    中国語に由来する、日本の漢字の音読み。 たとえば「行」という字にはコウ、ギョウ、アンと読み方が三種類もある。なぜこんなに複雑なのか――。 遣唐使がもたらした漢音、仏教用語に多い呉音、同じ仏教でも禅宗にまつわる唐音。 これらの音が日本に伝来した時代や経路、定着した経緯を、音韻史の専門家がわかりやすく解説。現在の体系ができあがった歴史的背景を明らかにする。 ややこしくて面白い、音読みの世界への招待。 ■目次 はじめに 序章 漢字の音読みとは 漢字の「読み」はたくさん?/中国からやってきた漢字/呉音・漢音・唐音の違い/ちょっと変わった唐音/漢字は表語文字/六書と表語・表音/音読みと訓読みの由来/訓読みは漢文の訓読から/漢字で和語を表した万葉仮名/複数の音があるのは日本だけ?/中国語諸方言/漢字文化圏/漢文訓読の起源と展開/台湾の訓読み 第一章 仏教経典とともに――呉音 呉音で読まれる語/最初は呉音ではなかった?/和音と対馬音/中国の呉音と日本の呉音/呉音伝来の経緯/当時の中国南方音/呉音の声調に関する言説/呉音には複数の層がある/万葉仮名と「古音」/仏教と漢音奨励/音読された仏教経典/仏典の字音点と音義/さまざまな法華経音義/音義と古辞書 第二章 遣唐使とともに――漢音 最初は漢音ではなかった?/唐代の長安音/遣唐使がもたらしたもの/日本語として定着した漢語/漢音の声調について/漢音の日本語音化/儒学で学習された漢音/音読と訓読/漢音の資料/仏教教学と漢音/さらに新しい新漢音 第三章 禅宗とともに――唐音 意外に多い唐音語/呉音・漢音との違い/中国宋・元・明代の漢字音/当時の中国との交流/新仏教としての禅宗/禅宗と漢籍/『聚分韻略』/江戸時代の禅宗/江戸時代の唐音学習/中世唐音と近世唐音 第四章 中国語音韻学 中国語音について/中国語諸方言音/中国語音韻史/詩文押韻の規範となった韻書/反切について/詩作のルール/切韻系韻書以後の韻書/漢字を図面で表した韻図/中古中国語音の音価推定 第五章 江戸時代の漢字の音整備 漢語の仮名遣い/「宝」の仮名遣い/「明」「寧」の漢音/漢音・呉音の区別の実際/漢音・呉音の認識/伝統音と韻書の音との狭間/『韻鏡』による漢字音整備/文雄の『韻鏡』研究/本居宣長と字音仮名遣い/人為的な漢音・呉音の区別/漢音・呉音から外れた俗音 終章 作られた漢音・呉音の枠組み 漢和辞典の漢音・呉音/明治時代の漢和辞典/日本版『康熙字典』/台湾語研究と漢字音/東アジアにおける流れ/漢字音の蒐集と整理/漢音・呉音の規範と実際/慣用音について あとがき 参考文献
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

    言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,056円 (税込)
    日常生活の必需品であり、知性や芸術の源である言語。なぜヒトはことばを持つのか? 子どもはいかにしてことばを覚えるのか? 巨大システムの言語の起源とは?ヒトとAIや動物の違いは? 言語の本質を問うことは、人間とは何かを考えることである。鍵は、オノマトペと、アブダクション(仮説形成)推論という人間特有の学ぶ力だ。認知科学者と言語学者が力を合わせ、言語の誕生と進化の謎を紐解き、ヒトの根源に迫る。
  • 冷戦史(上下合本)

    冷戦史(上下合本)

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,958円 (税込)
    (上巻)1945年に第二次世界大戦が終わると大国の協調は崩壊し、アメリカ中心の西側陣営とソ連中心の東側陣営による冷戦が始まった。ヨーロッパではドイツが東西に分断され、東アジアでは中国の国共内戦、朝鮮戦争という「熱戦」が勃発。さらに脱植民地化の潮流に米ソが介入し、冷戦は第三世界にも拡大した。上巻では、1962年のキューバ・ミサイル危機で核戦争寸前に至るまでを描く。世界的な視野から冷戦を俯瞰する通史。 (下巻)キューバ・ミサイル危機後、泥沼化するベトナム戦争が世界に衝撃を与えた。1960年代末から米中ソはデタント(緊張緩和)へ向かうものの、70年代末には再び対立が深まり「新冷戦」と呼ばれた。だが、その背後では西側経済の優位と東アジア経済の躍進により、第三世界の国々が社会主義を放棄しつつあった。そしてソ連にゴルバチョフが登場し、冷戦は終焉を迎えるが――。戦争と対立が続く現代に、冷戦は何を遺したのか。
  • 東京裁判〈上〉

    東京裁判

    ビジネス・実用
    3.8
    1~2巻770~792円 (税込)
    ニュールンベルク国際軍事裁判とともに歴史上前例のない戦争犯罪人を裁く極東国際軍事裁判は、戦争に敗れた日本人に何を問うたか。昭和二十一年五月三日の開廷以来二年半余、三百七十回に及ぶ公判で「平和、人道、戦争に対する罪」の名のもとに、満州事変から太平洋戦争に至る“侵略”の事実を問い、七人の絞首刑を含む二十五人全員に有罪を宣した東京裁判の全容を、厖大な公判速記録、公刊資料、関係諸国・内外関係者の取材から解明する。
  • 君はなぜ、苦しいのか 人生を切り拓く、本当の社会学

    君はなぜ、苦しいのか 人生を切り拓く、本当の社会学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,870円 (税込)
    日本の子供が感じている幸福度が、先進国38カ国のうち37位。子供のうち7人に1人が貧困、15人に1人がヤングケアラー、児童虐待の相談件数は年間20万件、小中学生の不登校は24万人以上、ネット依存の子供が100万人を突破……。 子供たちを覆う息苦しさの正体とはいったい何なのか。 貧困と格差をどう乗り越えるか、虐待する親からどうやって逃げるか、いじめはなぜなくならないか、マイノリティーといかに向き合うか……。子供が直面している困難の正体を見極めたうえで、マイナスをプラスに変える処方箋を提案する。
  • 六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    六国史―日本書紀に始まる古代の「正史」

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻902円 (税込)
    奈良時代から平安時代にかけて編纂された歴史書「六国史」。七二〇年に完成した日本書紀から、続日本紀、日本後紀、続日本後紀、日本文徳天皇実録、日本三代実録までを指す。天地の始まりから平安中期の八八七年八月まで、国家の動向を連続して記録した「正史」であり、古代史の根本史料である。本書は、各書を解説しつつ、その真偽や魅力を紹介。また、その後の紛失、改竄、読み継がれ方など、中世から現代に至る歴史をも描く。
  • 漫画を描く 凛としたヒロインは美しい

    漫画を描く 凛としたヒロインは美しい

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    1960年代のデビュー以来、数々のヒット作を世に送り出してきたマンガ家・里中満智子。近年は自らの創作のみならず、日本マンガ界を牽引する立場としての活動も高く評価され、文化功労者にも選出された。 「すべてのマンガ文化を守りたい」との想いを胸に走り続けてきた75年の半生を自ら振り返り、幼少期から現代、そして未来への展望までを綴る。 高校生にしてプロの漫画家デビューを果たした著者だが、決して順風満帆ではなく、ジェンダーギャップで叱責をあびたり、読者からの抗議を受けたり、がんを患ったり、まるで朝ドラを見ているような半生が、これでもかと詰められている。顔の広かった著者ならではの、レジェンドのマンガ家たちとのやりとりも、多数収録。 当時を知る人には共感を、当時を知らない世代には新しい発見をもたらす1冊。
  • 人類史の精神革命 ソクラテス、孔子、ブッダ、イエスの生涯と思想

    人類史の精神革命 ソクラテス、孔子、ブッダ、イエスの生涯と思想

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    哲人ソクラテス、聖人孔子、覚者ブッダ、預言者イエス。前五世紀以降、四人の始祖の思索と行動により、哲学と普遍宗教が生まれた。「精神革命」という人類史における大転換期である。ギリシアで哲学が誕生、中国で儒教が成立、インドで仏教が勃興、イスラエルでユダヤ教とキリスト教が形成。なぜ東西の地で同時並行的に、思想の変革が起きたのか? 原典をふまえ、平易な筆致によって克明に描出。この人類史の謎と意義を解明する。
  • 伝説の東大講義 世界認識の技術

    伝説の東大講義 世界認識の技術

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,595円 (税込)
    「自分の脳は自分で作れ」。人類の新しい知的到達点に立つと、世界はどれほど違って見えてくるか──。 「知の世界」を探索しつづけた著者が宇宙、生命、進化の最先端科学から哲学、文学まで多彩なテーマを縦横無尽に語る。 大学時代、いかにして自分の脳を鍛えるか。 AI時代にこそ必要なリベラルアーツ12講 山極壽一(人類学者、総合地球環境学研究所所長)推薦 〈解説〉緑 慎也
  • 思い込みの経済学 AI時代のお金・仕事・社会
    NEW

    思い込みの経済学 AI時代のお金・仕事・社会

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,254円 (税込)
    物価の高騰、働き方の変化、そして生成AIの登場――。 私たちは時代の転換期を生きている。 ここで注意したいのが「思い込み」だ。 人は誰しも思考のクセがあり、過去の体験や直感に従って間違った判断をしてしまいがちなのだ。 本書はお金、仕事、社会のルールなどとの向き合い方を、経済学の観点から考える。 AIは人間の仕事や判断を代替するのか、それとも補完するのか。 不確実な時代を生き抜く考え方のコツを探る。 ■目 次■ はしがき――立ち止まって、考える 第一章 お金とリスクの本質――「バランスシート」で思考する 1 金(ゴールド)投資の罠 2 金融教育において「中立」は必ずしも適切ではない 3 日本政府のヘッジファンド戦略――「借金200%」の勝因とリスク 4 ガチャガチャはなぜ愛され続けるのか 5 「ルール」を持ってお金を考える 第二章 AIと成長の本質――補完か代替か、楽観か悲観か 1 経済成長に影響する三つのシナリオ 2 AIの得意な仕事、苦手な仕事 3 ChatGPTがもたらした「見えない価値」 4 使う人と、使わない人の格差 5 「知識崩壊」という悪循環 6 変化する科学の方法 7 日本企業の生産性と雇用はどうなる? 8 AIのジレンマ――それは福音か、厄災か コラム AIの歴史――ルールベースの第1世代から生成する第4世代へ 第三章 技術革新と人間の能力――AIは人間の仕事を奪うのか? 1 キーエンスとノーベル賞学者が示した「身体性からの解放」 2 「代替」と「補完」の経済学 3 「描く人」から「描かせる人」へ―― 蔦屋重三郎の働き方 4 生成AIが暴いた、知的労働の本質 5 人間に残された仕事――判断と責任 6 若手は誰から学ぶのか 7 優れた管理職の条件――自己推薦の罠と、経済的意思決定力 8 優れたリーダーは人間もAIもうまく使う 9 何を学ぶべきかが変わる――学校・企業・個人の適応 第四章 働き方の呪縛を解く――「貪欲な仕事」、性差、転職 1 「貪欲な仕事」の正体――長時間働く人ほど優秀だという思い込み 2 30年前の技術・家庭科の影響――男は仕事、女は家庭という思い込み 3 囲い込みか、育成か――競業避止義務の岐路 4 企業理念で業績は上がるのか 第五章 「思い込み」を解くナッジ――社会とバイアスの本質 1 公平で利他的なAIと、バイアスにまみれた人間 2 裁判官でさえ「休憩」や「気温」に左右される 3 「控えてください」はなぜ通じないか――損失回避と現状維持バイアス 4 科学と政策の間にあるもの――新型コロナが残した課題 5 ボトルネックは「意識が低い」ではなかった 6 「伝え方」で差別は変わる―多元的無知の罠 7 外国人労働と排外主義 8 人々をよりよい方向に、そっと押す  あとがき  参考文献
  • キメラ 満洲国の肖像 [増補版]

    キメラ 満洲国の肖像 [増補版]

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,430円 (税込)
    一九三二年三月、中国東北地方に忽然と出現し、わずか一三年五ヵ月後に姿を消した国家、満洲国。今日なおその影を色濃く残す満洲国とは何だったのか。在満蒙各民族の楽土を目指すユートピアか、国民なき兵営国家なのか。本書は、満洲国の肖像をギリシア神話の怪獣キメラに譬えることによって、建国の背景、国家理念、統治機構の特色を明らかにし、近代日本の国家観、民族観、そしてアジア観を問い直す試みである。吉野作造賞受賞。
  • 人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」

    人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,155円 (税込)
    古人骨に残されたDNAを解読し、ゲノム(遺伝情報)を手がかりに人類の足跡を辿る古代DNA研究。近年、分析技術の向上によって飛躍的に進展を遂げている。30万年前にアフリカで誕生したホモ・サピエンスは、どのように全世界に広がったのか。旧人であるネアンデルタール人やデニソワ人との血のつながりはあるのか。アジア集団の遺伝的多様性の理由とは――。人類学の第一人者が、最新の研究成果から起源の謎を解き明かす。
  • 占領神話の崩壊

    占領神話の崩壊

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻1,430円 (税込)
    日本の敗戦前後、あまたの公文書が焼却されたと言われている。しかし、決裁文書などを除く多くが「私文書」として個人の手許に残されていた。これらの資料を、占領期に積極的に収集したのが、フーヴァー研究所東京オフィスであった。  フーヴァー研究所は、スタンフォード大学の第一期卒業生であった第31代米国大統領ハーバート・フーヴァーが1919年に設立した研究機関。戦後、フーヴァー自身、占領下の日本、ドイツに赴き、占領政策にコミットした。その一環として、資料収集計画があった。  駿河台の東京オフィスを拠点に、1945年11月から1951年3月まで、書籍・専門書・新聞などを含む1468箱が海路米国に持ち出された。これらの資料には、「GHQ直筆・日本国憲法の原文」「東京裁判の宣誓供述書」「関東軍特務機関の阿片政策」「日本共産党員の獄中手記」「特高警察の極秘史料」などの一次史料が多数含まれ、「フーヴァー・トレジャーズ」(Hoover Treasures)と呼ばれることになった。  本書は、こうして形成された「フーヴァー・トレジャーズ」から占領秘史にせまろうとするものである。そこで浮かび上がるのは、日本国憲法制定をめぐるGHQと吉田茂の取り引き、東京裁判における天皇免訴をめぐる暗闘、満洲国の財政を支えた阿片政策とそれを担った三菱・三井、日本国内での阿片栽培……などの新事実である。  戦後に改竄された「歴史の欺瞞」を炙り出す試みであり、『國破れてマッカーサー』の続編、発展版とも言える著作である。
  • 全国クセすご水族館図鑑

    全国クセすご水族館図鑑

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 “さかなのおにいさん”として全国各地で活躍する著者が、かわいいイラストとツッコミ満載の4コマまんがで、水族館の愛すべき魅力を伝えるイラストエッセイ。 本書では、「ある朝起きたらトドが増えていた」「まるでラッセン! 夕日に染まるイルカプール」「学校の屋上プールにサメが泳ぐ!」など、日本全国40館の水族館の推しどころをフルカラーのイラストと4コマまんがで紹介。訪れたことのない施設も、読むだけで楽しめて、思わず笑顔になってしまう1冊です。 <「はじめに」より> ここだけの話、日本は「水族館王国」なんです! 人口あたりの水族館数が世界一と言われるほど、全国、北海道から沖縄までたくさんの水族館があります。 海に近すぎて野生のトドが檻に入ってくる水族館や、山の上の変わったイルカショー。都会の真ん中にある美術館のような水族館や、辿り着くのがやっとの秘境水族館。果ては生き物より飼育員さんが個性的な水族館もあったり…… どの水族館も「みんなにさかなを好きになってほしい!」という生き物への愛情と熱い気持ちを持っていて、それぞれが素敵な個性を生んでいます。個性を知ることで人は初めてファンになります。 この本ではそんな水族館の個性を「クセ」と呼んで、みなさんにガイドブックに決して載っていない今までとは違った「水族館の真の魅力」を知っていただきます。 オモロイこと大好きな関西人のさかな好き、さかなのおにいさん かわちゃんならではの目線で、全国各地にある水族館の愛すべき「クセつよ」ポイントをご紹介! この本を読み終わったあと、行ったことのないはるか遠くの水族館のことも、きっとファンになっているはず。 ツッコミの準備はよろしいですか?それではめくるめく「クセつよ」水族館の世界へ……!
  • 國破れて マッカーサー

    國破れて マッカーサー

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,414円 (税込)
    アメリカによる「占領」は未だ終わらざる日本の惨敗物語だ。米政府の極秘資料をもとに、占領政策の欺瞞を暴き、日本人の変節を問う。平和と民主主義の代償として憲法第九条の中に埋葬された日本人の誇りを取り戻すために、いま明かされる「占領の真実」。
  • 疎開日記 谷崎潤一郎終戦日記

    疎開日記 谷崎潤一郎終戦日記

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    第二次世界大戦下、激しい空爆をさけて疎開した文豪が、きれぎれに思いかえす平和な日の記憶。表題作と、戦後すぐに発表した随筆を収めた『月と狂言師』をもとに、文庫初収載になる戦時下の永井荷風、吉井勇との往復書簡などを増補した谷崎版「終戦日記」。 〈註解〉細川光洋〈解説〉千葉俊二
  • 日本のバス問題 高度成長期の隆盛から経営破綻、再生の時代へ

    日本のバス問題 高度成長期の隆盛から経営破綻、再生の時代へ

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,375円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載 公共交通の最後の砦・バス。しかし現在、あちこちで減便や路線の廃止、さらには会社の清算が相次いでいる。なぜこのようなことになってしまったのか。本書は日本におけるバスの誕生に始まり、戦後のモータリゼーションとその対抗策として生まれた様々なサービスを解説する。さらに既存バス会社の保護から規制緩和へという流れと、新たに生まれた独創的なバス会社も紹介。日本のバス事業の課題と将来を展望する。 □■□目次□■□ はじめに 第1章 現在のバス業界の問題 1 危機に立つバス事業の現状 2 コロナと2024年問題で運転士不足に 3 全国的にバスが減便 コラム バスの運転免許 第2章 高度経済成長期までのバス事業史 1 バスの誕生 2 戦後のバス事業規制 3 道路運送法の制定 コラム 戦後復興とトロリーバスの普及 コラム バス事業の種類 法律・制度 コラム ボンネットバスからリアエンジンバスへ 第3章 モータリゼーションの進行――昭和40年代 1 モータリゼーションとは 2 公共交通側の問題 3 バス事業の動向 コラム バス事業の種類 実際 コラム バスの乗り方 第4章 オイルショック後のバス事業――昭和50年代 1 昭和50年代の取り組み――バス事業の転換点 2 大都市近郊地域の路線バス 第5章 都市バス路線の1980年と現在の比較 1 市内線未分化――第1段階・横手市/今治市 2 市内線の拡充――第2段階・唐津市 3 市内線の面的な拡大――第3段階・岐阜市 4 大都市におけるネットワーク――第4段階・岡山市 第6章 昭和60年代~平成初期――規制緩和以前 1 都市バス整備の新制度 2 公営バスの民営化 3 コミュニティバス 4 今日的な政策課題――バリアフリー政策 5 環境政策の進展 第7章 新自由主義的交通政策と規制緩和 1 規制緩和の考え方 2 規制制度の変化 3 規制緩和による高速バスの新規参入 4 ツアーバス形態による参入 5 都市路線への新規参入 6 住民主体の路線バス 7 都市内バスの再編とBRT コラム バスの大きさ 第8章 経営破綻と再建 1 産業再生機構による再建 2 企業再生支援機構による再建 3 企業再生支援機構・地域経済活性化支援機構による再建 第9章 これからのバス 1 競争から協調へ 2 MaaSを構成する新技術 3 自動運転バスの開発 4 さまざまな自動運転バス 終章 路線バスは社会的ベーシックサービスである
  • 倭の五王 王位継承と五世紀の東アジア

    倭の五王 王位継承と五世紀の東アジア

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    倭の五王とは、中国史書『宋書』倭国伝に記された讃・珍・済・興・武を言う。邪馬台国による交信が途絶えてから150年を経て、5世紀に中国へ使者を派遣した王たちである。当時、朝鮮半島では高句麗・百済・新羅が争い、倭もその渦中にあった。本書は、中国への〝接近〟の意図や状況、倭国内の不安定な王権や文化レベル、『古事記』『日本書紀』における天皇との関係などを中国史書から解読。5世紀の倭や東アジアの実態を描く。古代歴史文化賞優秀作品賞受賞
  • アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで

    アメリカ革命 独立戦争から憲法制定、民主主義の拡大まで

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,078円 (税込)
    1776年に独立を宣言した13植民地がイギリスとの戦争に勝利し、憲法を創り、合衆国に生まれ変わったアメリカ革命。人民主権、三権分立、二大政党のモデルは、民主政治の基礎となった。なぜ弱小国は革命を遂げ、覇権国家になったのか。植民地時代から独立戦争、建国者たちが死闘を演じた憲法制定、党派の始まり、南北戦争へ。大西洋をこえたスケールから、先住民・黒人奴隷の視点もふまえ、70年の歴史を清新に描きだす。
  • カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流

    カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,056円 (税込)
    ローマ帝国時代、信仰表明や葬礼を目的として成立したキリスト教美術。四世紀末に帝国は東西分裂し、やがて二つの大きな潮流が生まれる。一方は、一〇〇〇年にわたって不変の様式美を誇ったビザンティン美術。他方は、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマ・カトリックの美術である。本書は、壮大なキリスト教美術の歴史を一望。一〇〇点以上のカラー図版と共に、その特徴と魅力を解説する。
  • 文明の生態史観 増補新版

    文明の生態史観 増補新版

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    1955年、京都大学の学術探検隊に同行し、西アジア諸国を歴訪した著者。 その体験から生まれた視点により、対立ではなく平行進化として東西の近代化を捉え、〈中洋〉を提唱する。 60年代にかけての東南アジア、アフリカ各国訪問を経て、比較宗教論へと連なる論考の集成に、著者の到達点を示す「海と日本文明」(2000年)を増補する。 〈解説〉谷泰
  • ローマ帝国とアフリカ カルタゴ滅亡からイスラーム台頭までの800年史

    ローマ帝国とアフリカ カルタゴ滅亡からイスラーム台頭までの800年史

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻1,056円 (税込)
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 北アフリカを本拠とした強国カルタゴは、イタリア半島を統一した新興国ローマと争い、敗れて滅亡した。 アフリカは属州とされたが、拡大する帝国の片隅で埋没したわけではない。穀倉地帯として経済的繁栄を遂げ、政治的影響力を強めて元老院議員を輩出した。二世紀末には初のアフリカ出身皇帝セプティミウス・セウェルスが登場する。 「辺境」はローマ本国をどう変えたのか。地中海を挟む対岸から見た、新しいローマ帝国像。 ■本書の目次 はしがき 序章 カルタゴの滅亡と北アフリカの人々 ポエニ戦争とカルタゴの滅亡/カルタゴ滅亡とその伝説化/現在のカルタゴ/北アフリカの人々/歴史は勝者によって書かれる、のか? 第一章 共和政期の属州アフリカ ローマ支配の始まり/共和政期の「ローマ帝国」/ガイウス・グラックスとカルタゴ再建の試み/前一一一年の農地法/「ローマではすべてが金で買える」/ユグルタ戦争とマリウスの軍制改革/サルスティウスの歴史の書き方/ヌミディア王とローマ/ユグルタ戦争後のヌミディアとマウレタニア/ヌミディア王ユバ一世とカエサル/「ウティカのカトー」/カエサルによる戦後処理 第二章 カルタゴ再建とマウレタニア王国の興亡 オクタウィアヌスの登場/元首政の成立と退役兵問題/カルタゴ再建/帝室解放奴隷の活躍/ビュルサの丘の祭壇/カルタゴ植民市の周辺領域/入植者と先住民との土地分割/トゥッガにおける先住民と入植者/タクファリナスの反乱/戦争か、盗賊か?/『年代記』の史料的特色/マウレタニア王国のヘレニズム文化/プトレマイオス朝の末裔として/後継者プトレマイオス王とその死/マウレタニアの属州化 第三章 属州民の見たローマ帝国 ローマ支配の拡大/穀倉としての北アフリカ/大土地所有の拡大とネロの蛮行/転換期としてのフラウィウス朝?/「ローマ化」とは何か/トラヤヌス帝の都市建設/アフリカ属州総督の不正/「人類が最も幸福だった時代」の属州社会/シミットゥスの橋/ハドリアヌス帝のアフリカ巡幸/ハドリアヌス帝の演説にみる兵士たち/皇帝領の運営規定/皇帝領の小作人たち/ウティナのモザイクにみる人々の暮らし/マルクス・アウレリウス帝とローマ市民権 第四章 アフリカ系皇帝の時代 セプティミウス・セウェルス帝の登場/北アフリカのローマ化と元老院の変容/パルティア遠征と凱旋門/カルタゴ都市領域の再編/カルタゴのローマ人たち/レプティス・マグナへの帰郷/支配の南方への拡大/皇帝の死とエチオピア人/「記憶の断罪」/アントニヌス勅法/騎士身分皇帝マクリヌス/二三八年のアフリカ反乱/ローマへの愛/テュスドゥルス・モザイクにみるローマとアフリカ/三世紀は危機だったのか? 第五章 アフリカ教会とラテン語のキリスト教 キリスト教のアフリカ伝来/キリスト教とラテン語/テルトゥリアヌスからキュプリアヌスへ/デキウス帝とウァレリアヌス帝の迫害/アルノビウスとサトゥルヌス信仰/ディオクレティアヌス治世の迫害とラクタンティウス/ドナトゥス派問題/キルクムケリオーネスと四世紀の農村社会/アウグスティヌスの『告白』/アウグスティヌスとアフリカ教会/アフリカ人の誕生とローマ帝国 第六章 古代末期のローマ人たち ヴァンダル人の侵入と古代の終わり?/宮廷の権力争いと北アフリカ/ギルドの反乱と食糧供給/北アフリカにおけるローマ支配の自壊/ヴァンダル王国の成立と「西ローマ帝国」の滅亡/ヴァンダル王国支配下のアフリカ農村/アリウス派とカトリック教会/東から来たローマ人/マウリ人とローマ人/ビザンツ支配下のアフリカ諸都市/カルタゴとコンスタンティノープル/イスラーム支配の拡大 終章 アフリカから見たローマ帝国 あとがき 邦語参考文献 写真出典
  • 生命の本質 常識を覆す「複製」の世界

    生命の本質 常識を覆す「複製」の世界

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,210円 (税込)
    「生きているということ」は何を指すのか。 人類がたえず考えてきた問題である。 生命はいつ誕生したのか?  私たちの起源はウイルスだった?  子は複製なのか、オリジナルなのか?  この世界は、「生命は細胞からなる」という常識では見えない驚きに満ちている。 本書は巨大ウイルスを手がかりに、古来、科学者や哲学者たちが探究してきた壮大な問いの答えに迫る。 生命の誕生と進化のからくりを、巨細に描き出す。 はじめに 第1章 細胞説の限界 生物と非生物の連続性 1 生物とは何か 2 偏性細胞内寄生体 3 細胞説は崩れるか 第2章 ウイルス 非生物としての生命の存在意義 1 進化のパートナー 2 巨大ウイルスのインパクト 第3章 半保存性への回帰 膜・ウイルス・細胞の新常識 1 ウイルスが細胞にコミットする理由 2 ウイルスの概念を覆す 3 半保存性と脂質の膜 第4章 リボソームが支配する世界 非生命が生命をコードする 1 リボソームとは何か 2 生命のイノベーション 3 生命から非生命への降格 第5章 生命の半保存性 オリジナルがオリジナルを生む 1 複製と変容 2 世界は複製でできている 3 生命の本質 あとがき 主な参考・引用文献
  • 戦国北条氏 関東の覇者、五代一〇〇年の軌跡

    戦国北条氏 関東の覇者、五代一〇〇年の軌跡

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,276円 (税込)
    電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 小田原城を本拠に雄飛した戦国大名北条氏。今川・武田・上杉ら有力大名とは、激しい攻防を繰り広げる一方、婚姻や養子縁組で同盟関係を結んだ。 一族の結束を誇り、民政重視の巧みな領国統治で名高い。伊豆・相模・武蔵・下総を版図に収め、北関東の一部をも勢力圏とする。 だが、豊臣政権と鋭く対立、小田原合戦で敗れてあえなく滅亡した。 初代宗瑞(早雲)から氏綱・氏康・氏政・氏直まで、宗家五代一〇〇年の歩みをたどる。 ■目次 はじめに 序 章 歴代の身辺・履歴 第一章 将軍近臣からの転身      ――初代当主・宗瑞とその時代 1 京都から駿河へ 2 伊豆・相模の平定 3 「武にして禅にゆく人」 第二章 「相州太守」から関東管領へ      ――二代当主・氏綱とその時代 1 武蔵の併合 2 伝統的権威への対応 3 領域支配制度の整備 第三章 最盛期の現出      ――三代当主・氏康とその時代 1 関東管領職をめぐる戦い 2 公方-管領体制の再編 3 民政の推進 4 「小田原衆所領役帳」の作成 第四章 当主と隠居の二頭制      ――四代当主・氏政とその時代(一) 1 新たな強敵への対応 2 当主としての自立 3 越相同盟 第五章 「関東八州」の領国化      ――四代当主・氏政とその時代(二) 1 甲相同盟下の戦局 2 織田政権への編入 3 新たな公権化への道 第六章 中央政権との交渉      ――五代当主・氏直とその時代(一) 1 織田政権下での動き 2 北条・徳川同盟の成立 3 豊臣政権への対応 第七章 小田原合戦      ――五代当主・氏直とその時代(二) 1 戦闘準備 2 小田原開城 3 豊臣家臣としての再生 終 章 「典型的」と評された戦国大名の実像 あとがき 主要参考文献
  • 脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦

    脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,012円 (税込)
    物質と電気的・化学的反応の集合体にすぎない脳から、なぜ意識は生まれるのか――。多くの哲学者や科学者を悩ませた「意識」という謎。本書は、この不可思議な領域へ、クオリアやニューロンなどの知見を手がかりに迫る。さらには実験成果などを踏まえ、人工意識の可能性に切り込む。現代科学のホットトピックであり続ける意識研究の最前線から、気鋭の脳神経科学者が、人間と機械の関係が変わる未来を描きだす。
  • 物語 タイの歴史 微笑みの国の真実

    物語 タイの歴史 微笑みの国の真実

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,012円 (税込)
    一三世紀以降、現在の領域に南下し、スコータイ、アユッタヤーといった王朝を経て、一八世紀に現王制が成立したタイ。西欧列強の進出のなか、東南アジアで唯一独立を守り、第二次世界大戦では日本と同盟を組みながらも、「敗戦国」として扱われず、世渡りの上手さを見せてきた。本書は、ベトナム、ビルマなどの周辺諸国、英、仏、日本などの大国に翻弄されながらも生き残った、タイ民族二〇〇〇年の軌跡を描くものである。
  • 参勤交代のお勘定 江戸時代のヒトとカネを動かしたシステム

    参勤交代のお勘定 江戸時代のヒトとカネを動かしたシステム

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    参勤交代の実像はこんなにも更新されていた! 幕府が大名の力を削ぐための施策であったという理解は今は昔。最新の研究や詳細な史料をもとに、参勤交代の多面的な姿を明らかにする。『三河吉田藩・お国入り道中記』で、三河吉田藩という一つの藩をマニアックなまでに掘り下げた著者が、経済や文化に多大な影響をおよぼした参勤交代の、巨大で豊かな全体像に迫る。 第一章 「いい塩梅」なシステム 第二章 参勤交代とカネ 第三章 サラリーマン武士は移動する 第四章 「ハケン」が支えるお大名 第五章 公共事業としての参勤交代 第六章  参勤交代の終着点
  • 日本哲学小史 近代100年の20篇

    日本哲学小史 近代100年の20篇

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻990円 (税込)
    明治初年にフィロソフィーという考え方が移入されて以降、日本哲学にはいくつものドラマが生まれた。例えば漱石や鴎外のように、文学と混淆していた黎明期、西田幾多郎が『善の研究』で日本中の青年を魅了し、田邊元や和辻哲郎が西洋の哲学者と切り結びつつ独自に思想を花ひらかせた頃、西田とはまったく異なる文体で大森荘蔵や廣松渉が哲学を語り始めた戦後…。本書によってはじめて、近代日本哲学の沃野が一望される。
  • 物語 スコットランドの歴史 イギリスのなかにある「誇り高き国」

    物語 スコットランドの歴史 イギリスのなかにある「誇り高き国」

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻990円 (税込)
    イングランド、ウェールズ、北アイルランドとともに「イギリス」を構成するスコットランド。一七〇七年の合同法でイングランドと統合しグレートブリテン王国となったが、近年は独立を模索するなど、独自の歴史とナショナル・アイデンティティをもつ。ケルト文化、デイヴィッド・ヒュームやアダム・スミスに代表される啓蒙思想、「地酒」ウイスキー、ゴルフ、伝統衣装タータン・キルトなど多様なスコットランドを活写する。
  • 日本鉄道廃線史 消えた鉄路の跡を行く

    日本鉄道廃線史 消えた鉄路の跡を行く

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,155円 (税込)
    野ざらしの廃車両、ぽっかりと闇をのぞかせる廃トンネル……全国に散在する廃線にも、かつては活気に満ちた時代があった。なぜこれらは廃止されてしまったのか。戦中の「不要不急路線」にはじまり、モータリゼーションや国鉄再建に伴う大量の廃止、近年の自然災害による廃線などを時代別・種類別に紹介する。そして現在、新たに巻き起こっている廃線論議の解決策はどこにあるのか。廃線からたどる日本交通史。
  • モチべーションの心理学 「やる気」と「意欲」のメカニズム

    モチべーションの心理学 「やる気」と「意欲」のメカニズム

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,210円 (税込)
    「やる気が出ない……」。職場で、学校で、家庭で、悩んでいる人は多い。自分だけでなく、他者のやる気も気がかりである。口でほめるのか、報酬を与えるのか、罰をちらつかせるのか。自らの経験と素朴な理論に基づいて対処しても、なかなかうまくいかない。そもそもモチベーションはどのように生じ、何に影響を受け、変化していくのか。目標説、自信説、成長説、環境説など、モチベーション心理学の代表的理論を整理、紹介する。
  • レーガン いかにして「アメリカの偶像」となったか

    レーガン いかにして「アメリカの偶像」となったか

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻968円 (税込)
    「最も偉大なアメリカ人」に選ばれるほど、人々から敬愛されるレーガン。だが、家族の絆を説いた彼は「離婚歴を持つ唯一の大統領」であり、「保守派の希望の星」ながらソ連との和解、冷戦の終焉に貢献した。アナウンサー・俳優として、大統領として、二〇世紀アメリカの大衆文化と政治をともに体現したレーガンに潜む矛盾は、現代のアメリカが抱える矛盾でもある。その複雑な生涯を描き出す、本邦初の本格評伝。
  • カラー版 廃線紀行―もうひとつの鉄道旅

    カラー版 廃線紀行―もうひとつの鉄道旅

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    「絶景廃線」と呼びたくなる路線がある。瀬戸大橋の見える下津井電鉄、景勝地・耶馬渓の真ん中を走る大分交通耶馬渓線などだ。他方で、ありふれた景色の中を通っているが、歩いてみると何とも楽しい路線も少なくない。鉄道をこよなく愛する著者が五年をかけて全国の廃線跡を踏破。往時の威容に思いを馳せつつ、現在の姿を活写する。北は道東の国鉄根北線から南は鹿児島交通南薩線まで、精選五〇路線を紹介する廃線案内。
  • 検視官の現場 遺体が語る多死社会・日本のリアル

    検視官の現場 遺体が語る多死社会・日本のリアル

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    年間160万人が亡くなる「多死社会」日本。 多くの人はどのように死を迎え、その過程で何が起こっているのか――。 現役の検視官として3年間で約1600体の遺体と対面した著者が、風呂溺死から孤独死までさまざまな実例を紹介し、現代社会が抱える課題を照らし出す。 死はすぐ隣にあり、誰もが「腐敗遺体」になる可能性がある……この現実をどう受け止めるべきか。 そのヒントがここにある! 【目次より】 第1章 多死社会と検視官 1 日本の死の現状/2 検視のしくみ/3 検視官への道 第2章 ドキュメント検視官24時 1 検視官の勤務/2 ある日の現場/3 変死事案が止まらない夜/4 死はすぐそばにある 第3章 意外な死因、さまざまな現場 1 入浴のリスク/2 致命傷になりうる頭の怪我/3 火災の検視は現場第一/4 川を流れてくる遺体/5 自殺者の想いと最後に見た風景/6 ゴミ屋敷とセルフネグレクト 第4章 死後の自分はどう扱われるか 1 街なかに数多く眠る腐敗遺体/2 遺体の早期発見のために/3 人生のエンディングの準備/4 デジタル遺品という悩み/5 引き取り手のない遺体の行方 第5章 大規模災害、そのとき多数遺体は―― 1 大規模災害が起きたら/2 日本の多数遺体対応の歴史/3 死因究明制度の問題点
  • 持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」

    持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    後の天智天皇の子として大化改新の年に誕生した少女は、五歳のときに祖父が自害し、心痛の余り母が没するという悲劇を体験する。十三歳で叔父の大海人皇子(後の天武天皇)と結婚。有間皇子の謀反や白村江の戦いの後、二十七歳のとき、古代最大の争乱である壬申の乱を夫と共に起こし、弟・大友皇子に勝利する。その後は中央集権化に邁進し、兄弟継承だった皇位を父子継承に転換させた。古代国家を形作った女帝の実像とは。
  • 年貢 せめぎ合う江戸時代の領主と百姓

    年貢 せめぎ合う江戸時代の領主と百姓

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,155円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 江戸時代、税の中核は年貢だった。 大名領が石高で表されるように、年貢は社会全体のありようまで規定していた。 だが、その実体はあまり知られていない。 検地によって面積と地味を定め、毎年の検見で作柄を調査し、負担額が決まる。 いつ払うか、貨幣で払うか現物で払うか、どこに納めるか等にも細かな規程があった。 一方で領主・百姓双方の思惑によって丁々発止の交渉が繰り返された。 年貢の成立から終焉までを巨細に解説する。 ■□■目次■□■ はじめに 第一章 古代から豊臣政権期までの年貢 第1節 年貢の始まりから戦国時代まで 年貢の始まり/中世の百姓はなぜ年貢を納めたのか/戦国大名の検地と年貢/村による年貢請負 第2節 豊臣政権期の検地と年貢徴収 太閤検地/検地の実際/豊臣政権の年貢徴収法 第二章 江戸時代の年貢 第1節 年貢の意味と検地・石高制 年貢は税か地代か/江戸時代の検地/検地の用具と方法/石高と石高制/石高が年貢高から生産高へ 第2節 年貢の取り方 年貢の負担/厘取法と反取法/畝引検見と有毛検見/定免法への転換/年貢のあり方の時期的変化 第3節 年貢以外のさまざまな負担 多様な負担/漁村の貢租 第三章 領主からみた年貢 第1節 幕府領の場合 幕府領の年貢/幕府領の石高・年貢収入・年貢率の推移/一八世紀半ば以降の状況/一九世紀(江戸時代後期)の状況 第2節 大名領の場合 長州藩(萩藩)/熊本藩など/民政軽視の傾向 第3節 旗本領の場合 旗本領の年貢/年貢の地払い/年貢に代わる上納金の賦課/武左衛門の得た特権/先納による年貢の変質/村々による勝手賄 第四章 百姓からみた年貢 第1節 江戸時代の村と百姓 江戸時代の村とは?/村の住民/村の仕組み/村行政と教育・医療・セイフティネット/江戸時代特有の金融慣行 第2節 年貢を数字でみる 農業生産力の発展/一反当たり収穫量の増加/百姓にとっての年貢の重さ 第五章 年貢の賦課から上納まで 第1節 村における年貢の割付と徴収 村請制の意義/村に年貢割付状がやってくる/納付証明書に当たる年貢皆済目録/百姓各戸への年貢の割り付け方/村の蔵/重層する年貢請負 第2節 江戸への年貢米輸送 幕府領の年貢米輸送と村々の連合/主張する惣代庄屋たち/東北から江戸への年貢米輸送/買納の基準米価をいくらにするか/全国の納惣代の連携/廻米をめぐる百姓と武士 第六章 年貢をめぐる対立 第1節 百姓一揆と年貢 百姓一揆が起こる/前橋藩領の百姓一揆 第2節 村請制と村方騒動 百姓が定免法を求める/個々の百姓の年貢額は村が確定する/名主と百姓の納得ずくの年貢勘定/村方騒動が起こる/一つの村から全国を見渡す 第七章 年貢の矛盾が深まる 第1節 領主の理念と村の対応 年貢と村入用――信濃国高島藩領からみる/高島藩の年貢徴収法/徳帳仕法の特徴/村請制と公私分離/村入用と歩割仕法/歩割仕法の特徴/藩の意図と村の抵抗/表と内所、公と私 第2節 米相場がもたらすトラブル 松前藩領の酒田買替米/酒田買替米をめぐるトラブル/村役人と小前の対立/酒田買替米が教えること 第3節 村方騒動から百姓一揆へ 観音寺村の村方騒動/続く村内トラブル/百姓一揆と検地帳の破棄 終章 年貢から地租へ 地租改正と年貢の終焉/年貢とは何だったのか 注 参考文献
  • ヒットの復権

    ヒットの復権

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,155円 (税込)
    日本の音楽が、世界で存在感を示しています。米津玄師、YOASOBI、Creepy Nutsらの楽曲がグローバルチャートのトップ10にランクイン。J-POPを代表するアーティストたちが続々と海外に進出し、ワールドツアーは各地で熱狂を呼んでいます。なぜ、いま日本の音楽が世界に届くようになったのか? その背景には、2020年代になって生まれた新たな「ヒットの力学」がありました。本書はその構造的な変化を、2016年からの10年間を辿りながら解き明かします。 CD不況とランキングの形骸化で「ヒットの崩壊」が叫ばれた2010年代から、コンテンツ産業が日本の基幹産業の一つとなった2020年代の「ヒットの復権」へ。この10年で音楽シーン、そして音楽業界に何が起きたのかを、以下の3つのキーワードで読み解きます。 「バイラル」 ── SNSとショート動画から国境を超えるヒットが生まれる現象 「アニメ」──アニメとJ-POPが深く結びつき世界に届く構造 「プラットフォーム」──ストリーミングサービスの普及、そして業界団体と行政の連携 「音楽には世の中の変化が最初に現れる」──日本発コンテンツの海外売上は約5.8兆円と、いまや半導体や鉄鋼を超える規模に成長。コンテンツビジネス・メディア・エンタテインメント産業に関わるすべての人必読の一冊。 【目次】 第一章 2016年、変革の萌芽 第二章 2019年、音楽シーンの主役交代 第三章 2020年、コロナ禍で何が起こったか 第四章 2023年、新たなヒットの方程式の誕生 第五章 2025年、コンテンツ産業は日本の基幹産業へ
  • 三笠宮―昭和天皇末弟の近現代史

    三笠宮―昭和天皇末弟の近現代史

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻1,155円 (税込)
    昭和天皇の14歳下に生まれた三笠宮崇仁親王。陸軍参謀として南京に派遣され弟で唯一、戦場を体験し「聖戦」の実態を厳しく批判した。 戦後の象徴天皇制下、東京大学で歴史を学び、実証史学の立場から積極的に発言。建国記念日制定=紀元節復活に反対を唱え「赤い宮様」と称された。 他方で皇族で唯一宮家を維持・拡大させ、昭和天皇、明仁天皇を補佐、戦後の天皇家のあり方を模索・定着させていく。 本書は、三笠宮の軌跡を追うと同時に、皇族の存在とは何かを描く。
  • 小栗上野介 「逆賊」とされた開明派幕臣
    NEW

    小栗上野介 「逆賊」とされた開明派幕臣

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,078円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 江戸幕府の末期を中枢で支えた幕臣、小栗上野介忠順。 日米修好通商条約の批准書交換のため渡米し、最新知識を貪欲に吸収した。 外国奉行、勘定奉行ほか要職を歴任し、行財政改革に辣腕を振るう。陸海軍の洋式化や横須賀製鉄所創設をはじめとする産業振興により、その後の近代化の礎を築いた。 戊辰戦争では薩長への徹底抗戦を唱えたが退けられ、上州の領地に隠退。新政府軍に捕縛され、斬首された。 幕府の命運に殉じた42年の生涯。 ■目次 はじめに 序章 旗本小栗家 旗本と役方・番方/安祥譜代の旗本/代々受け継がれる「又一」と「信国」/小栗家の知行地と墓所/祖父中川忠英/父小栗忠高/嘉永二年の鹿狩/近世・幕末の新潟/新潟の総人口の推移/新潟奉行小栗忠高 第一章 家督相続まで 小栗の誕生/小栗の武芸/結城啓之助の影響/安積塾と小栗家/安積艮斎の『洋外紀略』/蛮社の獄と安積艮斎/安積塾の門下生たち/播磨国林田藩主の娘と結婚/ペリー再来航とプチャーチン来日 第二章 万延遣米使節団 ハリスの来日と条約勅許問題/領事裁判権と協定関税制の事実/最恵国待遇・居留地・遊歩区域/使節団派遣の経緯/小栗の従者たち/使節団の出発と随行艦咸臨丸/井伊大老暗殺とアメリカの報道/サンフランシスコへ/メア・アイランドでの咸臨丸の修理/パナマ経由でワシントンへ/通貨問題の交渉/条約批准書交換後の通貨問題/ニューヨークへ/使節団の帰国/柴田剛中と使節団員の関わり/帰国後の小栗が取り組んだ政策/小栗愛用のアラビア馬/ヒュースケン暗殺事件 第三章 ロシア軍艦対馬占拠事件 対馬事件とは/亀田丸の沿海州調査/イギリス軍艦による対馬測量/長崎奉行所の対応/江戸でのイギリス船対応策/イギリスとロシアの思惑/小栗による「見廻」/英露と日本の外交戦の結末 第四章 文久・元治の政局 シーボルトと小栗/第一次東禅寺事件と小栗/第二次東善寺事件と御殿山の焼き討ち/生麦事件の処置に当たる/江戸南町奉行/小栗糾弾される/栗本鋤雲と小栗/幕府洋式陸軍と小栗/関口製造所・滝野川反射炉・火薬製造所を設立/フランス式を導入した小栗農兵 第五章 幕府洋式海軍の整備 幕府海軍と長崎製鉄所/文久の幕政改革と海軍/小栗による海軍改革/横浜製鉄所とその周辺機能/横浜での海軍伝習/横須賀製鉄所設立の背景/使節団のフランス派遣を決定/横須賀製鉄所のスチームハンマー/横須賀製鉄所のドック/慶応の改革と小栗 第六章 戊辰戦争と小栗の死 武州世直し一揆と小栗/江戸薩摩藩邸の焼き討ち事件/主戦か恭順か/小栗、幕府から離れる/小栗騒動と暴徒の鎮圧/平穏な暮らし/江戸無血開城を知る/幕府陸海軍による嘆願/迫りくる東征軍/罪なくして斬られる/斬首後の届と小栗の首級/小栗夫人ら会津へ逃れる/荒川家に伝わる小栗家のこと/現在残る「小栗日記」 第七章 日本の近代化の礎 豪商高井鴻山/日本初の株式会社、兵庫商社/築地ホテル館/その他の近代化構想/富岡製糸場の建設/小栗を顕彰した人たち/蝦夷地開拓計画 終章 小栗が遺したもの あとがき 主要参考文献 小栗上野介略年譜
  • 物語 ヴェトナムの歴史 一億人国家のダイナミズム

    物語 ヴェトナムの歴史 一億人国家のダイナミズム

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,078円 (税込)
    ヴェトナムは一億人の国になろうとしている。ヴェトナム戦争では大きな犠牲を払いながら独立を堅持、経済成長のダイナミズムは二十一世紀のヴェトナムの発展を約束している。このエネルギーはどこから生まれるのだろうか。ヴェトナム人のこころ、民族の象徴として親しまれている建国の王フン・ヴォン(雄王)から、独立の指導者ホ・チ・ミンに至る歴史群像を語り、あくなき抵抗と独立の戦いに勝ち抜いてきた逞しい国民性の根源を探る。
  • 古代マヤ文明 栄華と衰亡の3000年

    古代マヤ文明 栄華と衰亡の3000年

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,056円 (税込)
    かつて中米に栄えた古代マヤ。前一〇〇〇年頃に興り、一六世紀にスペインに征服された。密林に眠る大神殿、高度に発達した天文学や暦など、かつては神秘的なイメージが強かったが、最新の研究で「謎」の多くは明かされている。解読が進んだマヤ文字は王たちの事績を語り、出土した人骨は人びとの移動や食生活、戦争の実態まで浮き彫りにする。現地での調査に長年携わった著者が、新知見をもとに、その実像を描く。
  • 戦略的思考とは何か 改版

    戦略的思考とは何か 改版

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,122円 (税込)
    先進国の大学で、戦略や軍事と題した講義を聴けない国は日本だけだ。しかし、日本が自らの意思にかかわらず戦争に直面せざるをえない場合を考えておくのは、平和を望む者にとって、ごくふつうの教養の一部ではないだろうか――。国家戦略の欠如を憂えた著者は、歴史と地政学を入り口に日本の戦略的環境を解明、その歩むべき道を示した。情報の役割を重視し、冷静かつ現実的な分析に徹した国家戦略論の名著。
  • 君主論 新版

    君主論 新版

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻880円 (税込)
    「人はただ結果だけで見てしまう」 「加害行為は、一気にやってしまわなくてはいけない」 「愛されるより恐れられるほうが、はるかに安全である」等の文言で 目的のために手段を選ばない権謀術数の書とレッテルを貼られ、 「マキアヴェリズム」という言葉を生んだ古典的名著の、隠された真髄。
  • 元朝秘史―チンギス・カンの一級史料

    元朝秘史―チンギス・カンの一級史料

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 蒼き狼と白き牝鹿の伝説に始まる『元朝秘史』。チンギス・カンの生涯と事績を中心に、はるかなる祖先の系譜から第二代君主オゴタイの治世までを綴った、モンゴル帝国研究に不可欠な文献である。史書ながら、異母弟殺し、妻ボルテの誘拐、後継の座をめぐる息子たちのいさかいなど、生々しいエピソードも少なくない。魅力に富む壮大な歴史絵巻を、現地での発掘調査に長年携わってきた考古学者が、新知見を踏まえて解説する。
  • 新幹線の歴史 政治と経営のダイナミズム

    新幹線の歴史 政治と経営のダイナミズム

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    なぜ東海道新幹線の開業後に三島駅が新設されたのか? なぜ九州新幹線は南の端から飛び地的に開業したのか? なぜ北陸新幹線は金沢までの開業なのか? 本書は、2800kmにおよぶ日本の新幹線網が、いかに政治と経営の相克のなかで建設され、国鉄・JRや地域社会に与えた影響はどれほどだったのかを解説。さらには、北陸新幹線・北海道新幹線・中央リニアなど、今後の新線が何をもたらすのかまで紹介する。
  • 民主党政権 失敗の検証 日本政治は何を活かすか

    民主党政権 失敗の検証 日本政治は何を活かすか

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,100円 (税込)
    二〇〇九年九月に国民の期待を集めて誕生した民主党政権は、一二年一二月の総選挙での惨敗により幕を閉じた。実現しなかったマニフェスト、政治主導の迷走、再建できなかった財政、米軍基地をめぐる混乱、中国との関係悪化、子ども手当の挫折、党内対立、参院選敗北――。多岐にわたる挑戦と挫折は、日本政治にどんな教訓を残したのか。ジャーナリスト・船橋洋一を中心としたシンクタンクによる、民主党政権論の決定版。
  • 読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する

    読む技法 詩から法律まで、論理的に正しく理解する

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    あふれる情報の中で時間に追われ、なおかつプレゼン能力が重視される昨今、読むという行為が疎かになっていないだろうか。本来、書き手の意図を正しく汲み取れて、初めて議論や思索は成り立つのに。本書は解釈学、構造主義、ナラトロジーなど、西欧で発展した読む技法を紹介。詩、小説から評論、法律まで多様なテクストを例示し、技法を応用して読み解く。より深い読解力を身につけたい読者のための、実践的な入門書。 はじめに 「読めたつもり」の危うさ 序 章 「読解力の教室」開講の目的と意義 読解力とは何か/さまざまなレベルの暗黙知/暗黙知を自覚する/前提としての文化的コンテクスト/日本語と「論理」/西洋で発展した読む技法/速読・多読は役に立つのか/文学はむしろ実用的 第一講 自己解体としての読書 〈地平の融合〉-- 村上陽一郎「自己の解体と変革」を読む 「読む」意義はどのように変容してきたか/地平の融合/評論の基本構造/結論を先に押さえる/村上陽一郎「自己の解体と変革」を読む/文章から骨組みを抜き出す/「喜ばしき学問」とは/まとめと発展 第二講 論理は書き手の意図を探るために 〈法的解釈〉-- 日本国憲法を読む 法解釈の理論はなぜ役立つのか/法令用語ならではの特徴/法令の「及び」「並びに」「かつ」はどう違うのか/法体系の構造化/文理解釈と論理解釈/論理解釈の種類/同性婚に関する法廷の憲法解釈/まとめと発展 第三講 読みの可能性を広げる〈精読・注釈〉--岡倉天心『茶の本』を読む 「馬鹿」は罵倒のことばなのか/注釈をつけながら読む/1 文彩(レトリック)/2 アイロニー/3 引用/4 時代状況/5 土地の刻印/まとめと発展 第四講 同じテーマや同じ書き手を比較する〈テクストの横断〉-- 佐藤春夫「愚者の死」と与謝野鉄幹「誠之助の死」を読む テクスト論の現在/同じテーマをめぐるテクスト1 「愚者の死」/同じテーマをめぐるテクスト2「誠之助の死」/伝記的読解/書き手の意図に辿りつくために/同じ書き手によるテクスト1「レーダーホーゼン」/同じ書き手によるテクスト2「風の歌を聴け」/まとめと発展 第五講 作者や歴史を超える思想〈構造主義〉--芥川龍之介「蜜柑」と梶井基次郎「檸檬」を読む ソシュールの一般言語学/構造主義と文学/小説の構造=筋/共通構造を抽出する/「構造」の意義/色彩の物語としての「蜜柑」/「蜜柑」に秘められた複雑な構造/「檸檬」の文学性/まとめと発展 第六講 語っている/聴いているのは誰?〈ナラトロジー〉--芥川龍之介「藪の中」を読む ナラトロジーとは何か/1 時間/2 叙法/3 態/オースティンの言語行為論/芥川最大の「問題」作/比較断章法 藪の中の論点整理/解消されない齟齬/ナラトロジー 藪の中へ/「藪の中」のリアリズム/傍証としての言語行為論/傍証としての伝記的読解/まとめと発展 第七講 味読のための堂々めぐり〈解釈学的循環〉--神吉拓郎「ブラックバス」を読む 「循環」と呼ばれる理由/なぜ繰り返し読む必要があるのか/深く読むために通る道/神吉拓郎「ブラックバス」を読む/「ブラックバス」のミステリ構造/タイトルの意味/まとめと発展 最終講 声なき声に耳を澄ます--宇野邦一『反歴史論』を読む 難解なテクストに挑戦する/中島敦「文字禍」の注釈/問題を正確に捉える/主張を先取りする/歴史と歴史学/歴史と記憶/闘争の場としての歴史学/歴史と自由/ナポレオンをめぐって/歴史の喜びと苦しみと重さと/まとめと発展 おわり
  • カラー版 トレッキングinヒマラヤ

    カラー版 トレッキングinヒマラヤ

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    「定年記念にヒマラヤのトレッキングに行こうよ」。妻のひとことがきっかけで、かつてヒマラヤ登山を夢みた夫婦はネパールへと向かう。数々の名峰を眺めながら歩む「エベレスト街道」をはじめ、アンナプルナやダウラギリを望む峠や谷など、特色あるトレッキング・コースを旅する。そこでは、花々の群落やチベット仏教との出あい、ヒマラヤ山中の人たちとの交流が待っていた。
  • ヒンドゥー教 インドの聖と俗

    ヒンドゥー教 インドの聖と俗

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,078円 (税込)
    弁財天信仰、輪廻転生の思想などヒンドゥー教は、直接に、あるいは仏教を通して、意外にも古くからの日本人の暮らし、日常の信仰、思想に少なからぬ影響を与えてきた。本書は、世界四大宗教の一つでありながら、特定の開祖もなく、核となる聖典もない、いわばとらえどころのない宗教の世界観を日常の風景から丹念に追うことによって、インド社会の構造から、ガンディーの「非暴力」の行動原理までも考察する。
  • 物語 イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年

    物語 イスタンブールの歴史 「世界帝都」の1600年

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻1,012円 (税込)
    ローマ帝国の混乱を収めたコンスタンティヌス一世が三三〇年に建設した「新ローマ」から、一九二二年のオスマン帝国滅亡まで一六〇〇年余り、「世界帝都」として繁栄したイスタンブール。本書は、ビザンツとオスマン、二つの帝国支配の舞台となったこの地の案内記である。城壁に囲まれた旧市街から、西欧化の象徴である新市街、東の玄関口アジア岸、そして近代のメガシティへ――複雑多彩な古都を愉しむ時間旅行。
  • 海賊の世界史 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで

    海賊の世界史 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻946円 (税込)
    古代ギリシアのヘロドトスは海賊たちを英雄とみなし、ローマのキケロは「人類の敵」と罵倒した。スペインとオスマン帝国が激突したレパントの海戦の主役は海賊であり、大英帝国を裏面から支えたのもカリブ海に跋扈するバッカニア海賊だった。19世紀、欧米の覇権主義で海賊は滅びたが、現代のソマリア海賊として甦る。キリスト教とイスラームの対立、力と正義の相克など、多様な視座で読み解く、もう一つの世界史。
  • 加耶/任那―古代朝鮮に倭の拠点はあったか

    加耶/任那―古代朝鮮に倭の拠点はあったか

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻990円 (税込)
    加耶/任那は3~6世紀に存在した朝鮮半島南部の小国群を指す。『日本書紀』は任那と記し、「任那日本府」の記述などから長く倭の拠点と認識されてきた。だが戦後、強く疑義が呈される。歴史教科書の記述は修正が続き、呼称も韓国における加耶へと変わる。他方で近年、半島南部で倭独自の前方後円墳の発掘が相次ぎ、倭人勢力説が台頭する。本書は、古代東アジア史の大きな争点である同地域の実態を実証研究から明らかにする。 <目次> まえがき 序 章 加耶/任那研究の歩み 1日中韓史料のなかの古代東アジア 2通説までの道程――150年に及ぶ研究の軌跡 3広開土王碑と百済三書――史料批判による精緻化 第1章 檀君神話から金官・大加耶へ 1「古朝鮮」の虚実――檀君、箕子・衛氏朝鮮時代 2三韓時代へ――朝鮮四郡と馬韓・辰韓・弁韓 3いにしえの辰国―― 三韓以前の半島南部 4二大国の建国神話と任那の登場 第2章 弁韓からの発展――4世紀の動向 1盟主・金官の台頭と揺らぎ 2神功皇后「加羅七国平定」――『日本書紀』の真偽 3百済と倭の通交はいつからか 4広開土王碑のなかの倭、任那加羅、安羅 第3章 大加耶の成長と倭臣――5世紀~6世紀初頭 1高句麗対百済・倭――5世紀前半の動向 2倭の五王による「任那・加羅」都督諸軍事申請 3大加耶の中国への遣使――「輔国将軍本国王」の冊封 4加耶・馬韓の倭臣たち――ヤマト王権と異なる倭系集団 第4章 百済・新羅による蚕食と抵抗―― 6世紀 1「任那四県の割譲」――減衰する加耶諸国 2新羅の侵攻、㖨己呑・金官・卓淳の併合 3任那復興会議――百済の招集と加耶諸国の思惑 4加耶の消滅 ――「任那日本府」とは何だったか 第5章 滅亡後―― 倭の揺れる「任那」認識 1なぜ倭は百済・新羅に「調」を要求し続けたか 2伝承と面影―― 新羅と日本のなかで 終 章 加耶とは何か―― 国民国家を超えて あとがき 主要参考文献 加耶/任那 関連年表
  • 戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    戦国日本と大航海時代 秀吉・家康・政宗の外交戦略

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻990円 (税込)
    15世紀以来、スペインやポルトガルはキリスト教布教と一体化した「世界征服事業」を展開。16世紀にはアジアに勢力を広げた。本書は史料を通じて、戦国日本とヨーロッパ列強による虚々実々の駆け引きを描きだす。豊臣秀吉はなぜ朝鮮に出兵したのか、徳川家康はなぜ鎖国へ転じたのか、伊達政宗が遣欧使節を送った狙いとは。そして日本が植民地化されなかった理由は――。日本史と世界史の接点に着目し、数々の謎を解明する。
  • 椿井文書―日本最大級の偽文書

    椿井文書―日本最大級の偽文書

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻990円 (税込)
    中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇~一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る衝撃の一冊である。
  • 開戦神話 対米通告を遅らせたのは誰か

    開戦神話

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻838円 (税込)
    ワシントンの日本大使館が対米開戦を通告したのは真珠湾奇襲が始まった後だった。米国民は日本の「騙し討ち」に戦意を高揚させる。日本大使館員のミス、あるいはルーズベルトの陰謀とされてきた対米通告遅延の真因は? 新たな史料発掘の結果、意外な犯人が浮かび上った。渾身の労作!
  • 教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化

    教養主義の没落 変わりゆくエリート学生文化

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻968円 (税込)
    一九七〇年前後まで、教養主義はキャンパスの規範文化であった。それは、そのまま社会人になったあとまで、常識としてゆきわたっていた。人格形成や社会改良のための読書による教養主義は、なぜ学生たちを魅了したのだろうか。本書は、大正時代の旧制高校を発祥地として、その後の半世紀間、日本の大学に君臨した教養主義と教養主義者の輝ける実態と、その後の没落過程に光を当てる試みである。
  • 地方消滅2 加速する少子化と新たな人口ビジョン

    地方消滅2 加速する少子化と新たな人口ビジョン

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,012円 (税込)
    2014年刊行の『地方消滅』と、そこで示した896の「消滅可能性都市」リストは、衝撃をもたらした。 それから10年を経て、東京の出生率は0・99になるなど、なお少子化は加速する。 このままだと2100年に人口は6300万人、高齢者が4割の国になりかねない。 本書は、全国1729自治体を9つに分類。 「ブラックホール型自治体」の特性なども分析し、持続可能な社会へ向かうための戦略とビジョンを打ち出す。 目次 序章 「消滅可能性都市896」の衝撃 Ⅰ部 消滅自治体 最新データ篇 第1章 地方自治体「持続可能性」分析レポート 地域特性に応じた人口減少対策が必要 (三村明夫+人口戦略会議) 第2章 全国1729自治体リストから見えた地域の特性 自治体の「人口減少要因」が明らかに (人口戦略会議) 第3章 人口減を止められなかった10年 外国人・寄合・デジタルは救いとなるか (宇野重規×増田寛也) Ⅱ部 2100年への提言篇 第4章 緊急提言「人口ビジョン2100」 安定的で、成長力のある「8000万人国家」へ (人口戦略会議) 第5章 人口減少、どう読み解くか ・少子化・人口減の深刻さはなぜ共有されないか――1990年代の不良債権問題との類似性 (白川方明) ・正社員とパートの賃金格差解消こそ最重要課題――約4割の未婚女性が子どもを持たないと予想 (永瀬伸子) ・東京出生率0・99の衝撃 基本から知る低出生の現実 (小池司朗) 第6章 今が未来を選択できるラストチャンス (三村明夫×増田寛也) 全国1729自治体の9分類
  • ウイルスとは何か 生物か無生物か、進化から捉える本当の姿

    ウイルスとは何か 生物か無生物か、進化から捉える本当の姿

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻990円 (税込)
    「ウイルス」という言葉を知らない人はいないだろう。ただし、その定義は曖昧である。目に見えない極小の存在で、ほかの生物の細胞内でしか増殖できないために、通常は生命体とはみなされない。だが、独自のゲノムを有し、突然変異を繰り返す中で、より環境に適した複製子を生成するメカニズムは、生物の進化と瓜二つだ。恐ろしい病原体か、あらゆる生命の源か――。最先端の進化生物学の知見から、その正体に迫る。
  • 浄土思想 釈尊から法然、現代へ

    浄土思想 釈尊から法然、現代へ

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻924円 (税込)
    阿弥陀仏の極楽浄土に往生し、悟りをえて成仏を目指す浄土教。浄土宗、浄土真宗、時宗などの宗派が属し、日本で最も信者数が多い。なぜこれだけ多くの信仰を集めたのか――。本書は、教えの広がりを「物語の力」に着目する。衆生を救うため誓いをたて阿弥陀仏になった「法蔵説話」、家庭不和を主題とする「王舎城の悲劇」などの経典に描かれた話、法然や親鸞ら開祖の物語を読み解きながら、その思想の本質に迫る。
  • 北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像

    北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻968円 (税込)
    建武三年(一三三六)、京都を制圧した足利尊氏は新天皇を擁して幕府を開いた。後醍醐天皇は吉野に逃れ、二帝が並び立つ時代が始まる。北朝の天皇や院は幕府の傀儡だったと思われがちだが、歴代将軍は概して手厚く遇した。三代義満による南北朝の合一以降、皇統は北朝系が占めた。一見無力な北朝は、いかに将軍の庇護を受け、生き残りに成功したか。両者の交わりをエピソード豊かに描き、室町時代の政治力学を解き明かす。
  • 大衆教育社会のゆくえ 学歴主義と平等神話の戦後史

    大衆教育社会のゆくえ 学歴主義と平等神話の戦後史

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻770円 (税込)
    高い学歴を求める風潮と、それを可能にした豊かさに支えられ、戦後日本の教育は飛躍的な拡大をとげた。一方で、受験競争や学歴信仰への批判も根強くあるが、成績による序列化を忌避し、それこそが教育をゆがめる元凶だとして嫌う心情は、他国においてはユニークであるとみなされている。本書は、このような日本の教育の捉え方が生まれた経緯を探り、欧米との比較もまじえ、教育が社会の形成にどのような影響を与えたかを分析する。
  • 菅原道真 学者政治家の栄光と没落

    菅原道真 学者政治家の栄光と没落

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻946円 (税込)
    学者ながら右大臣に昇進するが、無実の罪で大宰府に左遷された菅原道真(845~903)。藤原氏の専横が目立ち始めたこの時期、学問を家業とした道真は、英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。天皇による過大な評価・重用に苦悩しつつも、遣唐使派遣など重大な国政に関与。だが藤原氏の策謀により失脚する。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才がゆえに悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。
  • 蘇我氏-古代豪族の興亡

    蘇我氏-古代豪族の興亡

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻880円 (税込)
    蝦夷・入鹿父子は六四五年の乙巳の変で討たれたが、蘇我氏は滅亡せず、以後も国家権力の中枢に位置した――。稲目を始祖とした馬子、蝦夷、入鹿の四代はいかに頭角を現し、大臣として国制改革を推し進めたのか。大化改新後、氏上となった倉麻呂系は壬申の乱へとつづく激変の時代をどう生き延びたのか。六世紀初頭の成立から天皇家を凌駕する権勢を誇った時代、さらに平安末期までを描き、旧来の蘇我氏イメージを一新する。
  • 謎の漢字 由来と変遷を調べてみれば

    謎の漢字 由来と変遷を調べてみれば

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻880円 (税込)
    スマホやパソコンでは、嬲、娚、娵、啌、鯲、蟶、妛といった不思議な文字を打つことができる。しかし、いったいどう読むのか、何に使うのか――。これらの漢字の由来を徹底調査。また、江戸時代の五代目市川團十郎が先代「海老蔵」を憚って自分はザコエビだから「鰕蔵」と称したという説を検証する。さらに「止めるかはねるか」等、テストの採点基準を科挙にさかのぼって大探索。漢字の不思議をめぐる楽しいエッセイ。
  • 西洋音楽史 「クラシック」の黄昏

    西洋音楽史 「クラシック」の黄昏

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻990円 (税込)
    一八世紀後半から二〇世紀前半にいたる西洋音楽史は、芸術音楽と娯楽音楽の分裂のプロセスであった。この時期の音楽が一般に「クラシック音楽」の歴史と呼ばれている。本書は、「クラシック」音楽の歴史と、その前史である中世、ルネサンス、バロックで何が用意されたのか、そして、「クラシック後」には何がどう変質したのかを大胆に位置づける試みである。音楽史という大河を一望の下に眺めわたす。
  • 日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

    日本史の内幕 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻924円 (税込)
    西郷隆盛の性格は、書状からみえる。豊臣秀頼の父親は本当に秀吉なのか。著者が原本を発見した龍馬の手紙の中身とは。司馬遼太郎と伝説の儒学者には奇縁があった――日本史にはたくさんの謎が潜んでいる。著者は全国各地で古文書を発見・解読し、真相へと分け入ってゆく。歴史の「本当の姿」は、古文書の中からしかみえてこない。小説や教科書ではわからない、日本史の面白さ、魅力がここにある!
  • 日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

    日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻924円 (税込)
    歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録……。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。
  • “戦争責任”とは何か 清算されなかったドイツの過去

    “戦争責任”とは何か 清算されなかったドイツの過去

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻858円 (税込)
    一九九五年にドイツ各地で開かれた「国防軍の犯罪」展は激しい抗議運動を引き起こした。ナチスばかりでなく正規軍である国防軍も残虐な行為を行っていた事実に光が当てられたためである。「ドイツは自らの戦争責任を認め、謝罪してきた」と言われてきたが、それは正しいのだろうか。膨大な聞き取り調査を通じ、ドイツが冷戦構造の中で巧妙に論理のすり替えを行ってきたことを検証し、歴史と向き合うことの重さと意味を問う。
  • 雍正帝 中国の独裁君主

    雍正帝 中国の独裁君主

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻770円 (税込)
    康熙帝の治政を承け中国の独裁政治の完成者となった雍正帝。 その生き方から問う、東洋的専制君主とは? 「雍正朱批諭旨解題」併録。 〈解説〉礪波 護
  • 数学受験術指南 一生を通じて役に立つ勉強法

    数学受験術指南 一生を通じて役に立つ勉強法

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻712円 (税込)
    人間は誰だって、「分からない」に直面している。「分からない」とどう付き合って、これをどう味方にするか。受験数学を超えて人生を指南する一書。
  • 織田信長合戦全録 桶狭間から本能寺まで

    織田信長合戦全録 桶狭間から本能寺まで

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻924円 (税込)
    家督を継いだ十九の年より本能寺に没するまで、織田信長は四方の敵と戦い続けた。初期には、劣勢を覆した桶狭間の戦いのように少数精鋭の部隊を自ら率いて戦い、後には、浅井・朝倉氏攻めや対本願寺戦のように、羽柴秀吉らの部将を配して多方面にわたる戦線を同時に指揮した。際だった戦巧者ぶりを示す戦略や戦術への考察も併せ行い、天下統一の基礎を作った信長のすべての戦いをたどる。
  • インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

    インフレの時代 賃金・物価・金利のゆくえ

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    世界で先行していた物価の高騰=インフレーションが、日本でも2022年春から始まった。 それまでの慢性デフレから一転したのはなぜか――。 物価研究の第一人者がその謎を解く。 物価高騰は私たちの生活を圧迫するが、同時に賃上げを達成すれば、市場は価格メカニズムを取り戻し、日本の経済は好循環で回り始める。 どうすれば賃金を上げられるのか?  政策金利は、財政はどうなるのか?  直撃するインフレの実態に迫る。 ■目 次■ 序 章 新たな時代の始まり 第1章 賃金・物価・金利の正常化 1 本章の論点   2 慢性デフレとは何だったのか   3 賃金・物価・金利の変化   コラム:日銀はなぜ2%のインフレを目指すのか   第2章 インフレは日本経済をどう変えるのか 1 本章の論点   2 価格メカニズムの正常化   3 実質為替レートの正常化   4 政府債務の正常化   第3章 インフレと日銀 1 本章の論点   2 インフレは一過性か   3 物価予測のミスを闇に葬った日銀とエコノミストたち   4 「基調的インフレ」とは何か   5 植田日銀の利上げは機会主義的   6 利下げでトランプ関税に備えよ   7 国際的な「同期」が高インフレをもたらす可能性    コラム:日銀の追加利上げは「全く理解できない」   第4章 インフレと賃上げ 1  本章の論点   2 安いニッポンに賃上げと値上げの自粛は必要ない 3 最低賃金の引き上げはなぜ必要なのか   4 実質賃金改善のために労使は何をすべきか   5 「自然」実質賃金という考え方   6 トランプ関税を負担するのはいったい誰なのか    コラム:賃上げを社会に定着させる方法   第5章 インフレと財政 1 本章の論点   2 賃金と物価を上げるための財政支出をためらってはいけない  3 インフレ率2%経済への移行で得られるインフレ税収   4 消費税減税で潤うのは買い手ではなく売り手なのか?    コラム:高市政権の「積極財政」の可能性とリスク   第6章 インフレの変動要因 1 本章の論点   2 令和の米騒動の原因は需要か供給か   3 黒田日銀総裁が語った70万字   4 パンデミックで迷走した物価統計   5 消費者が「見た」価格と「買った」価格はどう違うのか   あとがき   図表出所一覧   初出一覧   参考文献
  • 大学と生成AI

    大学と生成AI

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●ChatGPTとどう向き合うか 全国42大学学長アンケート ●アンケートから見えてきたリスクと期待 小林哲夫 ●〔ルポ〕学生のホンネ、教員の困惑 ――「バレたらどうなる?」「授業では取り上げない」 花岡正樹 ●〔対談〕理系も文系も必須のツール 生成系AIは対話力を鍛えるバディ 坂村 健×松尾 豊 ●いま、外国語を学ぶということ 黒田龍之助 ●〔対談〕精読と身体 AIには教えられない知 小川さやか×古田徹也
  • 性格とは何か より良く生きるための心理学

    性格とは何か より良く生きるための心理学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻902円 (税込)
    「あの人は性格がいいね」「もっと明るい性格だったらなあ」――私たちがよく話題にする「性格」。最新の心理学はそこに潜む謎を解明しつつある。歳をとると人はどう変わるのか。住む地域はどんな影響をもたらすか。日本人はどんどんネガティブになっているのか。男女は何が同じで何が違うか。「成功」できる性格とは。性格についてよく知ることで居心地よく暮らせる環境を作り、幸福な人生を送るためのヒント。
  • 新疆ウイグル自治区 中国共産党支配の70年

    新疆ウイグル自治区 中国共産党支配の70年

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻946円 (税込)
    中国西北部に位置する新疆ウイグル自治区。中国全体の6分の1ほどの面積に、約2500万人が暮らす。1955年に自治区が成立した当初、中国共産党は少数民族の「解放」を謳った。しかし習近平政権のもと、ウイグル人らへの人権侵害は深刻さを増している。なぜ中国共産党は、多くの人々を「教育施設」へ収容するといった過酷な統治姿勢に転じたのか。新疆地域の歴史を丁寧にたどり、その現在と未来を考える。
  • アイデアは敵の中にある 「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

    アイデアは敵の中にある 「結果」を出す人は、どんなコミュニケーションを心がけているのか

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    新しいアイデアは、往々にして敵対する人のなかにあるものです。敵対するということは、自分だけでは気づけない何かが、相手のなかにあるからです。それを探らないで最初から突っぱねてしまうのは、非常にもったいない。「会話のなかに反対意見が差し込まれたら、ラッキーと思え」。相手の異論を宝物として、「戦略的な思考」をもって向き合うことの意味です。それは「自分を成長させてくれるまたとないチャンス」なんです。
  • iPS細胞 不可能を可能にした細胞

    iPS細胞 不可能を可能にした細胞

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻990円 (税込)
    2007年、京都大学の山中伸弥教授が、ヒトの細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作りだすことに成功した。安全性や倫理上の多くの問題を回避できるiPS細胞は、医療・製薬の研究にめざましい進歩をもたらした。14年には、iPS細胞をヒトに移植する手術が行われ、また、既存の薬が別の疾患にも効くことが判明するなど、臨床研究でも大きな成果を出している。iPS細胞が変える医療の未来に迫る。
  • あいまいな日本のリベラル

    あいまいな日本のリベラル

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 政界でしばしば旗印になる「リベラル」だが、保守の側にも福祉国家志向やハト派勢力があり、対立軸は複雑に入り組んでいる。思想史的な検証や実証研究をふまえて、日本のリベラルの現状を整理し、課題を探る。新聞の論壇時評等で話題になった、木村忠正立教大学教授の「『ネット世論』で保守に叩かれる理由――実証的調査データから」も収録。
  • アイルランド現代史 独立と紛争、そしてリベラルな富裕国へ

    アイルランド現代史 独立と紛争、そしてリベラルな富裕国へ

    ビジネス・実用
    4.6
    1巻990円 (税込)
    多彩なビールやウィスキー、作家ジェイムズ・ジョイスの祖国、ラグビー強豪国としても知られるアイルランド。約七五〇年のイングランド/英国支配の後、一九二二年に独立を勝ち取った。貧困や人口流出、北アイルランド紛争などの困難に直面するも、一九九〇年代半ばからの高度経済成長を経て一人当たりGDP世界二位の富裕国へ、同性婚も容認するリベラルな国へと変身する。独立後を中心に、苦心と奮闘の歴史を辿る。
  • 青星

    青星

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 青くて宇宙飛行士なイラストで人気のかずのこ・初作品集<Instagramフォロワー数10万人超> 本書だけで読める描きおろしストーリー「惑星プラネタリウム計画」収録! <contents> 第1部 宇宙のポケット 第2部 宇宙で生きる 宇宙を食べる 第3部 宇宙であそぶ 第4部 宇宙の季節
  • 赤狩り時代の米国大学 遅すぎた名誉回復

    赤狩り時代の米国大学 遅すぎた名誉回復

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻768円 (税込)
    一九九〇年、ミシガン大学の米国大学教授連合支部の機関誌に、赤狩りの犠牲者三名の名誉回復の記事が出た。これがきっかけで著者は、米国が今も後ろめたく感じているマッカーシーイズムの時代に、米国の教官、大学、そして団体が学問の自由にいかに対応したかを探り、米ソのデタントが成立し、共産主義に非寛容でなくなった時点まで跡づけている。同時に、民主主義の国=米国がもつ衆愚政治への危険性にも、目を向けさせてくれる。
  • 赤ちゃんはことばをどう学ぶのか

    赤ちゃんはことばをどう学ぶのか

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻902円 (税込)
    認知科学や発達心理学を研究する東京大学・針生先生。先生は生後6~18ヶ月くらいの子ども、いわゆる“赤ちゃん研究員”の「驚き反応」に着目し、人がどのようにことばを聞き取り、理解しているかという言語習得のプロセスを明らかにしてきました。本書はその研究の概要を紹介しながら、これまでに判明した驚くべき知見を紹介していきます。何も知らない赤ちゃんが聞いたことのない「音」をどうやって「ことば」として認識する? 生まれた時から英語に触れていたら、今頃はバイリンガル? 赤ちゃんは胎内で聞いたお母さんのことばを覚えている? そのプロセスを知れば、無垢な笑顔の裏側に隠された「努力」に驚かされると同時に、赤ちゃんへ敬意を抱くこと必至。あなたはどのようにして言葉を覚えましたか?

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