小林哲夫の作品一覧
「小林哲夫」の「予備校盛衰史」「京大合格高校盛衰史~天才たちは「西」を目指した~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小林哲夫」の「予備校盛衰史」「京大合格高校盛衰史~天才たちは「西」を目指した~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
学歴社会…受験戦争に咲くあだ花の予備校。その歴史は明治時代「坂の上の雲」のころに遡るという。
東京出身アラフィフの自分にとっては「講師の代ゼミ、生徒の駿台、机の代ゼミ」。塾通いもせず現役合格だったが、地元が代々木に近く模試、参考書等から当時の雰囲気は体験として理解できる。
実際の授業は受けたことはないが、参考書では、英語の伊藤和夫、日本史の安藤達朗、古文の土屋博映の影響を自分は強く受けていると思う。
本書は予備校の攻防、盛衰を中心に述べつつ、予備校の果たした役割、文化を高ク評価する。知的好奇心の豊富な多感な時期、出会った講師の営業は大きい。決して受験のためのテクニックではない、学問の入り口
Posted by ブクログ
1969年をピークとする高校紛争を記した一書。
当事者が体験をもとに記した安田講堂1968-1969と異なり、
資料や聞き取りが中心となるがその数は圧倒的であり、
それでいてよくまとまっている。
何者でもない自分と、何かを成し遂げたい自分という
高校生らしい情動の中で、
複雑な時代のうねりに飛び込んで行く学生と、
それに翻弄され、時に向き合う学校。
しかしその経緯・環境・主張から生まれるドラマは多様で、
それぞれに考えさせられるものがある。
個人的には、葛西工業高校や首里高校のエピソードは
他と境遇が異なり興味深かった。
巻末第七章で「高校紛争という史実」と題し、
この事実を埋没させるべき
Posted by ブクログ
本書の目的は,主に1969~70年に発生した高校紛争の原因や要求,その伝播や解決に至るまでの道を解明するとともに,その後高校はどう変わったのか,今日の高校教育制度にどんな影響を与えたのか,検討する点にある。二次文献に留まらず,通説を覆す証言や,当事者から提供された資料(機関誌,ビラ,職員会議議事録)に基づいて書かれているため,生徒と教師両方の立場から当時の苦悩と葛藤を生々しく伝えている点で,非常に興味深い。
ただ,私が本書を読もうと思った動機は,上述の理由だけではない。私自身は,「自由放任で,受験向けの教育に力を入れなくなった」(273頁)都立高で3年間を謳歌してきた。(おかげで,さらに1