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作品一覧 2024/02/20更新 改訂版 東大合格高校盛衰史~1949年~最新ランキング徹底解剖~ 試し読み フォロー 艱難辛苦 五輪への道 試し読み フォロー 崖っぷちの科学立国 米中に後れる日本 試し読み フォロー 学校制服とは何か その歴史と思想 試し読み フォロー 「旧制第一中学」の面目 全国47高校を秘蔵データで読む 試し読み フォロー 京大合格高校盛衰史~天才たちは「西」を目指した~ 試し読み フォロー 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言 試し読み フォロー これでいいのか? 日本の大学 試し読み フォロー 最新工業簿記 三訂版 試し読み フォロー 早慶MARCH 大学ブランド大激変 試し読み フォロー 早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線 試し読み フォロー 体育会系の研究 ――その強さと弱さ 試し読み フォロー 大学再編で日本は生き残れるか 試し読み フォロー 大学とオリンピック 1912-2020 歴代代表の出身大学ランキング 試し読み フォロー 大学と生成AI 試し読み フォロー 地方大学 生き残りの条件 試し読み フォロー 筑駒の研究 試し読み フォロー 特色・進路・強みから見つけよう! 大学マップ 試し読み フォロー 日本の「学歴」 偏差値では見えない大学の姿 試し読み フォロー ニッポンの大学 試し読み フォロー 反安保法制・反原発運動で出現── シニア左翼とは何か 試し読み フォロー フィールドジオロジー 値引きあり 試し読み フォロー 平成・令和 学生たちの社会運動~SEALDs、民青、過激派、独自グループ~ 試し読み フォロー 1~23件目 / 23件<<<1・・・・・・・・・>>> 小林哲夫の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言 小林哲夫 1969年をピークとする高校紛争を記した一書。 当事者が体験をもとに記した安田講堂1968-1969と異なり、 資料や聞き取りが中心となるがその数は圧倒的であり、 それでいてよくまとまっている。 何者でもない自分と、何かを成し遂げたい自分という 高校生らしい情動の中で、 複雑な時代のうねりに飛び込...続きを読むんで行く学生と、 それに翻弄され、時に向き合う学校。 しかしその経緯・環境・主張から生まれるドラマは多様で、 それぞれに考えさせられるものがある。 個人的には、葛西工業高校や首里高校のエピソードは 他と境遇が異なり興味深かった。 巻末第七章で「高校紛争という史実」と題し、 この事実を埋没させるべきではないとする筆者の主張には 素直に同意させられた。 確かに高校生の主張は未熟で、 中身を伴わない受け売りも多かったのだろうと思うが、 紛争を通して生まれる学校と学生の関わり合いの中に 本質はあると感じた。 大変読みやすいので、ぜひ多くの方におすすめしたい。 Posted by ブクログ 高校紛争 1969-1970 「闘争」の歴史と証言 小林哲夫 本書の目的は,主に1969~70年に発生した高校紛争の原因や要求,その伝播や解決に至るまでの道を解明するとともに,その後高校はどう変わったのか,今日の高校教育制度にどんな影響を与えたのか,検討する点にある。二次文献に留まらず,通説を覆す証言や,当事者から提供された資料(機関誌,ビラ,職員会議議事録...続きを読む)に基づいて書かれているため,生徒と教師両方の立場から当時の苦悩と葛藤を生々しく伝えている点で,非常に興味深い。 ただ,私が本書を読もうと思った動機は,上述の理由だけではない。私自身は,「自由放任で,受験向けの教育に力を入れなくなった」(273頁)都立高で3年間を謳歌してきた。(おかげで,さらに1年の受験期間を要した。)だが,九州に赴任してみると,同じ公立高校でも全く異なる教育システムの存在にカルチャーショックを隠しきれない。ゼミ生と懇談すると,「なんで都立高には制服や朝課外(0時間目の授業)が無いの?」という話題になるが,「無いものは無い」という回答しか出しようがなく,客観的な説明力に欠けていた。そうした公立高校の教育や生活における地域差の源流を見出したかった点に,講読動機があった。(ちなみに,「制服自由化」の地域差・学校差は,90-97頁を参照。) 本書に対してはさまざまな切り口で評価できようが,以下,いま述べた自分の関心に沿ってのみ記しておく。各都道府県の公立進学校における紛争状況は,明らかに東高西低だった(143頁)。「校内集会・デモ」,「授業妨害・ハンスト」,「卒業式妨害」,「封鎖・占拠」,「警官導入・校内逮捕」という5つの主要な紛争事項は,札幌南(北海道),県立千葉(千葉),日比谷(東京)の各高校で全て発生していた。我が母校も,日本共産党系の原水爆禁止高校生連絡協議会(原高連)が発足したり(36頁),反戦高連の拠点だった生徒会室を,他の高校生解放戦線(ML派)に襲撃されて印刷機が奪われたり(168頁)と,この手のエピソードに事欠かない。これに対し,修猷館(福岡),佐賀西(佐賀),大分上野丘(大分),鶴丸(鹿児島)では,上記の紛争事項がほとんど発生していない。九州島内の高校紛争で大規模に取り扱われているのは,作家・村上龍が生徒として関わった佐世保北(長崎)だけである。 以上のような事実は明らかになったものの,これほどの地域差がなぜ発生したのかは十分解明されたわけではない。「自民党の支持基盤が強かった地域では,反体制運動はもってのほかであり,地元の高校,しかも名門校で紛争が起こったり,活動家が生まれたりするのは容認できなかった」(118頁)という見解も指摘されるが,おそらくそれだけではなかろう。同時代の大学紛争や労働運動との関係,さらに遡って旧制中学時代との連続性や,藩校をルーツとする建学の精神などに注目すると,もっといろいろな解釈が生まれるのではないかと,期待してやまない。 いずれにしても重要なのは,高校の生徒と教師が深く対立しなければならなかった時代の存在を,我々「若い世代」が認識しておくことである。現在の高校教育は,良かれ悪しかれ,この高校紛争の経験と影響を大きく受けているだけに。 Posted by ブクログ 筑駒の研究 小林哲夫 日本で最も賢い子供たちが集まる学校、東の筑駒と西の灘。灘については、これまでも紹介される本があったが、筑駒について触れる、たぶん初めての本ではないかと思う。小学校トップの子供たちが集まってくるが、多くの子供たちは、そこで人生初めての挫折を味わう。どうしても敵わないレベル、上には上がいるという事実。普...続きを読む通の学校では突出した才能は叩かれやすく、居心地が悪いが、筑駒はそれぞれの才能を受け入れ、生かしていく環境があり、子供たちもお互いの才能を尊重しながら成長していく。教員は彼らの知的好奇心レベルを充足させる授業が求められる。そこには生徒と教員の間で緊張感がある。飛び抜けた才能を萎縮や枯渇させることなく、生かし導く教育、その歴史や考え方の方針が筑駒にはある。 本当の教養、エリートへ求められる資質、社会への貢献、筑駒への熱い期待が込められている。 Posted by ブクログ 特色・進路・強みから見つけよう! 大学マップ 小林哲夫 大学ごとに解説しているのではなく、大学を偏差値以外の指標で分析してみた!っていう本 特に、日本学術会議に参加する教員を持つ大学についての解説は豊富で面白かった! このデータ(←大学ごとの就職率から被引用論文数まで幅広くgood)に至る根拠は何かというところまで詳しく述べていて、自分に大学選びや評価...続きを読むの新たな基準を与えてくれた スポーツや福祉医療などの分野はデータは載せているが解説が乏しい部分もある Posted by ブクログ 早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線 小林哲夫 書店でたまたま見つけて、タイトルに興味を持ち、購入しました。まず、驚いたのは、入試の多様化です。学校推薦型選抜、総合型選抜を受験する生徒の数が増加していること、全学統一方式や学部別入試の採用により、同一大学を複数回受験できること、地方会場設置が拡大していることなどを知り、30年前に大学に通っていたこ...続きを読むろとかなり変化していることを認識しました。また、進路にも変化が見られます。昔から、金融、商社が人気が高いことはなんとなく知っていましたが、それに加えて、外資系コンサル、ITの人気が高いことは知りませんでした。また、多くの学生が、大学で学んだことを就職活動や仕事に活かしていることがわかりました。その一方で、最初の章で、ロシアによるウクライナ侵略や統一教会に対する大学の姿勢について触れていましたが、あまり興味は持てませんでした。それでも、全体的には、さまざまな観点から、大学について、豊富な資料をもとに説明されており、興味深く読むことができました。中高生だけでなく、大学に興味を持つすべての人におすすめです。 Posted by ブクログ 小林哲夫のレビューをもっと見る