稲垣栄洋の作品一覧

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作品一覧

2024/04/12更新

ユーザーレビュー

  • 世界史を大きく動かした植物
    農作物が文明を支えたのはある程度一般常識だが、それ以外にも様々な植物が歴史に紐づけられていて非常に面白い。古代オリエントはコムギ・オオムギ、インダス文明はイネ、黄河文明はダイズ・ムギ、長江文明はイネ、アステカ・マヤはトウモロコシ、インカはジャガイモ。生産量トップ5は当然入ってくる(トウモロコシ、コム...続きを読む
  • 生き物が老いるということ 死と長寿の進化論
    閉経した女性のおかげで子どもの生存率が高まるという「おばあちゃん仮説」。人間とシャチとゴンドウクジラしか、閉経しないらしい。あとはもう死んでいくという。ジャガイモのようにクローンで無限に増えては同一種を駆逐する疫病で全滅してしまうが、人間は有限の生命を生きる代わりに、他の生き物とは違い老いることがで...続きを読む
  • 雑草学のセンセイは「みちくさ研究家」
    「生き物の死にざま」大ヒット。150冊以上の著作のある植物学者の専門は雑草学。雑草と呼ばれる植物の話から自身の学問への道など、縦横無尽に語る。

    学ぶことの楽しさ、人生における出会いを植物学とうまくミックスして伝える作品。学生への講義のように進む文体が心地よい。
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ
    本書では題名の通り雑草が中心に扱われているが、雑草に限らず植物、そしてもっと幅広く生物の生態や進化は本当に不思議で、そして精密な世界だなと思う。よく言われることではあるが、絶妙なバランスの上に生物の多様性が成り立っていることを考えると、やはり人類はもっともっと環境に配慮した生活をすべきなのだと思う。...続きを読む
  • 雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々
    「雑草魂」
    雑草のように、踏まれても、厳しい環境にあっても立ち上がる、不屈の精神を指す。

    ところが、雑草の研究者である著者によると、
    雑草は、踏まれたら、すぐには立ち上がらず、
    種を温存して、時期が来てから立ち上がる。
    雑草の種類によって、種のつけ方が違うように、
    種の多様性は、居場所の多様性。
    ...続きを読む

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