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学者が紹介する多種多様な自然の生き物の成長のかたちから、人間にとっての「学ぶこと」や「大人になること」の意味を考える。
子どものほうが大人より大きなカエルやペンギン、溺愛した子を突然突き放すキツネ、遊びから狩りを学ぶライオン、大小2つの種を持つオナモミ、踏まれたら立ち上がらない雑草――。
自然界の動物や植物は、さまざまな個性をもって「成長」していきます。
一方で、人間の「成長」は、得てして順番を競ったり、平均値と比べたりと、画一的なものさしで計られることが多いようです。
本書では、そんな人間の「成長」について、驚くほど多様で面白い生き物の成長の仕方から学ぶことを試みます。
著者は『生き物の死にざま』『面白くて眠れなくなる植物学』など、自然科学系のベストセラー著書多数の稲垣栄洋氏。
中学・高校入試問題の採用数ナンバーワンの著者による、生物学的な知的好奇心をくすぐり、“学ぶこと”や“大人になること”の意味を考えさせられる一冊です。
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Posted by ブクログ
非常に面白かったです。
どんな生物も、それぞれの戦略でこの世界を生きている。
動物や植物についての知的好奇心を満たしてくれたと同時に、たくましく生きているものたちの姿勢を知ってとても励まされました。
自然界ではバラバラであることが正義。一方で、人間はバラバラが嫌い。自分たちの都合がいいように数値化することが大好き。偏差値や平均値など。
瓜の蔓に茄子はならぬ、ということわざがあります。生物にはそれぞれの成長の仕方がある。この本を読んで、自分は自分のままでいいんだと勇気を
もらいました。読んで良かったです。
稲垣ワールドにもっと触れていきたいと思います。
Posted by ブクログ
ハサミムシ…尾の先についた大きなハサミ
ハサミムシの母親は子育て中は石の下で子供を覆い被さるようにして1ヶ月~2ヶ月間以上、卵を守る。その間、飲み食いはしない。そして卵から子供が孵化したら生まれたばかりの子供達に自らの命を投げ出す。そして子供は散り散りに旅立つ。
哺乳類の子供はおでこが広い…全体的に顔のパーツが下に寄ってして、顔が『可愛く見える』、それは大人にかわいいと感じてもらって守ってもらえるようにするため。
生物の成長→何かを獲得することばかりではない
→失うものもある
若い頃はグングン上に成長するがいずれ稲のように頭を垂らして人間は謙虚になる。
「成長」と「成熟」
人間が大切なのは成熟して美しくなること、子供は良い大人になり、大人は良い子供を生む。
瓜の蔓に茄子はならぬ
→平凡な親から非凡な才能をもつ子は生まれない。
だからといってだれが茄子の方がいいと決めたのか?
瓜は瓜らしく成長すればいい。今は瓜はメロンの仲間として見られている。大事なのは置かれた環境でどう花を咲かせるか。そこが人間の本質。
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