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人気植物学者が贈るサイエンスミステリー。 生命の本質に迫る一週間には、驚きの結末が……。 極上の読書体験間違いなしの一冊。 大学で植物学を教える教授のもとに ある日、届いた一通のメール。 内容は植物にまつわる素朴な質問……のはずだった。 質問に誠実に答えようとすると、 どうしても考えなければならない問題がある。 生命とは何か? 死とは何か? 生きるとは何か? ある一週間における 植物学者の思索の物語。 ※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
これは面白い! どうして植物は動かないのか 植物と動物はどこが違うのか 草ってなに 木は何本あるのか 木は生きているか 植物は死ぬのか 植物は何からできているのか これらの一見単純な質問を深掘りして行くと、実はあまりよく分かっていなかったり、常識とは少し違う見方をしないといけない事がわかってくる...続きを読む。植物学から始まって、生きているって何という哲学的な問いを考えてしまう。 生物は単細胞生物が細胞分裂を繰り返すことで増殖する、そこには老衰という死はない。しかし多細胞生物は有性生殖を行って増殖または世代を紡ぐが、代わりに(老衰)死が定められた。進化の結果と言うべきものである。死が避けられないなかで、ヒトが生きるのには何か意味があるのか。 植物も人間も死んでいる細胞もあれば生きている細胞もあって入れ替わっている。脳さえも一年で入れ替わる(!) であれば今の私と、一年前の私は同じ私なのか? 面白いのはHeRa細胞。1951年に死んだヘンリエッタ・ラックスさんから取り出されたがん細胞で、未だに細胞分裂を繰り返している。さてヘンリエッタは生きていると言えるのか? 他にもいろいろ「生きているって何」「生物って何」と考えさせられる本。これは中学、高校生の時に読みたかった。そうすれば私は生物学者を目指していたかも(^^)
植物に始まり、人間の生死までの良い物語りになっています。自分は何処から来て、何処に行くのか、壮大でありながらも単純な軌跡であり奇跡なのだと思った。
植物とは何か、生物とは何か命とは、生と死とは? 色々な疑問を植物を通して分かりやすく解説されています。中学生以上なら楽しめるかな。もちろん大人でもとても楽しく読めます。 新しい知識を得る楽しみがあった作品でした。 例えば、植物は何で動かないの?そんな事も書いてあったり、植物は何でできているの?思い...続きを読むもよらぬ答えがあったり楽しいです。
知らないことも多く、知っていることでもちゃんと深く考えたことなかったなあというものが多くおもしろかった。 あと単純に読みやすい。
大学の教授である植物学者が楠木さんという学生の質問メールに深掘りして考え、答えていくという形式で展開されている。 歩く植物と言われているソクラテア・エリクソリザの存在や生物は不老不死の生物からテロメアをつくり、老いて死ぬ生物に生物に進化したのだというのが興味深かった。 がん細胞は全体の秩序を保つとい...続きを読むう死ぬというルールを拒否した細胞が起こす反乱なのだ。 どんなものでも従順ばかりではない。 必ずと言って7対2対1の法則で自身に対して中立、好意的、そうではないがあるようにがん細胞が産まれるのは必然だったのかもしれないと感じた。 読みやすく、面白い本でした。
植物を軸にして、死とは何か、私の本質とは何か、など哲学的な問いかけが多くて面白かった。 1000年単位で生きる木が,なぜ短命の植物に進化していったか。それは、命のバトンを次の世代に渡しやすくするため。100メートル走より、フルマラソンの方が成功率は低いのと同様に、1000年生きて次の世代にバトンを...続きを読む渡すのは難しい。 リチャードドーキンスの、生物は遺伝子の乗り物にすぎないという格言のとおり、全ては種を次の世代に託し,進化を続けることが本質にある。 それがこの世界が何億年も続けてられてきた命のバトンなのだ、、、と言われてもやっぱり死ぬのは怖いし、長生きしたいなあと思う。 他の生命体は死という概念がないのか、恐れていないのか、羨ましい気もする。 人間は莫大な富を利用して、不老不死をいまだに実現しようとしているが、もし,それが実現した世界は、自然の理から大きく外れる。そうなった時にどうなるのかな、、、など、脱線してしまうが,色んな想像力を掻き立ててくれる面白い本でした。 最後の、植物は星のかけらでできています。それは私たちも同じです。という答えもロマンチックでとてもよかった。
生きて死んでいくこと、命がある奇跡を、教授と学生との1週間のやり取りの中で解き明かす。 明快な表現で、知らなかった生命の不思議を植物学を通じて学べる傑作。 思春期に読んでほしい一冊。もちろん大人も!
植物だけでなく動物はたまた、生物の最終祖先の話まで、ミステリー調に書かれていたので読みやすく、興味をそそる話でした!
読み始めたときになんとなくオチは想像できていても、そこには至るまでの主人公の思考の揺らぎにお供をしながらたくさんのことを気づかされた。
面白かった。 学生の質問に対する教授のモノローグという体裁の文章なので スラスラと読めました。 忙しいはずの教授が質問の裏を読んで どんどん想像を膨らませていく様が とても面白かった。
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