稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    植物に始まり、人間の生死までの良い物語りになっています。自分は何処から来て、何処に行くのか、壮大でありながらも単純な軌跡であり奇跡なのだと思った。

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    2026年06月07日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    雑草は競争に勝つのではなく、強い植物が生きられない場所を選ぶ。種も一斉には芽を出さず、あえてバラつかせる。弱さを前提にした生存戦略がとにかく面白い。

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    2026年06月07日
  • コミック「生き物の死にざま」~わたしはあなたとともにある~

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    ネタバレ

    昔々の先祖である誰かが子孫を残してくれたおかげで自分がいる。
    今日も食べ物を食べれるのは、人間だけでなく様々な生をもったものたちが繋いで連鎖し続けたおかげ。
    なんなら、まだ地球に住めていることも奇跡なんだよなぁ。生きていると同時に生きさせてもらえていることに感謝しよう。
    1番心に残ったフレーズ。
    子育てをすることは、子どもを守ることのできる強い生き物だけに与えられた特権である。

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    2026年06月03日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    植物とは何か、生物とは何か命とは、生と死とは?

    色々な疑問を植物を通して分かりやすく解説されています。中学生以上なら楽しめるかな。もちろん大人でもとても楽しく読めます。 新しい知識を得る楽しみがあった作品でした。
    例えば、植物は何で動かないの?そんな事も書いてあったり、植物は何でできているの?思いもよらぬ答えがあったり楽しいです。

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    2026年05月29日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    知らないことも多く、知っていることでもちゃんと深く考えたことなかったなあというものが多くおもしろかった。
    あと単純に読みやすい。

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    2026年05月23日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    大学の教授である植物学者が楠木さんという学生の質問メールに深掘りして考え、答えていくという形式で展開されている。
    歩く植物と言われているソクラテア・エリクソリザの存在や生物は不老不死の生物からテロメアをつくり、老いて死ぬ生物に生物に進化したのだというのが興味深かった。
    がん細胞は全体の秩序を保つという死ぬというルールを拒否した細胞が起こす反乱なのだ。
    どんなものでも従順ばかりではない。
    必ずと言って7対2対1の法則で自身に対して中立、好意的、そうではないがあるようにがん細胞が産まれるのは必然だったのかもしれないと感じた。
    読みやすく、面白い本でした。

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    2026年05月22日
  • ナマケモノは、なぜ怠けるのか? ──生き物の個性と進化のふしぎ

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    生き物の個性を全肯定。ナマケモノやアホウドリ、糞虫などいろんな「にぶい」や「ぱっとしない」生物を取り上げて、その生態を分かりやすく解説してくれた上で「そのままでいいんだよ」と全肯定。例えば…
    『キーウィは飛べない鳥である。しかし、である。そもそも、どうして飛ばなければならないのだろうか。(中略)キーウィは飛べない鳥ではない。「飛ばない」鳥なのだ。(中略)「鳥は飛ぶのが当たり前」ではない。「鳥は飛ぶべきである」も間違いである。人間が勝手に決めた枠組みの話に過ぎない。(中略)だからね、翼のないキーウィも、そのままでいいんだよ。』
    最後はヒトにも触れ、ヒトは弱くて助け合う存在だと述べ、あなたはあなた

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    2026年05月13日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    遺伝子はなぜ不公平なのかは、人間の多様性を遺伝子の観点から捉え直すきっかけを与えてくれる一冊である。

    本書を通じて最も印象的だった学びは、「多様性は結果ではなく戦略である」という点である。同じ遺伝子ばかりでは、ジャガイモの例のように環境変化に弱く、集団として生き残ることができない。つまり遺伝子は、自らを後世に残すために、あえて多様性を生み出しているという視点に気づかされた。

    これまで多様性は「良いもの」と漠然と理解していたが、本書を通じて「なぜ良いのか」という理由を進化の観点から具体的に考える重要性を学んだ。一方で、その価値を完全に言語化することの難しさも同時に感じた。

    また、オスとメス

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    2026年05月03日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    ネタバレ

    すごい本を読んでしまった。
    何がすごいって理屈っぽいタイトルと内容なのに、笑わずにはいられないほど面白い。特に筆者の自分の遺伝子の嘆きようが面白い。
    筆者は自分の遺伝子の劣点を書き、そこに仮説やツッコミを入れていく。
    私もその筆者のツッコミにさらにツッコミを入れずにはいられなかった。

    p.26「あぁ、遺伝子に逆らうなんて、本当にバカバカしい!」
    p.44「しかし、待てよ。と私は思い直した」
    植物学者が書いた本とは思えない、小説のような表現がある。物語の主人公が理不尽さに葛藤していくように筆者も自分の劣点と向き合いながら遺伝子を肯定していったのだろう。


    私は自分の能力のなさや理不尽に悲しく

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    2026年04月25日
  • イネという不思議な植物

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    田んぼの隣で育ちながら、イネのことをなんも知らんかったんだなあと思わせる。
    というか再読なので読んだことも忘れてる。恥ずかしい限り。
    ちょいと雑学に寄ってるとは思うが、それでも基礎的なところから教えてもらえる。
    表紙がイネっぽくて好き。

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    2026年04月24日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    植物を軸にして、死とは何か、私の本質とは何か、など哲学的な問いかけが多くて面白かった。

    1000年単位で生きる木が,なぜ短命の植物に進化していったか。それは、命のバトンを次の世代に渡しやすくするため。100メートル走より、フルマラソンの方が成功率は低いのと同様に、1000年生きて次の世代にバトンを渡すのは難しい。
    リチャードドーキンスの、生物は遺伝子の乗り物にすぎないという格言のとおり、全ては種を次の世代に託し,進化を続けることが本質にある。
    それがこの世界が何億年も続けてられてきた命のバトンなのだ、、、と言われてもやっぱり死ぬのは怖いし、長生きしたいなあと思う。
    他の生命体は死という概念が

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    2026年04月12日
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

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    ・変わらないものがあるからこそ、変わることができる。
    ・自己を明確にしたからこそ、真核生物は共生へと進むことができた。まずは、自己を明確にすることがら始めなければいけない。
    ・人は何かを得れば何かを失うということ。
    ・全てできるのは、何もできないのと同じ。
    ・ナンバーワンではなく、自分がナンバーワンになれるオンリーワンの場所を見つける。

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    2026年04月05日
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    ネタバレ

    雑草についてわかりやすい説明ももちろん書かれていたが、人生の教訓のような形でまとめられており予想外だったが印象に残った。
    ネナシカズラの紹介ではルールのない自然界でも「ずるい」やり方はうまくいっていないという言及があった。結局は王道が一番なのかもしれないと感じた。

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    2026年03月01日
  • 弱者の戦略

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    「戦略」とは何か?そして、「弱い」とは何か?その本質を、優しく楽しくゆさぶってくれる名著。
    僕らがいまここにたって商売している基盤には、当然ながら、何億年の営みのリレーがある。その中で、数々合った生物としての挑戦の歴史を紐解いて、生き残るための戦略の構造を解き明かす。

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    2026年02月16日
  • 敗者の生命史38億年

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    敗者の生命史…まさに、地球上に生命が誕生日してから、生き残ったものは敗者だった。

    地球に起こった様々な気候変動の中で、わずかなニッチを見つけて進化を遂げた動植物たち。
    彼らの進化の歴史がぎゅぎゅぎゅっと詰まった一冊だった。

    強者は進化をする必要がなく、サメやワニ、ゴキブリやシロアリなどが長い間そのままの姿で現在にある。
    しかし、弱者である哺乳類は小さなネズミのような生き物から現在の人間の姿に至る凄まじ進化を遂げた。

    しかし、いつも滅んでいくのはその時代の強者であったことを思うと、作者の言うとおり、現在地球で人間が人為的に起こしている気候変動の後に滅んでいくのは我々人類か…と思ったら、少し

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    2026年02月04日
  • うまい酒はどのようにできるのか

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    植物学者によるお酒にまつわるウンチク

    お酒は植物が作り出した炭水化物や糖をアルコール発酵させたものというような根源的なスタンスを持ちながら、それぞれの種類のお酒について軽く触れている
    身近なものばかりであるが、下手な専門書よりも簡単にわかりやすくまとまっている

    お酒を飲みながら原稿を書いている体で書かれていていつも以上に気楽に読める
    氏のファンである私にとっては余計なように感じられるが、拘る人が多いお酒というテーマについて書くための言い訳かしら
    何れにしても、文章力もいつものように素晴らしい

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    2026年01月29日
  • 私たちはどう老いるか

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    この数年、稲垣氏の著書にはまっています。植物の生き様に感動し、自分の人生と重ね合わせ反省したり、これでいいと肯定したり、折れる頁が多いのに今日も感謝!

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    2026年01月27日
  • 弱者の戦略

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    生き物にとっての強さとは?命を継続し続けること。弱者も誰かの強者であり、環境によっても入れ替わる。生き残る全ての生き物が勝者であり、強者。弱者必勝の条件はニッチの追求。勝てるところで勝つという事。ランチェスター戦略。
    複雑さ、変化、最悪はチャンスにして方法を見つける。
    鏡の国のアリスで赤の女王の教えが言い当ててる。「いいこと、ここでは同じ場所に泊まっているだけでもせいいっぱい駆けてなくちゃならないんですよ。」周りが同じ様に精一杯駆けてるから、止まっているように感じる。止まるとあっという間に置いていかれ死んでしまう。
    生き物も個人も企業も意識していないだけでこの戦いの中に生きている。同じ様にここ

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    2026年01月11日
  • うまい酒はどのようにできるのか

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    なるほど!
    知らずに呑んでたけど、そうだったのか!
    タメになるお話しは面白いですよ。

    ドイツで、なぜビールとソーセージなのか?
    思わず納得です。

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    2026年01月06日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    取り上げられているのは、どれもよく知っている植物なのに、知らないことがたくさん書かれていて、非常に面白かった。
    読書をしていると、本の中の五分の一でも新たな発見や知らない知識があると嬉しいものだけど、最初から最後まで「へー、そうだったんだ」と終始楽しい読書だった。
    最後のしめも、アリも人間も植物に使われているのは同じで、宇宙人から見れば植物の奴隷として使われているように見えるかもしれないという視点もまた素晴らしかった。人が植物を利用しているのではなく、植物の方が偉いというか。特に最後まで読んでいくと、それがとても納得させられて、素晴らしい構成だった。
    とても良い本だった。

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    2025年12月18日