稲垣栄洋のレビュー一覧
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タイトルだけ見るとナマケモノについての専門書と思うが、実際は29種類の生物昆虫雑草の不思議な生態とその進化発達の理由を解説している。一生物につき3-6pほどの解説。一つの解説が細かすぎるわけでないので、サクサク読める。逆に細かく知りたいと期待する人には物足りない、一般書れべるだろう。
一つ一つの生物の紹介、導入文と、結文が素晴らしい。
例えば
ナメクジは嫌われている。かわいいイラストやマスコットになることはほとんどない。それどころか、見つかると塩をかけられるのが、ナメクジの宿命だ。ナメクジは、何とつまらない生き物なのだろう。
神さまはどうして、こんなつまらない生き物をお創りになったのだろう。 -
Posted by ブクログ
進化は小さい方が有利なんだ
以前読んだ鳥の本にも同じ理由が書かれていた
恐竜は大きすぎたんだなー
裸子植物から被子植物への変化は
恐竜を絶滅に追いやった??なんてオドロキ
↑というのは毒を持つ進化などらしい
裸子植物は維管束無しだが、確実に水を細胞に行き渡せられる
低温に強い
御神木によくある杉や銀杏に大木が多いのはそういうわけ
花を美しいと思うのは文化である
ひまわりに元気をもらったり
五角形の花々を可愛いと思うのはなぜだろう?
文化じゃない何かがあるような??
赤い色は果実が熟しているサインだから
おいしそうに感じる
日本タンポポが西洋タンポポに追いやられて減っているわけではな -
Posted by ブクログ
ネタバレ(本から)
「細胞内共生説」
原核生物(バクテリア(細菌))から真核生物へ
ミトコンドリアの祖先は、酸素呼吸を行う細菌
細胞の中に取り込まれた葉緑体の生き物は、細胞の中で光合成を行うようになった。
細胞は細胞核を作り、自らのDNAを格納した。
生命は、過酷な逆境でこそ進化を遂げる
アリストテレス
「植物は、逆立ちした人間である」
生物の生息地をニッチという
ニッチを奪い合う進化の過程
動物に対する対抗手段として効果的な毒成分はアルカロイドである。このアルカロイドは窒素化合物を原料とする。窒素は、植物が根から吸収するものであり、限りある資源である。窒素は、植物の体を構成するタンパ -
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ネタバレ13種類の植物を取り上げ、それぞれの植物と人類との関わりの視点から世界史を紐解いている。
植物という自然側からの視点で、世界史を見るのは新鮮で、より立体的に世界史を感じることができた。そして何より、人類の生活に対する考え方が変わった。
特に興味深かったのは、イネやコムギ、トウモロコシといった穀物の章。人類の文明には、それを支えた作物があり、それぞれの大きな文明と主要な穀物の農業はセットだった。
人類は、砂漠に水路を引き、そこに種子を播いて育てることで農業をスタートさせ、保存が可能な穀物は、「富」を生み出し、社会や争いを生み出していった。
現代では、その植物の起源地ではない場所に運ばれ、栽培さ