稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 敗者の生命史38億年

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    敗者の生命史…まさに、地球上に生命が誕生日してから、生き残ったものは敗者だった。

    地球に起こった様々な気候変動の中で、わずかなニッチを見つけて進化を遂げた動植物たち。
    彼らの進化の歴史がぎゅぎゅぎゅっと詰まった一冊だった。

    強者は進化をする必要がなく、サメやワニ、ゴキブリやシロアリなどが長い間そのままの姿で現在にある。
    しかし、弱者である哺乳類は小さなネズミのような生き物から現在の人間の姿に至る凄まじ進化を遂げた。

    しかし、いつも滅んでいくのはその時代の強者であったことを思うと、作者の言うとおり、現在地球で人間が人為的に起こしている気候変動の後に滅んでいくのは我々人類か…と思ったら、少し

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    2026年02月04日
  • うまい酒はどのようにできるのか

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    植物学者によるお酒にまつわるウンチク

    お酒は植物が作り出した炭水化物や糖をアルコール発酵させたものというような根源的なスタンスを持ちながら、それぞれの種類のお酒について軽く触れている
    身近なものばかりであるが、下手な専門書よりも簡単にわかりやすくまとまっている

    お酒を飲みながら原稿を書いている体で書かれていていつも以上に気楽に読める
    氏のファンである私にとっては余計なように感じられるが、拘る人が多いお酒というテーマについて書くための言い訳かしら
    何れにしても、文章力もいつものように素晴らしい

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    2026年01月29日
  • 私たちはどう老いるか

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    この数年、稲垣氏の著書にはまっています。植物の生き様に感動し、自分の人生と重ね合わせ反省したり、これでいいと肯定したり、折れる頁が多いのに今日も感謝!

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    2026年01月27日
  • 弱者の戦略

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    生き物にとっての強さとは?命を継続し続けること。弱者も誰かの強者であり、環境によっても入れ替わる。生き残る全ての生き物が勝者であり、強者。弱者必勝の条件はニッチの追求。勝てるところで勝つという事。ランチェスター戦略。
    複雑さ、変化、最悪はチャンスにして方法を見つける。
    鏡の国のアリスで赤の女王の教えが言い当ててる。「いいこと、ここでは同じ場所に泊まっているだけでもせいいっぱい駆けてなくちゃならないんですよ。」周りが同じ様に精一杯駆けてるから、止まっているように感じる。止まるとあっという間に置いていかれ死んでしまう。
    生き物も個人も企業も意識していないだけでこの戦いの中に生きている。同じ様にここ

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    2026年01月11日
  • うまい酒はどのようにできるのか

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    なるほど!
    知らずに呑んでたけど、そうだったのか!
    タメになるお話しは面白いですよ。

    ドイツで、なぜビールとソーセージなのか?
    思わず納得です。

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    2026年01月06日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    取り上げられているのは、どれもよく知っている植物なのに、知らないことがたくさん書かれていて、非常に面白かった。
    読書をしていると、本の中の五分の一でも新たな発見や知らない知識があると嬉しいものだけど、最初から最後まで「へー、そうだったんだ」と終始楽しい読書だった。
    最後のしめも、アリも人間も植物に使われているのは同じで、宇宙人から見れば植物の奴隷として使われているように見えるかもしれないという視点もまた素晴らしかった。人が植物を利用しているのではなく、植物の方が偉いというか。特に最後まで読んでいくと、それがとても納得させられて、素晴らしい構成だった。
    とても良い本だった。

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    2025年12月18日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    ネタバレ

    植物の解説本としてとても面白かった。
    植物に関しては高校の時しか学んでいなかったが、
    植物は生きているのか、死ぬのか、
    草は何か等視点が個人的に斬新でとても面白かった。
    また、こういった解説本でも、教科書のような堅苦しさはなく、あくまで小説として書かれているので非常に面白く読めた。
    特に、
    どうして死ぬのか→それぞれの細胞が無秩序に分裂を繰り返していけば、細胞の役割分担も成り立たくなる
    のは腑に落ちた。

    生きることも不思議、死ぬことも不思議、でも命ってとても美しい
    与えられた命を生きて、与えられた死を受け入れるってすばらしい

    という言葉はとても良かった。
    また読みたいと思う

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    2025年11月29日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    しみる。これはすごい。
    子どもが読むかと思い買ってあげたものの、本棚に寝ていたので読んでみた。より一層、子どもに読んでほしくなった。農学とのことですが、生物や進化や、なんだか哲学のような。小難しさは全くなく、だけど響く言葉が連発です。
    どうやって子どもに読んでもらおうか。読む気にさせようかw

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    2025年11月24日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    単子葉類ってそうだったんだ?!で心掴まれた。ちょうど中学生の息子が勉強したところを話に聞いていたので、興味でたらいいなと思いおすすめした。

    最終着地は必要不可欠な機能と多様性として許される個性を持ち合わせるのは植物も動物も同じと言うこと。

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    2025年11月16日
  • 徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか―家康のあっぱれな植物知識

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    雑草などの植物がなぜ家紋に使われているのかわかって面白かった。
    雑草に強さやしぶとさを見出す武士の心の豊かさというかなんというか、かっこいい。
    その辺に茂っている植物にもっと詳しくなりたいと思った。

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    2025年11月14日
  • 弱者の戦略

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    目立たない生き物もそれぞれ工夫して生きていることを知ることが出来ました。いつもみている風景が少し面白くなりそうです。

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    2025年10月26日
  • 弱者の戦略

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    〈概略〉
    厳しい競争の自然界、敗者は滅びるのみ。
    弱者には弱者の戦略がある。

    〈強さとは〉
    他者を打ち負かすことでなく、生き残ること。

    〈弱者の戦略〉
    ・群れる
    ・逃げる
    ・隠れる
    ・ずらす

    〈ニッチ戦略〉
    すべての生物がニッチを持っている。
    小さな土俵で勝負する。

    〈弱者と環境〉
    安定した環境→強者が生き残り、弱者は滅びる。
    撹乱がある環境→必ずしも強者が勝たない。

    椅子取りゲームの空白のように、新たな椅子が置かれたときがチャンス。

    〈結論〉
    強いものでなく、賢いものでなく、「変化できるものが生き残る」。





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    2025年10月19日
  • 弱者の戦略

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    あえて条件の悪いところに行ってみる。
    安定している場所というのは競争が激しく、すぐに勝者が入れ替わる。変化の激しい場所で戦ってみるのです。自由度の高い土俵で戦うのです。

    人生の局地戦に持ち込み、一点集中させる。
    北海道のセイコーマートとかは札幌を中心に発展したが、本州には進出していない。

    ルールやテリトリーがシンプルなほど、戦いやすいし勝ちやすい。

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    2025年10月12日
  • 雑草教室 図鑑が教えてくれない植物たちのひみつ

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    身近に生えてる雑草の謎を解明していく物語。雑草の生存戦略や生態の不思議を物語調に分かりやすく教えてくれる。日ごろ何げなく見ている草にも名前があるんだよなと当たり前のことを再確認する。雑草とひとくくりにしてしまいがちだけど、それぞれの草の謎を知ってしまうと観察したくなる。

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    2025年09月15日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    植物のこと、生物のこと、自然のことを体系的に考えさせてくれる。
    読んでから外を散歩すると、見えてくる世界や自分が感じることがちょっと変わります。
    子供の頃理科で習ったこと、覚えたことを、なぜそうなったのか?が分かりやすく説いてくれるので、次章に繋がって理解しやすい。
    人間はエネルギー使いすぎ!って植物は思ってるかも、みたいな視点は面白かったです。確かに、人は活発だし貪欲だよなぁ。と思いました。

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    2025年09月07日
  • 弱者の戦略

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    非常に良かった。定期的に読み返したい。
    岩波の「生物から見た世界」と、ピーターティールの唱える「競争はバカのすること」の2つが自然界を例に語られている本だった。納得感がすごい。

    ・自然界では弱肉強食が前提
    ・しかしライオン、雑草、アリなど、それぞれがニッチな場所でのナンバーワンを確立していて、その上で弱肉強食のピラミッドはできている
    ・だからどこで戦うかと、どう戦うかが重要
    ・命を短く設計する方が遺伝子設計を多くできることに繋がり、変化に対応できるようになったりするし、時には性別を隠していた方が競争せずに餌を得られたりする
    ・戦うフィールドと、その場所でどんな闘い方をするかで取りに行く情報も

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    2025年08月30日
  • 生き物にとって死とはなにか

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    良い。ちょっとポエミーで小説仕立てなところが
    著者の文才を思わせる。希望の意味を改めて考えさせられた。

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    2025年08月25日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    人間以外の生き物と比較する事で見えてくるものがある。150頁『未来を犠牲にする生き物』親の世話をする生き物は人間しかいない…人間は、もう生き物としてバグっているのかもしれない。

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    2025年08月20日
  • 弱者の戦略

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    ネタバレ

    秀作。
    生物はその場所ではオンリーワンなのでナンバーワンであり生き残れる。
    強いものにはかなわない。生き延びる場所を探し、生き方を変えることで生き残ってきた。人間も同様で、自分を活かせる場所探し、生き方を変えることが大事なのでないかと思った。

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    2025年07月26日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    ネタバレ

    人類の進化に深く関わった植物や穀物を紹介する本。
    雑学としてとても読みやすく、おもしろい本だった。

    ・タンパク質や脂質を種子に持たせるためには、親の植物に余裕がないとダメ
    ・草原に生きるイネ科植物にそんな余裕はない。そのため、光合成で得ることができる炭水化物をそのまま種子に蓄え、芽生えは炭水化物をそのままエネルギー源として成長するというシンプルなライフスタイルを作り上げたのである

    ジャガイモは、もともと「ジャガタラ芋」と呼ばれた。「ジャガタラ」というのは、現在のインドネシアのジャカルタのことである。ジャガイモは南米原産の作物だが、ジャカルタに寄港したポルトガル船が持ち込んだことから、そう呼

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    2025年07月14日