稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 身近な植物の賢い生きかた
    身の回りの植物が、色々な工夫をして生きていることが分かり、益々好きになりました。本の表紙にはたくさんの言葉が隠れています!
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間
    植物だけでなく動物はたまた、生物の最終祖先の話まで、ミステリー調に書かれていたので読みやすく、興味をそそる話でした!
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし
    進化は小さい方が有利なんだ
    以前読んだ鳥の本にも同じ理由が書かれていた
    恐竜は大きすぎたんだなー

    裸子植物から被子植物への変化は
    恐竜を絶滅に追いやった??なんてオドロキ
    ↑というのは毒を持つ進化などらしい

    裸子植物は維管束無しだが、確実に水を細胞に行き渡せられる
    低温に強い
    御神木によくある杉...続きを読む
  • 敗者の生命史38億年
    (本から)
    「細胞内共生説」

    原核生物(バクテリア(細菌))から真核生物へ

    ミトコンドリアの祖先は、酸素呼吸を行う細菌

    細胞の中に取り込まれた葉緑体の生き物は、細胞の中で光合成を行うようになった。

    細胞は細胞核を作り、自らのDNAを格納した。

    生命は、過酷な逆境でこそ進化を遂げる

    アリス...続きを読む
  • 世界史を大きく動かした植物
    13種類の植物を取り上げ、それぞれの植物と人類との関わりの視点から世界史を紐解いている。
    植物という自然側からの視点で、世界史を見るのは新鮮で、より立体的に世界史を感じることができた。そして何より、人類の生活に対する考え方が変わった。

    特に興味深かったのは、イネやコムギ、トウモロコシといった穀物の...続きを読む
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)
    科学的に料理や栄養について書かれている。

    はじめに本を見たとき小説かな?と思ったが、中身は科学的な本だった。
    物事の根拠や根源を知りたい人にはとても面白い。

    自分が料理するときも応用できたらな〜と思いながら読んでいたが、応用できるまでにはあと何回読んだらいいのか、、、?
  • 大事なことは植物が教えてくれる
    植物が登場する著名人の言葉や歌詞を紹介しながら、その植物の生体の解説と共に、植物から学ぶ大切な生きるのヒントが書かれている。

    馴染みのある雑草を中心に身近な植物の話しは知らないことだらけで学びがたくさんあった。
    植物の生存をかけた、したたかで賢い生体に驚き、感動する。
  • オスとメスはどちらが得か?
    生物的にオスは遺伝子を多様化するためツールの役割。
    自分の遺伝子を残す点においてはメスがなる場合が多い。
    オスが妊娠するタツノオトシゴの話が面白い。
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密
    古来より、生物は自分の命をつないで、現在に至る。
    その過程で、一番であるものだけが生き残って、バトンをつないできたわけではないことが、雑草から人類までの進化を見て、勇気をもらった。

    自分に自信がない、そんな若い子から、わたしのような人、たくさんいると思うが、ぜひ読んで欲しい。

    あなたは必要なんだ...続きを読む
  • 面白くて眠れなくなる植物学
    面白くて眠れなくなるシリーズにも当たり外れありますが、トリビア的にも植物学は面白かったです
    植物はとても身近な存在なので生態を知ることはとても大事だと思いました
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密
    身近な生物を例えに、個性とは?等人の核心に迫る内容について書かれてるんですが、その生物の事例がわかりやすくて、納得感がすごくありました
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学
    臨月が近くなった時に友達が貸してくれた本。
    とても読みやすい生き物や植物が切り口の自己啓発本といった感じだった。
    最後の方に"大人にできることは、子どもが育つ環境を作ってあげることだけなのかも知れません。"
    とも書いてあるように、子どもに期待をかけすぎず、固定観念に囚われすぎず、子どもと成長できたら...続きを読む
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話
    小四の娘が「面白そうだから」と買った本。
    親に高校生物程度の知識があれば一部補足説明をしてあげられるので、小中学生でも十分理解できそうな内容です。
    理由等を詳しく説明していない「おもしろ雑学」的な中身が薄っぺらい本には満足できなくなった方にオススメ。
    逆に言えば、「植物って◯◯らしいよ」「ふーん、面...続きを読む
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密
    生物の進化をテーマに、多様性の大切さなどを説いていて、勉強になりました。
    なぜ雑草は雑草なのか、どうして人間の脳は比較したがるのか、など、すべては合理的に考えられるのだな、と。
    この時代、いろいろと参考になります。
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密
    これは名著!
    子供にも大人にも,みんなに勇気をくれる一冊!
    今6年生の息子が塾の先生から「6年生になる前に読んでごらん」と,勧められて1時間くらい没頭して読み切ったのは納得!その後も何度も読み返してたみたいで,内容をほとんど覚えてしまった様だ.
    最初から最後までココロが動いて,あったかくなって,「今...続きを読む
  • 面白くて眠れなくなる植物学
    植物学を学ぶとっかかりのための本として100点だと思います。


    すごく読みやすいし、シリーズ化してどんどん増やしてほしいです。
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし
    植物の繁栄の歴史、恐竜絶滅の理由や昆虫と如何に共存するか工夫してきたことを分かりやすく書いてある。
    地球史とも関連付けられているので生命の歴史を俯瞰的に学ぶことができる良書である。
  • 花と草の物語手帳~105の花言葉とエピソード
    植物の名前は覚えきれない。何冊もその関連の本を見ているが、それでも足りないと思うほどに、植物の種類は多いのです。
    特に、野花の分野は苦労しています。
  • 敗者の生命史38億年
    稲垣栄洋先生による、生命史をざっくりと、しかしご専門の植物についての記述はしっかりと語られている『生命の進化と営み』の本。別書籍『はずれ者が進化をつくる』が自己啓発本っぽい作りなのに対し、こちらはさらにもう少し踏みこんで、生物の進化の内容を記述している。要点を抑えて書いてあるので、全体的に捉えられら...続きを読む
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)
    稲垣栄洋先生はこのようなグルメ方面のお仕事も受けられるのか、と本書を初見して思った。幅が広い。読んでみると、植物専門の筆者ならではの科学本に仕上がっていることに思わずニヤリとしてしまった。構成は、料理(例えばカレーライス)の食材ごと(じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)といったカテゴリーに分け連作のように...続きを読む