稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 雑草教室 図鑑が教えてくれない植物たちのひみつ

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    身近に生えてる雑草の謎を解明していく物語。雑草の生存戦略や生態の不思議を物語調に分かりやすく教えてくれる。日ごろ何げなく見ている草にも名前があるんだよなと当たり前のことを再確認する。雑草とひとくくりにしてしまいがちだけど、それぞれの草の謎を知ってしまうと観察したくなる。

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    2025年09月15日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    植物のこと、生物のこと、自然のことを体系的に考えさせてくれる。
    読んでから外を散歩すると、見えてくる世界や自分が感じることがちょっと変わります。
    子供の頃理科で習ったこと、覚えたことを、なぜそうなったのか?が分かりやすく説いてくれるので、次章に繋がって理解しやすい。
    人間はエネルギー使いすぎ!って植物は思ってるかも、みたいな視点は面白かったです。確かに、人は活発だし貪欲だよなぁ。と思いました。

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    2025年09月07日
  • 弱者の戦略

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    非常に良かった。定期的に読み返したい。
    岩波の「生物から見た世界」と、ピーターティールの唱える「競争はバカのすること」の2つが自然界を例に語られている本だった。納得感がすごい。

    ・自然界では弱肉強食が前提
    ・しかしライオン、雑草、アリなど、それぞれがニッチな場所でのナンバーワンを確立していて、その上で弱肉強食のピラミッドはできている
    ・だからどこで戦うかと、どう戦うかが重要
    ・命を短く設計する方が遺伝子設計を多くできることに繋がり、変化に対応できるようになったりするし、時には性別を隠していた方が競争せずに餌を得られたりする
    ・戦うフィールドと、その場所でどんな闘い方をするかで取りに行く情報も

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    2025年08月30日
  • 生き物にとって死とはなにか

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    良い。ちょっとポエミーで小説仕立てなところが
    著者の文才を思わせる。希望の意味を改めて考えさせられた。

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    2025年08月25日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    人間以外の生き物と比較する事で見えてくるものがある。150頁『未来を犠牲にする生き物』親の世話をする生き物は人間しかいない…人間は、もう生き物としてバグっているのかもしれない。

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    2025年08月20日
  • 弱者の戦略

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    ネタバレ

    秀作。
    生物はその場所ではオンリーワンなのでナンバーワンであり生き残れる。
    強いものにはかなわない。生き延びる場所を探し、生き方を変えることで生き残ってきた。人間も同様で、自分を活かせる場所探し、生き方を変えることが大事なのでないかと思った。

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    2025年07月26日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    ネタバレ

    人類の進化に深く関わった植物や穀物を紹介する本。
    雑学としてとても読みやすく、おもしろい本だった。

    ・タンパク質や脂質を種子に持たせるためには、親の植物に余裕がないとダメ
    ・草原に生きるイネ科植物にそんな余裕はない。そのため、光合成で得ることができる炭水化物をそのまま種子に蓄え、芽生えは炭水化物をそのままエネルギー源として成長するというシンプルなライフスタイルを作り上げたのである

    ジャガイモは、もともと「ジャガタラ芋」と呼ばれた。「ジャガタラ」というのは、現在のインドネシアのジャカルタのことである。ジャガイモは南米原産の作物だが、ジャカルタに寄港したポルトガル船が持ち込んだことから、そう呼

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    2025年07月14日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    ■命にはなぜ限りがあるのか
     「死」は40億年に及ぶ生命の歴史の中で最も偉大な発明の一つ。一つの命がコピーをして増えていくだけであれば、環境の変化に対応することができない。変化し続けるために生命は「死」を作り出した。
     新しい命を宿し、子孫を残せば、命のバトンを渡して古い命は消えてゆく。この「死」の発明によって生命は世代を超えて命のリレーをつなぎながら永遠であり続けることが可能になった。永遠であり続けるために生命は「限りある命」を作り出した。
    ■もし祖父と祖母とが別の誰かと見合いをして結婚していたら、私はこの世に存在しない。遡ってみて、曽祖父と曾祖母が出会っていなかったとしても私は存在しない。

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    2025年06月01日
  • 生き物にとって死とはなにか

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    人間以外の生物の生き方、本能のまま
    争わずに命を繋ぐ為だけに、生まれて死んで行く、羨ましいくも切なくもなりましたが、身近な生物の驚くべき生態を知る事ができて、興味深々で読み進めました
    最後の章で、自分の存在の尊さと奇跡を最確認出来ました!

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    2025年05月31日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    「雑草は競争に強くない、環境変化に強い」というところから、雑草にはどういう特性があり、それが種の生き残りにどう寄与しているかを説明している。
    特に他の植物を比較対象としているため、生物全般というよりは、植物の中での雑草ということで議論をしている。
    しかし「ナンバー1 or オンリー1」に対する考え方など、生物の生存戦略や、人生訓になるようなメッセージも多くあった。

    植物学はもちろん、進化論や遺伝学に関する様々なキーワードが出てきた。
    シダ植物から被子植物への進化をたどるところもあり、進化論についても改めて得るものがあった。
    また「自殖」「他殖」に関する議論から、遺伝子の挙動に関する議論もあり

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    2025年05月20日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    環境に対応していくこと
    ナンバーワンになれるオンリーワンを探すこと
    競争しながらも助け合うこと

    雑草について書かれているけれども全てに言えることだなあと思います

    雑草をテーマにしているのも非常に珍しいです

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    2025年04月26日
  • 生物に学ぶ ガラパゴス・イノベーション

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    生き物の進化とビジネスの有り様を重ねている内容でとても面白かった。
    大陸は激しい競走で勝ち抜くための進化を、島国は環境に適した進化を行ってきており、戦えば一見大陸の方が優勢に見えるけれど戦い方を間違えなければ十分生き残れるということがすごくわかりやすく説明されていた。
    日本という島国独特の精神性にまで言及しており、グローバル化が進んでいる中で、日本人が育んできた精神性までそれに合わせる必要はないということに気付かされた。

    このご時世、色んな人に読んで欲しい本でした。

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    2025年04月24日
  • ナマケモノは、なぜ怠けるのか? ──生き物の個性と進化のふしぎ

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    生き物の紹介パートは壮大な前振りで、最後に読者である若い人がそのままのあなたでいい理由に収束される。
    人類には「つまらない」部分もたんとあることが描かれた上での「そのままでいいんだよ」が深く響く。この本を10代で読める人がうらやましい。

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    2025年04月11日
  • イネという不思議な植物

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    文句なしの満点。分かりやすく興味深い内容。稲にまつわる情報が網羅的かつ簡易にまとめられてる。日本人と米の関係は深いものだと改めて感心した。令和の米騒動まっただ中のいま、日本人全員が読むべき良書であろう。

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    2025年02月21日
  • イネという不思議な植物

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    軽い気持ちで手にとった1冊。
    イネという,身近すぎて深く考えたことがなかった植物のいろいろな面に気づかせてくれた。
    アミロースとアミロペクチンの分子構造の違いから,うるち米ともち米の腐りやすさや消化のされやすさが違う点はとても面白い。
    科学的なアプローチだけでなく,歴史的,社会的な視点で考えるところも面白かった。
    江戸時代の1食は1合(150g)。3合で1日分。1日分の米(3合)をつくるのに必要な面積を1坪。1人が1年間(昔の歴では360日)で食べるお米(=1080合)を1石。「加賀百万石」といったら,100万人の人が1年間生きていける分のお米をつくる生産力があるという意味。知らなかったなぁ。

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    2025年01月17日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    新書のイメージを覆すような親しみやすい文章で、あっという間に読み終えた。
    最後の締めくくりのエピソードに泣いた。
    新書で泣いたの初めて。

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    2025年01月05日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    生物学的観点から生きる意味について考えさせてくれる良書でした。
    ただ、他の方がコメントされているように深く考察されたい方には物足りないかもしれません。

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    2025年01月04日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    他の本を購入するときに手に取ったもの
    タイトルにあるカレーだけでなく沢山の食品に関する知識が書いてあり読みながら「へー」と思っていた
    そして作者の食べ物を大切にする思いも読み終わってからだが伝わってきた
    一つの内容が短く隙間の時間に読むのに向いてる本だと思います

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    2024年12月29日
  • 雑草先生の短歌教室

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    この本は、けっして短歌教室ではない。
    この本を読んで、短歌を読もうと思ってはいけない。
    この本は、はっきり言って、抱腹絶倒のエッセイだw
    サラリーマン川柳を短歌にしたようなもの。
    時々爆笑しつつ、一気に読み終えた。

    31音の中に言いたいことをぎゅっと詰め込む。
    それは、ビジネスツールとして、とても役に立つ。

    植物や、生き物に、鋭い観察眼をお持ちだからこそ、
    生き生きとした描写を感じられたり、
    愛犬や家族との触れ合いが、楽しく表現されている。

    もう何冊も著書を読んだが、すごいファンになった!

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    2024年11月30日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    自分がコンプレックスに感じている個性があるかもしれない。でもそれは生物学的な観点から言えば必ず意味があるものである。ただ現代の評価軸で評価されればコンプレックスに感じるというだけで、必ず意味はあるのだから生まれる時代が悪かったというただそれだけである。
    この本は自分の個性について改めて考える機会を与えてくれる。

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    2024年11月27日