稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    ■命にはなぜ限りがあるのか
     「死」は40億年に及ぶ生命の歴史の中で最も偉大な発明の一つ。一つの命がコピーをして増えていくだけであれば、環境の変化に対応することができない。変化し続けるために生命は「死」を作り出した。
     新しい命を宿し、子孫を残せば、命のバトンを渡して古い命は消えてゆく。この「死」の発明によって生命は世代を超えて命のリレーをつなぎながら永遠であり続けることが可能になった。永遠であり続けるために生命は「限りある命」を作り出した。
    ■もし祖父と祖母とが別の誰かと見合いをして結婚していたら、私はこの世に存在しない。遡ってみて、曽祖父と曾祖母が出会っていなかったとしても私は存在しない。

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    2025年06月01日
  • 生き物にとって死とはなにか

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    人間以外の生物の生き方、本能のまま
    争わずに命を繋ぐ為だけに、生まれて死んで行く、羨ましいくも切なくもなりましたが、身近な生物の驚くべき生態を知る事ができて、興味深々で読み進めました
    最後の章で、自分の存在の尊さと奇跡を最確認出来ました!

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    2025年05月31日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    「雑草は競争に強くない、環境変化に強い」というところから、雑草にはどういう特性があり、それが種の生き残りにどう寄与しているかを説明している。
    特に他の植物を比較対象としているため、生物全般というよりは、植物の中での雑草ということで議論をしている。
    しかし「ナンバー1 or オンリー1」に対する考え方など、生物の生存戦略や、人生訓になるようなメッセージも多くあった。

    植物学はもちろん、進化論や遺伝学に関する様々なキーワードが出てきた。
    シダ植物から被子植物への進化をたどるところもあり、進化論についても改めて得るものがあった。
    また「自殖」「他殖」に関する議論から、遺伝子の挙動に関する議論もあり

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    2025年05月20日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    環境に対応していくこと
    ナンバーワンになれるオンリーワンを探すこと
    競争しながらも助け合うこと

    雑草について書かれているけれども全てに言えることだなあと思います

    雑草をテーマにしているのも非常に珍しいです

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    2025年04月26日
  • 生物に学ぶ ガラパゴス・イノベーション

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    生き物の進化とビジネスの有り様を重ねている内容でとても面白かった。
    大陸は激しい競走で勝ち抜くための進化を、島国は環境に適した進化を行ってきており、戦えば一見大陸の方が優勢に見えるけれど戦い方を間違えなければ十分生き残れるということがすごくわかりやすく説明されていた。
    日本という島国独特の精神性にまで言及しており、グローバル化が進んでいる中で、日本人が育んできた精神性までそれに合わせる必要はないということに気付かされた。

    このご時世、色んな人に読んで欲しい本でした。

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    2025年04月24日
  • ナマケモノは、なぜ怠けるのか? ──生き物の個性と進化のふしぎ

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    生き物の紹介パートは壮大な前振りで、最後に読者である若い人がそのままのあなたでいい理由に収束される。
    人類には「つまらない」部分もたんとあることが描かれた上での「そのままでいいんだよ」が深く響く。この本を10代で読める人がうらやましい。

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    2025年04月11日
  • イネという不思議な植物

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    文句なしの満点。分かりやすく興味深い内容。稲にまつわる情報が網羅的かつ簡易にまとめられてる。日本人と米の関係は深いものだと改めて感心した。令和の米騒動まっただ中のいま、日本人全員が読むべき良書であろう。

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    2025年02月21日
  • イネという不思議な植物

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    軽い気持ちで手にとった1冊。
    イネという,身近すぎて深く考えたことがなかった植物のいろいろな面に気づかせてくれた。
    アミロースとアミロペクチンの分子構造の違いから,うるち米ともち米の腐りやすさや消化のされやすさが違う点はとても面白い。
    科学的なアプローチだけでなく,歴史的,社会的な視点で考えるところも面白かった。
    江戸時代の1食は1合(150g)。3合で1日分。1日分の米(3合)をつくるのに必要な面積を1坪。1人が1年間(昔の歴では360日)で食べるお米(=1080合)を1石。「加賀百万石」といったら,100万人の人が1年間生きていける分のお米をつくる生産力があるという意味。知らなかったなぁ。

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    2025年01月17日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    新書のイメージを覆すような親しみやすい文章で、あっという間に読み終えた。
    最後の締めくくりのエピソードに泣いた。
    新書で泣いたの初めて。

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    2025年01月05日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    生物学的観点から生きる意味について考えさせてくれる良書でした。
    ただ、他の方がコメントされているように深く考察されたい方には物足りないかもしれません。

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    2025年01月04日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    他の本を購入するときに手に取ったもの
    タイトルにあるカレーだけでなく沢山の食品に関する知識が書いてあり読みながら「へー」と思っていた
    そして作者の食べ物を大切にする思いも読み終わってからだが伝わってきた
    一つの内容が短く隙間の時間に読むのに向いてる本だと思います

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    2024年12月29日
  • 雑草先生の短歌教室

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    この本は、けっして短歌教室ではない。
    この本を読んで、短歌を読もうと思ってはいけない。
    この本は、はっきり言って、抱腹絶倒のエッセイだw
    サラリーマン川柳を短歌にしたようなもの。
    時々爆笑しつつ、一気に読み終えた。

    31音の中に言いたいことをぎゅっと詰め込む。
    それは、ビジネスツールとして、とても役に立つ。

    植物や、生き物に、鋭い観察眼をお持ちだからこそ、
    生き生きとした描写を感じられたり、
    愛犬や家族との触れ合いが、楽しく表現されている。

    もう何冊も著書を読んだが、すごいファンになった!

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    2024年11月30日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    自分がコンプレックスに感じている個性があるかもしれない。でもそれは生物学的な観点から言えば必ず意味があるものである。ただ現代の評価軸で評価されればコンプレックスに感じるというだけで、必ず意味はあるのだから生まれる時代が悪かったというただそれだけである。
    この本は自分の個性について改めて考える機会を与えてくれる。

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    2024年11月27日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    非常に面白かったです。
    どんな生物も、それぞれの戦略でこの世界を生きている。
    動物や植物についての知的好奇心を満たしてくれたと同時に、たくましく生きているものたちの姿勢を知ってとても励まされました。
    自然界ではバラバラであることが正義。一方で、人間はバラバラが嫌い。自分たちの都合がいいように数値化することが大好き。偏差値や平均値など。

    瓜の蔓に茄子はならぬ、ということわざがあります。生物にはそれぞれの成長の仕方がある。この本を読んで、自分は自分のままでいいんだと勇気を
    もらいました。読んで良かったです。
    稲垣ワールドにもっと触れていきたいと思います。

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    2024年11月23日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    植物の生存戦略とそれを利用してきた人間の、長いあるいは短い歴史を駆足で見るような本!
    いまある世界はこんなふうにできたのか。
    人間も植物も生き残るために長い時間をかけて工夫をしてきたのだろう。
    この本を読んでなお、植物はどうやってこんな構造になれたんだろう、人間はどうしてこの植物を食べようとしたんだろう、という興味は尽きない。

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    2024年11月20日
  • 古池に飛びこんだのはなにガエル?

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    短歌や俳句、日本独特の感性でできているポエム。
    聞いたことのある名句や名歌なのに、
    その背景に関しては知らない事ばかり。
    まして、植物や昆虫などの生き物からの目線は、
    植物学の著者だからこそ気づくのだろう。

    春の花はなぜ黄色が多いのか、とか、
    蜂がどうやって蜜を集めるのかとか、
    白鳥はなぜ白いのかとか、
    色々な謎解きがたくさん詰まっていて、
    読んでいて全然飽きなかった。

    夏目漱石、小林一茶、松尾芭蕉などに、
    それはおかしいだろう、と物申せるのは著者だけ?
    子供から大人まで、俳句や短歌に興味がない人もある人も、絶対に楽しめる本。

    コラムの作者不詳、実は・・・

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    2024年11月14日
  • 子どもと一緒に覚えたい 道草の名前

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    稲垣栄洋先生の目線が本当に好きで、稲垣先生の本を積極的に読むようにしている。
    手元に置いておきたい本との感想があったが、本当にその通りですね!!

    子どもたちと一緒に見たいが、今は一人でみて、歩いて道草を楽しもう(^-^)

    日々の暮らしが豊かになる植物学だと感じます!!

    植物たちも生きるために一生懸命なんだって分かる本でした(^^)/

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    2024年11月04日
  • 大事なことは植物が教えてくれる

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    稲垣先生の感性が大好きです。

    これは大人、子どもたちにも読んでほしい。

    稲垣先生の本はきっといろいろな人に勇気や、心の中に響く何かを与えてくれます。

    会いたい人の一人だ✨️

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    2024年10月18日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    題名に惹かれて読みはじめても、内容があまりにも作者の知識の羅列だけで面白くなく、読むのをやめてしまう書物がある。
    この本は題名に惹かれて読みはじめて、すぐにぐんぐんと引き込まれる内容である。著者は植物学者ということだが、植物についての膨大な知識を、生物学、歴史に絡めて大きく広げていく。話が繋がっているので、ナルホドナルホドと思っているうちに読み進めて、しかも頭に入る。ものすごく、知的好奇心が満たされる。
    高校生の時に読んでいたら、この教授がいる大学を受験したいと思ったかも!

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    2024年08月15日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    この本とっても面白い…!!!
    ヒガンバナって誰かが植えたものなんだなぁ…

    読み終わった今、生まれ変わったらミドリムシになりたいし、ナウシカを見直したいし、ヒガンバナを見に行きたい。

    魔女狩りの歴史や、ハリーポッターのマンドレイクも出てくる。めっちゃ面白い。

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    2024年08月08日