稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか―家康のあっぱれな植物知識

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    家紋のもとは、平安時代の牛車にあるらしい。自分の牛車を見分けるために、それぞれ紋をつけたのを、武士がまねしたという。戦国武将たちの家紋は植物が多く、それも雑草のカタバミやオモダカ、タンポポなどが結構あるらしくて驚く。そもそも徳川家のフタバアオイも山にある目立たない雑草だそうだ。どうも武将たちは、雑草のしぶとい強さを愛したらしいのだ。この他、江戸とススキ、ヨシ、エゴマ、ソバ、サツマイモなどとの深い関係や、江戸のリサイクル循環社会の様子、園芸大国だった江戸時代の日本、三河武士や家康、信長などと植物との深い関係をいろいろ述べていて、非常に興味深い本である。

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    2021年08月07日
  • 大事なことは植物が教えてくれる

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    この本を読んでから、日常でたくさん見てきた雑草や花の見方が180度変わりました。
    全ての生き物に優しくなることができる本だと思います。

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    2021年08月01日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    稲垣先生の本は、読みやすくてためになりますね。
    ただ、この本は、ちょっと説教臭いかも(笑)。

    本能と知能の話は、改めて、考えさせられるものがありました。
    書籍の中では、種による差について述べられていましたが、種の中でも、個体による差もある思うと、新たな観点を得た気がしました。

    稲垣先生の本は、時々読みたくなりますが、また、気が向いたら読んでみようと思います。

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    2021年07月10日
  • 大事なことは植物が教えてくれる

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    植物から学ぶことがこんなにもあることに驚き、毎日の散歩で見かける植物を見る目が変わった。この本に書かれている植物たちのように、しなやかに強かに生きていきたい。

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    2021年05月24日
  • 雑草キャラクター図鑑:物言わぬ植物たちの意外な知恵と生態が1コママンガでよくわかる

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    毎日の楽しみに少しずつ読み進めていました。
    植物の生存戦略の特徴を捉えて擬人化してるのも面白かったし、雑草の解説も分かりやすく興味深かったです。
    著者の分類も面白い♪.

    A. メジャー選抜イレブン
    B. 最凶ヒール軍団参上
    C. ルックス勝負のビジュアル系
    D. 超絶技をくりだす個性派たち
    E. 暮らしのお役立ちパートナー

    「これ道端や街中でもでよく見る!」っていうのがいっぱいあって、この本を片手に散策に出掛けたくなりました。
    今度雑草を見掛けたら、この本の強烈なキャラが思い浮かんでニヤリとしそうです(笑)

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    2021年05月22日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    植物は動かずに生きている。動物は動かなければ生きていけない。植物は動けないので敵や災害からは逃げられないが、実にダイナミックにたくましく生きている。
    …著書はそんな話を公園に生えていた雑草から聞いたので、弱そうで強い生き方をしている植物の話を読者みなさんにお伝えします。


    ❐そもそも植物とは?
    植物とは光合成で栄養をえる。その光合成を行う植物細胞の葉緑体は、昔は独立する生物だった。
    他の大きな単細胞生物が、葉緑体となるバクテリアを取り込み、細胞とバクテリア(葉緑体)との共生生活が始まったのではないだろうか?⇒人間と大腸菌などと同じ。

    ❐動く、動かない
    植物は「固着性」。自分で栄養を作るので

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    2021年04月10日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    流し読みでざっくり読んだ。時間がある時にちゃんと読み直したい。


    トウモロコシは地球のあらゆるものに使われているのに、元になった植物がわかっていない。宇宙からもたらされたというトンデモ話を紹介してるのが面白かった。マヤ文明、宇宙人との交信のオカルトがつきものだし。

    農村で鬼灯茶を飲む習慣は、7月の忙しい時に臨月にならないように堕すため、とか。

    しめ殺しの木、ガジュマルは植物の上で発芽して下に根を伸ばしていくスタイル。

    セイタカアワダチソウは、原産国のアメリカではもっと小さく可愛らしく、州の花になったりしてる。日本ではセイタカアワダチソウの毒に拮抗できる植物がいなかったから増えた。しかき

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    2021年04月05日
  • 大事なことは植物が教えてくれる

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    内容は勿論、本の紙質、挿絵など、本そのもの自体に惹かれた。

    普段何とも思っていなかったそこら辺に生えている草花に意識がいくようになった。

    大事なことは植物が教えてくれる。

    本当にその通りだと思う。

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    2021年04月02日
  • 子どもと一緒に覚えたい 道草の名前

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    端正な本。植物画も写真も文書も、誌面のデザインもどれをとっても美しく行き届いている。
    ぺんぺん草を食べてみたくなった。

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    2021年04月01日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    トウモロコシの章で強い衝撃を受けた。
    あまりにも万能すぎる植物…
    知らぬ間に植物に依存し、身を粉にして働く人類の歴史について詳しく語られている。

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    2021年03月09日
  • たたかう植物 ──仁義なき生存戦略

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    昆虫もおもしろいけど昆虫と共に進化してきた植物もおもしろくないわけなかった
    考えてみたらニュースでよく聞く蜜蜂がいなくなってるとか今のままだと10年後くらいに食糧危機になるとか、取りも直さず植物の危機は人類の危機なのね

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    2021年02月11日
  • イネという不思議な植物

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    イネを科学、地理、歴史の切り口で解剖すると、文化が稲作とともにあったことがわかる。


    お酒づくりに対応して、
    お米づくりについても知りたいと思い手に取った本だったが、
    期待以上の内容と面白さだった。

    イネがいかに特殊な植物であるか、
    日本の風土における田んぼの役割とは、
    地理・歴史・文化は稲作とともにあったこと、
    と、口語でわかりやすく説明されている。

    情報の多さも、
    それだけ密接な関わりがあるということとして伝わってきた。
    繰り返しのフレーズが多いのはご愛嬌。

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    2021年02月04日
  • 「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか

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    雑草の生存戦略は、ニッチかつ多様性のオプションを持つこと。木から雑草へのイノベーション、「踏まれても踏まれても立ち上がる」ではなく、わざわざ立ち上がるコストをかけずに、倒れたまま種子を残していく方策を考えて進化するという話に感銘を受けた。
    グラスルーツ=草の根 と呼ばれる市民活動がどのようにして資本力や権力のある大企業や行政と闘っていくか。植物の、同じ土俵には"乗らない"したたかさから学びたい。

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    2020年12月31日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    下記好きだった箇所の内容。

    雑草は踏まれても立ち上がる
    人間の都合でその方が良いという解釈。
    本当は踏まれてまた上に伸びるより寝かせて花を咲かし種子を残す方が合理的なので、何度か踏まれたら立ち上がらない。

    植物の方が人より合理的。余計な感情がない。
    様座な事実を見るのに非常に勉強になりました。



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    2020年12月20日
  • 敗者の生命史38億年

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    生命の歴史、特に進化についてしっかりと解説されている入門書です。
    簡潔明瞭で大変わかりやすく、気持ち良く勉強できました。
    追い込まれた弱者こそが進化しなくてはならない、それは貧乏くじですが革命にもなり得るのですね。
    しかし、同じ大きさだったり同じ物を食べたり、同じニッチでの争いで負けることは絶滅を意味するようです。
    弱者であったために人類は進化し、ニッチが重なったために他のホモ属が絶滅したのかもしれません。
    サメのように進化を必要としない完成された生物、単細胞生物のように変化に伴いすぐに進化する生物、人類のように技術で補正する生物、多様化の素晴らしさと面白さに気付かされた一冊。

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    2020年11月30日
  • 「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか

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    VUCA時代、予測不能な激しい変化が起こる場所で生き延びてきた雑草の戦略が役に立たないはずがない!

    変化が少ない場所では木が強い
    変化が大きい場所で強く生きてきたのが雑草

    ●雑草の戦略要素
    ・Competitive 競合型戦略
    ・Ruderal 乱発適応型
    ・Stress tolerance ストレス耐性型

    ●例えば、踏まれるスペシャリスト、オオバコ
    ・柔らかくしなやかで踏まれても折れない
    ・種子にネバネバ成分があり、靴の裏に着いて分布を広げる
    ・逆に踏まれないと成功しない状態、逆境を機会に変えたいい例

    ●例えば草刈りに耐えるススキやエノコログサ
    ・狩られないよう低い位置に穂を作り種子

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    2020年11月08日
  • 「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか

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    雑草の戦略から学ぶこと。

    ナンバーワンになれるオンリーワンの場所で戦う。
    戦う場所は絞る、武器は絞らない。
    大切なことを見失わない。

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    2020年10月29日
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

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    やっぱり面白い。

    変化がおきているいまこそ、
    新なニッチが生まれる可能性がある。
    新たなニッチに入り込むには、
    何も新しいものだけが必要なわけではない。
    今あるモノをうまく使えばよい。

    今の環境で進化をしてきたのなら、
    もともとの先祖がいた環境こそ、
    ブルーオーシャンである。

    成功しているなら、変わる必要はない。
    古いシステムが逆につかえることもある。

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    2020年09月19日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    本作も面白い。

    植物の生き方には、改めて人生を生きるヒント満載だなぁ、と思わせてくれる。

    辛い時期にこそ、根っこをはっている。

    踏まれてもたちあがらず、本来の目的である、
    子孫を残すことのためにエネルギーを温存する。

    本来、伸びるだけ伸びたら方がはやくても、
    リカバリが可能なように、節をつくる。
    折れても節から再生できるように。

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    2020年08月27日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    同じ著者の『世界史を大きく動かした植物』がとても面白かったので手に取ってみたところ、予想に違わず揺さぶられっぱなしの本でした。
    曰く「雑草はとても弱い」。
    曰く「雑草は踏まれたら倒れたまま立ち上がらない」。
    先入観を覆される気持ちよさにあふれた良書です。

    先入観を覆される例をいくつか。
    雑草の種をまいて育てようと思ってもまず成功しないんだとか。なぜなら雑草はどんな環境でも誰かが生き延びるという生存戦略をとっているので、決まった時期や決まった温度や決まった日照時間などのトリガーに反応しないから。(撹乱性)
    セイタカアワダチソウは故郷のアメリカ北中部では「ふるさとを思い出せさる可憐な黄色い花」な

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    2020年08月29日