稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    そもそも植物とはどういう存在なのか、ということをいろいろな視点から分かりやすく解説してくれています。この著者の本はどれも好きで、植物学に興味を持つようになりました。

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    2022年04月17日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    人に話したくなる植物の知識の宝庫。
    NHKの「植物に学ぶ生存戦略」の元ネタのような印象。ひとつ一つの項目が短く、読みやすい。

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    2022年04月12日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

    湯

    購入済み

    植物の見方が変わる

    植物ばどこまでも合理的。その生存戦略の強かさが分かりやすく記述されていてとても読みやすかった。
    そこに静かに佇んでいるだけなのに、人類の歴史や地球の環境に大きな影響を与えてきた植物に、畏怖の念を覚えます。

    #怖い #タメになる

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    2022年04月04日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    植物に惑わされ続けてきた人類の歴史。これらの植物は古代文明のきっかけでもあり、産業革命のきっかけでもある。

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    2022年03月30日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    イラストが2色で豊富。しかもかわいい。
    若い読者向けなので文章も平易で読みやすい。

    進化について書かれている。
    そして、弱い者が滅び、強い者が生き残るというのが自然界の鉄則ではあるが、「たくさんの種類がある方が強い」「みんなが違うことが強い」

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    2022年03月26日
  • モンスターにされた生き物たち 妖怪・怪物の正体とは?

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    モンスター(妖怪)と正体である動物をイラストと共に比較して紹介する本です。正体である動物の生態はなかなかに面白いですが考察はあっさりしているので深く読み解きたい人には不向きかもしれません。

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    2022年03月24日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    多様性をテーマにする展示で出会った本。「七時間目 強さとは何か?」が印象的だった。

    john philip grimeという生態学者によると、植物が成功するための強さは3種類あるそうだ:
    ①競争に強い
    ②過酷な自然環境に耐えられる
    ③変化を乗り越える力。

    例えば、雑草は①②は弱いが③は強い。(森林だと他の植物との競争に破れるし氷山では耐えられないが、人に踏まれたり刈られたりしてもすぐ生えてくる!)

    ①〜③は動物にも言える所はありそう。
    競争や戦いに強いものが勝つとは限らないし。(例.チーターvsガゼル)

    人類は動物界において肉体的に最強ではないが、生き延びている。それは僕らが知性という武器を持っていたからだ。

    さらに人類の中でも、ネアンデルタール人ではなく僕らホモサピエンスだけが生き残った。ネアンデルタール人は僕らホモサピエンスより身体能力が高く脳の容量も大きかったというのに…。
    それはホモサピエンスが「助け合う」という能力を発達させたかららしい。

    ---

    僕は競争が嫌いだし(①)、長時間労働も耐えられない(②)。けれど変化を乗り越える力は意外とあるのではと期待してみたり、あるいは全く違う切り口の強さがあると妄想してみたり。
    自分の中に弱さがある限り、自分の新たなポテンシャルを探す旅を続けてみたくなるもんですわ。

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    2022年03月13日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    キャッチーなタイトルに惹かれて購読。

    素材が持つ特性、それによって生まれる栄養素などが分かりやすく説明されています。

    私自身は関東育ちですが、両親は関西出身のためよく使う食材や味付けの地域差については実体験も相まって何度も頷きながら読みました。

    テーマにした料理ごとにいただきます、で締められているのが素敵でした。

    写真におさめるためだけの単純な見た目の綺麗さにこだわるのでなく、素材がもつ特性を活かした彩り豊かな食事が大切だなと再認識しました。

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    2022年02月25日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    ネタバレ

    植物に関して分かりやすい書籍を多く出している著者による植物の進化に関する一冊。

    理科の授業で、植物には子葉が2枚ある「双子葉類」と子葉が1枚の「単子葉類」があることを習った人もいるかと思います。なぜそのような違いができたのか、という入口から植物の進化について書いています。
    他にも、植物の進化と恐竜の関係、イネ科の植物と人間の繁栄の関係など、様々な見方から植物の進化について教えてくれます。
    この本を読むと、植物がなぜそのような形になったのかという進化の必要性と学校で学んだ知識が結びつき、植物について深く学ぶことができました。

    この「ちくまQブックス」シリーズに共通することですが、イラストが豊富、かつ二色刷りのため、読みやすいです。
    章ごとに区切られ、一冊あたりのページ数も少ないため、気軽に読めます。

    植物に興味がある人にはぜひ読んでほしい一冊です。

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    2022年02月23日
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

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    非常に興味深い内容。生物史の流れをひもときつつ、ビジネス戦略に活かすという思考は、生物本来の生き方を学びつつ、ビジネスにも活きるものと勉強させられた。
    ただ、著者が生物側の学者の為、やはりビジネス視点においては弱いように感じた。

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    2022年02月20日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    やはり食べ物から解説される本は面白い。再読

    日常生活で浮かぶ疑問や分かっているつもりだったことが綺麗に解説されている。
    カロチンってキャロットからきてたとは。

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    2024年09月29日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    ネタバレ

    p26
    じゃがいもは栄養繁殖で増やす。ところが19世紀初め、アイルランドではじゃがいもの疫病が大流行し百万人が餓死、二百万人が故郷を捨て新天地アメリカを目指した。
    人間は有性生殖です。しかし人間はバラバラであることを嫌います。均質な人材を作ろうとするのです。作物と同じようにその方が管理しやすいからです。生物はコストをかけて多様性を創出しています。均一な人間の管理は人間社会にアイルランドの飢餓のような事件を起こさないでしょうか。

    p36
    現代人の体の40%はトウモロコシから作られていると言われているほどです。

    p49
    人間が改良を重ねた野菜…キャベツもメキャベツもブロッコリーもカリフラワーも学名は同じ「ブラシカ・オレラシア」
     
    p68
    植物の種は暗いところで発芽をする性質を持っているものが多くあります。しかし雑草の種子は光が当たると芽を出すものが多い。草取りをして土の中に光が当たったと言う事はライバルとなる他の雑草が取り除かれたと言う合図でもあります。

    p75
    チューリップバブルで特に高値で取引されたのはブロークンと言われる縞模様の花を咲かせるチューリップ。これはアブラムシによって媒介されたウィルス病によって引き起こされることが現在では知られている。

    p96
    植物にとって最も重要な器官は種子を残すための花です。ラフレシアは余分な茎もはもなく花だけを咲かせる理想的な形と言えるかもしれません。世界一大きな花が自活しない寄生植物と言うのも世の不条理を感じます。

    p148
    竹や笹が花を咲かせた後、無数の種子できこれを餌とするネズミが大発生する。そして飢餓が起こる。
    日本では1970年代にマダケが一斉に開花して枯れた。120年後の次の開花が2090年。

    p163
    魔女狩りで猫も大量に虐殺された。中世から近世ヨーロッパで大流行したペストの伝染源はネズミ。猫を殺しすぎたためにネズミが大繁殖したことも原因の1つ

    p170
    トリカブトの塊根は附子(ぶす)といいます。トリカブトを口にすると神経系の機能が麻痺して無表情になります。これがブスの語源であると言われています。

    p172
    カフェイン、ニコチン、コカイン、カプサイシン。
    植物の毒は人間の神経を覚醒させて元気にしてくれたり人間の神経を麻痺させてリラックスさせてくれたりします。さらには毒を無毒化したり排出しようと体の中の機能が活発に動き出したり、毒を排出することで余計な老廃物も一緒に排出するデトックス効果もあります。しかも植物の毒を感知し苦痛を和らげようとエンドルフィンまで分泌します。エンドルフィンの分泌によって人間は陶酔感を覚え、忘れない快楽を感じてしまうのです。

    p184
    季節行事
    旧暦3月3日、桃の種を煎じた杏仁湯で稲作に備える
    5月5日、田植え時期は、菖蒲湯で健康を守る
    7月7日、草取りの時期、ほおずきの薬湯で堕胎しておく
    9月9日、稲刈りの時期、菊の花の酒を飲む

    黄色い吸血鬼 ネナシカズラ
    絞め殺し植物 ガジュマル
    歩くウォーキングパーム ソクラテア
    ひっつき虫 ライオン殺し
    腐海の植物 ホテイアオイ
    日本の三倍体ヒガンバナの毒とでんぷん
    産業革命で機械化されてもワタの収穫は手作業
    湿った場所を好む柳の枝の形は幽霊の手に似ている
    イラクサ=蕁麻、蕁麻疹の語源。
    イラクサの棘の刺さった状態がイライラする
    ケセランパサランはガガイモ?
    日本麻酔学会のロゴはチョウセンアサガオ

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    2022年01月31日
  • いのちのふしぎがおもしろい! すごい植物図鑑

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    植物は茎を伸ばして日光を浴びたら生きていけると思ってはないだろうか?
    虫に食い荒らされたり、他の植物に日光や栄養を取られたり生存は容易ではない。
    そんな過酷な世界を生きる植物達の生存戦略は多岐に渡っている。
    「羽が生える」「歩く」「虫と共生」「クローン生成」10人10色である。

    〜感想〜
    人間も当たり前のルールからはみ出して生きていくのが自然であり、あるべき姿なのではないだろうか。
    最低9年間勉学に励み、1日8時間週5で出社して死んでいく。それが種の反映に必要なのだろうか?

    〜考察〜
    果物に赤やオレンジ色をした果実が多いのは、遠くでもよく目立ち動物に食べてもらい種を広げることが目的。
    一方で捕食されないために蛍光色を放つ植物も存在する。
    人間界においても煌びやかなファッションや鮮やかなファッションを身に纏う魅力的な人も少なくない。
    注意したいのはただ豹柄を全身に纏うような派手派手しくはなく魅力的なファッションでないと危険だと思われてしまうことである。

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    2022年01月10日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    人間らしさゆえとらしさの活かし方 自然界の生き物は、生き抜くために個性を持つことを選んでいるのに、ヒトは知性という人間らしさを持ったが故に、「らしく」生きること、個性を活かすことのジレンマに入っていると感じた。

    「助け合う」ことを覚えることで、ヒトは弱い存在ながらも生き抜く術を身につけて来たので、「らしさ」を認識すること、それを誰かのために活かすことを大切にしたいと思った。

    雑草からの気づきをもとにそんなことを考えさせられます。

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    2026年03月08日
  • モンスターにされた生き物たち 妖怪・怪物の正体とは?

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    伝説や民話、怪談に出てくるさまざまな種族の「元」を推測している一冊。
    腑に落ちた面が多々ありつつ、夢がねぇ!と二律背反な感想が…。いや、面白かったです。

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    2021年12月30日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    ネタバレ

    植物の進化について、平易に分かりやすく語られています。いいなと思ったのは、そこから「個性」にも繋げて展開されている点。「たくさん種類があることが強い」「バラバラであることには意味がある」。ぜひ、小中学生に読んでほしいです。

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    2021年12月19日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    動物と植物。
    様々な生き物が大人になるまでを綴りながら、人間の成長についても綴られています。
    それがとても自然で分かりやすくて、時々ハッとさせられたり、しみじみと頷いてしまう。
    生き物の様々な不思議もおもしろかった。
    生きるうえでの学びがたくさん詰まってました。

    *第一章 大人と子どもはどこが違う?
    *第二章 「遊び」と「学び」
    *第三章 「ふつう」ってなんだろう
    *第四章 成長の計り方
    *第五章 成長する力は、どこにある?

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    2021年12月04日
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

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    ○生物みなNo.1
    ○オンリーワンの場所
    オンリーワンの奪い合いの結果、No.1
    ○ニッチ=No.1になれるオンリー1の場所=違い
    ○無駄な競争を避ける
    ○ポジショニング
    ○ニッチを欲張るな、小さいニッチを探す
    ○戦わない=ニッチシフト、生物戦略の一つ
    ○ダーウィン、唯一生き残ることができるのは、変化できる者
    ○差別化と集中
    ○ランチェスター戦略、強者の戦略、弱者の戦略
    ○みみずだって おけらだって あめんぼだって
    ○チーター
    ○キリン
    ○ゾウ 大きさNo.1
    ○ラクダ 砂漠 水分
    ○ナマケモノ 動かないNo.1
    動かないものとして映るから天敵の目を逃れている

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    2021年11月03日
  • 弱者の戦略

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    弱者がどのように生き残っていくのか?戦略は必要だろう。敵対して退けるか、気に入られて利用するか、相手にされずにおこぼれで行くか、それとも攻撃を絶対に受けないものをまねて似せるか。消滅しないための方法には、学ぶことも多いと感じた。

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    2021年10月21日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    「生き物の死に様」から稲垣さんのファンになったので読んでみた。

    「雑草は人間と共に進化してきた」「雑草は人間がいないと育てられない」ということが面白かった。
    我々は雑草と戦っているつもりで、雑草を守っているのだ。映画になりそうな関係性で面白い。

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    2021年10月12日