稲垣栄洋のレビュー一覧
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家で飼っているグッピーが最近子どもを産んでいます。
生まれるとすぐに泳げるし、エサも自分で探して食べます。
これって凄いことだと見ていて感心します。
2~3ミリくらいの体が日に日に大きくなり、いつの間にか3~4センチ程に育ちます。
生まれた時から小さな大人という感じでしょうか。
生むのは卵か赤ちゃんか。
子育てをするか否か。
大きくなるのか質を変えるのか。
子ども時代が長いか短いか。
本能のみにたよるか知能を活用するか。
生き物に関して、このような話題について書かれている本を読むのが好きです。
昆虫はトンボやチョウやカブトムシのように親子が別の生物にしか思えない不思議な成長をします。
カエ -
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借りたもの。
世界を、地球を支配しているのは植物である!
水と岩と窒素に覆われた惑星環境を変化させた、その多様性としたたかさに瞠目する。
爆発的なスピードで世代交代――進化――することで得たそれら。
全ては己(植物)の繁栄のため、昆虫、動物様々に利用する。
そして人間との関りも興味深い。
カフェイン(ある意味、毒。アルカロイド系)や香辛料に魅了され(言及されていないけれどもっと言っちゃえば大麻も)、自然界では拡散に不向きな非脱粒性のムギを見つけ栽培しせっせと増やした……
学問では人間の分類が便宜上にすぎないこと、芸術の面では「神は永遠に幾何学する」植物の法則性に魅了され生み出された文様に至るま -
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生物の歴史がわかりやすく記されています。そしてその変遷がマーケティングにもなぞらえ、比較して説明されているのが、マーケターとして面白かったです。「ニッチ戦略」や生きていくにはフィールドを少し「ずらす」等は、既にものの本で書かれていることであり、それらの著者はもしかしてここからヒント得たかなあ?と思うくらい。あと、他の種類の生物と関わりを持った方が長く生き延びると言うのも。多様性あっての社会であり地球。人も昔は魚類であったり、はたまた草木に通ずるという。自然淘汰を繰り返して今に至ること。パンデミックに苦しむ今、長い歴史で見れば、これもままある自然界の出来事、となるのだろうか。
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ネタバレ・こうして、生命はバトンをつないできました。
子どもは大人となり、大人は子どもを作って、走り続けてきました。そして、バトンを渡し続けてきたのです。今、そのバトンを手にした私たちが、未来に向かって走っているのです。たったこれだけ、と言ってしまえば、ただこれだけです。
しかし、それはつまらないことでしょうか。それは、とてもすごいことなのではないでしょうか。それだけでもすごいことなのに、もし、人生に、楽しみや心動かされることを見つけられたとしたら、これはもう、とてつもなく、すごいことなのです。p149-150
→もしかしたら、ここがこの本で最も大切なメッセージなのかも知れない。
⚪︎第1章 大 -
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ネタバレあらゆるところにトウモロコシ、やアイルランドとジャガイモの話は興味深かった。トウモロコシの起源が謎、なことも、クローンで増えていくためにジャガイモの疫病が瞬く間に伝染し、餓死者がでたことも、人間社会と植物はかかわっていることを感じる。またキャベツ、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの学名がすべて「ブラシカ・オレラシア」なのも興味深い。チューリップの球根がバブル経済を引き起こしたことなどを知ると、植物が社会を何らかの形で操作しているのではないか、と考えてしまう。
またたぶん、多くの人が考えたことがあると思う、「ミドリムシは植物?動物?」という疑問にも考察がされていて、面白かった。ミドリムシだ -
- カート
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試し読み
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毒にも薬にもなる。何事も背中合わせのものが多い。植物もそうなのだ。植物と人間との関わりにウエイトを置いてかかれているように思う。Part1植物という不気味な生き物「何度でも甦る」「不老不死の生き物」「超大国を作ったイモ」「命短く進化する」「トウモロコシの陰謀」「利用しているのは、どっちだ」「人類が働かなければならない理由」「人間が作りだした怪物」「ゴジラに登場した植物怪獣」「雑草は抜くほど増える」「バブル経済を引き起こした花」ーこれらのタイトル見るだけでも面白そうで、かつ怖ろしそうでしょ?後はタイトル省略 Part2奇妙な植物 Part3毒のある植物たち Part4恐ろしき植物の惑星
まあ読ん -
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随分前になるが、関根勉さんが「人(=自分)と同じ大きさになった生き物と戦う」話をしていた記憶がふと蘇った。
アリvsヒト、カマキリvsヒト、インコvsヒト、ハリネズミvsヒト、などなど...
どの相手も、とてもじゃないが勝てそうにない。こんな世界に放り込まれたら自分は敗者の中の敗者だ。
死なないためには、まずは逃げきる。そして出会わないように隠れる。これがニッチの場所となる。
そこは、おそらく厳しい環境だ。極寒、酷暑、悪臭、暗闇、など生き続けるには辛すぎる場所だろう。
敗者が生き延びるためには変わらなくてはいけない。
命のバトンをつなぐために生物が発明したのが新しいものを作る雌雄の「性」と古 -
購入済み
日本の国づくりの基本
日本が古来より国づくりの基本としてきたコメ、イネについて広範囲に分かり易く読みやすく書いてある。
単に植物学的な観点からだけではなく、日本史との絡みも書いてあって面白い。