【感想・ネタバレ】面白くて眠れなくなる植物学のレビュー

あらすじ

本書は、ロングセラー『身近な雑草の愉快な生きかた』の著者による、読みだしたらとまらない、すごい植物のはなし。植物は当たり前のように私たちの身の周りにありますが、けっして何気なく生えているわけではありません。植物の生態は、私たちが思っているよりもはるかに不思議であり、謎に満ちています。本書は、そんな植物の魅力を解き明かす一冊です。○本書の目次より/木はどこまで大きくなれるのか?/植物のダ・ヴィンチ・コード/花占いの必勝法/花は誰のために咲く/トリケラトプスの衰退と植物の進化/リンゴのヘタはどこにある?/紅葉はなぜ赤くなる?/植物の毒は私たちを魅了する/竹は木か草か?/植物はなぜ緑色をしているのか?/種子のひみつ/カラフルなトウモロコシの謎/台所の植物学/どうしてバナナにタネはないのか?/ねこじゃらしは高性能植物/オスの木とメスの木…

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Posted by ブクログ

面白くて眠れなくなるシリーズにも当たり外れありますが、トリビア的にも植物学は面白かったです
植物はとても身近な存在なので生態を知ることはとても大事だと思いました

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2022年08月27日

Posted by ブクログ

植物学を学ぶとっかかりのための本として100点だと思います。


すごく読みやすいし、シリーズ化してどんどん増やしてほしいです。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

一つのトピックにつき4、5ページほどなので、隙間時間にサクッと読んだり、興味を惹かれた部分から読み進めることもできる。
専門的な話を平易に面白く説明しており、初心者に最適な植物学入門書。
個人的には、植物がウィルスに感染すると葉や花が斑入り模様になるということや、花びらや葉の数や配列が適当なものではなく、ある一定の法則に基づいているということに衝撃を受けた。
自然の奥深さの一端に触れることができる名著。

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2022年01月29日

Posted by ブクログ

たまむすびに出演されていた著者の方のお話がとても面白くて読んでみたいと思って読み始めました。
いや〜おもしろかったです!植物ってすごい!!
学生時代にこんな授業を受けれたらもっと勉強好きになってたかも

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2021年08月10日

Posted by ブクログ

流し読みでざっくり読んだ。時間がある時にちゃんと読み直したい。


トウモロコシは地球のあらゆるものに使われているのに、元になった植物がわかっていない。宇宙からもたらされたというトンデモ話を紹介してるのが面白かった。マヤ文明、宇宙人との交信のオカルトがつきものだし。

農村で鬼灯茶を飲む習慣は、7月の忙しい時に臨月にならないように堕すため、とか。

しめ殺しの木、ガジュマルは植物の上で発芽して下に根を伸ばしていくスタイル。

セイタカアワダチソウは、原産国のアメリカではもっと小さく可愛らしく、州の花になったりしてる。日本ではセイタカアワダチソウの毒に拮抗できる植物がいなかったから増えた。しかき今はセイタカアワダチソウ同士で相打ちになったので昔ほどの数はいない。

ススキは海外で侵略外来種。

ホテイアオイは100万ドルの害草?と言われている。数を、倍倍で増やしてあっという間に茂るから。しかしホテイアオイは、リンや窒素を含んだ工業用水を養分にして増えるのであって、綺麗な水のなかではそんなに増えない。環境汚染がホテイアオイを化け物にする。

「ハテナ」という微生物がいる。植物と動物、どちらにも分類できないから、ハテナと名付けられた。

穀物の中に、実っても実を地面に落とさない性質を持つ突然変異が現れた。この形質が現れるように人類が改良を加えたのが今の穀物。これにより人類は農耕社会へ変化し、食べ物のために働き続けなければならなくなった。

野菜や果物は、自然界ではありえない奇形に人間が育てて改良してできている。しかし、植物の生存戦略は、いかに多く茂り、いかに多くの範囲にタネを撒くか。
人間に改良された種は、人間がこれらをサポートしてくれるのでwin-winの関係性にあるといえるかも?

植物に感情はあるのか。人間は、人間に近い情報処理を行う生命体しか生命と認識できない。しかし人間が認識できないだけで、植物は高度な情報処理を行なっている。

植物は、一つの個体の寿命を長くするより、一年草として、一年で生命サイクルを終える形に進化していった。世代交代のサイクルを早めることで、多様な進化の形をとり、生き残る可能性が高い様々な形質に分化していく生存戦略。

雑草が強いのは、抜かれては生えるプロセスの中で生命のサイクルを回し、抜かれるたびに進化しているから。

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2021年04月05日

Posted by ブクログ

下記好きだった箇所の内容。

雑草は踏まれても立ち上がる
人間の都合でその方が良いという解釈。
本当は踏まれてまた上に伸びるより寝かせて花を咲かし種子を残す方が合理的なので、何度か踏まれたら立ち上がらない。

植物の方が人より合理的。余計な感情がない。
様座な事実を見るのに非常に勉強になりました。



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2020年12月20日

Posted by ブクログ

植物学にはあまり興味がなかったのですが面白い側面もあると思いました。
内容も非常に分かりやすいのでオススメです。

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2019年05月13日

Posted by ブクログ

眠れなくなるほど面白いです!
読みながら寝たりもしましたが(笑)

文章が文学的で美しいですね。
生物の知識が無いと少し難しい所もありますが、人に話したくなる内容が盛りだくさんです。

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2019年03月03日

Posted by ブクログ

雑学系かな?と思いきや、かなりしっかりしている。植物学を体系立てて解説する本ではないが、素朴な疑問から植物の仕組みを解説してくれているので、とっつきやすさはあると思う。

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2018年09月27日

Posted by ブクログ

学生時代に生物の授業で、ひたすら暗記した事柄の一つ一つにちゃんと理由があったのだと、目から鱗。
こういった雑学っぽい形から入っていけば、授業ももっと楽しかったのだろうと思った。

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2022年04月18日

Posted by ブクログ

植物については全くの素人ですが、たまたま仕事で関わることになったのでこの本を手に取ってみました。特に記憶に残ったのは次の2つでした。

○野生の植物は一斉に芽を出さない。自然界では何が起きるのか分からないので、全滅のリスクを避けるために早く芽を出すものもあれば、のんびり出すものもある。

○木は不思議な生き物。死んだ細胞で幹を支え、生きた細胞がその屍を乗り越えて成長する仕組みになっている。

植物のことを理解すると、人間の社会をまた違った視点で見れるようになる。そういうヒントがあると思いました。

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2021年09月18日

Posted by ブクログ

植物の基礎的なところから深いところまで、身近な植物の雑学がてんこ盛りの1冊。

植物に興味がある人や、植物を育ててる人などにおすすめしたい本です。

小難しい専門用語などがあまりなく、植物の基礎的なところから説明してくれているので、植物に詳しくない人でも読みやすい本だと感じました。また、身近な植物の話が多く出てくるので、イメージしやすく、そういう仕組みだったのかと納得感を得ながら楽しく読み進めることが出来ました。植物学を少しかじれる面白い本でした!

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2021年07月31日

Posted by ブクログ

植物も自然の中では、生き残る為、自ら変化し生存し、それを人間が都合の良いように変化させている対比が面白かった。

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2021年07月13日

Posted by ブクログ

借りたもの。
世界を、地球を支配しているのは植物である!
水と岩と窒素に覆われた惑星環境を変化させた、その多様性としたたかさに瞠目する。
爆発的なスピードで世代交代――進化――することで得たそれら。
全ては己(植物)の繁栄のため、昆虫、動物様々に利用する。
そして人間との関りも興味深い。
カフェイン(ある意味、毒。アルカロイド系)や香辛料に魅了され(言及されていないけれどもっと言っちゃえば大麻も)、自然界では拡散に不向きな非脱粒性のムギを見つけ栽培しせっせと増やした……
学問では人間の分類が便宜上にすぎないこと、芸術の面では「神は永遠に幾何学する」植物の法則性に魅了され生み出された文様に至るまで……
義務教育の理科で習った話を深堀したような、でも植物学という細分化され専門的な分野に留まらない。
台所の科学のような野菜の話など、様々なトリビア。

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2020年09月29日

Posted by ブクログ

なぜ花は美しいのか?その理由には美しい数学が関係していた!
という大変興味深い内容から始まる植物の雑学。人間と違って植物はこんなにも合理的なのか…と思い知らされた。生き延びるために講じる工夫が素晴らしい。本当に意思があるのでは、と思ってしまう。

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2020年01月14日

Posted by ブクログ

衣食住に絡めた植物学だったので、興味を持ちやすく面白かったです。どちらかというと、雑学に近い感じのないようでしょうか。また一部専門的な部分もありましたが、全体的に読みやすかったです。

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2019年05月16日

Posted by ブクログ

意外と知らない植物の話が多く載っており興味深く読んだ。やさしく書かれているので誰でも理解できると思う。ただ面白くて眠れなくなるほどではないので☆4。

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2018年12月14日

Posted by ブクログ

(Audibleで視聴)
知的な面白さはあった。
ただあまり記憶には残ってないなぁ…
もう一回聴き返してもいいくらいには面白かったが、絶対聴き返したいと思うものではなかった。

聴くより読んだ方がより面白く、且つ学びにもなると思う。

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

書いてある内容は高校生物ぐらいの知識であるが、改めて植物の面白さ、奥深さ、そして理にかなった生き方を教えてくれる。大人になって改めて読むとまた植物について、または生物について学びたくなった。

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2021年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは、私の備忘録として、知らなかった!面白いって思った事を書いたものです。


植物は蒸散(葉っぱの裏から水分を飛ばす)によって、真空を作り出してっぺんまで水を運んでいる

葉っぱの付き方は工夫されている。フィボナッチ数列で最も美しいとされている比率に非常に近い

花占いをするには?
コスモスの花びらは偶数枚→キライから始める
マリーゴールドは13枚で奇数
マーガレットは21枚で奇数
デージーは34枚で偶数(マーガレットに似ているから注意)
花びらの数は栄養や環境によって変化する。
基本奇数枚の花で花占いして、キライとなってしまったら余程脈ナシとなる笑
花びらの数もフィボナッチ数列となっている
植物凄いですね

花は蜂のために花を咲かせる
蜂に蜜を吸わせて受粉する
蜂以外に来てもらわないように、蜜を奥深くに置いておく、頭いいね

私たちが食べているリンゴは、果実の部分ではない
リンゴの果実は普段捨ててしまっている、中心の種の部分である
いちごの果実は、周りについてるつぶつぶ

葉っぱがハート型なのは、面積を確保するため
面積を大きくすると、葉の根元が支えられないので、手前を大きくして奥を小さくする
そうしたら、ハートとなるのだ!
また、ハートにすることで、雨が降った時に茎をつたって根元に水が落ちてくれる、すごいね

紅葉の理由
夏の間に沢山光合成をして、アントシアニンを作る
アントシアニンとは、水不足や気温の変化によるストレス等を軽減してくれる
秋になって、日光が減り葉緑体が減ってきいます。
そうすると赤い色素のアントシアニンが残り紅葉となる

アントシアニンは、目薬等に使われる
また、抗菌活性や抗酸化昨日もある

松はめでたい
いつも緑の常緑樹だから

トマトは、学術的には果物で、法的には野菜とされた(アメリカで裁判した)

バナナは、木ではなく草
木は茎が固く木化したものを言う
草はしなやか
竹はどっち??専門家でも意見が別れるらしい
木か草かは、人間が都合よく区別しているだけである

人間は46の染色体があり、2本で1対になっているので23対の染色体で生きるための情報が全て含まれている
このまとまりのことを、遺伝子(gene)とすべて(ome)でゲノムと言う

玉ねぎのアリシンという物質が涙を誘発する
アリシンは熱に弱いので、電子レンジで加熱してから切るとおすすめ
また、横に切ると細胞が壊れてアリシンが出やすいので、縦に切るといいかも!

猫じゃらしの正式名称は、エノコログサ

キュウイフルーツの木には、オスとメスがある
イチョウにもオスメスあり、道端に植えられているのは、オスのものが多い

木は、幹の中心の部分の細胞は生きているが、外の幹の細胞は死んでいる
中心の幹には、抗菌物質が蓄えられている

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2021年05月16日

Posted by ブクログ

身近な植物について、あらゆる方向から掻い摘んで説明してくれている。
そういうことだったのか、ということが多々わかり、おもしろい。眠くはなるけど。

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2021年04月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自然界では何が起こるかわからない。どんなに条件が整っても一斉には芽を出さない。もし一斉に芽をだして、何か災害が起こったとしたらその植物の集団は全滅してしまう。そのため早く芽をだすものがあったりのんびり屋もいたり、どれか生き残る仕組みになっているというのは明らかに個で生きず集団で周りの空気を読みながら共存しているようにしか思えない。環境に適応するように進化するために、周りの空気を読むのかもしれない。臨機応変で自由な植物ほど生存、繁殖していけるのでは?と思いました。

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2021年01月01日

Posted by ブクログ

植物学を、短い文章で興味を持たせるように記載されたもの。
それにしても、植物の狡猾かつ合理性には改めて驚かざるを得なくなる。
葉や花の数には、フィボナッチ数列や、リッカ数列によるもので、いかに効率よく光合成をするかを無意識的?に行っているなどなど脱帽である。
まだまど興味がつかない分野であることを再確認した。

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2020年11月17日

Posted by ブクログ

『「植物」という不思議な生き方』と同じ内容が何度か登場します。
『「植物」という不思議な生き方』の方が読みやすいので、そちらをおすすめします。

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2020年11月15日

Posted by ブクログ

中学・高校の生物の植物の分野を分かりやすい文章でおさらいしてみましたという感じで、眠れなくなるほどではない。稲垣さんの本としては、はっちゃけたところもユーモアもなくてちょっと肩透かしかな。まあ新しく知ったことも幾つかあった。例えばー
・蒸散の関係で樹木は140メートル以上には成長しない。
・葉のつき方や花びらの数はフィボナッチ数列に従っているのはおなじみだが、花びらの数にはリュカ数列のものもある。
・トリケラトプスは、被子植物がアルカロイドという毒成分を身に着けていく進化スピードについていけなかった。
・クロロフィルとヘモグロビンの分子構造は、真ん中がMgとFeの違いだけ。
・樹木の中心の心材は死んでいて抗菌物質で守られている。

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2020年06月21日

Posted by ブクログ

植物にも、「血液型」がある?!
112〜115ページを見てみると、私は大根・キャベツ型らしい。
「おぅ・・・・・」という返答しかできないこの微妙さ!
100ページには、古事記の記述(本当かどうかは原典にあたるのが原則だが、省略!)によると、「大根のような白い腕」という褒め言葉があったそうな。
大根足も褒め言葉。
大根役者は「当たらない(食中毒にならない)」から、役にあたらない→下手くそ!という説がある。
そんな大根と一緒にされて、喜ばしいことだ。
夕飯は大根の味噌汁にしよう。

植物が持つフィボナッチ数列も面白い。(16〜27頁)
フィボナッチ数列よりはメジャーでない、リュカ数列なるものも。
植物はそれに従っているそうだ。
数学の世界は、自然界にたくさん備わっているそうだが、神は数学を愛したのだろうか。
それとも、数学が神を生み出したのだろうか。
「神」という曖昧な存在は、もしかしたら数学でできているのかもしれない。

有名なメンデルの話やクローンザクラの話も、初めて目にする話もある。
確かに面白い。
このシリーズはたくさんあるので、徐々に読んでいこう。
仕事があるのは本当にありがたいことだけれど、ただの願望を言うならば、
「一人で」(子供の世話も何にもしない)「自宅待機」(テレワークも出勤もしない)で本を読み漁りたい・・・。
巣籠もりは苦じゃないが、教師役と母役と保育士役と社会人役をやるのは、疲れたよ。

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2020年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

植物学の本。
眠れなくなるほどではないが、植物学としておもしろい

メモ
・紅葉なぜするか。秋冬になり気温が下がり、光が減ると、葉っぱが生産工場からお荷物になる。葉っぱと本体が離層という現象がおきる。それ以降も葉っぱが光合成して、葉っぱに糖が溜まる。やがて動画アントシアニンに変化して紅葉する。並行して緑のクロロフィルが分解されることも相まって。
・アントシアニンの効果。赤色色素。紫外線を吸収して細胞守る。水分不足や寒さから身を守る。抗酸化機能で病原菌から身を守る。

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2019年08月15日

Posted by ブクログ

うさぎの増え方はフィナボッチ数列に従うとか、豆知識として面白い本。さっぱりしたいと雑草を刈り取るやいなや、土のなかに眠っていたまだ発芽していない雑草の種が「ほら、日射しがよくなった、チャンスだ!」といっせいに発芽して、以前よりまして雑草が生えてきて酷くなるという解説は苦笑してしまった。

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2019年06月04日

Posted by ブクログ

植物に関する色々な雑学を専門的な角度から、ただし、極めて易しく分かりやすく紹介している本。知っていることもあったが、木はどこまで大きくなれて、その理由は?など、勉強になる話も多かった。時々、専門的な解説を避けんとするあまり、専門用語が中途半端に解説されないまま使われて、それって結局どういうこと?っていうのがわからず、不満が残る話もちょっとあったが、タイトルに偽りはない程度でよしとしときましょう。

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2017年08月09日

Posted by ブクログ

○植物学という実は奥深い世界にライトに誘ってくれる
有川浩さん原作の映画「植物図鑑」が公開されました。植物図鑑自体は雑草という普段うざったいけど実態をつかめないものを小説の中で詳説している点では画期的だが、この「面白くて眠れなくなる植物学」は雑草という概念だけでないすべての植物についてわかりやすく解説してくれる。

わたしの気になったトピックを2つほど。
「植物のダヴィンチコード」
ダンブラウン原作の映画『ダヴィンチコード』の中で地下金庫を開ける暗証番号として数列が出てくるが、それは「フィボナッチ数列」の考え方がわかれば解けるのであるが、植物の世界でも、葉っぱの付き方の規則性がこのフィボナッチ数列に従うのである。
「水戸黄門の印籠はフタバアオイ」
実際にはレイアウトのよさから三つ葉が御紋に書かれるが、いくさの中で葉っぱの上に料理が出された後勝利したことから使われるようになったそうだ。

他にも、なぜ紅葉は葉っぱが赤くなるのか、ニンジンとダイコンの書きわけ方、植物の血液型、などなどとても身近で深いのに、わかりやすく解説してくれます。

語り口はとてもソフトで、一見分かりにくいことでもわかりやすくなるよう噛み砕いて書いてある印象だ。
PHP研究所から発行されている「面白くて眠れなくなる」シリーズの植物学版である。他にも、数学や物理、社会学など約20タイトル発行されているので、ぜひ制覇したいところではある。

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2016年07月03日

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