稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 弱者の戦略

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    植物の戦略

    1植物のCSR戦略
    Competitive Stress tolerant Ruderal
    2生物のrK 戦略
    rN(1-N/K)



    赤の女王仮説
    「 最も強いものが生き残るのではなく最も賢いものが生き延びるのでもない唯一生き残るのは変化できるものである」
    「 1番強いものは自分の弱さを忘れないものだ」

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    2017年04月15日
  • オスとメスはどちらが得か?

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    ネタバレ

    『モテる構造』という社会学の本で、「できる男はモテるが、できる女はモテるとは限らない」と言っていて、生物学的にはどうなのだろうと読んでみる。もともと生物学的は、子孫を残すのはメスなので、メスにオスを選ぶ権利がある場合がほとんどで、だから、オスは孔雀のように羽をきれいにしたり、他のオスと戦ったりして、「できる」ことを主張するのだと。オスは、メスの資質に関係なく、数を打てるので、浮気性だと。『モテる構造』は生物学的にも言えている気がした。それにしても、オスとして生まれてきて、あまり、どちらが得かとか、考えたことはなかったが、この本によると、メスにはメスの、オスにはオスの役割があると。わかりやすい説

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    2017年01月23日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    植物がコケ,シダ植物,裸子植物,被子植物と変化してきたことと,恐竜を含めて地球上の動物との関係などがうまく解説してあり,楽しく読めた.雑草の成功戦略で逆境×変化×多様性を挙げて説明していたが,教えられるところが多い.

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    2016年09月10日
  • 弱者の戦略

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    強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。
    強いものは単純に、弱いものは複雑に。

    体が小さいと隠れやすい。
    いくつかのオプションを残す。
    時間軸をずらしてすみわけする。競争を避ける。条件の良いところは競争が激しい。競争を避けて「ずらす」ことこそが弱者の戦略。他の生物がナンバーワンになれない場所を探して、自らがナンバーワンになれる場所を探す。どんなに小さい場所でもそこでナンバーワンになれるほどの力はつけなくてはいけない。

    弱者は変化がある場所でパイオニア的に生きる。変化をチャンスと捉えて、常に新しい椅子へ乗り換える。挑戦し続けることの宿命づけ。人気が出てきたら別の未開の場所に移行する。

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    2016年05月01日
  • 徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか―家康のあっぱれな植物知識

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    読書録「徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか」4

    著者 稲垣栄洋
    出版 東洋経済新報社

    p88より引用
    “ 日本の主食である米は、炭水化物を豊富
    に含み、栄養バランスに優れている。
     一方、大豆は「畑の肉」と言われるほど、
    たんぱく質や脂質を豊富に含んでいる。その
    ため、米と大豆を組み合わせると三大栄養素
    である炭水化物とたんぱく質と脂質がバラン
    スよく揃うのである。”

    目次から抜粋引用
    “徳川家康はなぜ江戸を都に選んだのか
     完全リサイクルの循環型社会ができるまで
     お城にはなぜ松が植えられているのか
     織田信長はトウモロコシが好き
     ヨーロッパ人を驚かせた園芸大国”

     みちくさ研究家で

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    2015年11月03日
  • なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係

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    植物のトリビア本としても、様々な蘊蓄が開陳され、面白さは半端ない。
    しかしこの本のすごいところは、それらの植物や昆虫と、仏教ひいては人間の思想や心とかかわりの問題、最終的には地球や宇宙の存在まで到達するその哲学的思考であろう。
    西洋思想やキリスト教との差異にも触れ、仏性の深淵に誘い、人間の存在を穏やかに感じさせてくれる良書。

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    2015年06月05日
  • 弱者の戦略

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    弱ければ生き残れないはずの弱肉強食の自然界。しかし弱者には弱者なりに生き残るための戦略を駆使している。
    天敵や他種が生存できない厳しい環境をあえて選択することで、自分だけのの「ニッチ」を獲得する。そこでは「ナンバーワンでありオンリーワン」でいられるのだ。
    同種間の競争でいえば、強いオスだけが遺伝子を残せるのではなく、弱いオスも遺伝子を残す為の戦略がある。
    メスに偽装して強いオスもメスすらも騙して思いを遂げる弱いオスがいたり、別種かと思うほど個体を小さくして目立たないように強いオスの隙を狙って掠め取るオスがいたり。

    人間界においても置き変えられる戦略が多く、ビジネス本として読むのもありかと。他

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    2015年02月06日
  • 弱者の戦略

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    生物学的な観点から展開されている本書。
    難解な表現も少なく、軽快に読み進められる。
    一方で、ビジネス的な観点からの考察が少し甘かったように思う。

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    2015年01月11日
  • 弱者の戦略

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     先日、稲垣 栄洋 氏 による「弱者の戦略」を読み終えました。
     新聞の書評欄を見て興味をもったので読んでみた本です。
     「弱者」に焦点を当てた視点は斬新で、多くの新しい気づきを得ることができました。
     自然界は「弱肉強食」の世界だと言われますが、現実的には「弱い」とされる生物も数多く生存しています。
     「弱者」は、さまざまな知恵と工夫で生き残ってきました。そのキーワードは「変化への対応」です。変化を受け入れその困難を乗り越えたもののみが生存競争を勝ち抜くことができるのです。彼らは「たくましき弱者」なのです。

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    2014年12月11日
  • 雑草手帳 散歩が楽しくなる

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    ネタバレ

    見開きの右ページが図鑑的な写真や同定情報。左が名前の由来や特徴、歴史的逸話など。
    左ページの話はおもしろい。
    一方、右ページの情報は図鑑としては写真が小さく、花単独の写真も小さくて、「同定のための図鑑」としてはいささか不十分。
    名前を聞いたことある人が「あ、あれか!」と思い出すためにある程度。
    図鑑的に名前を知りたいのであれば、別の大きな図鑑が必要。
    もう少し雑草に詳しくなったら、手元に購入しよう。
    3割程度の飛ばし読み。

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    2014年11月05日
  • 都会の雑草、発見と楽しみ方

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    ネタバレ

    そういえば今までなかったかもしれない、都会の片隅に生える雑草の雑学本。ちい散歩のようなゆるさで、雑草の魅力を教えてくれる脱力系の一冊。

    都会はコンクリートに囲まれていると思っていたが、この本を読んでから出かけると、本当にたくさんの雑草がその辺に生えているものだ。雑草は踏みつぶされて、種がはじけて、靴の裏に忍び込み、人間によって遠くまで運んでもらうらしい。「草花を踏んじゃいけないよ!」と小さな頃教え込まれたが、雑草に関しては踏まれ慣れて順応していたようだ。

    我が家では今でも隣の空き地からおばあちゃんがよもぎを摘んできてお餅にして食べる。香りが強くとっても美味しい。私は、よもぎと他の草の区別さ

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    2012年11月27日
  • キャベツにだって花が咲く~知られざる野菜の不思議~

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    農学博士の著者が、野菜における名前の由来や栄養素について解説する本。2008年。普段私たちの食べている野菜がどれほど優れた食材かを、野菜の歴史を踏まえながら紹介してくれる。トマトがなぜ赤いのか、なぜサプリメントだけではだめなのか、など身近な食材を取り扱ってくれるため、非常にわかりやすく野菜に対する関心が、これまでよりも深くなった。

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    2009年10月07日
  • 私たちはどう老いるか

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    作者が農学博士で雑草生態学の教授ということで、植物の生態に準えた人間の老いてからの心の持ち方や行動なんかを優しく説いている作品。
    もっと具体的な行動など指針としてあるとより有り難かったかな、と思う。
    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
    そんな老人になれるように丁寧に暮らしていきたい!

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    2026年01月10日
  • 生き物にとって死とはなにか

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    月刊住職を再編集した生物エッセイ

    様々な動植物の不思議な生態をやや叙情叙情的に解説
    面白く無いわけでは無いが、著者の本はもっと面白いものがたくさんあるように私には感じる

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    2025年12月28日
  • うまい酒はどのようにできるのか

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    植物学の観点からお酒を語る話だが、後書きで、著者が愚痴っている通り、酒の根本はどれも似たり寄ったりなので話も起伏が乏しかった感あり。どの酒も最初に作った人すごいわ。

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    2025年12月10日
  • うまい酒はどのようにできるのか

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    酒に関する科学的な雑学を詰め合わせた新書。よく聞く話が多いが、著者の専門は植物学で、その方面での掘り下げた話題が興味深い。語り口も滑らかで、さっくりと読める。

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    2025年12月01日
  • コミック「生き物の死にざま」~わたしはあなたとともにある~

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    虫たちが主役の命の物語ということで

    薄々気が付きながら読みますが

    案の定ラストは次世代に命をつなぎ

    礎になるという結末

    分かっているけど

    結構辛いものがあります



    こう言ってはなんですが

    私も 自分は死なないんじゃないか

    と思う時があり

    死が怖くて目をそらして

    生きてる気がします



    そんなわけないよな

    と改めて思うと

    死にざまという言葉が

    重く心に響く気がします・・・

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    2025年10月20日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2021.11.06
    生物の不思議や、今まで知らなかったことを知ることができる本。
    中学生に読んで欲しい本。

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    2025年10月18日
  • 遺伝子はなぜ不公平なのか?

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    光明を得たような読書であった。

    進化が弱肉強食に完全に決着がつくなら、最も強い生き物のみが残る。だが、食料としての弱者が居なくなれば、強者も生きていけない。こういう論理で考えたとしても、強者に都合の良い生態系は形成されそうだが、実際にはこうした「食物連鎖」に関与しない種も多く存在する。熊やライオンがいくら強くても、彼らは昆虫を滅ぼしたりはしないように。

    弱肉強食における「強さ」とは、捕食・被食の関係の上で意味をなすものだ。その上で、進化は天下一を極めるような「強さ」を求める淘汰をしないし、できない。生き物たちは、共生しなければ生きていけないのだ。

    人間は有性生殖により多様性を重んじる社会

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    2025年09月20日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    特にトウモロコシの章が面白かった。
    怪物と呼ばれる植物、祖先種がない、マヤ原産、あり得ない種の仕組み、宇宙から来た植物…なんとも妄想がかき立てられる植物である。

    他の章も、いかに人類の歴史が植物に左右されてきたかが伺えて、とても興味深かった。

    あとがきの「人類が植物を利用してきたのか、それとも植物が人類を利用してきたのか」的な部分が余韻があって好き。

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    2025年08月30日