稲垣栄洋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ『モテる構造』という社会学の本で、「できる男はモテるが、できる女はモテるとは限らない」と言っていて、生物学的にはどうなのだろうと読んでみる。もともと生物学的は、子孫を残すのはメスなので、メスにオスを選ぶ権利がある場合がほとんどで、だから、オスは孔雀のように羽をきれいにしたり、他のオスと戦ったりして、「できる」ことを主張するのだと。オスは、メスの資質に関係なく、数を打てるので、浮気性だと。『モテる構造』は生物学的にも言えている気がした。それにしても、オスとして生まれてきて、あまり、どちらが得かとか、考えたことはなかったが、この本によると、メスにはメスの、オスにはオスの役割があると。わかりやすい説
-
Posted by ブクログ
強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。
強いものは単純に、弱いものは複雑に。
体が小さいと隠れやすい。
いくつかのオプションを残す。
時間軸をずらしてすみわけする。競争を避ける。条件の良いところは競争が激しい。競争を避けて「ずらす」ことこそが弱者の戦略。他の生物がナンバーワンになれない場所を探して、自らがナンバーワンになれる場所を探す。どんなに小さい場所でもそこでナンバーワンになれるほどの力はつけなくてはいけない。
弱者は変化がある場所でパイオニア的に生きる。変化をチャンスと捉えて、常に新しい椅子へ乗り換える。挑戦し続けることの宿命づけ。人気が出てきたら別の未開の場所に移行する。
-
Posted by ブクログ
読書録「徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか」4
著者 稲垣栄洋
出版 東洋経済新報社
p88より引用
“ 日本の主食である米は、炭水化物を豊富
に含み、栄養バランスに優れている。
一方、大豆は「畑の肉」と言われるほど、
たんぱく質や脂質を豊富に含んでいる。その
ため、米と大豆を組み合わせると三大栄養素
である炭水化物とたんぱく質と脂質がバラン
スよく揃うのである。”
目次から抜粋引用
“徳川家康はなぜ江戸を都に選んだのか
完全リサイクルの循環型社会ができるまで
お城にはなぜ松が植えられているのか
織田信長はトウモロコシが好き
ヨーロッパ人を驚かせた園芸大国”
みちくさ研究家で -
Posted by ブクログ
弱ければ生き残れないはずの弱肉強食の自然界。しかし弱者には弱者なりに生き残るための戦略を駆使している。
天敵や他種が生存できない厳しい環境をあえて選択することで、自分だけのの「ニッチ」を獲得する。そこでは「ナンバーワンでありオンリーワン」でいられるのだ。
同種間の競争でいえば、強いオスだけが遺伝子を残せるのではなく、弱いオスも遺伝子を残す為の戦略がある。
メスに偽装して強いオスもメスすらも騙して思いを遂げる弱いオスがいたり、別種かと思うほど個体を小さくして目立たないように強いオスの隙を狙って掠め取るオスがいたり。
人間界においても置き変えられる戦略が多く、ビジネス本として読むのもありかと。他 -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
ネタバレそういえば今までなかったかもしれない、都会の片隅に生える雑草の雑学本。ちい散歩のようなゆるさで、雑草の魅力を教えてくれる脱力系の一冊。
都会はコンクリートに囲まれていると思っていたが、この本を読んでから出かけると、本当にたくさんの雑草がその辺に生えているものだ。雑草は踏みつぶされて、種がはじけて、靴の裏に忍び込み、人間によって遠くまで運んでもらうらしい。「草花を踏んじゃいけないよ!」と小さな頃教え込まれたが、雑草に関しては踏まれ慣れて順応していたようだ。
我が家では今でも隣の空き地からおばあちゃんがよもぎを摘んできてお餅にして食べる。香りが強くとっても美味しい。私は、よもぎと他の草の区別さ -
Posted by ブクログ
光明を得たような読書であった。
進化が弱肉強食に完全に決着がつくなら、最も強い生き物のみが残る。だが、食料としての弱者が居なくなれば、強者も生きていけない。こういう論理で考えたとしても、強者に都合の良い生態系は形成されそうだが、実際にはこうした「食物連鎖」に関与しない種も多く存在する。熊やライオンがいくら強くても、彼らは昆虫を滅ぼしたりはしないように。
弱肉強食における「強さ」とは、捕食・被食の関係の上で意味をなすものだ。その上で、進化は天下一を極めるような「強さ」を求める淘汰をしないし、できない。生き物たちは、共生しなければ生きていけないのだ。
人間は有性生殖により多様性を重んじる社会