稲垣栄洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
果実食のサルはビタミンCを体内で作る能力を失った。
肉食動物は肉を分解するために人類の20倍の胃酸濃度。腸は体長の3~4倍と短い。
植物食の人類の腸は12倍、有毒物質が発生しやすい。
食物繊維が排出し、餌としている善玉菌も増える。
葉菜類
冬を越しやすいロゼット形状 根っこを太らせる 旬は冬から春
ジャガイモ
茎が太ったもの 芽が地上に出る時に食べられないように毒のソラニンを生成する
トウガラシ
カプラシンを解毒するため胃腸が活性化、 脳内モルヒネのエンドルフィンを分泌
コロンブスが新大陸から持ち込んだ インドのカレーの味も胡椒から唐辛子へ
距離を移動し辛さを感じない鳥のみに運んでもらうために赤くなった?
カレーを一晩置くと
ジャガイモのでんぷんが染み出し、舌に残りやすくなるため味が強く残る
低い温度で加熱するとペクチンが他と結びつき煮崩れしにくくなる
タマネギ
サラダには横に切り、水につけると苦みが抜け出る
炒め物には縦に切り、うまみを逃がさない
ニンニク
殺菌作用により、体が免疫力を高めるために活性化する
大根
冬を越すための栄養分 消化酵素で分解し成長 食害を受けると防御の辛み
赤身と白身
持久力の赤筋 瞬発力の白筋
ソーセージ
ウインナー =羊の腸 <2cm
フランクフルト=豚の腸
ボロニア =牛の腸 >3.6cm
蕎麦 関東 濃口醤油 青魚赤魚 鰹だし 寒冷 保存した野菜
うどん 関西 薄口醬油 白身魚 昆布だし 温暖 野菜の素材を活かす -
Posted by ブクログ
コロナ禍や不景気、色々生きづらい世の中ということもあり、普通の生活を送ることがしんどく感じることがある。適応障害やうつなど、心の課題を抱えるのは環境やタイミングの問題なんじゃないかと感じるくらい身近な存在になったし、それくらい社暗く感じる今の社会。
「普通」に働いて、「普通」に結婚する。
自分の親世代がこなしていたことが難しくなった今だからこそ、個性を尊重することが必要だとこの本を通じて改めて感じた。
SDGsがトピックになったりするけれど、そもそも現状維持・検討する・様子見というもの自体が衰退の要因。変化を求め、行動することが再生可能な社会になる -
Posted by ブクログ
14種類の作物のお話。
小麦、稲、胡椒、唐辛子、じゃがいも、トマト、綿、茶、サトウキビ、大豆、玉葱、チューリップ、とうもろこし、桜。
アンデス原産のじゃがいもがヨーロッパで広まるときの君主の奮闘ぶりが意外や意外でおもしろい。
マリー•アントワネットの『パンがなかったらケーキを食べなさい』発言が、話者も(本当は叔母)対象物も(本当はブリオッシュ)相対価格も(本当はパンの半分の価格の食べ物)、全てがでっち上げの捏造あおりネタで、実際のマリーは、コスパのいいじゃがいもの普及に努め、国民を飢饉から救おうとしたのだとか。
P217 あとがき
もし、地球外から来た生命体が、地球のようすを観察するしたとしたら、どう思うだろう。地球の支配者は作物であると思わないだろうか。そして、人類のことを、支配者たる作物の世話をさせられている気の毒な奴隷であると、母星に報告するのではないだろうか。
人類の歴史は、植物の歴史かも知れないのである。
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