稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    稲垣先生の雑草の本が好きなので本書も期待して読み始めた。
    20種類以上の雑草について生存戦略の術が説明されている。
    ほかの著書との重複もあるが、初めて見る話も多かったため新たな学びを得ることができた。
    雑草の性質をヒトの営みに活かす教訓を学ぶような書き方になっているが、全テーマに学びを設定するのは少し無理がある気がするし、説教っぽさもあってあまり好きではなかった。しかしこれを差し引いても十分におもしろい一冊だと思う。

    <特に気に立った部分>
    ・64ページ「花とハチの関係はまだまだ謎が多い。ただ、ホトケノザは蜜の量をばらつかせていることが知られている。」
    →有名な心理学の連続強化と部分強化の実

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    2023年03月05日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    植物学というより、植物に関するちょっとした疑問などを切り口に、明日職場話題にできるような知識を教えてくれます。中には、ハッとさせられるような内容も含まれており、植物にあまり興味のない方にこそ読んでもらいたいです。

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    2025年12月13日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    果実食のサルはビタミンCを体内で作る能力を失った。
    肉食動物は肉を分解するために人類の20倍の胃酸濃度。腸は体長の3~4倍と短い。
    植物食の人類の腸は12倍、有毒物質が発生しやすい。
    食物繊維が排出し、餌としている善玉菌も増える。

    葉菜類 
     冬を越しやすいロゼット形状 根っこを太らせる 旬は冬から春
    ジャガイモ
     茎が太ったもの 芽が地上に出る時に食べられないように毒のソラニンを生成する
    トウガラシ
     カプラシンを解毒するため胃腸が活性化、 脳内モルヒネのエンドルフィンを分泌
     コロンブスが新大陸から持ち込んだ  インドのカレーの味も胡椒から唐辛子へ
     距離を移動し辛さを感じない鳥のみに運

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    2023年01月14日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    身近な農作物である麦やイネなど歴史との関わりを解説。トウモロコシ怖い。樹木よりも草の方が進化した生物なんですってよ。
    不連続な歴史知識が、植物で繋がるのは快感。お金、お酒、科学技術とかこういう切り口は色々ありそうなので手を出してみたい。
    コショウ、トウガラシ(大航海時代)、ジャガイモ(フランス革命〜アメリカ独立戦争)チャ(アヘン戦争)あたりはさらに深く調べたい。

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    2023年01月02日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    ちくまQブックスとは、どうやら10代向けの本のようだ。本をあえて薄くし、読破できるようにしているのも特徴で、面白い試みだと思った。内容はというと、一言で稲垣先生の良質な講義を受けている気持ちになれた本。先生らしく、大変わかりやすい例えと表現で植物の世界を説いている。ここからさらに踏み込むとちくまプリマー文庫へ行くのかな?共進化や生物多様性に関するもっとも易しい解説とも思う。しかし、読んでいくとワクワクもときめきもあるので、やっぱり植物はすごいとしかいいようがない。

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    2022年12月16日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    コロナ禍や不景気、色々生きづらい世の中ということもあり、普通の生活を送ることがしんどく感じることがある。適応障害やうつなど、心の課題を抱えるのは環境やタイミングの問題なんじゃないかと感じるくらい身近な存在になったし、それくらい社暗く感じる今の社会。
    「普通」に働いて、「普通」に結婚する。
    自分の親世代がこなしていたことが難しくなった今だからこそ、個性を尊重することが必要だとこの本を通じて改めて感じた。
    SDGsがトピックになったりするけれど、そもそも現状維持・検討する・様子見というもの自体が衰退の要因。変化を求め、行動することが再生可能な社会になる

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    2022年11月06日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    「世界史を変えた50の植物」という本があるけど、あれより全然面白い。やはり日本人は日本人が書いた本を読んだ方が感覚が合うんだな。
    著者の別の作品と被っている内容も結構あったけど。
    歴史の勉強にもなった。

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    2022年10月30日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    「生き物はみんなオンリーワンであり、ナンバーワンである」
    「生きたくない生き物はいない。ただ与えられた今を生きる」
    生き物から教えてもらうことがたくさんあった。
    生物学の本だが、まるで哲学書のような一面もあって面白かった。

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    2022年10月02日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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     面白かった!と、読み終わってすぐ思った。
     動物、植物の生態や本能について述べながら、人間がどのように生きていくと楽なのか、ヒントを提示してくれている。
     他人と比べない、自分に備わっている能力を育て成長させること。年をとったら次の世代に生き方を見せること。
     生きることをシンプルに考える道を教えてもらった。

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    2022年09月13日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    14種類の作物のお話。
    小麦、稲、胡椒、唐辛子、じゃがいも、トマト、綿、茶、サトウキビ、大豆、玉葱、チューリップ、とうもろこし、桜。

    アンデス原産のじゃがいもがヨーロッパで広まるときの君主の奮闘ぶりが意外や意外でおもしろい。
    マリー•アントワネットの『パンがなかったらケーキを食べなさい』発言が、話者も(本当は叔母)対象物も(本当はブリオッシュ)相対価格も(本当はパンの半分の価格の食べ物)、全てがでっち上げの捏造あおりネタで、実際のマリーは、コスパのいいじゃがいもの普及に努め、国民を飢饉から救おうとしたのだとか。

    P217 あとがき
    もし、地球外から来た生命体が、地球のようすを観察するした

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    2022年08月31日
  • オスとメスはどちらが得か?

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    進化生物学における有性生殖について幅広くコンパクトにまとめられていて、このテーマに関心がある初心者にとって最適。
    生物の基本形はメスで、オスは遺伝子の多様性を生み出してより環境変化に適応できるようにするために存在するが、種によってはいろいろな変化形がある。そのあたりの紹介が面白かった。

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    2022年08月24日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    ネタバレ

    ダーウィンの進化論の言葉。種は確定したものではなく、進化の途中でいかようにも変化するもの。
    小さな草の一年草の方が進化の過程では新しく出現したもの。植物は寿命を短くして世代交代をする方法を選んだ。トウモロコシの原種や起源が未だに謎だということ。怖くて眠れなくなることはないが、知らないことも多く軽く読めておもしろかった。

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    2022年08月16日
  • 生き物が老いるということ 死と長寿の進化論

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    老いるということは長い地球の歴史の中で、獲得された細胞の働きだということ。
    老化というのは子孫を残すための戦略なのだ。と言っても安心して老化しなさいとはならない訳で、やっぱりアンチエージングが気になります。

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    2022年08月09日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    ネタバレ

    みんな違って当たり前。それをよく理解できた。
    オンリー1の世界でナンバー1になる。ある環境下で生存競争に勝てなければ、他の環境を求め、その環境下でも生きていけるように適応する。結局、負けた者が開拓地を求め、それがホモ・サピエンスになったと。なるほど。生物って凄いなと、あっぱれです。

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    2022年08月06日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    確かに怖かった。
    人間が植物を利用しているのではなくて、植物に人間が利用されているのかもと本当に思わされる内容がちらほらあった。
    自然破壊を止めないといけないと強く思った。

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    2022年07月19日
  • 生き物が老いるということ 死と長寿の進化論

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    生物は、変化に対応するために、
    新しい世代に託すべく、死を作った。
    そして、性を作り、効果的に遺伝子を
    交換して新しい組み合わせん作り出すようになった。

    人間以外の生物は、老いる前に死んでしまう。
    人間だけに老いがある。

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    2022年06月18日
  • 子どもと一緒に覚えたい 道草の名前

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    絵と写真両方付いていて、見たことあるけど名前知らない植物たちを丁寧に解説されていた。へぇーと思う内容も多くあり、手元に置いておきたい良い一冊です。

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    2022年06月12日
  • 散歩が楽しくなる 花の手帳

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    植物の勉強をせねばならなくなり、入口として買った本。
    メジャーどころの花はたいてい載っている。
    1種につき見開き2ページを使って情報量が多い。雑学ネタがいろいろと面白く、シリーズの他の本も買おうかなと思った。

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    2022年06月11日
  • モンスターにされた生き物たち 妖怪・怪物の正体とは?

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    どんな妖怪や現象にも何か理由があって正体がある。そういう事です。
    でもそういうこと言うよりも、UMAも妖怪もどこかで生息していてくれた方が楽しい。
    この本は居ないって言っている訳ではなくて、そういう見解もあるという方向性です。まあそうよね、結論なんて出ない事ばかりですから。
    逆にこれ読むと昔いろいろな漫画やゲームで出てきた想像上の生き物が思い出されてとても懐かしかった。おかえりって感じでした。

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    2022年05月25日
  • 徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか―家康のあっぱれな植物知識

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    植物は生活に欠かせない食物であり、生活に近いものだったと改めて感じます。 現代の生活は便利になりましたが、植物から学ぶことは多い。 

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    2022年05月14日