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読み出したらとまらない、おそろしい植物のはなし。この世の中は、植物で覆い尽くされ、植物を中心に生態系が作られています。その仕組みの巧みさ。植物はどのようにして、複雑な生態系を作り上げたのでしょうか。昔から、人々は植物をさまざまに利用してきました。しかし、人間が利用してきたかのような歴史を振り返ってみると、人類は常に植物に翻弄され続けてもきたのです。人間は自分たちこそが万物の霊長なのだと信じています。しかし、もしかするとすべては植物の思惑どおりなのかも知れません。自然の営みも人間の営みも、植物たちに仕組まれたことなのかも知れません(「おわりに」より抜粋)。 ○本書の目次より/超大国を作ったイモ/トウモロコシの陰謀/除草剤で枯れないスーパー雑草/バブル経済を引き起こした花/人食い植物の伝説/植物に感情はあるか?/幽霊は柳の下に現れる/共生の真実/操られしもの/アインシュタインの予言……
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Posted by ブクログ
コメや麦の非脱粒性(籾が地面に落ちない性質)が農業をもたらした。ビッグ4=牛、馬、豚、羊が“人に馴れる”性質を持ったことに匹敵するエポックメイク。
トウモロコシの起源も謎。cornで【穀物】をも意味するように、食糧のセンターを担っている。ヒトは植物を通して《大自然》と接触(摂食)するが化石燃料(元は広義の植物)と同じく、その起源・来歴は追究しようとしなかった…。ジャガイモ、トマトといい、《新世界植物》は人類への一大恩恵。
穀物栽培のお陰で万単位の大軍を養い一戦で百・千単位の戦死が出るイベントも実行可能になった。草木成仏とて、農業は人類文明の根幹にある。共依存関係?
Posted by ブクログ
毒にも薬にもなる。何事も背中合わせのものが多い。植物もそうなのだ。植物と人間との関わりにウエイトを置いてかかれているように思う。Part1植物という不気味な生き物「何度でも甦る」「不老不死の生き物」「超大国を作ったイモ」「命短く進化する」「トウモロコシの陰謀」「利用しているのは、どっちだ」「人類が働かなければならない理由」「人間が作りだした怪物」「ゴジラに登場した植物怪獣」「雑草は抜くほど増える」「バブル経済を引き起こした花」ーこれらのタイトル見るだけでも面白そうで、かつ怖ろしそうでしょ?後はタイトル省略 Part2奇妙な植物 Part3毒のある植物たち Part4恐ろしき植物の惑星
まあ読んでみてください。人にいろいろ話したくなること請け合い。稲垣さんの他の本で読んで知っていたこともいくつかあったけどね。
Posted by ブクログ
私の疑問。
どの本を読んでも、そしてこの本でも「ヒガンバナは球根で増えますが、球根は遠くまで移動することができません。ということは、墓場に咲いているヒガンバナは誰かが植えたものなのです」的なことが書いてあるが、我が家の庭にはヒガンバナを植えてないのに、数年前から勝手に生えてきて、そしてすごい勢いで増えてきている。定説に誤りあり、と思う。「球根プラス何かの手段でヒガンバナは増える」、ということを訴えたい。
その他・・・、本からのまとめ
植物のモジュール構造(基本単位の繰り返し構造)
トウモロコシの起源は謎らしい。
人類が働かなければならない理由 「非脱粒性」
植物が文明を狩猟社会から農耕社会に変えた。
雑草は抜くほど増える。
雑草はそもそも弱い植物。
草刈は根を再生させる。
不幸のクローバー
「四つ葉」になるのはなぜ?
遺伝による先天的な要因と環境による後天的な要因とがある。後天的な要因の一つは、生長点が傷つけられることにあるとのこと。
シロツメグサの花言葉。「私のものになって」「忘れないで」ともう一つ、「復讐」というのがあるらしい。
意味深・・・。
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