稲垣栄洋のレビュー一覧
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強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。
強いものは単純に、弱いものは複雑に。
体が小さいと隠れやすい。
いくつかのオプションを残す。
時間軸をずらしてすみわけする。競争を避ける。条件の良いところは競争が激しい。競争を避けて「ずらす」ことこそが弱者の戦略。他の生物がナンバーワンになれない場所を探して、自らがナンバーワンになれる場所を探す。どんなに小さい場所でもそこでナンバーワンになれるほどの力はつけなくてはいけない。
弱者は変化がある場所でパイオニア的に生きる。変化をチャンスと捉えて、常に新しい椅子へ乗り換える。挑戦し続けることの宿命づけ。人気が出てきたら別の未開の場所に移行する。
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読書録「徳川家の家紋はなぜ三つ葉葵なのか」4
著者 稲垣栄洋
出版 東洋経済新報社
p88より引用
“ 日本の主食である米は、炭水化物を豊富
に含み、栄養バランスに優れている。
一方、大豆は「畑の肉」と言われるほど、
たんぱく質や脂質を豊富に含んでいる。その
ため、米と大豆を組み合わせると三大栄養素
である炭水化物とたんぱく質と脂質がバラン
スよく揃うのである。”
目次から抜粋引用
“徳川家康はなぜ江戸を都に選んだのか
完全リサイクルの循環型社会ができるまで
お城にはなぜ松が植えられているのか
織田信長はトウモロコシが好き
ヨーロッパ人を驚かせた園芸大国”
みちくさ研究家で -
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弱ければ生き残れないはずの弱肉強食の自然界。しかし弱者には弱者なりに生き残るための戦略を駆使している。
天敵や他種が生存できない厳しい環境をあえて選択することで、自分だけのの「ニッチ」を獲得する。そこでは「ナンバーワンでありオンリーワン」でいられるのだ。
同種間の競争でいえば、強いオスだけが遺伝子を残せるのではなく、弱いオスも遺伝子を残す為の戦略がある。
メスに偽装して強いオスもメスすらも騙して思いを遂げる弱いオスがいたり、別種かと思うほど個体を小さくして目立たないように強いオスの隙を狙って掠め取るオスがいたり。
人間界においても置き変えられる戦略が多く、ビジネス本として読むのもありかと。他 -
- カート
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試し読み
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ネタバレそういえば今までなかったかもしれない、都会の片隅に生える雑草の雑学本。ちい散歩のようなゆるさで、雑草の魅力を教えてくれる脱力系の一冊。
都会はコンクリートに囲まれていると思っていたが、この本を読んでから出かけると、本当にたくさんの雑草がその辺に生えているものだ。雑草は踏みつぶされて、種がはじけて、靴の裏に忍び込み、人間によって遠くまで運んでもらうらしい。「草花を踏んじゃいけないよ!」と小さな頃教え込まれたが、雑草に関しては踏まれ慣れて順応していたようだ。
我が家では今でも隣の空き地からおばあちゃんがよもぎを摘んできてお餅にして食べる。香りが強くとっても美味しい。私は、よもぎと他の草の区別さ -
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ネタバレ読者として想定しているのは思春期の子どもたちで、どこかで躓いたり集団に馴染めなかったりして疑問を持った人向けという内容だった。
うまくいかないのであれば同じフィールドで戦おうとせず、自分の得意なことを伸ばそう。そこに優劣はない、という内容。
雑草の研究をなさっているそうで、雑草を育てようとしても雑草は改良されていないからすぐに芽が出たりはしない、という話に驚いた。芽吹く時期が同じなのは、人間が手を加えた結果だとのこと。あまり考えたことがなかった。自然界では花の色にバリエーションがないというのも。自分の無知を思い知った。
捻くれた大人にとっては、両親や祖先の奇跡の話になるのは生理的に受け付けない -
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ネタバレ<目次>
第1章 雑草は「変えられないもの」を見極める
第2章 雑草は「置かれた場所」で芽を出さない
第3章 雑草は踏まれても起き上がらない
第4章 雑草は、頑張らないから生き残る
第5章 雑草はうまくいかないときに根っこを伸ばす
第6章 雑草は、目立たず花を咲かせたい
第7章 雑草は「地上」と「地下」を使い分ける
第8章 雑草の「らしさ」は誰が作るのか
第9章 雑草は「変化」を巧みに利用する
<内容>
さまざまな雑草を紹介する本かと思ったら、雑草をモチーフに人生訓のような本だった。目次が全てを物語っている。そういう読み方をするのなら、この本は役に立つ!