稲垣栄洋のレビュー一覧
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生物は答えのあるものは、答えの形に進化する。
たとえば、目の数は、誰もが二つである。首の短いキリンはいないし、足の遅いチーターもいない。
しかし、正解がないときに、生物はたくさんの個性を用意する。遺伝的に多様な集団であることで、あらゆる環境に対応し、様々な環境の変化に対応しようとしているのである。
もし、イケメンの顔が正解なのだとすれば、すべての人類がその顔立ちに進化するはずだ。そうでないということは、私の顔もまた、たくさん用意された答えの一つということである。
明るい人と暗い人、積極的な人と引っ込み思案な人、足が速い人と遅い人。すべて人類の進化が出した答えである。 -
面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ
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試し読み
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ネタバレ読者として想定しているのは思春期の子どもたちで、どこかで躓いたり集団に馴染めなかったりして疑問を持った人向けという内容だった。
うまくいかないのであれば同じフィールドで戦おうとせず、自分の得意なことを伸ばそう。そこに優劣はない、という内容。
雑草の研究をなさっているそうで、雑草を育てようとしても雑草は改良されていないからすぐに芽が出たりはしない、という話に驚いた。芽吹く時期が同じなのは、人間が手を加えた結果だとのこと。あまり考えたことがなかった。自然界では花の色にバリエーションがないというのも。自分の無知を思い知った。
捻くれた大人にとっては、両親や祖先の奇跡の話になるのは生理的に受け付けない -
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ネタバレ<目次>
第1章 雑草は「変えられないもの」を見極める
第2章 雑草は「置かれた場所」で芽を出さない
第3章 雑草は踏まれても起き上がらない
第4章 雑草は、頑張らないから生き残る
第5章 雑草はうまくいかないときに根っこを伸ばす
第6章 雑草は、目立たず花を咲かせたい
第7章 雑草は「地上」と「地下」を使い分ける
第8章 雑草の「らしさ」は誰が作るのか
第9章 雑草は「変化」を巧みに利用する
<内容>
さまざまな雑草を紹介する本かと思ったら、雑草をモチーフに人生訓のような本だった。目次が全てを物語っている。そういう読み方をするのなら、この本は役に立つ! -
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イネについての基礎知識と、雑学がふんだんに盛り込まれている一冊。
ユリ科からツユクサ科を経て、3400万年前にイネ科植物が分岐した。学名はオリザ・サティバ。いわゆるジャポニカ米とインディカ米は亜種になっていてそれぞれ、オリザ・サティバ・ジャポニカ、オリザ・サティバ・インディカ、一般にジャポニカ米は粘りがありずんぐりしているが、インディカ米はパサパサしていて長細いとされている。しかし、同じジャポニカ米でも粘りの少ないものもあるし、インディカ米でも粘りのあるものはあるとのこと……
イネを中心に据えた日本の歴史解説はかなり大雑把にまとめてある気がするし、日本人の精神性についてもかなり大雑把にま