稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    大好きな稲垣先生の本。
    いつも植物の話が多いけれど
    今回は昆虫や動物の話がたくさん出てくる。
    そして、それらの生物の成長の話を
    人間の成長に絡めてお話してくれる。

    「親にとっては一生の記念に残るような体験であっても
    子供は全く覚えていなくて、親としてはがっかりさせられることもあります。
     しかし、それでよいのです。
    (中略)
    植物に与えた水や肥料が、葉を茂らせて花を咲かせるように、私たちが食べたものが骨や筋肉になるように、一つ一つの体験は形を失ってしまっても、その蓄積が子供たちの「知能」を作り上げていくのです。」

    励みになります。
    わが子には勉強がらみの習い事は全くさせていない。
    本人の希

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    2024年10月02日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    分類学の父リンネが、学名を母国語じゃなくラテン語で表そうって決めた理由が、
    ①ラテン語を口語として使う人がいないから、世界中の人が使うのにフェア
    ②口語として使う人がいないっちゅーことは、時代によって言語が変化することがない
    っちゅーのが本当に素晴らしい

    サボテンのトゲは葉が変化したもの
    光合成は茎でしている
    サボテンおもれぇ!

    収斂進化しゅうれん
    まったく異なる生物種なのに、環境に適応して進化した結果、よく似た姿になること
    サボテンとアロエ、サメとイルカ、モグラとケラ

    知識として知れてよかったっちゅー内容てんこもりでその点めっちゃいい本なんだが、ちょいちょい「本当の強さとは」とか「スト

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    2024年09月11日
  • 生物に学ぶ ガラパゴス・イノベーション

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    ガラパゴス携帯(ガラケー)というものがある。1990年から2000年初頭にかけて開発された、国際基準でない日本独自の機能を備えた携帯電話のことだ。決済機能を搭載するなど日本らしい「便利さ」を追求してキャリアや端末メーカーが鎬を削って開発した。ガラパゴス諸島にすむ生き物たちの独自の進化になぞらえて表現された用語だが、残念ながら世界的にヒットすることはなく、携帯電話市場で大敗を記すことになった。
    ガラパゴス携帯という言葉は、日本市場において失敗例として扱われる。
    この本はガラパゴス諸島に生きる生きものの戦略を解説し、島という特殊環境の中での弱点と強み、生存する生きもののニッチを紹介している。それを

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    2024年07月01日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    地球全体を俯瞰してみると、人間も動物や植物と同じ生き物であることに改めて気づきを得ました。

    ”自然界に境界はありません。”(抜粋)

    まさにそうなのです。
    本を読みながら、境界を勝手に作って視野を狭めている自分に嫌気がさしてきました。
    自分で自分の首を絞めていたんですよね。

    世間でよく聞く”多様性”、”ダイバーシティ”といった言葉。
    こちらの書籍を読むと、それって当たり前の事なんだね、って事がわかります。
    どんなに似通った趣味趣向であっても、全く同じ人間は誰一人といないし、同じものを見ていても、感じ方・考え方・伝え方が異なるのは当然のことと思えてきます。
    むしろ、全く同じ考えの人間がいない

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    2024年05月29日
  • 散歩が楽しくなる身近な草花のふしぎ

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    犬の散歩がてらの植物学講座。
    時々授業受けてるときのような眠気に襲われるが、へぇ~と思いながら読んでた。まあまあ。

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    2024年05月28日
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    雑草の生き方は適当さが適度

    いろんな戦略をとる種がいるが、全ての種で、今の戦略に辿り着くまでに無数の失敗(死)があったのだろう

    多様性を保っていれば環境変化にも対応できるって事だけど、対応できないやつが死んでしまうって事

    今の人類に当てはめて考えると、多様性を重んじて生活してる多様な奴らは「いざという時」のトライアンドエラーの数になる

    自然界では一人勝ちは長く持たないが、今の人類は一人勝ち状態だ。人類が「自然界」の中に含まれているかが論点な気がする。

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    2024年04月17日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    トウモロコシは怪物なんだという記載が一番頭に残っている。
    人の歴史はつくづく植物に、動物に振り回されて作られているのだなと思う。それは工業時代になり、石油というものがそこに名を連ねても、社会における動植物、特に主食となる作物を含む植物群の扱いは変わらず、彼らに一喜一憂され続けるのはこれからも変わらないだろう。
    彼らは人を利用して広がっていると言うのも、あながち間違っていないと感じられるほど、我々は植物に翻弄されるのだ。

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    2024年02月06日
  • モンスターにされた生き物たち 妖怪・怪物の正体とは?

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     妖怪や怪物の謎を解き明かすコンセプトとして、著者が生物学や自然科学に軸足を置いている為、オカルト・怪異ネタを敬遠する人の方が面白く読めそうではある。ボリューム控えめで、すでに聞いたことがある説も多かったが、想像力の働きとミステリーの関係について、考察する入り口には良いかもしれない。
     紹介されてるのは、比較的日本の妖怪が多いのだが、それだけに民俗学的考証があっさりしすぎて、個人的には物足りなく感じた。

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    2024年01月03日
  • けなげな野菜図鑑

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    てっきり子供向けかと思っていたけど大人も楽しめた、というかむしろ大人の方がハマって読んでた
    子供は絵が気に入ったのと英語でなんていうのか、に注目してたみたい
    野菜のえ!っていう豆知識から英名、保管方法まで周りの人に話したくなる話がたくさん

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    2023年12月13日
  • ナマケモノは、なぜ怠けるのか? ──生き物の個性と進化のふしぎ

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    生きものの生存戦略に興味があり、帯の「そんな生き物界の脇役の生存戦略がすごかった!」に惹かれて手に取った。プリマー新書を知らなかった私の勝手な想像とは違い、ヤングアダルト世代向けで、生き物の豆知識に近いかな?ざんねんないきもの図鑑が好きな人にはまりそうな印象。
    ただ、後半がひと味違っていて「オナモミの個性」「いらない個性はない」「さらにヒトは助け合う」「それでも努力は無駄ではない」のあたりがおもしろかった。
    勉強ってなんでするの?と聞かれたときに、わかりやすく答える方法を知れた気がする。若い子に読んでほしい!

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    2023年12月01日
  • 植物たちの不埒なたくらみ

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    植物にはあえて動物や人間に「食べさせて」栄えるという生存戦略があるという。
    植物は虫や鳥が実を食べることで種が運ばれて繁殖するが、イネ科は種が落ちないので人間にはまとめて収穫しやすく、それが農業の起源となり各地に拡まった。
    ダイズは戦争の燃料として、茶のカフェイン、サトウキビの甘味は嗜好品として人間が世界中に拡めてくれたのだと。
    植物のバリエーション豊かな生存戦略が面白い。
    語り口も軽く、気軽に読めました。

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    2023年11月03日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    最近この方の本はストーリーテリングに走りすぎるきらいがあるんだよな

    ただ、おもしろい
    植物学を通して、生命の深淵に触れる

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    2023年10月09日
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    雑草について、その生存戦略から生態を読み解く本
    内容は平易
    光合成の回路とか、古の記憶が呼び覚まされた

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    2023年09月06日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    植物のさまざまな生存戦略と生態系全体のつながりが多彩なトピックスを題材に面白おかしく綴られていて飽きさせない。

    魔女狩りによって猫も狩られ、そのためネズミが増え、ネズミによって媒介されたペストが猖獗を極めたという話が紹介されているが、それはややフライング。
    歴史的にはペスト禍の後に魔女狩りの最盛期を迎えているので、ペストによる大量死の責任が魔女に押し付けられて魔女狩りが起きたという説もある。
    つまり鶏と卵。おそらく悪循環だったのだろう。

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    2023年08月24日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    あれもこれも美味しい秘密!

    タイトルに惹かれて読み始めた。カレーに始まり朝ごはん、チャーハン、お好み焼きなど人気のメニューを手がかりにさまざまな野菜や肉その他食材の育ち方、栄養素、調理の秘密などが紹介される。知らなかったこともあるし、知っていたこともあるし、そういうことだったのかと気付くこともある。毎日食べるご飯がより美味しくなる本。

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    2023年07月06日
  • 身近な植物の賢い生きかた

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    植物の生存戦略に関する雑学を詩的に・擬人化を活用して(人の営みに例えて)説明されている。稲垣先生の著作らしく文章が面白くて読みやすい。
    本書は文章表現を楽しむ読み物としての性質が強く、植物の詳しい解説は比較的少なかった。過去に別の本で読んだことのある話が多かったため、本書の表現を楽しむことはできたが、知識の積み上げはあまり多くなかった。

    59ページ
    雄と雌とで子孫を残す有性生殖であれば、必ず親とは違う子孫が作られる。つまり、変化し続けることができるのだ。たとえ親の世代の防御法を破る病原菌が現れたとしても、その子孫はさまざまな新しい防御法を持っているので病原菌の感染を防ぐことができる。
    →VU

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    2023年06月27日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    将来できるかもしれない子供に読ませたいと思った。
    中身についていうと、同じことを違う例えで何度も繰り返しているようにみえた。章ごとに言っていることがそんなに変化しないののも退屈だった。
     小さい頃は何事も競争させられた。まだ世の中がわかってないときに運動でも勉強でも競争させられたら、違うことに価値があるなんて思うなんてことは無理。この教育のやり方を変えずに考えた方だけを無理やり変えようとしているのがいま。子供にとって厳しい世界になっていはしないか。

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    2023年09月01日
  • 弱者の戦略

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    動植物の特徴とその背景事例を多く示していて面白い。確かに弱者の戦略なのだろうが、それをビジネス環境等で活用するというのはちょっと違う気もする。

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    2023年06月08日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    面白く、読みやすい本。ヒトとその他の似ているところ違うところをわかりやすい文章で教えてくれています。他のことも教えてほしくなる文章です。

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    2023年04月16日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話

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    20221212040
    ※以前、旅行中に読んでたが登録漏れ

    植物のメカニズムは本当によくできている、知れば楽しい、知らねばそれだけ

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    2022年12月12日