稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    ネタバレ

    植物もとい遺伝や進化を植物の側面から考察する作品。
    無駄に物語テイストになっていると感じた。このタイトルで期待していた内容とは微妙にズレていたと感じた。
    内容自体は至極真っ当で、種を残すという大目的のために、植物がどのように進化しているか、また我々が口にする種無し品種の作り方や挿し木についての説明等が特におもしろかった。分類と境界の設定の仕方をことあるごとにイメージできるのが良い。ただ、タイトルにある「植物に死はあるのか」についての直接的な問に対する解は無い。当然だとは思うが。ある意味では仏教的な本であると感じる。

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    2026年08月02日
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    身の回りに生息している雑草の特徴を述べるだけの本かと思いきや、私たちが生活していく中で生じる「何が正解」や「どちらが正解」という問いを見つめ直す視点も少し提示してくれるような本でした。
    雑草の特徴に関しては、説明がされた後に生じる疑問がどんどん示され、それに対してまた説明がなされるというような流れで飽きずに読み進めることができました。
    やや残念だったのが、紹介される雑草が写真では無くイラストであったことです。逆に言えば自分で調べるきっかけになったとも言えます。
    散歩するときに足元を見ることの面白さを教えてくれました。

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    2026年06月14日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    あんまりこう、参考になった!!って感じはなかったけど、自分の普段の日常に近しいところでの豆知識を知れて嬉しかった!たんぽぽを見分けれるようになったけん、観察してみようと思った!!

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    2026年06月14日
  • 生き物にとって死とはなにか

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    過去作に比べ若干のネタ切れ感は否めないものの、多種多様な生き物が辿る生から私たち人間への強いメッセージ性のあるこのシリーズが私は好き。

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    2026年06月11日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    知らなかったことだらけでタメになった!
    特に、植物が自身の種を散布させるために様々な工夫を凝らして進化してきたのが面白い。

    サクランボの本物の種子は、私たちが食べてぷいっと吐き出したものではなく、その種子のようなものの堅い殻の内側にあるというのが驚き。しかもそうなっている理由が、消化器官の中で種子が消化されてしまったりするのを防ぐためにコーティングしているとかいうメタ読み。まるで知性があって意志を持って進化してきたように思えて興味深かった!

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    2026年06月02日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    暇つぶしに丁度いい雑学本です。「面白くて眠れなくなる」の方が好みでした。雑学本なので内容は浅めです。

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    2026年05月30日
  • 雑草は、なぜ何度でも生えてくるのか 小さな植物の「合理的な生き方」

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    雑草というものを勘違いしていたことを知った本。雑草魂という言葉があるように逆境に負けずに頑張るイメージでいたが、実は雑草たちが取っているのはコスパが良い賢い戦略だった。

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    2026年05月28日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    生物学者が生徒からのシンプルな質問をきっかけに考えを広げたり深めたりしていく。
    エッセイのような読みやすさの中に、サラリと生物学知識が盛り込まれてくるため、気軽に読める内容だった。
    ただサラリとしすぎて残るものはあまりなかった。

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    2026年05月26日
  • 雑草は、なぜ何度でも生えてくるのか 小さな植物の「合理的な生き方」

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    雑草の話と思って読み始めたところ、君たちはどう生きるか的な啓蒙本だった。雑草について書かれているところは興味深い。

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    2026年05月08日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    読者として想定しているのは思春期の子どもたちで、どこかで躓いたり集団に馴染めなかったりして疑問を持った人向けという内容だった。
    うまくいかないのであれば同じフィールドで戦おうとせず、自分の得意なことを伸ばそう。そこに優劣はない、という内容。
    雑草の研究をなさっているそうで、雑草を育てようとしても雑草は改良されていないからすぐに芽が出たりはしない、という話に驚いた。芽吹く時期が同じなのは、人間が手を加えた結果だとのこと。あまり考えたことがなかった。自然界では花の色にバリエーションがないというのも。自分の無知を思い知った。
    捻くれた大人にとっては、両親や祖先の奇跡の話になるのは生理的に受け付けない

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    2026年05月04日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    「ライオンゴロシ」がなかなか残酷だった。

    「風の谷のナウシカ」の腐海と「ホテイアオイ」「フィトンチッド」の繋がり。漫画アニメの中での設定かと思ってたけど、実際の木々や植物と関連がありそう。

    忍者集団が修行を積んだとされる山にトリカブトが多く分布しているらしい。伊賀・甲賀・戸隠辺りかな?とても偶然とは思えない。

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    2026年04月26日
  • 雑草は、なぜ何度でも生えてくるのか 小さな植物の「合理的な生き方」

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  雑草は「変えられないもの」を見極める
    第2章  雑草は「置かれた場所」で芽を出さない
    第3章  雑草は踏まれても起き上がらない
    第4章  雑草は、頑張らないから生き残る
    第5章  雑草はうまくいかないときに根っこを伸ばす
    第6章  雑草は、目立たず花を咲かせたい
    第7章  雑草は「地上」と「地下」を使い分ける
    第8章  雑草の「らしさ」は誰が作るのか
    第9章  雑草は「変化」を巧みに利用する

    <内容>
    さまざまな雑草を紹介する本かと思ったら、雑草をモチーフに人生訓のような本だった。目次が全てを物語っている。そういう読み方をするのなら、この本は役に立つ!

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    2026年04月19日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    植物の手のひらで踊らされている、、、
    人間は穀物の虜になっていった、、、農業は過酷が労働力を必要とするが、一度知ってしまうと後戻りすることはできない。
    と思うと怖い、けどおもしろい。
    とくに、ジャガイモがヨーロッパに広まることにより、肉食が始まったというのは面白かった。
    食物のおかげで私たちは生きているし、争いもし、繁栄もしているのだと思った。
    植物なしでは人間は生きていけない。結局食物に踊らされているのかな。

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    2026年04月03日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    植物についての雑学を面白く読める本だが、内容が濃いかと言われたらそんなことはなかった
    動けないからこその戦略の違いは興味深かった
    置かれた場所で咲くしかないものね…

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    2026年04月01日
  • ヤマケイ文庫 花は自分を誰ともくらべない~47の花が教えてくれたこと~

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    読む前に想像してきた内容とは異なり
    お花の写真はかなり少ない。

    桜前線といえば、ソメイヨシノの開花だが、
    それは江戸時代、東京都豊島区染井地区で
    オオシマザクラとエドヒガンを交配させて出来た
    一本の桜を接木することで増やしたそう。
    その苗を全国各地で植えたのでもともとの遺伝子葉みな同じ。そのため一斉に咲くとのこと。
    ここは、結構感動した。もともと1本の同じ木だったとは、ロマンがある

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    2026年03月16日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    ベタっちゃベタ
    けどまぁキャピタリズムに侵された思考の一時停止役割としては良い視点の本
    子どもが読んでもいいし、子育てしてる大人が読んでもいいし。
    まだ自分の軸が定まってない若者が読んでもいい。
    凝り固まった中年にも効くかもね。

    優しい視点の本でさくさく読めた。

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    2026年02月11日
  • イネという不思議な植物

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     イネについての基礎知識と、雑学がふんだんに盛り込まれている一冊。
     ユリ科からツユクサ科を経て、3400万年前にイネ科植物が分岐した。学名はオリザ・サティバ。いわゆるジャポニカ米とインディカ米は亜種になっていてそれぞれ、オリザ・サティバ・ジャポニカ、オリザ・サティバ・インディカ、一般にジャポニカ米は粘りがありずんぐりしているが、インディカ米はパサパサしていて長細いとされている。しかし、同じジャポニカ米でも粘りの少ないものもあるし、インディカ米でも粘りのあるものはあるとのこと……
     イネを中心に据えた日本の歴史解説はかなり大雑把にまとめてある気がするし、日本人の精神性についてもかなり大雑把にま

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    2026年02月09日
  • 私たちはどう老いるか

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    作者が農学博士で雑草生態学の教授ということで、植物の生態に準えた人間の老いてからの心の持ち方や行動なんかを優しく説いている作品。
    もっと具体的な行動など指針としてあるとより有り難かったかな、と思う。
    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
    そんな老人になれるように丁寧に暮らしていきたい!

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    2026年01月10日
  • 生き物にとって死とはなにか

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    月刊住職を再編集した生物エッセイ

    様々な動植物の不思議な生態をやや叙情叙情的に解説
    面白く無いわけでは無いが、著者の本はもっと面白いものがたくさんあるように私には感じる

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    2025年12月28日
  • うまい酒はどのようにできるのか

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    植物学の観点からお酒を語る話だが、後書きで、著者が愚痴っている通り、酒の根本はどれも似たり寄ったりなので話も起伏が乏しかった感あり。どの酒も最初に作った人すごいわ。

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    2025年12月10日