【感想・ネタバレ】けなげな野菜図鑑のレビュー

あらすじ

この夏、きっといちばんせつない本。
涙なしでは読めない、
けなげな野菜の生きざま

「メロンの模様は実は傷」「キャベツは人によって丸くさせられた」「ジャガイモは火あぶりの刑になったことがある」「トウモロコシは種を落としたいのに落とさないよう改良された」といった、思わずせつなくなる野菜のエピソードとかわいいイラストで野菜を見る目が変わり、身近な野菜にもっと愛着がわく本。

愛らしい野菜のイラストとせつない生きざまを読めば、
最後は思わず食べたくなる!?

◎実はすごい多種多様な野菜の生きざま&エピソード
◎知っているようで知らない野菜進化の歴史
◎野菜の選び方や美味しい食べ方、栄養や保存方法、レシピなどもあわせて紹介
◎親子で野菜の意外な一面や奥深さを知り、野菜嫌いもこれで克服できるかも!?

【小島よしお氏(ジュニア野菜ソムリエ)推薦! 】
「野菜は楽しい! 熱い! 面白い! 人類の歴史と共に歩んだ野菜達の進化に思わずおっぱっぴー! 」

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Posted by ブクログ

動物は体内にビタミンCを創り出す仕組みがあるのだが、サル類は果物を食べるようになって、ビタミンCを創り出す仕組みを失ったそうだ。あらあら、そんなわけで人間は野菜や果物を食べないとだめなんだねえ。
ジャガイモは茎や葉まで食べていて毒があったので、悪魔の植物と呼ばれていたそうだ。
トマトはその鮮やかな赤から観賞用だった。
ナスはもとは高級食材だった。ナスニンはガン予防になる。
カリフラワーはケールから進化したもので、花が咲かないようになった。アルビノで白い。
トウモロコシは種が落ちないように品種改良された。世界で一番栽培されている植物。
サトイモのヌルヌルはガラクタンで、免疫力を高める。
大根足とは、もともとスマートで白い足のこと。
カブはうんとこしょと言って頑張らなくても簡単に抜ける。
ニンジンをうさぎはそれほど好きではない。カロテンは免疫力を高める。
ゴボウを食べるのは日本だけ。そう言えば、他の本で読んだのだが、戦争中、日本で外国の捕虜にゴボウの料理を出して、戦後、捕虜虐待と非難されたそうだ。
キュウリは黄ウリから。熟さない緑のうちに食用としているのだ。江戸時代の武士はキュウリを食べなかった。どうしてかな?キュウリを横に切ると分かるよ。
レンコンは真ん中に一つ、まわりに九つ穴がある。
サツマイモを食ってもおならは臭くない。臭いのはたんぱく質のせい。サツマイモはほとんど炭水化物で、たんぱく質はほとんどない。
キャベツを生で食べるのは日本人だけ。
ハクサイを霜から防ぐために、冬になると周りを糸で巻く。
ホウレンソウにはオス株とメス株があって、気付く前に食べてしまう。
レタスは虫を寄せ付けない苦い白い汁を出す。
ネギが白いのは土を掛けるから。
モヤシは萌やしから。ひょろひょろと生えるからね。
ニンニクとタマネギを毎日、ピラミッドを作る労働者たちに配った。エネルギーの源だった。
トウガラシの辛さを鳥は感じない。
スイカをメロンの側に置くと、エチレンのためにすぐに熟して腐ってしまう。
イチゴのへたの下に甘さが集中している。
ほうほう、面白いなあ。

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2023年10月10日

Posted by ブクログ

てっきり子供向けかと思っていたけど大人も楽しめた、というかむしろ大人の方がハマって読んでた
子供は絵が気に入ったのと英語でなんていうのか、に注目してたみたい
野菜のえ!っていう豆知識から英名、保管方法まで周りの人に話したくなる話がたくさん

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2023年12月13日

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