稲垣栄洋のレビュー一覧

  • なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係

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    本書は、仏教と植物、またそれにまつわる人々の暮らしについてとても分かりやすく解説してあり、専門知識が無くとも楽しく読めます。
    何故マンジュシャゲは暮らしに身近な場所に生えているのか、何故蓮は清浄な花とされるのか、等改めて問われると答えに詰まってしまう事柄の回答がここにあります。

    仏教や植物、日本文化に興味のある方なら楽しんで読めると思います!

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    2019年05月25日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    衣食住に絡めた植物学だったので、興味を持ちやすく面白かったです。どちらかというと、雑学に近い感じのないようでしょうか。また一部専門的な部分もありましたが、全体的に読みやすかったです。

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    2019年05月16日
  • 敗者の生命史38億年

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    生命は不思議に満ちている。
    不思議だからこそ面白い。
    その生命の不思議に迫る一つの手段が、生命の進化を知ることである。
    本書は、「敗者」というキーワードから生命の進化を読み解いていく。
    僻地へと追いやられてしまう「敗者」だからこそ、スノーボール・アースなど地球が危機的状況に陥ったときに、環境に適応して変化=進化することができた。
    「オスとメス」や「死」だって、遺伝子を効率よく交換し多様性を得るために、生命が自ら生み出した発明なのだ。
    その結果やはり、生命は不思議に満ちている。

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    2019年04月24日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    怖い。けど、もっとジャパニーズホラー的な怖さの話が多いと良かったなぁ。暗くてジメジメした(笑)
    西洋的な怖さが多かったですね。
    私は日本人だから、そういうのが一番怖い。

    全体的にナス科怖ぇ。。。

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    2019年03月03日
  • 雑草キャラクター図鑑:物言わぬ植物たちの意外な知恵と生態が1コママンガでよくわかる

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    〈本から〉
    すっかり都会暮らしに馴染んだ女子大生 スミレ
    戦国の雑草界を生き抜く小さな強者 カタバミ
    都会に生きる孤高のヨーロピアン セイヨウタンポポ
    オトリを駆使する騙しのファンタジスタ ツユクサ
    踏まれても元気なラッキーガール シロツメクサ
    真夏でも雑草のアスリートはパワー全開! エノコログサ
    路地裏を彷徨う流しの歌手 ナズナ
    恐竜時代から生き続ける雑草界のレジエンド スギナ
    踏まれて育つコがセンターを取りにいく! オオバコ
    地獄の底から蘇る不死身のモンスター ワルナスビ

    死の池に君臨する美しくも恐ろしいクイーン ホテイアオイ
    (夏になると、水面に浮かんでヒヤシンスに

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    2019年01月30日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    自然界の法則は、生きていく上での教科書みたいなものだね。で、植物の、というか生物の生存戦略は、社会での生き抜き方にそのまま通用するのよね。会社や組織、商品、サービスなど、どうすれば長く生き残っていけるのか。その回答がずばり書かれているわけ。まあ、私がそういう目線で読んでいるからかもしれないけど。
    特におもしろかったのは、「第五章 生物にとって「強さ」とは何か?」のところでした。





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    2019年02月07日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    意外と知らない植物の話が多く載っており興味深く読んだ。やさしく書かれているので誰でも理解できると思う。ただ面白くて眠れなくなるほどではないので☆4。

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    2018年12月14日
  • オスとメスはどちらが得か?

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    農学博士による、オスとメスの性別に関する話。いろいろな生物の性別に関する事柄を取り上げており面白い。気楽に読めた。
    「オスにとっては、パートナーの数が重要である。メスにとっては、パートナーの質が重要となる」p59

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    2018年10月21日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    「弱者」とは何か。植物たちの生き残り戦術



    動物と植物との大きな違いは、
    動物は、動き回り、自分に合った環境を探し回るのに対し、
    植物は、動き回らず、自分が環境に合わせる。

    動物は、長い世代をかけて環境に応じて変化するのに対し、
    植物は、一代で環境になじむ。

    植物は、いつも、搾取される。動物に食われる。ほかの植物との生存競争にもさらされる。その場で生き残ることが「勝ち」であり「価値」だ。

    植物には、さほど複雑な構造はない。動物に比べ、パーツは「繰り返し」でできている。

    とにかく、植物は、人とは大違いだ。


    なのに、とある歌では、世界に一つだけだの、どれもみんなきれいだの、ナンバー

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    2018年10月13日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    第3章の"雑草の発芽戦略"は意外な事実が満載で非常に楽しめた.確かに言われてみると,援助なしに育つためには様々な選択肢を持っておくことが生き延びるために重要なのだ.また第6章の"繁殖戦略"はさらに面白かった.雑草の生き方は人のそれにつながるような気がしてきた.

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    2018年09月15日
  • 弱者の戦略

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    海洋全蒸発や全球凍結など環境が激変しても生命体は生き残って来た。強者でなく変化してきた逞しい弱者も含まれる。弱いものの取る戦略は強者から見れば嫌悪感をもたらすものかもしれないが自然界においてもそれは存在する事を知ればそれも微笑ましく暖かく見守れる気がする。本書はそんな視点を作ってくれる本である。

    ※群れる→生物界にもある戦略
    ※擬態→シマウマはライオンやヒョウに見えない。
    カサゴの赤色は深海で見えなくなる
    ※逃げる→ガゼルのサイドステップ
    ※ずらす→夜の蝶、日本のタンポポ
    ※棲み分け→平和的共存
    ※弱者の戦略とは→小さな複雑な局地的な戦いにもっていく。
    ※野生動物は比

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    2018年07月23日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    タイトルに惹かれてつい手に取ったが、とても面白かった。雑草は植物としての競争力は弱いが、環境の変化に強く、同じ種の中でも多様性がものすごく大きいそうだ。

    根性論や叩き上げの形容詞として「雑草魂」みたいな言い方をする事に違和感があったので、雑草の実態とはだいぶ違うことがわかり、溜飲が下がったな。ベタだけど、人間社会のメタファーとしても読みたくなる。

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    2018年06月16日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    雑草、その生き様はたくましく生存を賭けて様々な戦略を駆使して生きている。
    特に「ナンバー1になれるオンリー1を探すという生物の世界の営み」は人の生き方として参考になるとの記述があるが、興味深い指摘だと思う。

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    2018年05月29日
  • なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係

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    仏教には植物に関する例え話が多い。仏教では植物にも仏生があると考える。しかし、キリスト教やイスラム教では、人間と人間以外の生物を大きく区別している。植物は人間に利用されるものと考える。一方、日本人にとっては全ての生物が仏生を持った存在だ。
    植物は動かない。種が落ちたところで生きて行く。そこで精一杯生きている。環境が悪くても文句を言わない。環境は簡単に変えられない。変えられるのは植物自身の生き方だけだ。植物は環境に合わせて自分を変えて生きている。
    うん!確かに!植物の生き方は仏教の教えによく似合う。

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    2018年05月28日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    他が生えないところに生える。芝刈りの高さに合わせて伸びる高さを変える。踏まれたら立ち上がらない戦略。

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    2018年05月26日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    ネタバレ

    雑草は遷移の初期段階にだけ生える植物。
     耕したり、草刈りをすると、リセットされてしまう。

    休眠
     土の中でチャンスをうかがっている。
     水、酸素、温度。
     赤色光で周囲に他の植物がいないことを認識。

    多様性
     変えられるものを変える。
     種子を結ぶことは変えない。

    ミツバチ
     頭が良く、働き者、飛翔能力が高い、紫色を好む、
    紫色の花
     たくさんの蜜、蜜標と細長く入り込みにくい花の形

    自殖を避ける
     雌しべの方が長い。
     ウリ科は雌花と雄花、キウイは雄の木と雌の木。

    種子植物
     花粉と種子で移動
     外来種:明治末期から日本に来たもの
     日本の欧米化で帰化植物に有利な環境が増えた
     西

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    2018年05月02日
  • 子どもと一緒に覚えたい 道草の名前

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    子どもと一緒に覚えたいと銘を打っているが,これは完全に大人が読んで楽しむもの.というか,ここに書いてある教養を子どもに聞かせることで,パパ/ママ,すごい!と子どもに良い意味で尊敬されること請け合い.例えば,秋田フキの解説は,アイヌ民謡に登場するコロボックルはアイヌ語でフキの下の住民という意味…ふきのとうには実はオスとメスがある…などキレイなイラストと豊富や写真で一家に一冊ですね.

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    2018年11月30日
  • 弱者の戦略

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    ネタバレ

    雑草は、植物同士の生存競争には弱い。

    生物にとっては生き残ることが一番重要な事であり、強弱は問題にはならない。

    強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。~ベッケンバウアー

    大きい者に対しては大きさで勝負しては勝ち目がない。小ささで勝負すべき。
    ※強者と同じ土俵に上がってはいけない!
    cf.ランチェスター戦略

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    2017年06月20日
  • たたかう植物 ──仁義なき生存戦略

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    植物自身、環境、病原菌、昆虫、動物、人間。その闘う相手を変えながら、植物は常に生き残る道を作ってきた。留保はあるが、ただし、人間を除いて。「与えよ、さらば与えられん」という一句になぞられられるのは、興味深い。

    CSR戦略、日本人の雑草愛、サボテンの話しは稲垣氏の他の本にも出てきたネタだった。しかし、それ以外の圧倒的な量のネタは初見である。

    ・酸素が引き起こした進化。植物による酸素の発生→オゾン層の作成→紫外線の遮断→有害である酸素呼吸する生物の発生
    ・最強の昆虫はアリ。だから植物はアリを利用しようと進化してきた。
    ・恐竜絶滅の一つの原因は裸子植物から被子植物の進化。エサとなる裸子植物が減少

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    2017年06月09日
  • 弱者の戦略

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    弱者の取った生き残りのための戦略。蘊蓄が豊富で、読んでいて飽きない。偶然が重なって進化が起きたとは思えない複雑さ、巧妙さだ。

    ただ、CSR戦略、ナンバー1でオンリー1のところは、同著者のちくまプリマー新書と一緒だった。

    ・「強いものは単純に。弱いものは複雑に」これは勝負の鉄則。
    ・カゲロウは生きた化石と言われるほど古く、現在知られている昆虫としては最も古い化石がある。3億年前から変わらない。命が短いのがそのひみつ。
    ・ミミズは、もともとは頭や足のような器官のある生物だったと考えられている。ところが土の中で土を食べて棲むというニッチに合うように、そのような姿になった。
    ・自然が破壊された環境

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    2017年06月08日