稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    下記好きだった箇所の内容。

    雑草は踏まれても立ち上がる
    人間の都合でその方が良いという解釈。
    本当は踏まれてまた上に伸びるより寝かせて花を咲かし種子を残す方が合理的なので、何度か踏まれたら立ち上がらない。

    植物の方が人より合理的。余計な感情がない。
    様座な事実を見るのに非常に勉強になりました。



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    2020年12月20日
  • 敗者の生命史38億年

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    生命の歴史、特に進化についてしっかりと解説されている入門書です。
    簡潔明瞭で大変わかりやすく、気持ち良く勉強できました。
    追い込まれた弱者こそが進化しなくてはならない、それは貧乏くじですが革命にもなり得るのですね。
    しかし、同じ大きさだったり同じ物を食べたり、同じニッチでの争いで負けることは絶滅を意味するようです。
    弱者であったために人類は進化し、ニッチが重なったために他のホモ属が絶滅したのかもしれません。
    サメのように進化を必要としない完成された生物、単細胞生物のように変化に伴いすぐに進化する生物、人類のように技術で補正する生物、多様化の素晴らしさと面白さに気付かされた一冊。

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    2020年11月30日
  • 「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか

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    VUCA時代、予測不能な激しい変化が起こる場所で生き延びてきた雑草の戦略が役に立たないはずがない!

    変化が少ない場所では木が強い
    変化が大きい場所で強く生きてきたのが雑草

    ●雑草の戦略要素
    ・Competitive 競合型戦略
    ・Ruderal 乱発適応型
    ・Stress tolerance ストレス耐性型

    ●例えば、踏まれるスペシャリスト、オオバコ
    ・柔らかくしなやかで踏まれても折れない
    ・種子にネバネバ成分があり、靴の裏に着いて分布を広げる
    ・逆に踏まれないと成功しない状態、逆境を機会に変えたいい例

    ●例えば草刈りに耐えるススキやエノコログサ
    ・狩られないよう低い位置に穂を作り種子

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    2020年11月08日
  • 「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか

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    雑草の戦略から学ぶこと。

    ナンバーワンになれるオンリーワンの場所で戦う。
    戦う場所は絞る、武器は絞らない。
    大切なことを見失わない。

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    2020年10月29日
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

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    やっぱり面白い。

    変化がおきているいまこそ、
    新なニッチが生まれる可能性がある。
    新たなニッチに入り込むには、
    何も新しいものだけが必要なわけではない。
    今あるモノをうまく使えばよい。

    今の環境で進化をしてきたのなら、
    もともとの先祖がいた環境こそ、
    ブルーオーシャンである。

    成功しているなら、変わる必要はない。
    古いシステムが逆につかえることもある。

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    2020年09月19日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    本作も面白い。

    植物の生き方には、改めて人生を生きるヒント満載だなぁ、と思わせてくれる。

    辛い時期にこそ、根っこをはっている。

    踏まれてもたちあがらず、本来の目的である、
    子孫を残すことのためにエネルギーを温存する。

    本来、伸びるだけ伸びたら方がはやくても、
    リカバリが可能なように、節をつくる。
    折れても節から再生できるように。

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    2020年08月27日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    同じ著者の『世界史を大きく動かした植物』がとても面白かったので手に取ってみたところ、予想に違わず揺さぶられっぱなしの本でした。
    曰く「雑草はとても弱い」。
    曰く「雑草は踏まれたら倒れたまま立ち上がらない」。
    先入観を覆される気持ちよさにあふれた良書です。

    先入観を覆される例をいくつか。
    雑草の種をまいて育てようと思ってもまず成功しないんだとか。なぜなら雑草はどんな環境でも誰かが生き延びるという生存戦略をとっているので、決まった時期や決まった温度や決まった日照時間などのトリガーに反応しないから。(撹乱性)
    セイタカアワダチソウは故郷のアメリカ北中部では「ふるさとを思い出せさる可憐な黄色い花」な

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    2020年08月29日
  • たたかう植物 ──仁義なき生存戦略

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    ネタバレ

    植物の生存戦略には、CSR戦略というものがある。
    C:競争戦略(弱肉強食の世界で勝つ)
    S:ストレス耐性型(普通の植物がストレスで死んでしまうような環境をあえて選ぶ。ex:砂漠、日陰)
    R:レルラント(変化が激しい環境を選んで、変化に対応して成長する)

    これらの戦略に基づくと、
    ・サボテンが丸い形をして、棘をはやしているのにも理由があるし、バラに棘が生えている理由も物理的な防御という以外に理由がある。植物は、過酷な生存競争の中で生き残るために形を変えてきた、という話が面白かった。

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    2020年08月05日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    「雑草学」というのがあるのは初めて知ったけれど、自分の本棚を見てみたら、稲垣先生の書いたor関係している本をすでに何冊も持っていた。私も軸足に「雑草学」を持って、いろんなことを実践・思考してみたい。

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    2020年07月25日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    毎晩寝る前にちょっとずつ読み進めてたら、すごい面白いのにすぐ寝落ちするから、中々読み進まず、あんな薄い本なのに半年以上かかった。

    すごくよくわかった。
    単子葉、双子葉とか植物の変遷とか、学生の時に無理やり単語覚えてたのが、一回読んだだけで、めっちゃ理解が深まった。

    強いものが生き延びるわけではないことも。

    植物ってすごい。

    稲垣さん好きになって積読が増えた。

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    2020年07月02日
  • イネという不思議な植物

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    稲垣さんは植物学者なので、初めのイネはそもそもどんな植物なのか、というところが専門的で詳細に書いてあり、ある意味ここが一番難しい(と言っても読めばわかる)が、後半はイネと日本史、イネと日本人という内容がざっくりと書かれており、大変わかりやすい。
    なぜふつうの白米よりもち米が白いのか、餅はごはんよりすぐお腹いっぱいになるのに、お腹が空くのも早いのはなぜか(まあ、消化がいいんでしょ、程度に考えていた)というような、素朴な疑問も全て解けた。
    日本の田舎の風景とヨーロッパの田舎の風景を比較すると、ヨーロッパは広々として家も点在してるのに、日本はちまちまと寄り集まっていてかっこ悪いような気がしていたが

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    2020年06月22日
  • キャベツにだって花が咲く~知られざる野菜の不思議~

    MY

    購入済み

    興味深いです

    野菜についてとても興味深い内容が多くありました。理科の教育でも役立ちそうな話が多いです。

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    2020年05月28日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    生存のための戦略や、ニッチを見つけるということが印象的であった。
    ビジネスにおけるマーケティングは、生物の生存戦略の理論と共通する部分が多々あるのではないかということを、読んでいて感じた。
    結局マーケティングとはビジネスの世界で生き残る方法を説いたものと言えるだろうから、植物の生存戦略の内容と被るのはごく自然なことであろう。
    そんなことをこの本を読んで考えた。

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    2020年05月08日
  • たたかう植物 ──仁義なき生存戦略

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    これまでのどかに咲いているなぁとしか思っていなかった植物が、これほど熾烈な生存バトルを繰り広げているとは思わなかった。小学生の理科の時間のように知的好奇心がわくわくする本。以下面白かった点。

    ・マメ科植物と根粒菌の一見美しい共生関係の裏に隠された搾取関係(見せかけの友情)
    ・抜けば抜くほど生えてくる雑草のメカニズム
    ・蟻は昆虫界最強の種族

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    2020年04月26日
  • たたかう植物 ──仁義なき生存戦略

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    動物と異なり動かない植物にも適者適存、過酷な生存競争がある。植物同士の戦い、対環境、対病原菌、対昆虫、対動物、対人間について分かりやすい記述で語る。

    植物の生存競争に関する本。特に花と花粉に関する進化が有名だろう。花粉を運ぶ役割を昆虫に持たせる共存関係。時に蜜だけを長い口吻で奪う蝶のようなフリーライダーも存在するが。同じように種を鳥に食べさせ遠くまで運ばせる戦略やネズミやリスの習性を利用したドングリ。あまりドングリが豊富であるとネズミ、リスが増えて全て食べられてしまうため、あえて数年おきにのみ豊作となる戦略を取ったという。

    対人間。苦味のあるピーマン、辛みのトウガラシ。動物に食べられないた

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    2020年03月29日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    雑草とは何か。雑草の戦略とは。植物についてこんなに面白く解説した本に初めて出会った。除草剤がどうやって植物を枯らすのか、実にわかりやすく解説されている。また、「多様性」の概念も単純ではないことを学ぶことができる。人生訓としても読める素晴らしい書籍です。

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    2019年10月20日
  • 植物はなぜ動かないのか ──弱くて強い植物のはなし

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    全自営業者必読の名著!全ての生物はナンバー1であり!オンリー1であり!極限のニッチに生きている!少なくとも今は(来年には絶滅してるかも、ナンバー2は絶滅する)!雑草魂とは踏まれても踏まれても無駄に立ち上がるような根性の事を指すのではない、むしろ踏まれないと困るような「変化」を起こす進化である。

    植物は、生物は、「変化してよいもの」と「変化してはいけないもの」を知っている。知らないものは全て絶滅した(ナンバー2は絶滅する)!

    安定した環境で圧倒的パワーを発揮する植物、他の誰もが寄り付かないような極限状況へ逃げ込んで「尚も」戦う植物、安定地帯では秒で負けてしまうが常に逆境と変化に晒されている限

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    2019年09月20日
  • イネという不思議な植物

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    稲垣先生の本は、以前、読んだことがあり、そこそこ面白かったので、この本も読んでみました。
    めちゃくちゃ面白かったです。
    期待を遥かに超えましたし、以前読んだ本は完全にかすんでしまいました。

    植物としてのイネ、食物としてのイネ(米)、貨幣の代わりとしてのイネ、イネの歴史、稲作の歴史、日本史とイネ(米)の関係、どこをとっても面白かったです。
    日本人ならば是非読んでほしい、自分にとっては、そのぐらいレベルの高い1冊です。

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    2019年08月01日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    ・雑草は弱いからこそ、環境に適応できるように様々な戦略を持っている。
    ・ただオンリーワンでは生き残れない。オンリーワンな環境の中でナンバーワンである必要がある。
    ・「雑草は踏まれても踏まれても、必ず花を咲かせて種子を残す。」

    人生訓になる新書でした。折を見てまた読みたい。

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    2019年07月05日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    これは目からウロコが何枚も落ちる既成概念を
    覆す本です。
    「雑草魂」と言うと、何となく強くてたくましい
    イメージがありますが、本当の雑草は全く違います。

    都会のコンクリートのスキ間にしたたかに生えてくる
    「強さ」を感じさせるのは全くの誤りで、
    要はそこでしか生きられないから、仕方なくコンクリートのスキ間に生えているのです。
    つまり理由があるのです。

    その理由や、その他の色々な植物の特徴など、
    普段は気にも留めないが、素晴らしい仕組みに満ち溢れて
    いる雑草の世界を説明してくれる一冊です。

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    2019年06月25日