稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 弱者の戦略

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    食物連鎖の下位にいる生物は擬態で敵を欺くということは知っていたが、
    同じ種属の中でもそのようなことが行われていることを初めて知った。
    それは体が小さくて弱い生物が遺伝子を残すための戦略だ。
    暗闇で息を潜めて待ち構え、強いオスの鳴き声に引き寄せられたメスを横取りしたり、
    メスに擬態して強いオスを油断させ、その隙にメスに近づいたり。
    移動することができない植物も、鳥や昆虫に種を運んでもらうために、
    甘い蜜や木の実を用意する。まさに戦略である。

    生物が自分の遺伝子を次世代に繋ごうとする、果てしない努力。
    それはビジネスや人間の生き方にも通じるものがあり、
    したたかで力強く、いじらしささえ感じた。

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    2016年03月01日
  • たたかう植物 ──仁義なき生存戦略

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    ネタバレ

    無知な私には平和そうに見える植物の世界…その生存競争について記された著。
    次郎でも読みやすい文章にして、その内容は大変興味深く、とてもよく出来た書籍だと思います。
    植物が利己的に生存競争した一つの結果が「共生」というのも興味深い点です。
    植物のあり方を通じて、人間というものが以下にあるべきなのか?ということを考えさせられます。

    また後書きが秀逸

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    2016年02月08日
  • たたかう植物 ──仁義なき生存戦略

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    この本には、恐れ入りました。
    素晴らしい。

    3か所ほど、ワープロ変換ミスがあります。
    驚異→脅威 トカ。
    増刷時に変更、お願いします。
    (2015年10月11日)

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    2015年10月13日
  • 弱者の戦略

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    面白かった。こんな話を聞きたかった
    とくに動けない植物の戦略が自分にささった
    以下好きなところを抜き書き
    「他の生物がナンバー1になれない場所をさがす」「戦いに勝つには大きいほうが有利。小さい土俵で立ち入ることさえさせない」「南極は不安定な環境ではなくきびしい状態で安定」「女装したオスは強いオスに攻撃を受けることなくメスに近づく」「完全に撃退すると相手も進化する。しかし逆にソフトだと対応策を発達させにくい」

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    2015年01月29日
  • キャベツにだって花が咲く~知られざる野菜の不思議~

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    通常あまりお目にかかれない野菜の花、野菜の可食部はどの部位か、など観察する際に役立つ知識から、野菜の原産地や栄養の観点から野菜の役割の考察など、色々な観点から野菜に関する豆知識を紹介。雑学目的でなく野菜との付き合い方を考えるのに重要な視点を提供してくれます。

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    2014年09月08日
  • キャベツにだって花が咲く~知られざる野菜の不思議~

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    [ 内容 ]
    サプリメントでは、なぜダメか?
    生きている野菜のパワーを再発見。

    [ 目次 ]
    第1章 野菜に咲く花、どんな花?(キャベツも花が咲くの? ダイコンは白い菜の花 ほか)
    第2章 植物のどこを食べている?(花を食べる カリフラワーの意外な親戚 ほか)
    第3章 野菜はどこから来たのか?(二千年後の野菜 二千年前へタイムスリップ ほか)
    第4章 ちゃんと野菜を食べなさい!(どうして野菜を食べるのか? 自動車を動かすのに必要なもの ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性

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    2011年04月08日
  • キャベツにだって花が咲く~知られざる野菜の不思議~

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    食育を取り入れようとされている保育者の方々や
    保護者の方々にお勧めしたい一冊です。
    農学博士の稲垣栄洋先生が、
    すべての人にとてもわかりやすく書かれているので、
    楽しく読めます!

    野菜の花に注目して、
    野菜のことを詳しく学ぶことができます。
    また、各章の間にキッチンでできる実験のコラムや
    野菜に関するクイズが織り込まれているので、
    お子さんとともに野菜の不思議について学べると思います。

    私は文中には歴史上の有名人が愛した花の中には、
    野菜の花があることをこの本で学びました。
    ウンチクも増えるので、
    食育に興味がある方はぜひ読んでもらいたいです。

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    2011年01月26日
  • 私たちはどう老いるか

    A

    購入済み

    木が進化して草になったそうです。
    直感では逆のような気がするが
    世代交代を早くすることで生き残る可能性が高まるなら
    この気象変動の時代で、そうなのかもしれないと思う。
    単細胞生物には寿命がなく
    死は生物が獲得した能力らしい。
    今はまだ、有難味が湧かないけど
    いつか受け入れろことができるだろうか。

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    2026年09月14日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    生きものがどのように進化してきたのか、その過程を知りながら、私たちが生きていく上での考え方にも重ねて読むことができた。

    進化の過程については、知らなかったこと、考えもしなかったことばかり。人間もまた、追いやられた結果、生き残るために知能を発達させ、今に至る。

    うまくいかなかったことや、周りと違うことは、必ずしも悪いことではない。ちょっとした失敗や、周りと違うことに悩んでいるとき、それがいつか希望につながるかもしれないと思わせてくれる本だった。

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    2026年09月11日
  • 雑草は、なぜ何度でも生えてくるのか 小さな植物の「合理的な生き方」

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    結構よかった
    タイトルの通り、雑草はなんでいろんなところに生えてくるのかその特徴、つまりそのできることに注力したり、環境に無理にあらがわない、頑張らないって言うことだったり目立たず生きることだったり雑草の生存戦略を解説しながらそれって人間によってはめるとこうだよねって言うふうに説明してくれて、今生きるごとに少し悩んでる人にも合理的な生き方として提示してるような、簡単に読めて面白い

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    2026年09月06日
  • 雑草はなぜそこに生えているのか ──弱さからの戦略

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    雑草が弱いとは、考えもしなかった。雑草から、自分の立ち位置を考えさせる論調は、スポーツ界で時々見られたが、たくましく!という方向性ではなかったか。確かに逞しいという側面はあるが、雑草学から解説されることで、理解が変わるし、より響いた。
    若者向けというだけあって、かなり読みやすい。

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    2026年09月05日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    カレーを寝かせた事で美味しいと感じる経験は誰もがあるだろう。だがその理由は?いちごのつぶつぶ、タマネギを炒めると甘くなる理由、スイカやメロンのしましま、その他様々な気になる食の科学とメカニズムを分かりやすく解説。

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    2026年08月15日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    一つ一つが短く、へぇえええー!!!となるネタに満ちている。
    だんだん記憶が薄らぐので、何度か読み直すけれど何度読んでも面白い。
    特にケサランパサランの章は何度読んでもわくわくする。誰か持ってる人いるでしょ?!
    おしろいを食わせるらしいけど、日本のケサランパサランにドイツの化粧品でもいいの?
    中学受験の国語でもお馴染みの稲垣先生の本は、どれをとっても安心して読める。

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    2026年08月12日
  • 雑草は、なぜ何度でも生えてくるのか 小さな植物の「合理的な生き方」

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    「雑草魂とは、がむしゃらに生きることではない」

    この言葉が、いちばん心に残った。

    最初から作者の語り口がとても面白い。「読んでも読まなくてもいい。でも、もし気になったら続きを読んでほしい。もしよかったら一冊買ってほしい。100冊買ってくれたら、誰か一人の首がつながる」――そんなユーモアのある言葉が次々に出てきて、最初から楽しく読み進めることができた。

    そして、読み進めるうちに「雑草」のイメージが大きく変わった。

    雑草は、ただがむしゃらに生きているわけではない。
    どこでも生えるように見えて、実は生えるタイミングや場所を選び、環境に合わせて生きている。

    たとえば、タンポポは根を残せば、ま

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    2026年08月11日
  • 弱者の戦略

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    冒頭部は生物の授業の復習で、だんだんと本題に入ってく。ソフトで読みやすい。
    生物界には強い者と弱い者しかおらず、平均的なものはいない。生き残るという点で、弱い者も強い者と同じで「勝者」だとよく分かる

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    2026年07月25日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    理科の授業を受け直す気持ちで一気見した。

    いろいろあることに価値がある

    みんな同じじゃつまらないもんね。
    個性が生き残り戦略として通用する世界でよかった。

    花の形と虫の関係は聞いたことあったけど、もっと詳しく知りたくなった。
    みんなにそれぞれのパートナーが決まっているのは面白い。

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    2026年07月25日
  • 子どもと一緒に覚えたい 道草の名前

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    この本を読む前と読んだ後で、地域(まち)の見方がちょっと変わる。
    里山に生える雑草の世界がこの本により興味深くなり、大人も子どもも道草したくなる。

    散歩途中に道端にさっそく視線をやると、「あ、これ本で見た植物かな?」と名前当てをしたくなる。
    今年、まちで見た植物は、タンポポ、ツクシ、オオイヌフグリ、シロツメクサ、ハルジオン(ヒメジョオン)、フキ、カタバミ、ネジバナ、オオバコ、ナガミヒナゲシ、ススキ、エノコログサ、スズメノカタビラ、ナズナ(ぺんぺん草)。
    今年は見ていないけれど(よく観察したらたぶんあると思われる)今まで見たことがあるのはハコベ、コセンダングサ、ヒガンバナ、ヨモギ、イヌタデ、ヨ

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    2026年07月25日
  • コメと日本人

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    稲垣栄洋さんは沢山の本を書いているが、本書は若者向けに著した「植物はなぜ動かないのか」「雑草はなぜそこに生えているのか」に続く3冊目の本らしい。
    前半はイネと言う植物についての生物学、後半はイネを育てる田んぼと収穫物のコメについての歴史や文化といった内容。

    去年はコメが高騰し社会問題になったが、日本人なのにコメのことをあまり知らないことに気づかされた。
    植物としてのコメのみならず、日本の文化や生活、社会構造などコメが果たした役割を知ることができる。
    簡潔に、広く浅く「コメ」に関するうんちくを身につけるのに最適な本だ。

    例えば、
    「イネ」は奇妙な植物だ。
    植物は種子を地面に落として子孫を残す

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    2026年07月18日
  • 「雑草」という戦略 予測不能な時代をどう生き抜くか

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    厳しい自然界を生き抜く雑草のユニークな生存へのアプローチを、ビジネスや人生の戦略に鮮やかに落とし込んだ一冊。
    本書の核心であり、最大のキーワードとなるのが「ルネラル(踏み荒らされた場所に生きる植物)」という概念。変化が激しく、予測不能な現代社会(=踏み荒らされる環境)において、あえて強者と正面衝突するのを避け、ニッチな隙間を見つけてはしなやかに適応していく雑草の生存戦略は、まさに私たちが生き抜くための最高の教科書と思う。
    変化を味方につけ、逆境すらもレバレッジに変えていく「ルネラル」としての生き方に、知的興奮と深い勇気をもらえる。

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    2026年07月02日
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    タイトルのとおり、面白すぎて。
    畑をやっている私には、頷くことばかり。
    著者がやや雑草の立場よりに描いているのも面白く、すぐに読み終わってしまって残念。

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    2026年07月02日