稲垣栄洋のレビュー一覧

  • 世界史を大きく動かした植物

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    自宅で観葉植物や花を育てているだけでも、毎日土を触り水をやり、肥料や日当たりに気をつけて世話をしているとどっちが主人なのだろうと思う時がある。農業革命によって権力や国が生まれ社会や文化は成長してきたのは事実だが、狩猟採集を行っていた時よりも、人間の働くしんどさは格段に増えている。そんな歴史を13の作物と1つの花で語る本。生まれ故郷から遠く離れた場所に運ばれて食文化として根付いたり、神の宿る木と信じられていたりなど、人間とは切っても切れない強い絆で結ばれた植物が愛おしく感じる。

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    2022年05月05日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    (Audibleで視聴)
    知的な面白さはあった。
    ただあまり記憶には残ってないなぁ…
    もう一回聴き返してもいいくらいには面白かったが、絶対聴き返したいと思うものではなかった。

    聴くより読んだ方がより面白く、且つ学びにもなると思う。

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    2022年04月21日
  • 散歩が楽しくなる 花の手帳

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    ドクダミ…日本在来。クローン種子を作れる
    チューリップ…原産国のトルコ語ではラーレ
    藤…日本原産…右利きと左利きがある
    朝顔…種に下剤、利尿作用あり。牽牛子
    パンジー…惚れ薬「真夏の夜の夢」。皮膚炎の民間薬
    ギリシャ神話で美少年に例えられる花は球根物が多い
     (球根と睾丸が似ているとか?)
    金魚草…花が枯れた後ドクロのようなフォルムに変化
    サツキ…欧米ではツツジの1種と認識されている
    とげのないバラ、モッコウバラ
    サザンカ…日本固有の花木。
    椿…日本原産。捨てるとこなしの万能植物
    マーガレット…花びらが21枚
    福寿草…日本原産。アイヌの霧の女神クナウ
    桜…田の神様が降りてくる木。ソメイヨシノ

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    2022年02月24日
  • 雑草手帳 散歩が楽しくなる

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    カタバミ
    別名 黄金草、鏡草、銭みがき
    片喰紋は日本十大家紋のひとつ。
    揉んで十円玉を磨くと酸でピカピカになる。
    金属や鏡を磨くために用いられた

    雑草とは望まれないところに生える植物であると定義されている。
    よもぎは畑の雑草だが草餅の材料になったりお灸として薬草にもなる。雑草は人間が邪魔者扱いしたときに初めて雑草になるのである

    アメリカの哲学書エマーソンは、雑草を次のように評した。「雑草とは、未だその価値を見出されていない植物である」

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    2022年02月19日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    稲垣栄洋『一晩置いたカレーはなぜおいしいのか』新潮文庫。

    食にまつわる科学的蘊蓄エッセイ集。全体的には平凡な内容かな。

    カレー自体の美味さの秘密はそういうことか。そして、一晩置いたカレーがなぜ美味いのかという謎については興味があるが、その理由を読むと新たな謎が。家庭のカレーなら解るが、洋食屋のカレーはなぜ美味いのだろうか。

    食材の色や匂い、味の秘密や栄養素、調理の裏技などが紹介される。

    本体価格550円
    ★★★

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    2022年01月31日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    最後まで読んでシンプルに思ったこと…

    著者が伝えたかったこととは異なる理解をしてしまったかもしれませんが…

    どのような生物も必死に生きている。
    もちろん人間も。

    ただ人間は時にその命を自ら断つことを考えたり、病んだりすることもある。

    知能という点で他の生物より優れた人間ではあるけど、優れすぎているがゆえ、マイナス思考に陥ってしまうこともあるのかなぁ…

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    2022年01月14日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    稲垣さんの本は分かりやすくて面白いので大好きだ。特にちくまプリマー新書の植物とイネと雑草の本は本当に素晴らしかった。中学入試によく出るというのも頷けるなあと思う。
    しかし、とても売れている『生き物の死にざま』や『はずれ者が進化をつくる』は、なんだか、喩え芸みたいになってるなあと感じた。喩えは分かりやすくてよいが、あまりに喩えすぎるとげんなりする。
    植物は人間とは生き方が違うから、喩えなくてもいい。きちんと説明するだけで十分分かりやすくて面白いのに。
    読めない子ども(大人もだけど)が増えているから、より分かりやすく、読みやすく、喩えを使ってと要求され、稲垣さんにはその能力があるためやっちゃってる

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    2021年11月21日
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

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    植物や動物の成功戦略は、ビジネスの成功戦略でもある。太古の昔から今日まで、進化し、生き抜いてきた自然界の生き物に、ビジネスで成功するための秘訣を学ぶ書籍。

    自然界では「ナンバー1しか生き残れない」。
    すべての生き物は、どこかでナンバー1で、その場所は、それぞれの生き物だけのオンリー1だ。このオンリー1の場所を「ニッチ」と呼ぶ。ニッチはもともと生物学の用語。

    1つのニッチには1つの生物種しか棲めず、生物たちはニッチを巡って激しく争う。そのため、ニッチを確保しても永遠にナンバー1でいられるとは限らない。そこで、生物は自分のコアなニッチを軸足に、近い環境や条件でナンバー1になれる場所を探す。この

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    2021年10月26日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    ライト

    生物学…?いや生物学ではあるか…?と読んでいると違和感がある。なんだろう、生物学を流用した哲学のような、自己啓発のような、教育本のような。全体的にふわっとしている印象で故にライトだなと感じた。
    アベコベガエルを知れたので良し。

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    2021年10月16日
  • Learned from Life History 38億年の生命史に学ぶ生存戦略

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    オンリーワンはおのずとナンバーワンになれる。 
    現存している生物は創意工夫をして生き残っている。出来る限り戦わない。強そうにない生き物が溢れている。時間や場所をずらして生き残る。夜に餌を探すや空に逃げるなど。古い→新しいの進化の中で歪みが生存スペースとなる。持ってる強みを活かす。地面ばかり見ていると空のニッチに気づかない。 
    結論:自分達の強みを活かしたニッチを見つけ、(視点をズラして余白をみつける)世の中や環境が進化するプロセスや過程にもニッチが存在する。ない市場を見つけ、または作り、弱者でも生き残る術をみつける。世の中が見ている方向と視点をズラすことで見えてくるモノがある。

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    2021年08月23日
  • 生物に学ぶ ガラパゴス・イノベーション

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    ガラパゴス島の生き物についての話もあるけれど、思ったよりもビジネスに関する話も多い。
    ガラパゴスに学ぶビジネス書、って感じ。

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    2021年08月16日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    書いてある内容は高校生物ぐらいの知識であるが、改めて植物の面白さ、奥深さ、そして理にかなった生き方を教えてくれる。大人になって改めて読むとまた植物について、または生物について学びたくなった。

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    2021年05月22日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    これは、私の備忘録として、知らなかった!面白いって思った事を書いたものです。


    植物は蒸散(葉っぱの裏から水分を飛ばす)によって、真空を作り出してっぺんまで水を運んでいる

    葉っぱの付き方は工夫されている。フィボナッチ数列で最も美しいとされている比率に非常に近い

    花占いをするには?
    コスモスの花びらは偶数枚→キライから始める
    マリーゴールドは13枚で奇数
    マーガレットは21枚で奇数
    デージーは34枚で偶数(マーガレットに似ているから注意)
    花びらの数は栄養や環境によって変化する。
    基本奇数枚の花で花占いして、キライとなってしまったら余程脈ナシとなる笑
    花びらの数もフィボナッチ数列となってい

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    2021年05月16日
  • 弱者の戦略

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    強い者が勝つのではない。勝った者が強いのである。まさにその通り。さまざまな生物が生き残るためにどのように進化していったのか、ニッチな場所を求めて行ったのかがわかる。実生活、特にビジネスには各生物の戦略が活きるのではないかと感じた。

    1番強い者は、自分の弱さを忘れない者だ。この西洋の諺が引用してあったが、印象的である。

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    2021年04月28日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    身近な植物について、あらゆる方向から掻い摘んで説明してくれている。
    そういうことだったのか、ということが多々わかり、おもしろい。眠くはなるけど。

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    2021年04月07日
  • なぜ仏像はハスの花の上に座っているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係

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    仏教誌に連載されていた、仏教にまつわる植物の話色々。
    曼珠沙華が元は食用として持ち込まれたなど、興味深い話が盛りだくさんだった。
    人は古来より植物の特性を知り活用してきた。いつの間に自然は遠いものになってしまったのだろう。
    個人的に納得したのが日本人の植物に対する価値観。
    教義や体質や嗜好ではなく「動物は可哀想だから」と言う菜食主義者の話には違和感を持っていたのだが、植物にも動物と同じように命があると感じるのは日本人の自然観からくるもの。
    そこから植物も食べた人間が成仏すれば、その人間の糧となったものも全部成仏するという考え(植物も成仏する)となったそう。
    雑草も活用し、その言葉も「雑草魂」な

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    2021年02月13日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    自然界では何が起こるかわからない。どんなに条件が整っても一斉には芽を出さない。もし一斉に芽をだして、何か災害が起こったとしたらその植物の集団は全滅してしまう。そのため早く芽をだすものがあったりのんびり屋もいたり、どれか生き残る仕組みになっているというのは明らかに個で生きず集団で周りの空気を読みながら共存しているようにしか思えない。環境に適応するように進化するために、周りの空気を読むのかもしれない。臨機応変で自由な植物ほど生存、繁殖していけるのでは?と思いました。

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    2021年01月01日
  • 蝶々はなぜ菜の葉に止まるのか

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    植物の都合と、人間の都合が合わさって。

    植物の持つ性質を生かしながら、知らないながら、勝手に意味づけて使ってきた人間。歌に、習慣に、食べ物に。だんだん忘れられている風習もあるけれど。ふーん、と思いながら読む。

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    2020年11月23日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    植物学を、短い文章で興味を持たせるように記載されたもの。
    それにしても、植物の狡猾かつ合理性には改めて驚かざるを得なくなる。
    葉や花の数には、フィボナッチ数列や、リッカ数列によるもので、いかに効率よく光合成をするかを無意識的?に行っているなどなど脱帽である。
    まだまど興味がつかない分野であることを再確認した。

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    2020年11月17日
  • 面白くて眠れなくなる植物学

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    『「植物」という不思議な生き方』と同じ内容が何度か登場します。
    『「植物」という不思議な生き方』の方が読みやすいので、そちらをおすすめします。

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    2020年11月15日