稲垣栄洋のレビュー一覧

  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    地球全体を俯瞰してみると、人間も動物や植物と同じ生き物であることに改めて気づきを得ました。

    ”自然界に境界はありません。”(抜粋)

    まさにそうなのです。
    本を読みながら、境界を勝手に作って視野を狭めている自分に嫌気がさしてきました。
    自分で自分の首を絞めていたんですよね。

    世間でよく聞く”多様性”、”ダイバーシティ”といった言葉。
    こちらの書籍を読むと、それって当たり前の事なんだね、って事がわかります。
    どんなに似通った趣味趣向であっても、全く同じ人間は誰一人といないし、同じものを見ていても、感じ方・考え方・伝え方が異なるのは当然のことと思えてきます。
    むしろ、全く同じ考えの人間がいない

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    2024年05月29日
  • 散歩が楽しくなる身近な草花のふしぎ

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    犬の散歩がてらの植物学講座。
    時々授業受けてるときのような眠気に襲われるが、へぇ~と思いながら読んでた。まあまあ。

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    2024年05月28日
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    雑草の生き方は適当さが適度

    いろんな戦略をとる種がいるが、全ての種で、今の戦略に辿り着くまでに無数の失敗(死)があったのだろう

    多様性を保っていれば環境変化にも対応できるって事だけど、対応できないやつが死んでしまうって事

    今の人類に当てはめて考えると、多様性を重んじて生活してる多様な奴らは「いざという時」のトライアンドエラーの数になる

    自然界では一人勝ちは長く持たないが、今の人類は一人勝ち状態だ。人類が「自然界」の中に含まれているかが論点な気がする。

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    2024年04月17日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    トウモロコシは怪物なんだという記載が一番頭に残っている。
    人の歴史はつくづく植物に、動物に振り回されて作られているのだなと思う。それは工業時代になり、石油というものがそこに名を連ねても、社会における動植物、特に主食となる作物を含む植物群の扱いは変わらず、彼らに一喜一憂され続けるのはこれからも変わらないだろう。
    彼らは人を利用して広がっていると言うのも、あながち間違っていないと感じられるほど、我々は植物に翻弄されるのだ。

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    2024年02月06日
  • モンスターにされた生き物たち 妖怪・怪物の正体とは?

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     妖怪や怪物の謎を解き明かすコンセプトとして、著者が生物学や自然科学に軸足を置いている為、オカルト・怪異ネタを敬遠する人の方が面白く読めそうではある。ボリューム控えめで、すでに聞いたことがある説も多かったが、想像力の働きとミステリーの関係について、考察する入り口には良いかもしれない。
     紹介されてるのは、比較的日本の妖怪が多いのだが、それだけに民俗学的考証があっさりしすぎて、個人的には物足りなく感じた。

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    2024年01月03日
  • けなげな野菜図鑑

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    てっきり子供向けかと思っていたけど大人も楽しめた、というかむしろ大人の方がハマって読んでた
    子供は絵が気に入ったのと英語でなんていうのか、に注目してたみたい
    野菜のえ!っていう豆知識から英名、保管方法まで周りの人に話したくなる話がたくさん

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    2023年12月13日
  • ナマケモノは、なぜ怠けるのか? ──生き物の個性と進化のふしぎ

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    生きものの生存戦略に興味があり、帯の「そんな生き物界の脇役の生存戦略がすごかった!」に惹かれて手に取った。プリマー新書を知らなかった私の勝手な想像とは違い、ヤングアダルト世代向けで、生き物の豆知識に近いかな?ざんねんないきもの図鑑が好きな人にはまりそうな印象。
    ただ、後半がひと味違っていて「オナモミの個性」「いらない個性はない」「さらにヒトは助け合う」「それでも努力は無駄ではない」のあたりがおもしろかった。
    勉強ってなんでするの?と聞かれたときに、わかりやすく答える方法を知れた気がする。若い子に読んでほしい!

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    2023年12月01日
  • 植物たちの不埒なたくらみ

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    植物にはあえて動物や人間に「食べさせて」栄えるという生存戦略があるという。
    植物は虫や鳥が実を食べることで種が運ばれて繁殖するが、イネ科は種が落ちないので人間にはまとめて収穫しやすく、それが農業の起源となり各地に拡まった。
    ダイズは戦争の燃料として、茶のカフェイン、サトウキビの甘味は嗜好品として人間が世界中に拡めてくれたのだと。
    植物のバリエーション豊かな生存戦略が面白い。
    語り口も軽く、気軽に読めました。

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    2023年11月03日
  • 植物に死はあるのか 生命の不思議をめぐる一週間

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    最近この方の本はストーリーテリングに走りすぎるきらいがあるんだよな

    ただ、おもしろい
    植物学を通して、生命の深淵に触れる

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    2023年10月09日
  • 面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ

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    雑草について、その生存戦略から生態を読み解く本
    内容は平易
    光合成の回路とか、古の記憶が呼び覚まされた

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    2023年09月06日
  • 怖くて眠れなくなる植物学

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    植物のさまざまな生存戦略と生態系全体のつながりが多彩なトピックスを題材に面白おかしく綴られていて飽きさせない。

    魔女狩りによって猫も狩られ、そのためネズミが増え、ネズミによって媒介されたペストが猖獗を極めたという話が紹介されているが、それはややフライング。
    歴史的にはペスト禍の後に魔女狩りの最盛期を迎えているので、ペストによる大量死の責任が魔女に押し付けられて魔女狩りが起きたという説もある。
    つまり鶏と卵。おそらく悪循環だったのだろう。

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    2023年08月24日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    あれもこれも美味しい秘密!

    タイトルに惹かれて読み始めた。カレーに始まり朝ごはん、チャーハン、お好み焼きなど人気のメニューを手がかりにさまざまな野菜や肉その他食材の育ち方、栄養素、調理の秘密などが紹介される。知らなかったこともあるし、知っていたこともあるし、そういうことだったのかと気付くこともある。毎日食べるご飯がより美味しくなる本。

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    2023年07月06日
  • 身近な植物の賢い生きかた

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    植物の生存戦略に関する雑学を詩的に・擬人化を活用して(人の営みに例えて)説明されている。稲垣先生の著作らしく文章が面白くて読みやすい。
    本書は文章表現を楽しむ読み物としての性質が強く、植物の詳しい解説は比較的少なかった。過去に別の本で読んだことのある話が多かったため、本書の表現を楽しむことはできたが、知識の積み上げはあまり多くなかった。

    59ページ
    雄と雌とで子孫を残す有性生殖であれば、必ず親とは違う子孫が作られる。つまり、変化し続けることができるのだ。たとえ親の世代の防御法を破る病原菌が現れたとしても、その子孫はさまざまな新しい防御法を持っているので病原菌の感染を防ぐことができる。
    →VU

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    2023年06月27日
  • はずれ者が進化をつくる ──生き物をめぐる個性の秘密

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    将来できるかもしれない子供に読ませたいと思った。
    中身についていうと、同じことを違う例えで何度も繰り返しているようにみえた。章ごとに言っていることがそんなに変化しないののも退屈だった。
     小さい頃は何事も競争させられた。まだ世の中がわかってないときに運動でも勉強でも競争させられたら、違うことに価値があるなんて思うなんてことは無理。この教育のやり方を変えずに考えた方だけを無理やり変えようとしているのがいま。子供にとって厳しい世界になっていはしないか。

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    2023年09月01日
  • 弱者の戦略

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    動植物の特徴とその背景事例を多く示していて面白い。確かに弱者の戦略なのだろうが、それをビジネス環境等で活用するというのはちょっと違う気もする。

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    2023年06月08日
  • 生き物が大人になるまで~「成長」をめぐる生物学

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    面白く、読みやすい本。ヒトとその他の似ているところ違うところをわかりやすい文章で教えてくれています。他のことも教えてほしくなる文章です。

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    2023年04月16日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 植物の話

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    20221212040
    ※以前、旅行中に読んでたが登録漏れ

    植物のメカニズムは本当によくできている、知れば楽しい、知らねばそれだけ

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    2022年12月12日
  • 世界史を大きく動かした植物

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    【感想】
    もし「重要な植物ランキング」があるとすれば、文明を形作った「穀物」がエントリーするのは間違いないだろう。実際、世界で最も多く栽培されている作物はトウモロコシであり、二位がコムギ、三位がイネだ。トウモロコシ、コムギ、イネは「世界三大穀物」と呼ばれており、やはり穀物が植物界の中心にいる。四位にジャガイモ、五位にダイズと続き、食料として重要なこれらの主要な作物に次いで生産されているのが「トマト」とのことだ。

    本書には上記のほか、大航海時代を作った「コショウ」、アヘン戦争を生み出した「チャ」、糖のもととなる「サトウキビ」、産業革命を引き起こした「ワタ」など、重要な植物を様々に取り上げている

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    2022年11月10日
  • 植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

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    植物について学ぶの、物凄い久しぶりかも。忘却の彼方にいってしまいそうな懐かしい単語たちにも、久しぶりに触れられた。
    本シリーズ(あと岩波ジュニアスタートも)を、趣味嗜好を問わず、基本的に全部読破したいと考えるようになったんだけど、それは偏に、こういう出合いを求めるからこそ、なんだな。いきなり専門書ってのはハードル高いし、ひどい分野だと、小学校卒業以来、ほとんど触れていないみたいなのもあるしな。

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    2022年10月27日
  • 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―食材と料理のサイエンス―(新潮文庫)

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    身の回りの食材には、さまざまな「謎」がある。トウガラシはなぜ辛くて赤いのか?ニンニクはどうして健康にいいのか?メロンにはなぜ網目があるのか?そして、そんな食材たちが使われる料理にもたくさんの「謎」が隠されている。これらの謎を解くカギは、食材が生きていたときの姿にあった。本書では、野菜や肉、魚などの生き物としての特徴を手掛かりに、食材や料理の謎を、科学的に解き明かしていく。
    久しぶりに店頭でタイトル買いした本。言われてみれば理由を知らないことってたくさんあるなあ。植物学とか全く知らないので、へえ~~という思うことばかりで純粋に面白かった。毎日何気なく食べている食材にも奥深さがありますね。夏休みの

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    2022年10月10日