【感想・ネタバレ】雑草学のセンセイは「みちくさ研究家」のレビュー

あらすじ

「乃木坂で有名なハルジオンだよ」と伝えると、関心を示す学生たち。
「大学の先生なのにアイドルとか知っているんですか」
「よく知らないけど、AKBみたいなものでしょ」
「ぜんぜん違いますよ!」
じゃあ、名前も見た目もよく似たハルジオンとヒメジョンは、見分けられるかい?
田んぼさえ見たことがないイマドキの若者を相手に悪戦苦闘する教授にも、オヒシバとメヒシバの違いさえわからなかった学生時代があった。
「お前は破門だ!」と言われながらも“雑草戦略”で生き抜いてきた過去の記憶と、「教えない先生」として学生の成長を見守る現在が交錯する。
ベストセラー作家でもある「みちくさ研究家」がつづる、雑草学研究室の青春譜。
人生で大切な“草”知識、雑草レベルの繁殖力でボーボー育ちます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「生き物の死にざま」大ヒット。150冊以上の著作のある植物学者の専門は雑草学。雑草と呼ばれる植物の話から自身の学問への道など、縦横無尽に語る。

学ぶことの楽しさ、人生における出会いを植物学とうまくミックスして伝える作品。学生への講義のように進む文体が心地よい。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

雑草は、厄介なものというイメージしかなかったのですが、いやいやなかなか興味深いお話でした。植物の見方が変わります。また同じ著者の本を読んでみたいです。

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2025年08月11日

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