作品一覧

  • 大学職員のリアル 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?
    4.7
    1巻990円 (税込)
    大学職員は「年収一千万円以上で仕事も楽勝」と噂の人気職だが、はたして真相は? 大企業と似たような仕事内容がある一方、オーナー一族のワンマン経営で、ブラック職場の例もある。国公私立でもまた事情は千差万別。私立大学の元職員である二人の著者が、学生や外部からは見えにくい組織のピンキリな舞台裏を明かしつつ、18歳人口が激減する業界の将来不安、職員が抱えがちなキャリアの悩み、教員との微妙な関係性、そして高度専門職としてのモデルや熱い想いを伝える。それでも大学職員になりたい人、続けていきたい人、辞めようかどうか迷っている職員のための必読書。 まえがき――ネット上の噂は本当か? 1章 仕事はピンキリ、大学職員の虚々実々 2章 この先「食いっぱぐれない」仕事か?――18歳人口減少の激流の中で 3章 「大学業界らしさ」の良さ、悩ましさ 4章 それでも大学職員になりたい人へ 5章 すごい職員はどこがすごいのか? 【参考資料】大学職員のお仕事カタログ あとがき――大学を動かすキーパーソンへ
  • もがく大学 再生の道
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●オンライン授業の活用、国際化、地方創生…… トップが語るアフターコロナの大学論 花岡正樹 ●友人との繫がり、少人数制の“濃い”授業 大学生が今本当に望んでいることは? 室橋祐貴 ●コロナ禍の大学保健管理 自殺率増加と遠隔診療という希望 布施泰子 ●検討会議委員による検証と提言 大学入試改革の迷走から何を学ぶか 末冨 芳 ●共通テスト元年、コロナ禍…… 事態急変に翻弄される高校生と教員たち 倉部史記
  • 看板学部と看板倒れ学部 大学教育は玉石混交
    3.8
    1巻858円 (税込)
    中央の法、慶應の経済など伝統系や資格系は安泰か?早稲田の国際教養など新設ブランドの実力は?国際、福祉、看護など“流行学部”の真贋。当局の“マーケティング戦略”の実態。珍名学部が増えた理由。東海の航空宇宙学科など隠れたオンリーワン…看板から大学の未来が見える。
  • 文系と理系がなくなる日
    -
    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●対談「文理融合教育でAIに勝つ」新井紀子×上田紀行 ●「複数の分野を見渡せる人材が求められるようになる」隠岐さや香 ●「経団連の提言を大学は真摯に受け止めよ」佐藤優 ●「時代遅れの進路指導を変えるトライ&エラー」倉部史記 ●「『文系は役立たない』に反論する理論武装」大竹文雄 ●「学力だけで医師になってはいけない」天野篤
  • 地方大学 生き残りの条件
    -
    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 18歳人口が再び減少期に入る影響で、大学間の学生獲得競争が激化する「2018年問題」。すでに経営難の私学は各所にある。とりわけ地方では、国公立さえ安泰ではない。国は「地方創生」を掲げ、大学改革を進めるが、果たして、その効果はいかに?(目次より)対談 「『とがった大学』が日本を救う」(出口治明×増田寛也)/「データから見た生き残る大学、淘汰される大学」(小林浩)/「青学に見る都心&郊外の『2キャンパス』戦略(三木義一)/ルポ「『改革先進校』の光と影」(小林哲夫)/「一度は親元を離れたい生徒、地元私大を見下す先生」(倉部史記)/鼎談「現役教員が告発 地方国立大学を潰す『偽改革』」(西原大輔×林田直樹×山口裕之)
  • 徹底討論 大学入試改革
    -
    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間力を見る面接、思考力を問う記述式設問、読む・書く・聞く・話すの4技能重視の英吾試験……。2020年度からの大学入試が求めるのは、「新しい学力」(自ら学ぶ意欲・問題解決能力)だ。「ゆとり」同様、確かにその理念は否定しがたい。だが現実として、学校現場は対応できるのか?  本特集では、林芳正文部科学大臣と、元リクルートで現在、奈良市立一条高等学校校長の藤原和博氏との対談「大臣に改革の本義を質す」のほか、竹内洋関西大学東京センター長と齋藤孝明治大学教授との対談、現役高校教師座談会など、さまざまな角度から入試改革を検証。
  • 文学部がなくなる日 誰も書かなかった大学の「いま」
    3.7
    1巻859円 (税込)
    かつては、どの(総合)大学にもあった「文学部」の存在が薄れつつある。いっぽう、文学部の内・周辺・隣接には、次々と新学部・新学科が誕生している。「総合人間学」「国際教養情報学」「文化構想学」「コミュニケーション学」「人間学」など、耳慣れない名称の学部・学科がふえている。「文学部」では、学生が集まらないのか? 文学部卒業は就職に不利なのか? 大学はどのように受験生を集めるのか? 学生・父兄は、大学に何を求めているのか? そもそも大学の役割とは? さまざまなアプローチから、「文系」大学の現状と未来を伝える。

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  • 大学職員のリアル 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?

    Posted by ブクログ

    「大学職員はこう」と断じて論ずるのではなく、法人や部署によって異なる特色を踏まえており、現場のリアルを論じていると感じた。
    職員に求められる役割は、他職にも通ずる内容で参考になった。

    0
    2024年05月11日
  • 大学職員のリアル 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    国公私立大学のあるある話、耳の痛い話など、あーそうそうと日頃感じていることが言葉になっていて、もっと深く考える材料になりました。
    以下、特に気になった言葉(〇)と私の考え(■)です。
    〇利益最大化というわかりやすい経営指標がある民間企業に対し、ミッションが複雑な非営利組織
    ■多様な成果をデータで見える化すること、評価軸を決めること、その上でビジネス思考を含めた総合力が必要な組織。
    〇担当する職員によっては学生や教員のことを第一に考えた価値あるアウトプットが生まれます。そうでない職員が担当すれば本当に最低限の、悪い意味でのお役所的な手続きになります。
    ■前年踏襲意識は劣化コピーになる。守ろうとす

    0
    2024年03月21日
  • 大学職員のリアル 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?

    Posted by ブクログ

    ◆これまでよりはるかに多くの高度化・複雑化・多様化した業務を、これまでより少ない人数の職員でこなさなければいけなくなっている。
    ◆職員としての就職を希望されている方は、「大学人になりたいかどうか」をご自身に問うてみてください。
    ◆キャリアに悩んだときに意見を求められるようなウィークタイズの関係性を豊かにするような行動を、ぜひお勧めしたいです。

    0
    2024年01月21日
  • 大学職員のリアル 18歳人口激減で「人気職」はどうなる?

    Posted by ブクログ

    とてもリアルでした。
    私は他業界から大学に転職してきましたが、同僚の教職員の目的意識のなさにもどかしさや脱力感を感じることが多くあります。大学職員なんてこんなもんかと思ってしまっている部分も少なからずあります。その雰囲気もリアルに記されている一方で、全国の大学に危機感や使命感を持って前向きに取り組んでいる職員が多くいることも描かれており、なかなか励まされました。
    業界としての課題は多いし、世間でイメージする人がいるように甘い部分があることも否定できないと思いますが、かなりやりがいのある仕事だと思います。
    だから、仮に私のキャリアが脅かされることになるとしても目的意識を強く持った優秀な人にどんど

    0
    2023年07月24日
  • 文学部がなくなる日 誰も書かなかった大学の「いま」

    Posted by ブクログ

    著者が内部に居たこともあり,かなり正確に現在の大学の問題点を捉えている.
    弱小私立大学(特に文系)教職員全員必読の書.
    ただ,聞く耳を持たない人には何も響かないのだろうけれど.
    そして,そういう人が多いのもまた大学.
    増えすぎた大学は淘汰されていくしかないのだろうな,残念なことではあるが.

    0
    2014年11月09日

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