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大学職員は「年収一千万円以上で仕事も楽勝」と噂の人気職だが、はたして真相は? 大企業と似たような仕事内容がある一方、オーナー一族のワンマン経営で、ブラック職場の例もある。国公私立でもまた事情は千差万別。私立大学の元職員である二人の著者が、学生や外部からは見えにくい組織のピンキリな舞台裏を明かしつつ、18歳人口が激減する業界の将来不安、職員が抱えがちなキャリアの悩み、教員との微妙な関係性、そして高度専門職としてのモデルや熱い想いを伝える。それでも大学職員になりたい人、続けていきたい人、辞めようかどうか迷っている職員のための必読書。
まえがき――ネット上の噂は本当か?
1章 仕事はピンキリ、大学職員の虚々実々
2章 この先「食いっぱぐれない」仕事か?――18歳人口減少の激流の中で
3章 「大学業界らしさ」の良さ、悩ましさ
4章 それでも大学職員になりたい人へ
5章 すごい職員はどこがすごいのか?
【参考資料】大学職員のお仕事カタログ
あとがき――大学を動かすキーパーソンへ
Posted by ブクログ 2024年01月21日
◆これまでよりはるかに多くの高度化・複雑化・多様化した業務を、これまでより少ない人数の職員でこなさなければいけなくなっている。
◆職員としての就職を希望されている方は、「大学人になりたいかどうか」をご自身に問うてみてください。
◆キャリアに悩んだときに意見を求められるようなウィークタイズの関係性を豊...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月24日
とてもリアルでした。
私は他業界から大学に転職してきましたが、同僚の教職員の目的意識のなさにもどかしさや脱力感を感じることが多くあります。大学職員なんてこんなもんかと思ってしまっている部分も少なからずあります。その雰囲気もリアルに記されている一方で、全国の大学に危機感や使命感を持って前向きに取り組ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月21日
国公私立大学のあるある話、耳の痛い話など、あーそうそうと日頃感じていることが言葉になっていて、もっと深く考える材料になりました。
以下、特に気になった言葉(〇)と私の考え(■)です。
〇利益最大化というわかりやすい経営指標がある民間企業に対し、ミッションが複雑な非営利組織
■多様な成果をデータで見え...続きを読む
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