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かつては、どの(総合)大学にもあった「文学部」の存在が薄れつつある。いっぽう、文学部の内・周辺・隣接には、次々と新学部・新学科が誕生している。「総合人間学」「国際教養情報学」「文化構想学」「コミュニケーション学」「人間学」など、耳慣れない名称の学部・学科がふえている。「文学部」では、学生が集まらないのか? 文学部卒業は就職に不利なのか? 大学はどのように受験生を集めるのか? 学生・父兄は、大学に何を求めているのか? そもそも大学の役割とは? さまざまなアプローチから、「文系」大学の現状と未来を伝える。
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Posted by ブクログ
大学をテーマにした本は多いが、非常に有益な本である。著者は、大学職員から予備校に転じた異色の経歴の持ち主で、学生を送る側と入れる側の両方の立場をよく知っている。この間に横たわるある種の(とりわけ生徒にとっての)不合理を熟知しており、またその不合理が生まれる理由についてもよく理解しているので、こうした問題の背景が実にクリアになる。
著者はまた日本だけでなく外国の大学教育にもアンテナを広げている。最近の日本の大学では、アメリカのやり方を取り入れるのがブームになっているが、それが必ずしもうまくいかない理由を、日米の企業システムの違いから説明した個所はとくに面白い(第4章117ページあたりから)。
大学入試にしても、企業の採用システムにしても、一部分だけを批判することはたやすい。しかし、本当に大事なのは社会全体のシステムの違いを意識しながら評価を行うことであり、そこまで論じている本は意外に少ないのが現実だと思う。
Posted by ブクログ
大学全入時代到来と共に、学生集めに奔走する現代の大学。目を引くような珍しい学科名や、資格取得・就職を重視したカリキュラム…。
“求める人材”やそのための入試システムをきちんて確立せずに広報活動の一貫としての形式だけのAO入試は、“勉強しない生徒”を増やす一方であるそうです。AO入試批判か多い中、明確な学生像を掲げるSFCはAO入試の学生の方が優秀なのだそう。それはSFCでは単に試験をクリアすることが優秀と言うわけではないからであり、それを入試や教育に反映させているからだそうです。
大学側はPR活動を行う前にビジョンを固めること、学生側は自分がやりたいことをしっかりと考えること、それがまず第一歩だそうです。
自分は、恵まれた環境で勉強できたと改めて思いました。でも、やはりそれは高校時代に進路を悩んだからであり、研究したいことを追求したからであり、そのために積極的に動いたからだとも思いました。
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ビジネス・実用
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