黒木登志夫の作品一覧
「黒木登志夫」の「iPS細胞 不可能を可能にした細胞」「がん遺伝子の発見 がん解明の同時代史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「黒木登志夫」の「iPS細胞 不可能を可能にした細胞」「がん遺伝子の発見 がん解明の同時代史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本書を読んで得られた一番の成果は、「ウィキペディアの賢い活用法」である〔本書p102〕。ウィキペディアの記載を信頼しないことは大前提である。しかし、使うなと言うのは「現実的でない」。著者は6項目に分けて、活用法を指南してくれる。
思い返してみても、ウィキペディアの使い方についてちゃんと解説した本を見たことがない。私が見逃しているだけかもしれない。少なくとも今後は、その使い方について他人から尋ねられれば、本書を勧めたい。
ほかにも、著者はインターネット上における情報収集術や情報発信術も指南してくれる。いわゆる「フェイク・ニュース」の見分け方も言及している〔本書p113〕。本書の核心は、「知
Posted by ブクログ
主に論文の書き方、発表の仕方、情報の集め方など学問・研究向けに書かれた本だが、これらのノウハウは応用が効くので読んでよかった。
文章の書き方に関する本はたくさん読んできたが、多分これが一番参考になる。日本語でものを書く時は、
1必要なときには主語は略さない
2短い文章を書く
3名詞の修飾は短く
4読点は、分かりやすさと読みやすさで決める
5語順はわかりやすさで決める
6あいまいな表現は使わない
7英語に直してみる
上記の7点を意識すると、読みやすく、すっきりとした文章が出来上がる。7は今まで見たことのなかった視点で、これは同時に日本語の曖昧さを意味することもあり興味深い発見だった。
Posted by ブクログ
昨年末までの新型コロナに関する情報が網羅的にまとめられている。スタンダードな知識や意見がよくまとまっているので、様々な尖った意見に触れる前に最初に読んでおくべき本だと思う。
厚生労働省がPCR検査の拡大に反対したために、病院クラスター等への対応が遅れたと批判しているが、なぜ厚生労働省が検査の拡大にそこまで反対するのかが分からない。
検査で陽性になった者への対応が大変すぎるからというのであれば、検査を無くすより、陽性者への対応の方を変えるべきであろう。検査でできる限り情報を集めることは重要である。
また、1年以上経っても、新型コロナの対応が一部の公立病院や大学病院だけで行われていて、治療体