美学への招待 増補版

美学への招待 増補版

1,100円 (税込)

5pt

二〇世紀の前衛美術は「美しさ」を否定し、藝術を大きく揺さぶった。さらに二〇世紀後半以降、科学技術の発展に伴い、複製がオリジナル以上に影響力を持ち、美術館以外で作品に接することが当たり前になった。本書は、このような変化にさらされる藝術を、私たちが抱く素朴な疑問を手がかりに解きほぐし、美の本質をくみとる「美学入門」である。増補にあたり、第九章「美学の現在」と第一〇章「美の哲学」を書き下ろす。

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美学への招待 増補版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んでいるうちに、諸美学に関するトピックスであることにふと気がついたりして面白かった。とくに、増補部にあたる箇所は、現代美学の潮流を扱っているので、これから研究を始めたい人に有用だと思う。

    0
    2024年07月15日

    Posted by ブクログ

    2004年に初版が発行されて、これは2019年に発行された増補版です。

    美学というものは、芸術や美しいということに関する哲学のようです。

    大量生産されているただの便器にタイトルをつけて展覧会に出品した話などいろいろな話がありました。

    文章は、ですます調で読みやすいですが、内容は、私にとっては難

    0
    2023年09月15日

    Posted by ブクログ

    twitterで流れてくるイラストには魅力を感じる。
    それとは別に、フェルメールの絵には美しさを感じる。
    そして、背伸びして出かけた美術館で目にする現代アートは訳が分からない。
    この3種類の絵の違いがジャンルの違いを超えているのは明らかですが、何が違うのか分からないでいました。
    自分の感性や教養が足

    0
    2022年01月20日

    Posted by ブクログ

    数式や化学反応にも美しさはあるといえるだろう。直感も経験から生み出された思考の短絡化であることも踏まえると、美は直感的かつ経験的なものであることに納得できる。

    0
    2025年07月09日

    Posted by ブクログ

    非常に正しく適切な日本語で書かれていて、この本を3回読めばそれなりに美学+アルファについて理解できるようになる本。
    ただ、軽い気持ちで読むと「困ってしまう」本です。
    文法的にも内容的にも正しい日本語なのだけど、やはり美学は奥が深いらしく、頭のなかで文章をかみ砕かないとちょっと難しい。落ち着いた気分で

    0
    2020年12月30日

    Posted by ブクログ

    美に対する根源的な問いに、語源や身体性、歴史などの観点から多角的にアプローチしていた。
    難しくて未消化

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    語り口が丁寧すぎて、全くハマらなくて、読むのに相当な時間を費やしてしまった。スタンダールの「美は幸福の約束にほかならない/すぎない」という言葉を知れたことは良かった。

    0
    2024年10月06日

    Posted by ブクログ

    2023.03.26 部分部分は理解できたが、美とは何かという問いに対する答えをうまく見つけることはできなかった。そもそも一言で言えるようなものでもないとは思うが、自分にはベースとなる知識が不足しているせいか少し難しかった。

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    美学に関するトピックが複数掲示され章立てられているが、トピック間の繋がりがあまり読み取れず難しかった。それだけ広大な地平ということなのか。

    0
    2020年03月01日

    Posted by ブクログ

    タイトル名から難しいテーマを想像してしまうが、非常に分かり易い現代的なテーマを意識した内容で興味深い本だった。章立ての名称からも。例えば「センスの話」「カタカナからの美学」「コピーの藝術」「生のなかの藝術」「藝術の身体性」「しなやかな応答」…などから類推できる。15年ぶりの増補とのことで、そのあたり

    0
    2019年08月26日

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