榎村寛之の作品一覧

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ユーザーレビュー

  • 謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年
    一般的になよっとしたイメージを持たれがちな平安時代であるが、有名な紫式部や藤原道長などが活躍したのは平安時代の後半であり、平安遷都からの約200年間=「平安前期」は、時代の転換期で面白く変化に富んだ時代だったという問題意識から、桓武天皇の事績とその後の皇位継承、貴族と文人の関係、宮廷女官、斎宮・斎院...続きを読む
  • 謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年
    イメージが湧きにくい平安時代の前期200年を天皇、文人官僚、貴族、宮廷女性など多様な視角から描き出そうとする試み。人名などに馴染みがないので読み進めるのが難儀な箇所も多いが、時折平たく噛み砕いて説明してあるので、何とか読み通すことが出来た。

    最後の第10章に全体のまとめがあり、これはわかりやすい。...続きを読む
  • 謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年
    斎宮歴史博物館の榎村寛之氏による平安前期の概説。「謎」とあるのは、一般にわかりにくい、誤ったイメージを持ちがちな平安前期の認知状況を表現したものだ。他の通史と比べて、女官や斎宮の記述が多く、目を引く。また、現代で言えば〜といった例えが軽妙、ユニークで、読んでいてわかりやすく飽きさせない。下級官人であ...続きを読む
  • 謎の平安前期―桓武天皇から『源氏物語』誕生までの200年
    <目次>
    はじめに  平安時代は一つの時代なのか?
    序章    平安時代前期200年に何が起こったのか
    第1章   すべては桓武天皇の行き当たりばったりから始まった
    第2章   貴族と文人はライバルだった
    第3章   宮廷女性は政治の中心にいた
    第4章   男性天皇の継承の始まりと「護送船団」の誕生...続きを読む
  • 斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史
    伊勢神宮に仕える未婚の皇女である斎王と、その住まいである斎宮について、飛鳥時代から鎌倉時代まで続いた歴史を様々な角度から紹介する内容。斎王個々人の素顔、古代都市としての斎宮、王権の分身としての意義など、興味深い観点が多く面白かった。

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