斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史

斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史

1,012円 (税込)

5pt

3.5

天皇の代替わりごとに占いで選ばれ、伊勢神宮に仕える未婚の皇女――それが斎王であり、その住まいが斎宮である。飛鳥時代から鎌倉時代まで六六〇年にわたって続いた斎宮を、あらゆる角度から紹介し、斎王一人一人の素顔に迫る。『伊勢物語』のモデルとなった斎王、皇后となり怨霊となった斎王、悲恋に泣いた斎王……彼女たちは都を離れた伊勢で何を祈り、何を思って人生を送ったのか。古代史の新たな姿が浮かびあがる。

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斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    伊勢神宮に仕える未婚の皇女である斎王と、その住まいである斎宮について、飛鳥時代から鎌倉時代まで続いた歴史を様々な角度から紹介する内容。斎王個々人の素顔、古代都市としての斎宮、王権の分身としての意義など、興味深い観点が多く面白かった。

    0
    2023年03月10日

    Posted by ブクログ

    本書は、飛鳥時代から鎌倉時代まで、天皇の代替わりごとに占いで選ばれ、伊勢神宮に仕えた未婚の皇女である斎王と、その住まいである斎宮について、特に斎王個人を取り上げることにより、その歴史を浮かび上がらせている。
    斎宮という現代ではなじみのない世界について手頃に知るにはうってつけの一冊である。
    他の古代発

    0
    2018年01月25日

    Posted by ブクログ

    この本を手に取ったきっかけは#fujinasubiさん描く#足利家の執事で井上内親王様に興味を持ち、もっと知りたかったかったことと、そもそも斎宮、斎王のことを全く知らんので、少しでも分かりたいと思ったが、逆に余計分からなくなった。今まで、伊勢の斎王が廃れてその代わりに葵祭の斎王が誕生したと勝手に思っ

    0
    2022年10月05日

    Posted by ブクログ

    斎宮全体についてや個々人の斎宮についてなど章ごとに面白く読めた。
    突然の小説調はいったい…と思っていたら、あとがきに氷室冴子先生へのオマージュと書いてあって納得。
    個人のエピソード部分を読むだけでも面白い。

    0
    2017年11月12日

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