カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩

1,034円 (税込)

5pt

文明開化、関東大震災、空襲、高度成長…建設と破壊が何度も繰り返された東京だが、思わぬところに過去の記憶が残っている。日比谷公園の岩に刻まれた「不」の記号、神田三崎町に残る六叉路、明大前駅の陸橋下の謎のスペース、一列に並ぶ住宅など、興味深い構造物、地形を紹介し、その来歴を解説する。カラーで掲載した新旧の地図を見比べ、現地を歩いて発見すれば、土地の記憶が語りかけてくるだろう。

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カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年08月31日

    先に『都心の謎篇』を読んだが、本シリーズで総論とも言うべき本書をようやく読めた。読み始めればあっという間で、面白さの余韻が残る。几号水準点探しや五公園に出掛けたくなった。鉄道の話題も良かった。「未完の帝都復興道路」では、現代にこそ必要な都市計画道路ができる好機を逃し、後に日本橋や掘割の上に首都高速道...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月18日

    行ったことある場所が出てくると前のめりになって読んでしまう。もっと色んなところに行っておけばよかったとやや後悔。
    公園の変遷が一番興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2018年11月23日

    東京の街の歴史的背景
    ・愛宕山は江戸時代には周囲を見渡す高さを誇り、1925年に始まったラジオ放送のアンテナもここに作られた。また明治5年に始まった測量の三角点の一つも設置された。
    ・上野公園の清水観音堂、不忍池、弁天堂はそれぞれ京都の清水寺、琵琶湖、竹生島を模している。そもそも江戸の鬼門に設置され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月02日

    東京の都市づくりは無計画だとよくいわれていると思うが、本書記載の通り、計画自体は常に存在している。しかし、計画があまりに壮大で資金が追い付かず頓挫しているもの、また住民の増加に計画が追い付かないもの等があまりにも多いようだ。計画の痕跡を残す遺構は数多く、それらをめぐるだけでも歴史がしのばれる。

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    Posted by ブクログ 2014年02月23日

    東京に生まれ育って五十年。知らないこともいっぱいあり楽しかったが、このての本、単行本サイズの方がやっぱりいいかな。

    どこもかしこも、変わってしまって少しさみしいけど、仕方ないよね。これが、今の日本の進歩の仕方なんだから。あ

    地方の変わりようは、東京よりある意味悲惨かもしれない。改めて、以前と比べ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月17日

    ブラタモリ系の本で、かなりツボです。
    個人的に気になっていた建物が野方配水塔とわかり、さらに荒玉水道の延長にあったとわかっただけで、かなり満足。

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    Posted by ブクログ 2012年01月29日

    街の骨格や景観と言うのは,昔の街並みを色濃く残しているもので,東京もその例外ではありません.むしろ,東京こそ,江戸時代から現在に至るまでの歴史が凝縮された都市のような気がします.こういう観点でまとめられた著作は読みごたえがあります.福岡版もないかな~.

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    Posted by ブクログ 2011年12月07日

    オールカラー! 地図や写真もたくさん掲載されている!
    地図好きにはたまらない本だろう。
    ちょうど荒川の掘削の話は、先週のNHK「ブラタモリ」とも重なっていた。
    紙上ブラタモリといった趣もないでもないが、筆者の関心は近代にあるようだ。
    奥多摩がなぜ東京都に編入されたか、多磨霊園のステイタス確立に東郷平...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月25日

    「東京」の過去と今を新旧の地図を交えて解説。新書でページ数に制約があるからポイントを絞った紹介になっているが、十分に楽しめる。
    なかでも、荒川放水路(荒川下流)開削の大工事で村が消えてしまったというのはあまりに壮大だ。バンコクの洪水被害のニュースを見るたび、これを応用できないものかと素人考えに思って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月17日

    自分が東京をよく知らないという思いがあり、あちこち歩いてみたいのだがやはり夏場はきつい。まずは本でも読んで。

    身近な場所、よく知らない場所とも薀蓄が満載で面白い。

    刊行から9年を経て、虎ノ門ヒルズがまだ計画段階だったり、築地から豊洲への市場移転もまだだったりと、街が変わり続けていることも感じられ...続きを読む

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