小笠原弘幸の作品一覧
「小笠原弘幸」の「オスマン帝国 英傑列伝 600年の歴史を支えたスルタン、芸術家、そして女性たち」「オスマン帝国の肖像 絵画で読む六〇〇年史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小笠原弘幸」の「オスマン帝国 英傑列伝 600年の歴史を支えたスルタン、芸術家、そして女性たち」「オスマン帝国の肖像 絵画で読む六〇〇年史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
この本は激動の歴史の中でケマル・アタテュルクがどう人々に関わり、どう決断を下していったのかが深く描かれていて、本当に圧倒されました。
特に心に残ったことが3点あります。
一つ目は、彼の知性と人間としてのあり方です。
アタテュルクは、他の人とは全く違う次元で物事を見ていたように感じます。周囲がぼんやりとしか捉えられていない中で、彼一人だけが世界を「高解像度」で見て、進むべき道を確信していた。そんな凄みを感じました。何より感銘を受けたのは、彼に一切の「虚栄心」がなかったことです。自分を大きく見せることには興味がなく、ただただ国家の存続だけを考えていた。軍の上司に対しても、媚びることなく自分の信念を
Posted by ブクログ
ケマル・アタチュルクの人生、業績に焦点を絞った著作。最後に、アタチュルク後のトルコを簡単にまとめている。著者の『オスマン帝国』と併せて読めば、イスラムの勃興から現在のトルコ共和国まで、オスマン帝国とアタチュルクの時代を中心にトルコの歴史をザックリ押さえることができる。
これまでガリポリの英雄でトルコ共和国建国の父という程度の知識しかなかったが、出生や幼年期の経験、友人や女性との交友関係、その当時のバルカン情勢なども追うことでどんな人かというイメージが湧いてくる。
本書の内容というよりも読んで感じたことを何点か記したい。
・アタチュルクの行動範囲や視界を見ると、サロニカ生まれで軍人時代の任地
Posted by ブクログ
存在はもちろん知っているが、実はオスマン帝国について何も理解していなかったことが改めて理解できる一冊。
オスマン・トルコ帝国と言えば、セルジューク朝に取って代わる形でトルコ系の盟主となったものの、ティムールに一度崩壊させられたが、メフメト2世が1453年にコンスタンチノープルを陥落させて千年王国を滅亡させ、スレイマン一世の最盛期には地中海を支配してウィーンも脅かし、プレヴェザの海戦で欧州連合軍を撃破した。その立役者がヨーロッパから拐われた白人奴隷によるイェニチェリ軍団。しかし、1571年のレパントの海戦で負けてから退勢に入り、後はロシアを中心とした欧州勢にやられるがままで、領土を削られ、第一
Posted by ブクログ
中公新書の「ケマル・アタテュルク-オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父 」に続いて読んだが、分かりやすく面白い。すっかり小笠原先生のファンになってしまった。淫蕩なイメージのある「ハレム」についてその歴史からその構成員を主軸に描いている。巻頭にオスマン帝国周辺地図と歴代スルタンの一覧があり、本書を読み進める上で非常に役に立った。「ハレム」という王位継承者を確保するのに最適な官僚機構について興味深く学ぶ事ができた。
【第1章 ハレム前史】
王族女性が「トルコ・モンゴル型」から「アッバース朝型」への変遷過渡期に2代目スルタンの寵姫ニルフェルの存在があったとの事だが、その変遷理由が分からなかった。スル