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Posted by ブクログ
何気なく借りた本だったが、出だしの球面世界から惹き込まれる。赤ちゃんの視野やともこさんの視線を追って読むと自分が覗かれているような
不思議な感覚に導く。この不思議な感覚
や疑問が、朝永振一郎さんの言葉
(不思議だと思うこと、これが科学の芽です。
よく観察して確かめ、そして考えること、
これが科学の茎です。そうして最後になぞが
とけるこれが科学です。)に繋がっていく。
ともこさんが営む学生寮ドミトリーに下宿している4人の若き科学者 朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹。
中でも『マキノ君 蝶々です』が好き。
袴姿のマキノ君がイケメンっていうのもあるが、
蝶が花の受粉の役割を担うのを人間の婚礼に
見立てわかりやすく説明し、ヒラリと舞う
マキノ君の姿が魅力的で、漫画で、牧野富太郎
の世界観をこんな風に楽しく豊かに表現する
高野さんは凄いなと思った。
Posted by ブクログ
とても良かった。
自然化学の本の読書案内。
高野氏はいままで、絶対安全剃刀と棒がいっぽん、るきさんしきぶとんさん〜(絵本)しか読んだことがありませんでしたが、柔らかで繊細な、自由きままな線と温かみがありながら淡々としたストーリー(どこか観測者的な)がとても好きで。
動機は高野氏のあとがきに…その目論みは大成功、ぜんぶの本が読んでみたくなりました。なんてあたたかな…ほんとうに、寮母さん おかあさんの眼差しで、あたたかく、それでいて入り込みすぎない…見守る姿勢、意志・意図が線に、まんがというものがたりに、ここまで表現し得るのか.と腰を抜かしました。
話題の牧野富太郎氏も登場します。とっても魅力的なお姿で…ひらひら。
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