【感想・ネタバレ】ドミトリーともきんすのレビュー

あらすじ

不思議な学生寮「ともきんす」に暮らす〈科学する人たち〉朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹……彼らが遺した文章と一組の母娘の出会いを描く、高野文子11年ぶりの新作コミック。

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これは なんと素敵な一冊でしょう
中谷宇吉郎さんが 好きな人
牧野富太郎さんが 好きな人
湯川秀樹さんが 好きな人
朝永真振一郎さんが 好きな人

手塚治虫さんが 好きな人
中原中也さんが 好きな人
宮澤賢治さんが 好きな人
ビアトリクス・ポターさんが 好きな人
バージニア・リー・バートンさんが 好きな人
レイチェル・カーソンさんが 好きな人

「詩と科学が遠いようで近い」の雰囲気を
持っておられるさまざまなお人たち

手元に置いて
何度でも
いつでも
手に取りたい一冊です

1
2020年01月24日

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朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹という4人の科学者が同じ下宿屋に住んでいたら…という設定で描かれる。4人のうち中谷さんだけは岩波少年文庫の『雪は天からの手紙』など読んだことが❄️(すごくいい本です!)
湯川氏曰く科学と詩は近く、それは「出発点が同じだからだ。どちらも自然を見ること聞くことからはじまる。バラの花の香をかぎ、その美しさをたたえる気持ちと、花の形状をしらべようとする気持ちのあいだには、大きなへだたりはない」。私と夫みたい(牧野氏みたいな人)。湯川氏の著作読んでみたい☺

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2025年08月06日

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東京新聞に山崎ナオコーラさんの書評が載ってて、なんか聞いたことあるタイトルだなと思ったら2014年10月に買ってました。でも本棚から見つけるのが大変で、ついでに本棚の整理にもなってしまった本です。私は朝永振一郎さんの「物理学とは何だろうか」を読んで物理が好きになりました。その朝永さんも登場するとても楽しい一冊です。朝永さんの文章は、とても分かりやすいですが、高野文子(ふみこ)さんの漫画も自然に頭に入って来て素敵です。

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2025年03月22日

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とても良かった。
自然化学の本の読書案内。

高野氏はいままで、絶対安全剃刀と棒がいっぽん、るきさんしきぶとんさん〜(絵本)しか読んだことがありませんでしたが、柔らかで繊細な、自由きままな線と温かみがありながら淡々としたストーリー(どこか観測者的な)がとても好きで。
動機は高野氏のあとがきに…その目論みは大成功、ぜんぶの本が読んでみたくなりました。なんてあたたかな…ほんとうに、寮母さん おかあさんの眼差しで、あたたかく、それでいて入り込みすぎない…見守る姿勢、意志・意図が線に、まんがというものがたりに、ここまで表現し得るのか.と腰を抜かしました。

話題の牧野富太郎氏も登場します。とっても魅力的なお姿で…ひらひら。

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2023年04月02日

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面白かったです。そして、登場される明治大正昭和をまたにかけた天才秀才たちの本を読んでみたいなと、次々読書が繋がりました。ぶつりはわかりませんが、湯川秀樹先生の旅人という随筆は、幼少期からの環境や思っていたこと、感じていたことが書かれていて、そういう家族で、こういう少年で、ああゆう天才だったのかぁと、興味深く読めました。

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2022年12月05日

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科学は全然くわしくないけど、ちょっとくわしくなりたくなる。理経の人はクールで難しいみたいな偏見がくつがえされて、すごくほっこりする。ちょっと不思議でやさしい気持ちになる

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2021年06月11日

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最近読んだ本の中でもベストかも。柔らかいタッチで描かれているけど、作者の深い知性を感じる内容でした。きん子ちゃんがほんとうにかわいい。癒し。

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2021年01月05日

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ネタバレ

川上澄生の明治の版画を思い出した。時代の距離感がちょうど3世代分くらい、というところか。文体と画風との違い、製図ペンで書いたという均一な線。最後の3ページのなんというリリック。

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2018年11月07日

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トモナガ君、マキノ君、ナカヤ君、ユカワ君が住んでるドミトリー。こんな寮に学生の頃住んでたらと想像しながら読みました。4人の中では特に雪の結晶で著名な中谷宇吉郎の本「科学の方法」に強く影響を受けました。

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2018年03月22日

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独特な世界観と絵の柔らかさと自然、この世にあるもの、そこにただあるものの美しさ。
意味を見出すのは人間のエゴと知と能力。

文字と絵から、優しさを感じた。

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2017年09月03日

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前から気になっていた本を、胡桃堂喫茶店の本棚で見つけて読破。とっつきにくいと思っていた科学の考え方がとも子さんときん子ちゃんとの掛け合いでするすると読める。

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2017年07月30日

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ネタバレ

時々思い出しては読んだので1年もかかった。

とても面白い!

とある企業の宣伝誌で紹介されていて面白そうだったので,楽天ポイントを利用して購入。

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2016年04月23日

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まず印象に残ったのは絵の美しさ。柔らかくて繊細な線やコマの間に流れる静けさが心地よく、読んでいるだけでゆっくりとした時間の中に引き込まれていくような感覚になります。
「科学」と聞くと難しそうで、少し身構えてしまうところがあるがこの作品では、科学の世界をマンガというやさしい形で伝えてくれていてとても新鮮に感じました。
登場する科学者たちが“○○くん”と呼ばれて親しみやすく描かれていることで、「すごい人」ではあるけれど「遠い存在」ではなく、身近に感じられる。

特に、科学の考え方や感じ方を、日常の風景や会話の中にさりげなく取り入れているところが印象的で、難しい説明ではなく、「こんなふうに考えるって、ちょっと面白いな」と思わせてくれるような場面が多かったです。

これまで科学に興味がなかった人や、苦手意識がある人でも、この作品を通して「科学ってこんなふうに感じてもいいんだ」と思えるきっかけになると思います。

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2025年09月27日

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ネタバレ

高野文子さんの漫画、初読み。
なんとも心地の良い語りの距離感とイラスト。

朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹といった日本を代表する偉大なる科学者達を”ともこ”と”きんこちゃん”の営む想像上の下宿に住まわせ、対話し、その名著達を紹介するという、漫画という形式にして極めて学術的試みの作品。

それぞれの学者達の理論を象徴するかのようなモチーフ選びとそれを表現するコマ割りが秀逸。
時間、空間を忘れ意識が引き込まれる。

章末の引用や著作のエッセンスの紹介文などは正直高尚すぎてよくわからないのだが、こういう熱い想いが未来を切り拓くのだなぁというところはいたく実感。
著作を読んでみようと思うにはまだハードルが高く感じるが、こういった紹介は見識をわずかばかりでも広げることができる意味でありがたい。

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2023年10月14日

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この透明な感じは、高野さんの作風なのか、紹介している科学者たちのエッセイの文章自体が持つものなのか。ちょっと違った時間の中に放り込まれるような、不思議な読後感。

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2021年06月27日

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とても優しい内容で、じっくり考えたくなる素敵な本だった。想像する「もしも」の世界の設定がそもそも素敵。そうやって歴史の偉人たち、文豪たちと、心のなかでひとつ屋根の下で暮らし、毎日問を見つける生活はなんて楽しそうなんだろう。登場する若き四人の科学者たちが追究した自然科学の世界のことは一ミリも理解できてないものの、たぶんその本質にあることに、触れさせてもらったのかもしれない。そして絵が素敵!高野さん、大好きになりました。

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2021年06月20日

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漫画ではあるが漫画を超えている.
四人の科学者が寮で暮らしているという設定で,湯川秀樹,牧野富太郎,朝永振一郎,中谷宇吉郎のそれぞれの著作を紹介しながら科学の一部を漫画で表現.科学的なことはともかく科学者たちの人間性に触れることのできる本.「ともきんす」がG・ガモフのトムキンスの冒険からきてるのもシャレている.女の子なのにあんまりかわいくないきん子がまたいい.

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2020年07月10日

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どこで気になったのか忘れたけど、漫画系の受賞がいくつかあるみたいだから、それを見てチェックしたんだったかな。科学系読み物のブックガイドになっていて、各著作内容のさわりを、分かりやすく漫画化してくれているから、読書の動機付けにはもってこい。個人的には、気になった作品は特になかったりするけど(苦笑)。

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2020年02月17日

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難しそうな内容だけどキャラクターがよくってよく読める
ナカヤ君の本は、読んだ事があるから、さらに親しみがわく(^^)

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2018年09月28日

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高野文子さんの本です。それだけで、社会的事件‼︎となってしまう作家さんなので、静かに味わうのみです。

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2018年01月27日

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難しくて敬遠しがちな科学の世界を、シンプルな絵と文章で優しく招待してくれる本です。「科学ってなんだろう?」「科学に興味があるかも」と思った人にとてもおすすめ。すでにどっぷりと科学に浸っている人は、科学者としての初心にかえれる本だと思います。普段何気ない風景の中にある〝当たり前〟に疑問を持ちつづける。そんな偉大な科学者たちを知ると、自分がいかに何も見ていないのかがわかる。最後の湯川秀樹の「詩と科学」の話は、科学者というよりも、ひとりのアーティストの言葉といっても過言ではない。高野文子さんにも興味が出ました。

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2017年01月17日

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漫画で紹介する科学の本とお話。
小さな下宿屋「ドミトリーともきんす」に住むのはトモナガくん、マキノくん、ナカヤくん、ユカワくん。(朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹)著名な科学者が学生の姿でお話ししてくれる。

漫画は読みやすく、シンプルで、シュールで、微笑ましく、優しい。寮母のとも子さんのマイペースで前向きでおっとりした感じと、1歳くらいの娘、きん子ちゃんと無邪気でどこか大人びた可愛らしさに癒される。

紹介される本と科学の話は正直難しい。噛み砕かれているけど難しい。

でも、科学者と著者の科学への愛が感じられて気持ちいい。幾つかいいなと思う文章や本もあった。

中谷宇吉郎の本は何度か読み挫折しているけど、やはりどこかに惹かれるなと再認識。牧野富太郎とは初めて出会った。花の全てに無駄がないという文章を読み、花物語が読んでみたくなる。

湯川秀樹の科学と詩という詩。とてもよかった。
科学者は詩人と同じ、詩情のようなものを発見するのだな。

「ひとりの人によって見つけられた詩はいくらでも多くの人にわけることができる。」この本もそんな役割を果たしているのだな。と温かい気持ちになった。

漫画は手塚治虫を感じる。滑らかでコマ割りや距離感が多彩で読んでいると静かな中にも動きがあって面白い。こう書きたいけど難しいな。素敵!

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2016年02月13日

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この本を小学校高学年-中学生の時に読んでいたら(その頃にはこの本ないけど),もっと真面目に勉強をするようになったかもしれない.

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2018年10月07日

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ネタバレ

ドミトリーともきんす

天才高野文子氏の科学エッセイ入門といったかんじでしょうか。
科学界の著名人たち、朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹氏たちが寮婦のともさんとその子供のきん子ちゃんにより、その著書の一部が引用されて、その世界に案内されます。
題名はジョージ・ガモフ氏の「トムキンスの冒険」のもじり。
理系である科学者の言葉を文系である高野氏のセンスで語りなおすというところに本書の意義があるのかもしれません。
いくつかの著作、読んでみたくなりました。
特にトムキンスの冒険!

竹蔵

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2025年11月19日

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朝ドラの牧野富太郎が出てきたはず…と思い再読。
前回も今回も、難しくてさっぱりわからなかったけど、不思議な雰囲気が好き。牧野富太郎の話はわかりやすい。
朝永振一郎のエピソードだったか、鏡を見ながら家の中を歩き回るのは私も幼少時よくやっていたので嬉しかった。
科学って、哲学みたいだと思った。次元が違うほど頭がいい人っているんだなぁ、ありがたいことだ。絵が手塚治虫みたいなところがあった。

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2023年04月16日

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ずっと積読だった漫画をやっと読んだ。
最初は難しい話かな、と思ったが、牧野富太郎が出てきたりと、楽しく読み終える事が出来た。
「詩の朗読」の章が良かった。

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2023年02月27日

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牧野富太郎について気になっているものの、どこから手をつけようか迷って、この本から入ろうと手にとってみたら、思った以上に興味深い内容でした。

四人の科学者が暮らすドミトリーともきんす。寮母さんと娘さんと彼らの会話から、彼らがどんなことを扱っていたのかわかり、しかも彼らのエッセイを中心とした読書案内もしてくれて、いい本でした。

研究内容だけに特化していたら、多分わからなすぎて敬遠していたと思うのですが、エッセイを中心に紹介してもらうと、その人の人となりも一緒に知ることができるので、興味が持てる気がします。さて、牧野さんのエッセイを読もう。

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2022年12月23日

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ネタバレ

Book Cafeで、ふと気になって手にしてみた。
著者のプロフィールに、「2003年に手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞」とあり、なるほどな、という画風に納得。

不思議な学生寮「ともきんす」の二階に、時代も異なる4人の科学者(の卵?)である学生が下宿しているという体で、物語が進む。
個々の回で、それぞれの科学者の著作のなかの印象的な言葉を中心に、その科学者のパーソナリティや、研究対象への興味、世に伝えたい思いを探っていく。

独特のペーソスと、科学者たちにも若い学生時代があったのだなと、そのヒトトナリに触れるようでもあり、面白い。

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2022年01月04日

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おまけのような位置付けの、冒頭の『球面世界』が、発想が奇抜で一番面白かった。
きん子ちゃんが作中で少しづつ成長してしているのが嬉しい。

四人の科学者(とガモフ氏)はそれぞれカッコよく、紹介してある本を読みたくなった。

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2021年11月27日

Posted by ブクログ

持ち歩ける膨大な世界があることで知ったつもりになっているけれど、知らないことは身近に たくさん たくさん、だなぁ。

あたらしい目に、あたらしい脳に、あたらしい手に
「知らない」が溢れることを願う。

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2019年06月14日

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