渡邉義浩の作品一覧
「渡邉義浩」の「三国志凶漢伝 暴喰の董卓」「魏武注孫子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「渡邉義浩」の「三国志凶漢伝 暴喰の董卓」「魏武注孫子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「三国志」と「三国志演義」の違いについて分かりやすく書かれており、凄く勉強になった。また、曹操の文学奨励は儒教価値観に対抗する新たな価値観形成のため、孫子の注釈を行ったのは自分が不在の戦場でも部下と戦術を共有するため、天下三分の計は諸葛孔明ではなく魯粛の発案であった事等々、目から鱗。劉備が臨終の際に孔明に劉禅を託すと同時に暗愚であれば簒奪しても良いと言ったのは孔明に対する牽制というのも、豊臣秀吉が臨終の際に豊臣家の守護を徳川家康に託した後に滅亡させられた事を考えると納得できる考察である。また、九品中正法等の制度についても中身を理解できた。渡邉義浩さんの本は(専門書は当然難しいんだろうが)分かり