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新しいアイデアは、往々にして敵対する人のなかにあるものです。敵対するということは、自分だけでは気づけない何かが、相手のなかにあるからです。それを探らないで最初から突っぱねてしまうのは、非常にもったいない。「会話のなかに反対意見が差し込まれたら、ラッキーと思え」。相手の異論を宝物として、「戦略的な思考」をもって向き合うことの意味です。それは「自分を成長させてくれるまたとないチャンス」なんです。
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Posted by ブクログ
授業にゲストとしてお越しいただいた根津さんの、アイディア発想やコミュニケーション術の本。なにか新しいプロジェクトを進めるとき、特に大企業や役所の方々と組むときに、どうしてもぶつかる「壁」。これを災難のように捉えがちであるが、逆にブラッシュアップの材料として活かしてしまおうという、まさに逆転の発想術。そもそもコミュケーションする相手は他人であり、相違点があって当たり前。日本では「阿吽の呼吸」に代表される「察する文化」を長く継続してきたので、摩擦を恐れる傾向があるんだろうな。欧米はどちらかというと「理解する文化」。世の中、オープンでグローバルで多様性を大事にとかいいながら、「空気を読む」ことを評価したりする。少しづつ変えていかないとね。特に本書にある「コミュニケーションの問題は相手のなかに良い点を見いだせていない自分の問題である」という指摘は今後心がけていきたい。
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