堀茂樹の作品一覧
「堀茂樹」の「我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか」「我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「堀茂樹」の「我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか」「我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
あぁ……余韻がすごいかも。
全部で六十二からなる章での構成。
その文体は、
双子ちゃんの作文のような…
日記のような…
各章のタイトルがなかなか秀逸で…
長くても2〜3頁だからすぐに読めちゃう。
そのひとつひとつが『悪童日記』
淡々と書いてあるの。
良いことも悪いことも。
好きも嫌いも。
あっ…でも決して嘘はついてなくって…
だからかなぁ なんか怖いの。
ぼくらは「大きな町」からやって来た。
って、子供らしさ満々でしょ。
なんか読むの楽しみ♪
だったんだけど…
えっ?の連続。
ズル賢いのレベルじゃなくって…
でもね、優しいところもあるの。
頭が良くって…大人をも論破しちゃうみたいな
Posted by ブクログ
戦争というものは、かくも人の心を傷つけ続けるものなのかとあらためて思う。リュカは激しい悲しみと孤独の人だけれど、他の人々もそれぞれひとりひとりが喪失の物語を持つ。ヴィクトールの「すべての人間は一冊の本を書くために生まれた」という言葉にあるように。
それにしても謎が回収されないままに終わってしまい、読者であるわたしは置いてけぼりだ。最大の謎は「兄弟」の存在だけれど、それ以外にもある。なぜリュカはこれほどまでにマティアスに執着したのか、なぜヤスミーヌを殺したのか、なぜ彼は神に祈らないのか...。3体の骸骨の下にある藁布団が「生温か」かったのはどういう意味なのかもよくわからなかった。アゴタ・クリスト