シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧

作者名 :
通常価格 968円 (880円+税)
紙の本 [参考] 1,012円 (税込)
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作品内容

『シャルリとは誰か?』で私はフランス社会の危機を分析しましたが、11月13日の出来事〔パリISテロ〕は、私の分析の正しさを悲劇的な形で証明し、結論部の悲観的な将来予測も悲しいことに正しさが立証されてしまいました。
――「日本の読者へ」でトッド氏はこう述べています。

本書が扱うのは2015年1月にパリで起きた『シャルリ・エブド』襲撃事件自体ではなく、事件後に行なわれた大規模デモの方です。「表現の自由」を掲げた「私はシャルリ」デモは、実は自己欺瞞的で無意識に排外主義的であることを、統計や地図を駆使して証明しています。

ここで明らかにされるのは、フランス社会の危機であり、西欧先進国にも共通する危機で、欧州が内側から崩壊しつつあることに警鐘を鳴らしています。ユーロ、自由貿易、緊縮財政による格差拡大と排外主義の結びつきは、ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』にも通じるテーマで、前著の議論がより精緻に展開されています。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春新書
ページ数
320ページ
電子版発売日
2016年02月05日
紙の本の発売
2016年01月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
6MB

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シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年04月04日

    翻訳,しかもフランス語の翻訳であることもあって読みにくいというのが率直な感想.自分の理解力不足ももちろんだけど.
    国内に住んでいる人々と移民の「同化」というのはこの国にいるとわかりにくいのだけど,著者はそこに希望を見出しているように読める.

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    Posted by ブクログ 2018年01月28日

    フランス国内向けなので、地名とかピンとこない所も多いけど、フランスで起きているライシテを隠れ蓑にしたイスラム排除は、日本の嫌韓嫌中とよく似ている。その理由も、急激な世界との融合により自分たちの失われつつある昔の文化や価値観への郷愁で、高齢化がその一因でもあること、などよく似ている。世界中どこも同じ問...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月31日

    翻訳本でもあり、そもそも学者の書いているいちいち論理にこだわっている本なので、実に読みにくいのですが、ようやく読み終えました(途中で他の本を読んでたりもしましたけどね)。

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    Posted by ブクログ 2016年05月24日

    E.トッド氏の文春新書関連で一番この本が面白いと思った(前著は感情的な主張でややシラけた)。「第1章 宗教的危機」は何度か読み返した。

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    Posted by ブクログ 2018年02月24日

    20180111〜0131 2015年1月の「シャルリ・エブド」襲撃事件を受けてフランス各地で行われた「私はシャルリ」デモ。「表現の自由」を掲げたこのデモは、実は自己欺瞞的で無自覚に排外主義であった-- と、著者は断じる。私も、これら一連の事件とデモは、とても違和感を覚えた。この事件の背景にある事象...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月27日

    力強い一冊。とにかく一行、一言に力がこもっていて読む方も力負けしないようにしないと折れてしまいそうになる。
    自分は「私はシャルリ」に違和感を覚えたが、その違和感がなんだったのかが明確に記されていてわかりやすい。

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    Posted by ブクログ 2016年10月29日

    イスラム諷刺画がISの怒りを招き、テロ事件のターゲットになったフランスの「シャルリ・エブド」。15年1月は「私はシャルリ」とのプラカードを掲げる400万人の大デモが行われた。暴力に対する民主的なアピールとして報道されているが、イスラムを冒涜する自由とは何なのか!?実は排他主義の横行ではないのか。フラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月29日

    緊急出版であり、急いで訳したためか生硬で読みづらい。作者が日本の無宗教に触れているが、無宗教というカタチの日本教は今後グローバリズムや新自由主義の荒波の中で心の空白を埋めることができるだろうか。

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    Posted by ブクログ 2016年03月06日

    「シャルリ・エブド事件」を軸に、フランス社会、ヨーロッパ社会に対する批判を展開する。
    その手法は、各地域の人口動態(デモ参加率、投票行動、信仰、階級等)や家族構造といったデータの分析に基づくものであり、説得的である。

    基本は現在のフランス批判であるため、フランスの地理、歴史、政治についての予備知識...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月01日

    本書を駆け足で読み、エマニュエル・トッド来日講演を聴きに行った。サブタイトルが原題では「宗教的危機の社会学」であり、文庫化に際してこちらがメインタイトルとなったことから分かるように、トッドはシャルリ・エブド事件やそれに続くイスラム系組織によるテロを主題にしているのではない。現在のフランスが置かれた状...続きを読む

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