第三の嘘

第三の嘘

726円 (税込)

3pt

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ベルリンの壁の崩壊後、双子の一人が何十年ぶりかに、子どもの頃の思い出の小さな町に戻ってきた。彼は少年時代を思い返しながら、町をさまよい、ずっと以前に別れたままの兄弟をさがし求める。双子の兄弟がついに再会を果たしたとき、明かされる真実と嘘とは? 『悪童日記』にはじまる奇跡の三部作の完結篇。

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第三の嘘 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    敢えて辻褄の合わなさを逆手に取ったようなこの第三部。悲劇に違いないのに、何だろううこのクールな終わり方は。静かな衝撃が持続している。

    0
    2024年12月01日

    Posted by ブクログ

    凄まじい三部作だった。
    『悪童日記』『ふたりの証拠』そして本作『第三の嘘』と、それぞれの作品に異なる衝撃があり、そして二作目を読めば一作目の、三作目まで読むとシリーズ全ての、見方や印象がガラリと変わってしまう。
    「真実」がどうであるのか考察することにさほど意味はないだろう。重層的かつ撹乱するような複

    0
    2024年04月03日

    Posted by ブクログ

    二人の証拠のラストで、エエェ!
    てなった後の本作。
    悪童日記や二人の証拠であった若々しさ等はなく、
    老いたリュカとクラウスの話。
    全体を通じ、悲哀に満ちていて、なんとも言えない気分に。
    内容が悲哀に満ちているのもそうだが、一人称の私が、リュカとクラウスどっちがどっち?てなることもあったのでもう一度読

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    「んっ?」ってなって、「あぁ。」ってなって、最後は「えぇぇぇっ?」ってwww
    もしかしたら、コレも嘘かもしれない。

    0
    2023年02月23日

    Posted by ブクログ

    ストーリーの整合性を予め確保した、一般的な小説を目指し書いたのではなく、自身の内側に漂い続けているものを小説という形をとって表現したのだと思う。
    訳者の解説が巧みで素晴らしかった。


    双子の、「でも、あなたは、今しがたおっしゃいましたね。〝苦しみは減少し、記憶は薄れる〟って」という言葉に対し、不眠

    0
    2022年10月01日

    Posted by ブクログ

    今、語っているのはいったい誰なのか?
    虚構と現実が入り乱れ、文字列に振り回されるような読書体験が面白かった。

    いってしまえばフィクションは本来すべて“嘘”だが、私たちは物語の内側に入り込み、登場人物と一緒に一喜一憂したりする。
    ところがこの三部作には、没入したはずの自分自身をも俯瞰し、これは信

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    本当も嘘も何もわからない。たどり着いたところは失望とも絶望とも違う、あえて言うなら「疲れちゃったよ…」
    こんな陰鬱な物語がその昔、景気の良かった日本で大ヒットしたのはなんでだろう。宗教による救いも無い世界が日本人にフィットしたんだろうか。

    0
    2024年08月18日

    Posted by ブクログ

    「悪童日記」の続編。
    「ふたりの証拠」のラストにはかなりの衝撃を受けたけど、この「第三の嘘」では更に物語が二転三転する。クラウスとリュカの物語がパラレルワールドのように展開していき、まるで入れ子細工みたいな物語だった。
    この三冊目を読んで、リュカと血の繋がらないマティアスが不気味なほどリュカに似てい

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    ふたりの証拠の最後で「えーっ?」と思って急いで読み始めた第三の嘘。疑問がするする解けると思いきや、更にえっ?あれ?と混乱。どこまでも陰鬱で、心を削られるような哀しみが続くのに読まずにはいられない魅力がある。

    0
    2023年12月05日

    Posted by ブクログ

    「悪童日記」「ふたりの証拠」と3冊一気読みして、読後ゾワッとした。時系列、人物描写、思い出して辻褄合わせようとしてもグルグル合いそうで合わない、繋がらない。再読しても完全に理解できるかどうか…。作者の闇を感じたのは私だけかな。

    0
    2023年05月15日

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