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Posted by ブクログ 2022年12月26日
本作の著者アニーエルノーは2022年のノーベル文学賞を受賞された方だったので、本書を読んでみましたが、まさにタイトル通り「とても激しい、パッション!」を感じる本でした。
ストーレートで熱い熱を感じるような本で、火傷したような読後感になりました!
賛否両論ありそうな作品だと思いますが、私は、とても印象...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月23日
情熱、とだけ聞くと
何かほとばしるような、
熱くて燃えるような、
エネルギーに溢れる、
そんなことをまず連想するのは、
なんでだろう?
熱、という字が入ってるからかな?
一方で、熱いだけではない情熱というのも
ある気がする。
一瞬湧き出た後にも残るエネルギー?
まだまだ消えないよ、という感じか?...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月01日
こんなに恋に溺れて、こんなに冷静に記述できるのか。
この恋は性的な行為を行うだけで、素敵な会話やデートやイベントなどは全くない。だけど恋する著者の頭は彼のことでいっぱいで、何をしていても彼のことばかり考えてしまう。
恋、恋情、激しい恋、情熱。様々な色のパッションが描かれる。
言葉が美しく飾らず荒...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月19日
とても感動的な本。外部からの「苦痛」であるパッションを、それに捕らわれながらもなお明晰さを失わず、自立を保っている。そんな彼女の文体は、彼女のパッションに限りなく近い。書くことと愛することが同義であるように。シンプルな情熱、それはとても純粋で、冷たい透き通った水のよう。直截的な表現で少しも自分を誤魔...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月22日
ノーベル文学賞つながりで、川端康成を本屋で買ったついでに平積みされているのをなんとなく購入。
私生活を書く人だと言うことくらいしか知らずに読む。
率直な感想は「私にはもはや遠い思い出」という感じ。
誰かを熱烈に想ったり待ち侘びたりする季節は過ぎ去ってしまった。
描写は簡潔でそっけないほどだ。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月12日
"passion"
元々の"受難"という意味もあり、
恋、情熱に生きるということは
自分の魂を奪われて、
意志が強く見える一方で、ある意味
主体性をなくしてしまっていることなのかも、なんて。
欲することの限界を向かえたいような、
向かえたくないような。
終わ...続きを読む
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