古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで

古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで

1,265円 (税込)

6pt

人類初の文明は5500年前のメソポタミアに生まれた。灌漑農業、都市、文字など、現代でも必須な文明の要素は全てこのときにシュメル人が発明した。その後、「目には目を」で名高いハンムラビ王、初の世界帝国を築いた新アッシリアのアッシュル・バニパル王、「バビロン捕囚」で悪名高いネブカドネザル二世など数々の王たちが現れ、様々な民族の王朝が抗争を繰り広げる。イスラームの登場まで、4000年の興亡を巨細に描く。

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古代メソポタミア全史 シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    紀元前3500年から500年までのメソポタミア、アッシリア・アッカド・バビロニア地域の歴史。中国の歴史を上回る民族と地域の動乱。ユーフラテス河領域には紀元前4000年頃からシュメル人が都市を作り、紀元前1800年ごろバビロンができた。ウルクが中心都市となる、ウルク古拙文字が楔形文字の前身として生まれ

    1
    2021年01月10日

    Posted by ブクログ

    本文もわかりやすくて明快な文章が素晴らしいが、あとがきを読んで更に著者が好きになってしまった。

    よくあとがきの締めくくりは「〜年 春」などと書かれるが、本書の場合は「無敗のコントレイルがダービー馬になった年(二◯二◯年)」である。これ上手すぎて笑っちゃった。古代メソポタミアの風習と、あとがきの慣習

    0
    2022年05月28日

    Posted by ブクログ

    シュメルから始まりイスラームの登場までの4000年における、諸王朝の興亡を描く。非常に興味深く読めた。これだけ古い時代の歴史や体制がある程度復元できているという事実に感嘆せざるを得ないし、楔形文字は偉大だと実感する…

    0
    2020年11月17日

    Posted by ブクログ

    まさに副題の通り。シュメルからサーサーン朝に至るまでのメソポタミアの通史。 複雑に交錯する諸勢力の動き、文明のルーツとしてのメソポタミア――この一冊に4000年の歴史がわかりやすく凝縮されている。主要な勢力・王の治世についてその流れを追うとともに、文化や経済・社会のあり方にも筆は及んでいる。 古代メ

    0
    2020年11月06日

    Posted by ブクログ

    市販されている年表、地図ではわかりえない歴史を学ばさせてもらった。
    古代メソポタミアに関する書籍。
    年表ではひとつの王国が消えるとそこでその王国は歴史から消滅するが、じつは連綿と小さくとも生きている。
    シュメル、アッシリアの復活。その反面、バビロニアのように同じ名前でも違う種族の王国であったりする。

    0
    2020年11月06日

    Posted by ブクログ

    メソポタミアがどこなのかボンヤリしてたのがだいぶ分かったような気がする。金や銅や鉄などの産地や宗教の発達も興味深い。

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    小林登志子氏による、古代メソポタミアの歴史解説。冒頭、高校生や一般向け、と述べているが、中々どうして細かいところまで触れている(と思う)。同じ筆者の古代オリエント全史と重複するところが多いが、メソポタミア(正しくはバビロニアとアッシリア、今のアラビア半島北部)を舞台に勃興した各文明と民族を紹介してい

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    メソポタミアの文明興亡。

    いかに"紀元前"というくくりが主観的な整理学か、認識できると思います。

    0
    2023年04月28日

    Posted by ブクログ

    はじめに、に記載されている内容が興味深い。

    古代メソポタミア史から得られることは何か、と問われ
    日本は日本人の人口減少に伴い外国人の数が増えている。将来、旧日本人と新日本人(外国人)と呼ばれるようになるかもしれない。そのような国の移り変わりはメソポタミア史ですでに何度も起きている。そこから学べるこ

    0
    2022年11月07日

    Posted by ブクログ

    紀元前五千年から都市文明はすでに始まっていて、この時に出来た社会制度が現在の社会に繋がっていく。壮大な歴史。

    0
    2021年08月19日

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