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Posted by ブクログ
紀元前3500年から500年までのメソポタミア、アッシリア・アッカド・バビロニア地域の歴史。中国の歴史を上回る民族と地域の動乱。ユーフラテス河領域には紀元前4000年頃からシュメル人が都市を作り、紀元前1800年ごろバビロンができた。ウルクが中心都市となる、ウルク古拙文字が楔形文字の前身として生まれる。またギルガメシュ叙事詩が書かれた。
都市国家群を統一したのがサルゴン率いるアッカド王朝で、その後しゅメル人のウル王朝が引き継ぐ。
その後は、北部のアッシリアと南部のバビロニアのメソポタミア地域の覇権争いが起こる。ハムラビ王もここで出てくるが、アッシリアのシャムシ・アダド一世はそれを超えるゆう雨力な王だった。
それぞれが西部のアナトリアやエジプトとも交易、侵攻をおこなり広域化が進む。
最終的にはヒッタイト、ササン朝ペルシアに滅ぼされることになり、その後はアラブが席巻し、メソポタミア国家がグローバルな覇権争いには絡まなくなる。
Posted by ブクログ
本文もわかりやすくて明快な文章が素晴らしいが、あとがきを読んで更に著者が好きになってしまった。
よくあとがきの締めくくりは「〜年 春」などと書かれるが、本書の場合は「無敗のコントレイルがダービー馬になった年(二◯二◯年)」である。これ上手すぎて笑っちゃった。古代メソポタミアの風習と、あとがきの慣習をどっちもメタったジョーク。アツい。とはいえ、2020年の1番良かったできごとがコントレイルっていうのは、やっぱりちょっと悲しいね。東京オリンピックがあった年、にはならなかったわけで。
高校世界史でもよく取り上げられる王朝や王の流れをわかりやすく書いているから、スマホのメモ帳に適宜メモを取りながら読んだ。
写真や地図も豊富に掲載されているから、飽きずに読める。古代メソポタミア、さいこ〜!!!
Posted by ブクログ
小林登志子氏による、古代メソポタミアの歴史解説。冒頭、高校生や一般向け、と述べているが、中々どうして細かいところまで触れている(と思う)。同じ筆者の古代オリエント全史と重複するところが多いが、メソポタミア(正しくはバビロニアとアッシリア、今のアラビア半島北部)を舞台に勃興した各文明と民族を紹介している。ローマ帝国の支配以降、土地に根付いた文化/民族はなくなり、イスラムの支配下へと食い込まれていくが、諸行無常の感がある。
読み物としては、氏が知っていることを一生懸命伝えようとしているのが伝わってくるが、伝えよう感が強すぎるきらいもある。しかし、逆に、着飾らずに知っていること、今わかっていることを伝えようという氏の情熱は文章から強く伝わってくる。 知識を得ると同時に、氏の人柄を感じさせる書だと思う。
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