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Posted by ブクログ
ギリシア、北欧などの神々やキリスト教やイスラム教、ヒンズー教の神などについては時々目にするが、古代オリエントの神々についてはよく知らなかったので、とても面白かった。
絵本で読んだギルガメッシュ王も実は、冥界の神だと知って驚いた。神仏習合は日本で顕著なのかと思っていたが、世界各地で行われていたことも知り、興味深かった。
昔の人々は大地や海を女神と考えることが多いと感じた。何かを生み出すという概念と、子どもを産む女性との連想が各地で共通であることも面白い。
古代オリエントについては、今では紛争地帯となってしまい、貴重な資料が次々となくなってしまっていることに暗澹たる思いがする。この状況を変えて少しでも人類の民俗的学問が進んでいくことをねがう。
Posted by ブクログ
単なる神々の紹介にとどまらず、オリエントの人々が神々とどのように関わっていたのか、後の宗教にどのような影響を与えたのなど多岐にわたる内容で非常に面白く、あっという間に読み終わってしまった。ところどころ横道にそれるが、全く無関係な話ではなく、むしろオリエント文化の奥行きを感じさせるものであった。特に「ブランコに乗る女性小像」から始まるブランコの話は面白かった。ブランコはもともと豊穣儀礼であり、インドからオリエント、日本を含めた多くの地域へ豊穣儀礼として伝播したとのこと。基本的に横道に逸れるのは好きではないが、このように主題の奥行きを感じさせたり、深い関連を示すものであれば歓迎である。
Posted by ブクログ
相関図を別に書き出さないと記憶に残らないほど多くのオリエントの神々がでてくる。
印象に残ったのは復活するドゥムジ神がイエスの話に影響を与えたこと。復活するドゥムジを嫌った旧約聖書とは違い、戦争で夫や息子を亡くした多くの女性が信じたキリストの新約聖書に生き返りを綴ったことは普及に意味を残したのでは。
さらにウトゥ神などの太陽神、ナンナなどの月神、エレシュギガルやギルガメッシュなどの冥界神。これは日本のアマテラス、スサノウ、ツキヨミの三柱に似てないか。一説には彫りの深い縄文人はメソポタミアから流れ着いたと。彼らがオリエントの神々を日本に当てはめたのかもしれない。
世界中の神々は相互に影響しあって変化をしてきたようだ。
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