シュメル―人類最古の文明

シュメル―人類最古の文明

1,034円 (税込)

5pt

五千年前のイラクの地で、当時すでに文字やはんこ、学校、法律などを創り出していた民族がいる。それが、今までほとんどその実像が明らかにされてこなかったシュメル民族である。本書は、シュメル文明の遺物を一つ一つ紹介しながら、その歴史や文化を丹念に解説するものである。人類最古の文明にして現代社会の礎を築いた彼らの知られざる素顔とは――?多様かつ膨大な記録から、シュメルの人々の息づかいを今に伝える。

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シュメル―人類最古の文明 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シュメル文明単独で書かれた本というのは意外と少ないです。そんな中でシュメル文明とは何かということの全体像をわかりやすく語ってくれる本書は非常にありがたい作品です。

    今から5000年前にこんな世界があったのかと読んでいて驚くばかりでした。

    楔形文字の発明や神話というメジャーな話題だけでなく、気候や

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    メソポタミア5冊目

    ポテロの本は、書かれた記録をもとに言えることを限定する歴史学者としてとても偉い姿勢で書いてあるけど、こっちは、考古学的なところへの視線が豊か
    あとは、シュメルにしぼってあるのも良い
    ポテロは抽象化、一般化しようとしており、そういう部分にすばらしい洞察が働いているし、いろんなヒン

    0
    2018年11月24日

    Posted by ブクログ

    最古の文明にしてその後の人類史の縮図となっているシュメル文明。シュメールではなくシュメルなのは、天皇=「すめらみこと」がシュメルのみこと、だとか、高天原はバビロニアにあったといった俗説が戦時中に横行し、学者がわざと音引きを入れたためらしく、アッカド語の原音にも正しくはシュメルだからとのこと。
    シュメ

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    文明歴史の最初の主役、シュメル。
    彼らの生活が鮮やかに甦っていた。シュメルといえば、メソポタミア文明の創立者であり、ウルク、ウルの都市文明で栄華を極めていた知識はあった。アニメでもギルガメッシュやイシュタルが取り上げられたりしている。
    ウルク、ウルだけが、この文明の主役ではなく、ラガシュ、ニップル、

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    シュメールの始まりからウル第三王朝までの歴史を書いた本。
    シュメールについての書籍は限られているので貴重です。
    シュメールは地政学的に紛争が尽きない場所なため、現代の戦争や移民問題などのヒントが詰まっています。

    0
    2023年07月03日

    Posted by ブクログ

    チグリス川とユーフラテス川に挟まれたメソポタミアの南部。
    世界最古の文明の地は歴史の教科書でもおなじみだ。

    その文明に一大変革を与えたのがシュメルである。本書は発掘
    された遺跡や遺物からシュメルの文化・社会制度・宗教などを
    読み解き、解説している。

    時代を遡ること5000年から3000

    0
    2017年08月24日

    Posted by ブクログ

     現在分かっている限りのシュメール文化について解説してくれる一冊。
     文字・教育・戦争・儀礼・信仰など、あらゆる側面からシュメール人を浮き彫りにしていく。

    0
    2016年10月31日

    Posted by ブクログ

    書籍だと、大抵バビロニアに抱き合わせで書かれるシュメールを主眼に据えた本。
    (バビロニア関係の記述が皆無ではなく、全体の3,4割くらいにバビロニア関係の記述が見えるけれど、まあ止む無いところはある)

    シュメールというのは、文字や農耕技術、車輪などを持ってメソポタミア南部に忽然と現れた文明で、現代に

    0
    2012年08月03日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    五千年前のイラクの地で、当時すでに文字やハンコ、学校、法律などを創り出していた民族がいる。
    それが、今までほとんどその実像が明らかにされてこなかったシュメル民族である。
    本書は、シュメル文明の遺物を一つ一つ紹介しながら、その歴史や文化を丹念に解説するものである。
    人類最古の文明にして現

    0
    2010年06月29日

    Posted by ブクログ

    良書。

    これまでシュメール(シュメルの方が原音に近い。なぜ長音を含むようになったかについては、本書「はじめに」で解説されています。)文明と言えば、『ドルアーガの塔』のモチーフになっている『ギルガメシュ叙事詩』の印象しかありませんでしたが、本書では、ギルガメシュ叙事詩は洪水伝説の起源の一つとして紹介

    0
    2010年04月17日

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