今野真二の作品一覧

「今野真二」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2024/04/25更新

ユーザーレビュー

  • うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に
    日本語の形態を「書きことば」、「話しことば」と「打ちことば」に分けて楽しめる議論が縦横に展開する著作だ.「打ちことば」はインターネット空間でやりとりされる言葉と定義している.さらに、「書きことば」の「話しことば」への接近が見られることへの懸念も表明している.ハードな「書きことば」を体験する機会が少な...続きを読む
  • 百年前の日本語 書きことばが揺れた時代
    【書き方の選択肢が幾つも存在した時代】
    について当時の辞書や文学作品をもとに考察されている。

    この時代を「豊か」と捉えるのか「乱れている」と捉えるのかは読者に任すと書かれている。
    私は「揺れ(書き方の幅)」を面白いと感じた。
  • 消された漱石 明治の日本語の探し方
     「誤植」は言語観察の妨げになることもあるが、その一方で人間の(言語)認知に関わる知見を与えてくれる契機になることもある。実は何が「誤植」で何が「誤植」ではないかの判断も難しいことがある。したがって「誤植」のようなものにも慎重に対応していく必要があることになる。(終章『それから』百年 pp.409-...続きを読む
  • うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に
    ことばの乱れが指摘されて久しい。
    この本でも言葉についての危機感を露わにする言論が多く、気が滅入りそうになる。

    これまで読んだ本では話し言葉の乱れが多かったが、この本では新聞記事の文章について指摘している点が興味深い。
    「ザックリ」「心が折れる」「降臨」などのよく見る表現…私も気づきませんでした。...続きを読む
  • うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に
    「はじめに」より

    「言語はそれを使う人の集団によって『共有』されている。(中略)多くの人に共有されている日本語も、限定された集団に共有されている日本語も、どちらも日本語だ。」

    その他

    「言葉は自然習得できる、というが、そういう場合の『言語』は『話しことば』のことだ。」

    「『情報』を目的に合わ...続きを読む

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!