ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
『源氏物語』を書いたのは誰と聞かれたら、多くの人は迷わず「紫式部」と答えるだろう。しかし現代の我々の常識は、必ずしも過去にはそのまま当てはまらない。残された写本や文献をつぶさに観察してみると、そこにはどんな日本語の姿がよみがえるだろうか。微かな痕跡からさまざまに推理する、刺激的な一書。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
筆者は書物を「時間が集積した物体」と表現しており、上代日本語から中世初期、それ以降の時代について史料を用いながら辿っている。 印刷技術のない時代だからこそ、その時代のスタイルや個人の癖が透けて見える。本著のとある章にもあるが、おたまじゃくしみたいな字であったり、写し書きで書き間違えたりと、「なんだ...続きを読むよこの字、読めねぇよ」とか「あっ間違えた。まぁいいや上から書き直すか」みたいな情景が目に浮かぶ。 また手にしているものが必ずしもオリジナルのものとは保証できず、未来にわたっては表現の良し悪しで書き換えられてしまい、著者が伝えたかった内容のニュアンスが微妙に変わったりしてしまうことは十分あり得そうだ。(そういう意味で、私はできる限り初版のものを読みたい派である。) 本著に記載はないが、ひょっとすると西洋の書物も書写するような時代には同じようなことがあったのかもしれない。 なお、個人的に”考古学”というにはやや大仰と感じてしまうところではある。
出だしは面白かったんですけど、後半になればなるほど、屁理屈や俺様理論に走っているように思えてしまったのは、気のせいでしょうか…。 とはいえ、日本語が文字を持つようになるまでの経緯(についての類推)や、万葉詩人の存在意義、ひらがなが統一されるまでの経緯、といったあたりは、なかなか興味深かったです
コアな学問ですね。 文字は内容を知るためのものと思っていました。 そうではなくて、色々な秘密が隠されているんですね。 微に入り細に入り研究するというのはたいへん。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
日本語の考古学
新刊情報をお知らせします。
今野真二
フォロー機能について
「岩波新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
うつりゆく日本語をよむ ことばが壊れる前に
試し読み
かなづかいの歴史 日本語を書くということ
漢字からみた日本語の歴史
漢和辞典の謎~漢字の小宇宙で遊ぶ~
教科書では教えてくれないゆかいな語彙力入門
教科書では教えてくれない ゆかいな日本語
消された漱石 明治の日本語の探し方
「言海」を読む ことばの海と明治の日本語
「今野真二」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲日本語の考古学 ページトップヘ